マネジメントの道を歩むかぎり、必ず深く学ぶべきことがある。
人間の出会いとは何か。仕事の苦労や困難とは何か。人間の成長とは何か。深い人間観とは何か。いかにして部下の成長を支えるか。部下の心に響く言葉とは何か。
本書は、40年の歳月、様々な企業や組織で、マネジャー、経営陣、経営者、経営参謀、さらには、政府の内閣官房参与まで務めた著者が語った、渾身の体験的マネジメント論。
国内外から7000名を超える経営者やリーダーが学ぶ「田坂塾」。本書では、その思想の神髄が開示される。その根底にある深く温かな人間観と人生観に、多くの読者が胸を熱くした一冊が、待望の新版として登場。
●なぜ、あなたは、自ら「重荷」を背負うのか
●経営者やマネジャーが背負う「重荷」とは何か
●マネジャーが身につけるべき「人間観」とは何か
●仕事における「苦労や困難」とは何か
●マネジャーが巡り会う「奇跡」とは何か
いま、逆境の中にいるすべての人へ。
人生に起こる、挫折や失敗・敗北、病気や喪失などの多くの苦難。
しかし、もう立ち上がることができないと思われるような逆境においても、「すべてに意味がある」ことを心に定めると、力と叡智が湧き上がり、それまで想像もしなかった不思議なことがやってくるーー。
本書は、科学の道を歩んできた著者が、自らの身に訪れた逆境の数々と、覚悟を定めたあとに起きた不思議な人生の転換を、「大いなる何か」に関する考察と共に語り尽くした1冊。
●なぜ、「以心伝心」が起こるのか
●なぜ、「未来が見える」ときがあるのか
●なぜ、「不思議な偶然」に導かれるのか
●なぜ、「運気」というものが存在するのか
●なぜ、人生で「逆境」が与えられるのか
これまで明かさなかった数々のエピソードを織り込みながら、思いのすべてを綴った感動のメッセージ。
「人生が変わった」「繰り返し読みたい本」との圧倒的な声。名著、待望の文庫化!
最強の敵、現る!
第7回京都本大賞受賞&累計18万部突破の人気シリーズ、待望の第6弾!
「海の京都」と呼ばれる伊根町に出張することになった、あやかし課隊員の古賀大達。どうやら伊根町には“伝説の秘宝″を狙う海賊が出るようで……? 一方、京都市内で化け猫・月詠が見たのは、「祇園祭の鉾が何者かに奪われる」という予知夢だった。まだ見ぬ大事件の裏側には、京都の文化財を狙う謎の組織「京都信奉会」の影が見え隠れしておりーー。
文庫オリジナル。
学生時代に受けたいじめ、コンサート直前に聴力を失いどん底まで突き落とされたこと、それから長い間、ピアニストへの道が開けなかったこと、うまくいかなった恋の数々……。著者は、ピアニストの夢を追いかけ、ピアニストとして歩んできた人生の中で、多くの苦難に著面してきた。
しかしながら、大切な人たちに出会ったり、動物たちに出会ったりする中で、勇気をもらい、その勇気を力に変えて這い上がることで、苦難を乗り越えてきた。
本書は、さまざまな試練を乗り越えてきた奇跡のピアニストが、人生に迷い、苦しんでいる人たちに向けて、そっと語りかけるもの。
「挫折のない人生なんてない」「幸せは自分で作らなければいけない」「所詮、人間は孤独なもの」「人生には必ず大切な出会いがある」「『自分の中の小さな幸せ』に目を向ける」など、心に響く魂の言葉が詰まっている。
『くよくよしない力』を改題し、加筆、再編集の上、文庫化。
シリーズ累計35万部突破!
うまいものには“謎”がある!?
みたらし団子、猪鍋、菜の花飯……旬の女性時代作家による江戸の料理×人情アンソロジー。
●「福袋」(朝井まかて)
妻と離縁をしたいが、持参金を使い切ったために別れられずにいる乾物屋の旦那。食べすぎで出戻ってきた姉を大喰い会に参加させ、賞金を手に入れようとするが……。
●「びっくり水」(中島久枝)
正吉は腕の良い菓子職人だが、めったに働かず、困った女房のお里が代わりに作るも、客からは文句を言われてしまう。このままでは奉公に出されてしまうと考えた娘のおみちは、父親の本当の気持ちを試すために、ある作戦を行おうとする。
●「猪鍋」(近藤史恵)
つわりで何も食べられなくなった年下の義母のために、流行の猪鍋屋を訪れた同心の千蔭。評判通りの味に義母の食も進み、ひと安心するも、千蔭は猪鍋屋の騒動に巻き込まれることになり……。
●「桜ほろほろ」(五十嵐佳子)
旗本の奥方に仕え、独り身を貫いたさゆ。五十五歳で奉公先を退いて実家の世話になったものの、毎日が退屈なさゆは、反対を押し切って茶屋を始める。そんな中、夫を亡くし、口うるさい姑に悩む女性と出会う。
●「糸吉の恋」(宮部みゆき)
岡っ引き・茂七の手下である糸吉は、菜の花畑で泣いている娘を見かける。話を聞くと、菜の花畑の下に赤ん坊が埋められているという。茂七に注進するも、それは作り話だと突き放され、むきになった糸吉はひとりで調べを進めるが……。
人生が好転する小さな習慣(仮)
最後の扉は開けられた!実在を否定された天皇ーその即位年と在位年数の比定に挑む!
