恥じらう神様も、またいいものである。
昨今、人類はこの世ならざるものの存在と共存(時には敵対)する体制を作り上げていた。そんな時代を生きる中学生、西尾暁秀。生まれながらにして神様の加護持ちであり、現世に酷似した世界で人生を送った前世の魂とそれに付随する記憶を持った、ちょっと特殊な少年であった──。
俺の敵になるなら容赦はしない!(後ろにいる神様が)
日々のおつとめで誦える正信偈・讃仏偈・重誓偈・阿弥陀経・御文章が現代語で味わえる大好評『日常勤行聖典』を、大判・大活字で見やすく編集(判型は通常版の2倍、文字ポイント約1.4倍)。法要や作法についての解説付き。
浄土真宗の教章(私の歩む道)
浄土真宗の生活信条
正信念仏偈
念仏和讃〔弥陀成仏〜〕
讃仏偈
重誓偈
仏説阿弥陀経
御文章〔聖人一流・末代無智・白骨〕
各種法要
仏教讃歌〔恩徳讃〕
食事のことば〔食前のことば・食後のことば〕
焼香のしかた
ラミア、ハーピー、ケンタウロス、スライム、マーメイド、アラクネ、モノアイ、リビングデッド、オーガ、ドッペルゲンガー、そして……。可愛いモンスター娘たちと同居中の人間の主人公。DTとは思えないモテモテハーレム状態だけど、モンスター娘とのエッチは法律で厳しく禁止されていてーー!? 6巻では謎の脅迫者「D」の正体がついに明らかに。肌色たっぷりオールカラーコミックや、描き下ろし4コマ8ページも収録と大充実の最新刊!
青森県八戸市出身、京大大学院卒業
事務所無所属、生活密着型のピン芸人・九月
全編書き下ろし!待望の初エッセー、刊行!!!
Twitterの人気質問回答アカウント「九月の『読む』ラジオ」
(@kugatsu_readio)の中の人でもあります
重箱の隅をつついて…、つついて……、つついて壊す。
壊した先には、何だかちょっと、軽やかな世界が広がっている。
芸人・九月の頭の中をのぞきこむと、いつもの生活が楽しくなるかもしれません。
ぼんやりと感じていた、日常生活の中の違和感。
ズルズルと引き出しては、気持ちいい言葉を当てはめていく。
(「目次まであと三ページ」より)
内容としては、辛すぎることも甘すぎることもない。
四方八方へと毒舌と呪詛をまき散らし続けるタイプの本でもない
(部分的にはそうかもしれない)。
かと言って、世界を丸ごと肯定する子守歌のような本でもない
(部分的にはそうかもしれない)。
これは僕がふだん生きていて感じることを、ごく気ままに綴ったエッセイである。
どこからでも読めるし、どこで読み終えてもいいし、どこから読み直してもいい。
新時代のエッセー。新たな書き手の誕生を見よ!
