言語処理学会創設15周年記念出版『言語処理学事典』は、言語資源、基礎技術、統合技術・応用システム、言語科学の基礎、言語科学の展開という5つの大項目に分類・体系化された関係者必携の宝典である。今回の『デジタル言語処理学事典』では、この『言語処理学事典』を忠実にPDF化。索引から知りたい項目へ瞬時にジャンプし、キーワード検索も可能となっている。
序文
編集委員・執筆者一覧
総説
言語処理の歴史
言語処理概観:古代から現代へ
当面する自然言語処理の課題
第1部 言語資源
1.1 文字の符号化
1.2 コーパス
1.3 辞書
1.4 オントロジー
第2部 基礎技術
2.1 言語モデル
2.2 品詞と形態素解析
2.3 形式文法
2.4 構文解析
2.5 意味解析
2.6 談話と文脈処理
2.7 生成
2.8 言い換え
2.9 機械学習
2.10 知識獲得
第3部 統合技術・応用システム
3.1 機械翻訳
3.2 情報検索
3.3 文書処理
3.4 情報抽出
3.5 情報分析
3.6 音声・マルチモーダル情報処理
3.7 教育支援における言語処理
3.8 障害者支援
3.9 さまざまな分野での言語処理
第4部 言語科学の基礎
4.1 言語哲学
4.2 論理学
4.3 音声・音韻論
4.4 形態論・レキシコン
4.5 統語論の基礎
4.6 意味論の基礎
第5部 言語科学の展開
5.1 生成文法
5.2 認知言語学
5.3 言語心理学
5.4 言語の脳科学
5.5 言語類型論
5.6 言語進化
5.7 コーパス言語学
コラム
索引
和英索引
英和索引
人名索引
言語聴覚士を目指す学生のための新しいテキスト
●口腔・顎・顔面の形態、機能を理解しながら、各部位の疾患についても学べるように多くの図表を収載。
●口腔に現れる症状・障害の特徴を理解し、歯科医学的な治療の概念、対応法を学ぶことができ、言語聴覚士の臨床にも有用な1冊。
●令和5年4月版の「言語聴覚士国家試験出題基準」に準拠し、中枢性疾患による口腔機能障害、加齢による口腔機能障害の章も設けた。
【目次】
序章 歯科概論
第1章 歯・口腔・顎・顔面の構造
第2章 歯・口腔・顎・顔面の機能
第3章 歯・口腔・顎・顔面の診察法
第4章 歯・歯周組織の疾患および歯科医学的処置
第5章 口腔・顎・顔面の疾患および歯科医学的処置
第6章 口腔ケア
第7章 口腔機能障害に対する歯科医学的対応
第8章 口腔機能発達不全症に対する歯科医学的対応
第9章 中枢性疾患(神経・筋疾患を含む)による口腔機能障害と歯科医学的対応
第10章 加齢による口腔機能障害と歯科医学的対応
第一線の執筆者による最新情報を盛り込んだ新しい体系のテキストブック 言語聴覚士をめざす学生のための教科書シリーズの1冊。言語聴覚士に必要な「臨床神経学」の知識に加え、その先の専門科目で学ぶ「高次脳機能障害学」への橋渡し的な内容まで網羅した新しい体系のテキスト。第一線の執筆者による最新情報を盛り込み、若手臨床家の知識の整理にも役立つ内容になっている。
言語聴覚士をめざす学生のための専門基礎科目教科書「言語聴覚士のための基礎知識」シリーズの一冊.3版では言語聴覚士に必要な医学知識の充実を図ったことが特長。さらにSTが臨床で携わる障害児の知識、専門科目「言語発達障害学」への橋渡しとなる基礎的解説もこれまでどおり収載。診療現場、STによる臨床風景の紹介も好評。
●機能性構音障害は,器質的な問題がないので,理論的には,正しい構音動作の誘導で完全に治癒するもので,治癒するか否かの責任はすべて言語聴覚士の技量に委ねられる.しかし,短期間の訓練で完全に治癒する場合がある一方で,訓練に長期を要し,完全な治癒に至らない場合も少なくない.本書では,後者の一群を「特異な構音障害」と位置づけ,経験に基づく評価と訓練方法について可能な限り詳細に記述した今までにないテキストである.