健康のために「よかれ」と思ってしてきたこと、知らず知らずのうちに日々習慣となっている生活スタイルが、じつは体に悪いことだった……!? そんなことがあるのをご存知ですか?
本書は、月刊誌『PHPくらしラク〜る♪』の増刊号として発行した「本当はカラダに悪い100のこと」と、「本当はカラダに悪い食べもの」の中から記事を選りすぐり、2部構成でまとめました。第1部は食事や食べものに関する「食」にまつわる話、第2部では、「食」以外の日常生活で出合うさまざまな話を集めています。
もしも、本書に明かされた「悪いこと」の中にあてはまるものがあったときには、ショックかもしれませんが、「今日から、できることから」改善すればOKです。巷にあふれる間違った「健康常識」に惑わされず、正しい「健康常識」を手に入れてください!
人生には、「どうしようもない」ことがある。いわゆる「地獄」のような環境に生まれる人もいれば、「天国」に生まれる人もいるのだが、それは運命だというしかない。
しかし、「地獄」に生まれた人の中にも、「もう人生終わりだ」と絶望しているだけの人と、持って生まれた不幸な境遇を乗り越えようとする人がいる。 そのような二人の違いを生み出すものは何か(まえがきより)。
「絶望感は乗り越えられるか」という永遠のテーマ。本書は、この難しい問いに対し、長く読み継がれることを願って書かれた。
「ありのままの自分」を受け入れてくれない環境の中で育った人は、何かと生きづらい人生を歩みがち。しかし、「これしか生きる道はない」と思うから苦しいのであって、多面的な視点で物事を見ること、すなわち、マインドフルネスで生きることができれば、心身の健康にもつながる。
逆に、心を閉ざしたマインドレスネスの状態におちいっている人は、人生で多くのものを失いかねない。
心の「とらわれ」から解放され、絶望感に負けることなく、幸福に生きるための心理学。
●他人の目が気になって、自分に自信が持てない人、必読!
●心理学者が教える「後悔しない生き方」のコツ
何事にも自信が持てない、小さなことでクヨクヨしがち……これらの悩みに著名な心理学者である著者は「現実の自分を認め、己と向き合う勇気を持つことが大切だ」と語る。
人と比べることなく、コツコツと実行する姿勢を身につければ、どんな逆境でも「自分は幸せ」だと思える。反対にそうした姿勢がなければ、どんなに恵まれていても「自分は不幸だ」と思ってしまう、と言う。
本書では「ブレない心のつくり方」と題し、人に見せるための生き方を脱して、自分らしく生きるために必要な心構えについて解説する。
【特集】「館」の殺人から、建築家のドラマまで 「建物」が生み出す物語【連載小説】小路幸也「すべての神様の十月(三)」/福澤徹三「冥國大學オカルト研究会活動日誌」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」/高嶋哲夫「首都襲撃」ほか
ーー人間がいなかったら、神様の皆、仕事がなくなっちまうだろ?
八百万の神と人間とのささやかな関わりを描いた心温まる連作短篇集!
才能はあるけれど売れない小説家と、画力は抜群だけれど物語が作れない漫画家。二人が出会った時に起きる小さな奇跡とは?(「結ばれたものは」)、出掛けるたびに道に迷ってしまう方向音痴の母。そこには意外な理由が隠されていて……(「方向音痴は直りません」)。
死神、福の神、風神、雷神ーー気まぐれで心優しい八百万の神と、人間たちとのちょっと不思議な《縁》を描いた、人気シリーズ第三弾。
文庫オリジナル。
県警内部、全員敵⁉
「どんでん返しの帝王」が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。
単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が、銃で殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相にたどり着いた警部・高頭冴子は真犯人に陥れられ、警官殺しの濡れ衣を着せられる。
自分の無実を証明できるのは、事件の目撃者である八歳の少年のみ。
少年ともども警察組織に追われることになった冴子が逃げ込んだ場所とは⁉ そして彼女に反撃の手段はあるのか⁉
家康がつくった江戸幕府の仕組みは、なぜ崩れたのか
二百六十五年の平和ーーその体制を徳川家康がつくり上げることができたのは、波瀾万丈の人生と、天下人織田信長・豊臣秀吉の「失敗」より得た学びがあったからだった……。しかし盤石と思われたその体制は、彼の後継者たちによって徐々に崩され、幕末、ついに崩壊する。“神君”家康にとっての「誤算」を、近世から近代まで俯瞰して読み解くと共に、彼がこの国に与えた影響に迫る!