●目次
目次まであと三ページ
自分らしさはもうある
※この(文)章は一人称を使わずに書かれています
俺、酸素ボンベ要らんねん
太宰治ループから逃げろ
変なパン屋が増えますように
聞いたとかじゃないけど、知ってる
暗黒秘密結社「コーヒーブレイク」
センス、シュール、パワフル
万物の揚げ足を取りたい
頭でっかち屁理屈ぐうたら空想自我持ち肉団子
不快感早押しクイズ〜人生大会〜
僕は走っている
要らない応援を忘れろ
「好きなタイプは?」って聞いてくんな
説明なんか何一つつかなくていい
寂しさを舐めてはいけない
あの世の肉
「やや不思議ちゃん」とは何か
寿司とオーロラ
私たちは今、従来の20世紀的な日常とはすこし異なる「非日常」を生きている。コロナという人知を超えた災厄と対峙する知恵を、「非日常」という共通項を軸に、ヘンリー・ソロー、マーク・トウェイン、スコット・F・フィッツジェラルド、カート・ヴォネガット等、著名な作家の文学作品に探る。
はじめに
第1部 日常のなかの非日常
第1章 コロナ禍に読む『ウォールデン』の空気[浜本隆三]
第2章 遊びをせんとや生まれけむーーマーク・トウェイン『王子と乞食』におけるごっこ遊びによる非日常化[新関芳生]
第3章 ヴェルマ・ウォーリスが描く北米先住民の日常ーー姥捨ての物語が明らかにした真実[林千恵子]
第4章 山火事とともに生きるーービッグ・サー文学における逗留の感覚[菅井大地]
第2部 非日常のなかの日常
第5章 ニューヨークの幽霊たちーーマーク・トウェインと非日常[辻和彦]
第6章 一九二〇年代のアメリカ小説と(非)日常ーー『グレート・ギャツビー』を中心に[坂根隆広]
第7章 カリフォルニア・ベイエリア現代詩における「非日常」に対する抵抗[高橋綾子]
第8章 身体の非日常ーー『ダイエットランド』と『ファットガールをめぐる13の物語』を通して考える[日野原慶]
第3部 非日常のなかの非日常
第9章 カート・ヴォネガットのSF小説『タイタンの妖女』と『猫のゆりかご』[平田美千子]
第10章 カート・ヴォネガット『タイムクエイク』における既視感の(非)日常[中山悟視]
終章 難破する想像力と非日常[辻和彦]
あとがき
さくいん
アジアの時代、建築界へ希望を発信する5組の建築家。
勇者と魔王が転生のたびに生存と権力を賭けて争う<勇魔大戦>(ルビ:ゆうまたいせん)、
4度目の大戦も勇者が魔王を倒した…のは表向きの事実。
魔王討伐を果たした真の英雄は、 依頼があればどんな 敵 でも殲滅する影の代行人(ルビ:エージェント) トゥエイト だった。
トゥエイトは語られぬ英雄として、大戦後は平穏な生活を送ることを望む。
しかし、魔王を打倒しただけで世界に平和が訪れるわけではない。
いまだ荒れる世界でトゥエイトは日常を守るために再び闇を狩る!
はじめしゃちょーは超フリーダムなユーチューバー。現在チャンネル登録者数は約550万人、動画の総視聴回数40億回超、日本一のユーチューバーである。そんなはじめんの日常マンガ第4巻には、たくみふくしゃちょーが登場! 学生時代から続く、はじめんとの熱い絆に大注目! トミックさん、よっち、まさきさんも、もちろん登場して、はじめんの日常はますますにぎやかに!
著者初の水俣病闘争論集ー水俣病問題の原点がここにある。
裁判闘争でもなく公害闘争でもない水俣病闘争とは何だったのかー
昭和31年(1956)、水俣病が公式に確認されてから2017年で61年がたつ。この長い事件史の中で、企業・行政の責任、謝罪・補償、患者認定の制度、被害の状況・対策など様々な問題が全国的に取りあげられる原点となった出来ごとが、本書のテーマ「水俣病闘争」である。昭和44年(1969)、いかなる支援も受けられず孤立した患者家族らと立ち上がり、〈闘争〉を支援することに徹した著者による初の闘争論集。当初、患者たちはチッソに対して何を求めたのか。市民運動とは一線を画した〈闘争〉の本質を改めて語る注目の一冊。
【I】闘争のさなかで
現実と幻のはざまで/死民と日常/流民型労働者考/チンプンカンプンとしての裁判/終りなき戦いの序章/私説自主交渉闘争/『わが死民』解説
【II】あの闘争とは何だったのか
水俣から訴えられたこと(真宗寺講演録)/『わが死民』あとがき/義の人の思い出/「許す」という意味
《資料》
水俣病患者の最後の自主交渉を支持しチッソ水俣工場前に坐りこみを/われわれは存在をかけて処理委回答を阻止する/三宅さんの訴訟取下げについて
神界の監獄から脱出せよ!
ご褒美は純潔!?
童貞でスキルを持たない《無能》の冒険者ニト。
ダンジョンで置き去りにされ、絶体絶命の状況下で、彼は穴の女神ヘレンと出会う。
偶然とか神様とかに感謝しながら、女神の胸を揉んだニトはーー神界の無限牢獄へと投獄されてしまった!