●機能性構音障害の臨床では,言語聴覚士の音声や構音運動についての知識とその誘導の技術が明確に問われ,全くごまかしが効かない.臨床においてはもちろん,言語聴覚士の養成においても,発話への基本的なアプローチの原点である機能性構音障害への対応の助けとなる一冊.運動障害の特徴にそっての手技の応用,鼻咽腔閉鎖不全等への対処を踏まえての手技の実施,言語発達の内容にあった発話指導などを具体的に記載し,実践で役立つテキストとなった.
●言語聴覚士養成校のテキストとしてはもちろん,臨床の言語聴覚士,特別支援学校や特別支援学級などで発話の障害をもつ子どもに関わる教師の方々にもおおいに役立つ.
第1章 機能性構音障害の定義(白坂康俊)
第2章 機能性構音障害の基礎(熊田政信)
第3章 機能性構音障害の臨床の流れ(白坂康俊)
第4章 検査・評価(白坂康俊)
第5章 機能訓練(白坂康俊)
昔の日本人は、言語の中にどのような論理を見出していたのか。音韻・仮名遣い・文法・方言など、30項目のトピックスで、歴史を繙く。
本書は,人間関係に影響を及ぼす非言語行動(ジェスチャー・動作・表情・視線・音声など)の諸相について,社会科学と人文科学の2つの領域から,包括的かつ網羅的にアプローチし,関連する最新の研究成果を紹介する書である。各章には用語集や例題が設けられ,学生や初学者にもわかりやすいテキスト仕様に編集されている。
1章 コミュニケーションと非言語行動
1 非言語コミュニケーションについての俗説
2 非言語メッセージと言語メッセージ
3 意図性と非言語コミュニケーション
4 文化と非言語コミュニケーション
5 非言語メッセージの機能
6 非言語メッセージの分類
用語集
2章 外見的特徴
1 魅力
2 個人の身体概念
3 身体形状と大きさの非言語メッセージ
4 外見と衣服
5 アーチファクトとアクセサリー
用語集
3章 ジェスチャーと動作
1 ジェスチャーと動作の理論的考察
2 ジェスチャーと動作のタイプ
3 欺瞞の手がかり
4 ポスチャー
5 動作とコミュニケータースタイル
6 一般的なコミュニケータースタイル
7 身体動作とジェスチャーの効果
用語集
4章 表情行動
1 表情の重要性
2 獲得と発達に関する展望
3 顔面の管理と感情表出
4 感情表出とコミュニケーション
5 表情の変動性
用語集
5章 視線行動
1 視線行動の属性と機能
2 視線行動のタイプ
3 視線行動と個人差
用語集
6章 音声行動
1 音声行動の分類
2 音声行動とターン相互作用管理
3 音声行動の効果
用語集
7章 空間とテリトリー行動
1 テリトリー行動の現象
2 パーソナルスペース
3 混雑と密度
用語集
8章 接触とコミュニケーション
1 生涯発達と接触
2 接触のカテゴリー
3 接触規範とコミュニケーション
4 接触は何を伝えるのか?
5 接触欠乏の影響
用語集
9章 接近性とコミュニケーション
1 接近性
2 非言語的接近性
3 接近性の結果
4 接近性の欠点
用語集
10章 男女の非言語コミュニケーション
1 定義:セックスとジェンダー
2 男女における非言語行動の発達
3 際だった特徴と類似した特徴:ジレンマ
4 アメリカ人男女の好みと求愛
5 接近性の利点
6 接近性の不利点
7 両性具有者
用語集
11章 職場での人間関係
1 際だった特徴
2 非言語メッセージの役割
3 上司ー部下の関係についての結論
4 職場における接近性
用語集
12章 教師と学生の非言語的関係性
1 教師の役割
2 非言語コミュニケーションの役割
3 教師の接近性の結果
用語集
13章 異文化の人間関係
1 異文化コミュニケーションの定義
2 非言語行動
3 努力目標ー探し求める目標
用語集
性、「言語」そして権力とは何か?橋爪大三郎は主張する。言語を中心にしなければ人間も社会もとらえきれない。従来の構造=機能分析を乗り超えるためには、西欧的な概念系の起源から解き放たれた記述と説明の装置を用意する必要がある、と。橋爪社会学=言語派社会学の精髄を伝える。
言語聴覚士を目指す学生向けのテキストブック 言語聴覚士養成校の学生対象のテキストブック。種々の発達障害への関心が高まるなかで、これを認知の障害として捉えてアプローチできる言語聴覚士への期待はますます大きくなっている。本書は小児科学の知識の基礎を網羅するとともに、脳科学から見た子どもの行動とこころを理解し、具体的な治療が行える言語聴覚士の養成を目指した。