目次
●第一章 家康はなぜ、幕藩体制を創ることができたのか
●第二章 江戸時代、誰が「神君の仕組み」を崩したのか
●第三章 幕末、「神君の仕組み」はかくして崩壊した
●第四章 「神君の仕組み」を破壊した人々が創った近代日本とは
●第五章 家康から考える「日本人というもの」
大学・専門学校での実習用テキストシリーズ。PHPの基礎から丁寧に解説。実習を通してPHPの基本を身につけられる。1冊を通して1つのプロジェクト(オンライン宿泊予約システム)を完成させる内容の実習。
もくじ
序章 はじめに
1.本書で開発するオンライン予約システムについて
1章 Webアプリケーションの概要
1.サーバーとクライアント
2.リクエストの種類
3.Webアプリケーション開発環境について
2章 HTML5によるWebページ作成
1.HTMLの基礎知識
2.CSSの基礎知識
3章 PHPの初歩
1.PHPの基本
2.PHPのスクリプトをHTMLに埋め込む
3.型と変数
4.制御構造
5.配列・連想配列
4章 データベースの利用
1.データベースとは
2.データベースの作成
3.SQLでのレコード抽出
4.SQLでのレコード挿入
5.SQLでのレコード更新
6.SQLでのレコード削除
5章 オンライン予約システムの実装〜トップページから部屋詳細表示〜
1.トップページの実装
2.部屋一覧ページの実装〜すべての部屋表示
3.部屋一覧ページの実装〜タイプ別の部屋表示
4.部屋詳細ページの実装
5.処理コードの共有化
6.データベース設定の共有化
6章 オンライン予約システムの実装〜予約機能〜
1.空室確認を行う
2.空室の部屋情報を表示する
3.予約詳細情報画面を作成する
4.予約詳細入力画面を完成する
5.予約最終確認画面までの流れを作成する
6.予約完了画面を作成する
7章 オンライン予約システムの実装〜予約管理機能〜
1.すべての予約情報の一覧表示を行う
2.指定した日付区分の予約情報の一覧表示を行う
3.削除機能を実装しよう
4.ログイン機能を実装する
終章 おわりに
1.完成したオンライン予約システムと今後について
さくいん
吉宗、光圀、慶喜……徳川家康の子孫たちの知られざるエピソードを解説。始祖・松平親氏から宗家16代当主、家達まで波乱の人生に迫る。
江戸幕府が長期の天下泰平を実現できた理由に、将軍の継承システムを確立したことと「名字」の活用が挙げられる。家督争いから内紛が起こらないよう継承順位を明確化し、将軍家のスペアを輩出する御三家や御三卿を創設。さらに外様大名にも松平姓の使用を許すという懐柔政策を行った。
しかし一族内では、将軍家や御家門を守るため、一人の人物が何度も養子に出されたり、兄弟間の確執が起こったりと様々な葛藤や悲劇も生まれた。本書では始祖・松平親氏から16代当主・徳川家達まで、一族の個性的な人生エピソードを紹介しつつ、巨大な名家の強さに迫る。
(目次)第一章 徳川家康のルーツ・「松平」一族〜三河十八松平とは〜/第二章“超″大名にして将軍のスペア・徳川御三家/第三章 御三卿と御家門〜徳川宗家の身内、親戚〜/第四章 「松平」がいっぱい〜外様大名だって「松平」ファミリー!〜/第五章 消えた「徳川」「松平」の人々〜華麗なる一族の黒歴史〜/第六章 その後の「徳川」「松平」一族〜戊辰戦争をどう乗り越えたか〜
私が注目したいのは、「徳川」「松平」という名字。家康はこの「徳川」「松平」のブランド力を全国統治に極めて有効に活用したのです。どうですか? 少し、この本の内容に興味をもっていただけましたか? もしよろしければその勢いで、目次ページをご覧になってみてください。ざっとご覧いただいただけで沢山の「徳川」「松平」の人々が出てくると思います。家康、吉宗、光圀、慶喜というような日本史の授業や時代劇でお馴染みの人もいれば、親氏、頼重、家基のような一般的な知名度の低い人もいます。でも、有名無名にかかわらず一人一人が実に個性的で、大変魅力的なのです。(「はじめに」より)
トランプ以前と以後で、アメリカの現代思想のルールがまったく変わってしまった。トランプ以後、たえず抑圧されてきたホンネの欲望が噴出するようになったのである。いわゆるPC:ポリティカル・コレクトネス(政治的に正しく、差別的ではないこと)に対する反感だ。今までアメリカの現代思想と言えば、言ってみればPCのコードにしっかりと守られたいわばタテマエの思想だった。それを「リベラル・デモクラシー」派と呼ぶならば、今までのほとんどの思想が、この中に入ってしまう。
そこで本書では、長くアメリカの主流であったリベラル・デモクラシーの思想を1970年代にさかのぼって追究し、そこから今日まで何が起こっているのかを確認する。リベラリズムのロールズ、共同体主義のサンデル、ネオ・プラグマティズムのローティ、民主主義に反対する「新官房学」、「ポスト資本主義」の一種といえる「加速主義」……。社会の動向を反映してダイナミックに変容していくアメリカ現代思想を平易に解説する。