放り込まれた独房には、既にエッチなローブに身を包んだ囚人がいた。
ブレアと名乗る毒舌美少女は、脱獄させて欲しいと依頼を持ち掛けてくる。
報酬は、ブレアの“はじめて”!?
躊躇いなく引き受けたニトは報酬のため、ついでに人間界に帰るため、神の世界で無限牢獄の攻略に挑むーー!
変質者と非常識な美少女たちが贈る“穴”を巡るファンタジー、開幕!
高校三年生の司流のクラスに、臨時の担任がやってきた。日本人とイギリス人のハーフだというカイルは、長身に加えて素晴らしく派手な顔立ちの美形だ。クラス中が美形教師を手放しで歓迎しているなか、学級委員の司流は超俺様男のカイルに翻弄される役回りになってしまう。でも、どことなく父親に似た雰囲気を持つカイルに対し、司流は警戒心を解いていきー。
高校最後の文化祭準備が始まった。夕士(ゆうし)のクラスの出し物は男子学生服喫茶だ。担任の千晶(ちあき)には禁断のコスプレ姿で喫茶店のオーナーをやってもらうことになった(なんでも千晶はかつてクラブ経営をしていたらしい)。準備の真っ只中、夕士は自分のノートに悪口が書かれていることに気づく。一体誰なのかーー。(講談社文庫)
高校最後の文化祭準備が始まった。夕士(ゆうし)のクラスの出し物は男子学生服喫茶だ。担任の千晶(ちあき)には禁断のコスプレ姿で喫茶店のオーナーをやってもらうことになった(なんでも千晶はかつてクラブ経営をしていたらしい)。準備の真っ只中、夕士は自分のノートに悪口が書かれていることに気づく。一体誰なのかーー。
涼風故人来る
長谷一味
文化祭です
天気晴朗なれど、波高し
どうにもならないものじゃない!
いらっしゃいませ、お客様
お疲れさまでした
そして年は暮れて
講談社エッセイ賞の候補作になった前書に続く第二弾!…映画と同人誌の日々、パリ遊学、心に残る女性の手紙、天才アラーキーらとの出会い、故郷淡路島へ帰り母と静かに暮らす晩年の日常…を詩情豊かに
綴る自伝的記録!
「芝居において、得てして主役に眼がいきがちだが、脇役が大切だ。この日常においてもそれは言えることだろう。伯爵夫人役はシュザンヌ以上に難しい役
だ(『フィガロの結婚』)。
若さはそれだけで華があるが、人生経験を積み見えてくるものがある。伯爵夫人の心の機微を知るものこそ通である。」(「青白い修羅」より)
ーーーーーー「世の中は地獄の上の花見哉」(一茶)
家族の寝室で、電車のなかで、電話をかけながら、なぜ私たちは「そのように」ふるまっているのか。
日常生活のなかの素材を取り上げ、それらのなかにある「暗黙の行為規則」を解明し分析する。
社会学の面白さがわかる刺激的な入門書。
はじめに
第1章 「社会」という言葉
1 日常用語としての「社会」 / 2 社会学用語としての「社会」
第2章 近代社会の二重構造
1 相互作用と規則 / 2 労働とお金の交換・不交換 / 3 二重構造を維持するための仕掛け
第3章 日常生活の構造
1 生活の構造とは何か / 2 なぜ生活は構造化するのか / 3 生活の構造の安定性と不安定性
第4章 家族の寝方
1 コーディアールとプラースの研究 / 2 戦後日本の家族の寝方
第5章 電車の座席の座り方
1 横長の座席の場合 / 2 対面式の座席の場合 / 3 優先席の場合
第6章 電話空間での相互作用
1 電話の暴力性と利便性 / 2 電話の非人間性と人間性
第7章 「私」の作られ方
1 幼児期の社会化 / 2 人間と自己イメージ / 3 自己イメージの形成と変容
おわりに
参考文献
詩人、奴隷、主婦、パン職人、ルーン文字彫刻師、船大工など、北欧中世のヴァイキング世界に生きる名もなき24人の24時間を、それぞれが交差する物語形式でたどる。戦いだけではない多様な姿が生き生きと蘇る話題書登場。