大学入試の在り方が高等学校に与える影響とは?大衆化する教育の「つながり」を再検討する。高校・大学の双方の見地から、橋渡しとしての大学入試システムの問題点を提示。学習指導要領と大学入学試験の二つの異なるフレームが、現代の教育の実像をどう規定してきたのか。
●小児鍼は日本を起源とし,皮膚刺激による治療であるため,患児にとって安心・安全で心地よい治療法である.
●本書では小児鍼の実践方法に加え,技術力アップのヒントとなる内容が随所に盛り込まれた.
●さらに子育て論や保護者への対応の仕方など子どもが抱える諸問題をあらゆる分野からアプローチした他に類を見ない一冊となっている.
I 皮膚と心の身体心理学
II 小児の成長・発達,疾病の診察・治療
III 小児鍼の概論・方法,その歴史
IV 小児鍼の実際
V 小児鍼に対するこれからの展望と,海外での小児鍼
迫る大地震に立ち向かう日本の最先端科学
「3・11」は大地震の時代の幕開けだったのかもしれない。「東海地震」「東南海地震」「南海地震」「南関東地震」と、これから30年ほどの間に日本で発生が予期される大地震が厳然と控えているからだ。
しかし、東日本大震災のような大災害は繰り返されるのか? 日本はいつも震災に甘んじなければならないのか? 答えはノーだ。観測技術はITの発達とともに急発展し、防災の研究は、阪神大震災や東日本大震災を奇禍ともしつつ、着実に進歩している。それはほとんど海底を震源とする大地震の研究と、海洋科学のたまものだ。
きたるべき大地震とはどういうものなのか? 私たちはそれにどうそなえたらいいのか? 地域はどうあるべきなのか? 東大の最先端頭脳の研究成果を取材し、豊富な写真、イラストを駆使し、わかりやすく解説。震災に備えられる日本の力を解き明かす。
近代日本に存在した「反普遍文法」の系譜。その煽りを受け不当に無視された松下大三郎の文法論。国語の本性を追求した山田孝雄。その個別言語主義と18世紀普遍文法論との意外な類似性。主観を排した近代文法の嚆矢、大槻文彦の日本文典。その大槻文法に垣間見える矛盾した言語観と西洋言語学の関係!斬新な視点から国語学史と言語学史を縦横に論じ、読者を言語研究の世界へ誘う。
いのちに向き合うフェミニズム批評に取り組んできたメンバーの作品は、期せずして合い呼応し、女、性、民族、歴史、文学、映像、メディア、教育など多様な視点から、核や原発のもつ反生命性、反人間性を浮かび上がらせ、まさに文明史の転換を示唆している。
学園名物講師高桑隆による調理師のための経営読本。
OECDが24か国の教員や校長を対象に行った「第1回TALIS調査」の報告書。
道徳の教科化は、国家による価値の押し付けなのか。それとも道徳教育再生の切り札なのか。道徳教育の新たな地平を拓くために、道徳の教科化について真摯に向き合うべき時が来ている。まさに「再生」か「溶解」かの正念場。そんな思いの中で、著者は本書を編んだ。
日本高次脳機能障害学会サテライト・セミナーの講演内容に、さらに新たな項目も加え1冊の本にまとめました。伝導失語に関連する問題を詳細にまとめたかつてない論考集、失語症に関わる臨床医、コメディカルスタッフ必読の1冊。
本書は、2011年11月に鹿児島で開催された日本高次脳機能障害学会サテライト・セミナーでの講演を核として、
伝導失語に関わるさまざまなテーマを追加し、サテライト・セミナー特集として編纂されたものである。
筆者の知る限り、伝導失語について、ここまで幅広くまとめて論じられた類書というのは、近年、ほとんど他に見あたらないのではないかと思う。そういう意味で、本書は失語症に関心をもたれている多くの読者にとって、極めて貴重である。[はじめにより]
第1章 伝導失語とは?
1. 伝導失語の診断
2. 伝導失語症候のバリエーション
-音韻と意味をめぐるエチュード:「復唱障害」の意味するものー
3. 伝導失語論の歴史的展望
第2章 音韻性錯語
1. 音韻性錯語
2. 失語症の音韻論的障害の検討
第3章 復唱障害,言語性短期記憶障害
1. 言語性短期記憶(short-term memory : STM)について
2. 純粋STM症候群をめぐって
3. 復唱障害について
第4章 特殊型,小児の病態
1. logopenic progressive aphasia
2. 発達と音韻論的障害
3. 小児の伝導失語と発達性読み書き障害ー音韻障害と音韻認識障害
第5章 伝導失語の言語治療
1. 伝導失語の言語治療ーWM障害の立場から
2. 伝導失語の言語治療ー音韻操作障害の立場から
志望中学突破には学ぶ環境づくりが重要だった。子どもの「本気」の引きだし方やモチベーションの高め方、言ってはいけないNGワードなど「普通の子」を合格させるノウハウを全網羅。
精神保健福祉士ってどんな仕事?悪戦苦闘!けれど活き活きした体験談から学ぶ、精神保健福祉士のリアルな姿。
関東平野本来の自然である常緑広葉樹の森。その姿を今日に残す国立科学博物館附属自然教育園に生息する動植物や菌類の多様性、そして無機的環境を説明する。