私たち人間の体は、私たちを構成する分子のレベルで考えると、一秒たりとも休むことなく生まれ変わっている。一年足らずで私たちの体は、「まったく別人のように」変わってしまう。にもかかわらず、私たち人間はそうした変化を感じることもないし、決して動きを止めることのない変化に混乱なく生命を維持し続ける。こうした生命の在りようを著者の生物学者福岡伸一氏は「動的平衡」と呼ぶ。
「動的平衡」の在りようをわかりやすく示した表現として、福岡伸一氏は鎌倉時代に鴨長明が著した『方丈記』の冒頭の一節をあげる。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」
当然のことながら、そうした人間の「動的平衡」状態を維持するためには「食」が必須条件である。そして、その「食」がいかなる「材」と「質」と「加工」によって構成されているかが、人間という生命の「動的平衡」の健全度、健康度を大きく左右することになる。
本書の前半部では、第一線の生物学者である福岡伸一氏が、この「動的平衡」についてわかりやすく解き明かしながら、人間にとっての「食」の意味、理想の「食」のあり方を生物学的観点から解説。後半部では、福岡伸一氏の主張を踏まえながら、料理研究家である松田美智子氏が「理想のレシピ」を紹介。そのレシピ、食材についての福岡伸一氏が解説。
体力年齢が10歳若返る! 高血圧・高血糖・肥満の生活習慣病が20%改善! うつが50%改善! 認知機能が向上! 関節痛50%改善! 暑さ・寒さにも強い体になる! 信州大学医学部で研究された、もっとも効果的なウォーキング法「インターバル速歩」。その最大の特徴は誰でも、無理せず、お金をかけずに驚くべき効果を出せるところにあります。
テレビ出演多数の腸ドクターが贈る、いま注目の長生きメソッド!腸を生まれ変わらせ、免疫力をMAXにする方法がこの一冊に!
現在、70代の女性の6〜7人に1人は
100歳まで生きると推定されています。
まさに「人生100年時代」の到来です。
とはいえ、元気で自立して暮らせる
「健康寿命」は、男性が72.14歳、
女性が74.79歳と、意外に短いのが現状です。
晩年を生き生きと元気に、
素敵に過ごせるかどうか。
そのカギを握るのは、意欲と免疫力、
筋力をいかに高く維持していけるか。
そして、ポイントの一つが、
「高齢者には動脈硬化がある」ことを
前提に考え、血圧、血糖値、
コレステロール値を薬で無理に
「正常値」まで下げ過ぎないようにすることだと、
和田秀樹医師は語ります。
70代は、老化と闘える最後のチャンス。
現役世代と大きく変わる70歳からの生き方しだいで、
その後の30年の暮らしが変わります。
1年でも2年でも長く
「元気で幸せな人生」を過ごすために、
私たちが今日からできる
「健康寿命の延ばし方」を詳しくご紹介します。
その体の衰え、要介護への入り口かもしれません。生活の工夫で「フレイル」を防ごう!
「最近疲れやすい」「同年代の友人に比べて歩くのが遅くなった」「滑舌が悪くなって、話がしづらい」「外に出るのがおっくうになった」……
コロナ禍の自粛生活を経て、こうした衰えを多くの人が訴えるようになっている。
その背景には、フレイル(老化が加速して心身が衰えた状態)が!
要介護にもつながるフレイルを防ぐポイントは、「自分の好きなことをたくさん行う」こと。
囲碁・将棋やカラオケなど、インドアな趣味でもOK!
好きなことを活用した筋力維持の秘けつや、口(くち)トレにつながる会話・食事のコツなど、毎日のくらしに一工夫するだけで要介護予防につながる方法を、フレイル予防の第一人者が詳しく解説。
健康の維持・増進や生活習慣病予防の観点から、運動やスポーツへの関心が高まっている。本書では、ヒトが運動やスポーツを行ったときの身体の応答や適応について運動生理学的視点から解説し、健康づくりのための身体活動・運動の意義に対する理解を深めていく。生体と恒常性、栄養とエネルギー代謝、骨格筋・神経系・呼吸器系・循環器系の構造と働き、運動と環境、トレーニングの計画と実際、運動と発育・発達、子どもの体力・運動能力、障害者とスポーツ、生活習慣病と運動、運動処方などについて学ぶ。
1.生体と恒常性 2.栄養とエネルギー代謝 3.骨格筋の構造と働き 4.神経系の構造と働き 5.呼吸器系の構造と働き 6.循環器系の構造と働き 7.運動と環境 8.トレーニングの計画と実際1 9.トレーニングの計画と実際2 10.運動と発育・発達 11.子どもの体力・運動能力 12.障害者とスポーツ 13.特別支援教育と学校体育 14.生活習慣病と運動 15.運動処方
読むだけで元気になれる!
毎日食べたい「健康レシピ」をお届けします
いつも機敏に動きまわって、笑顔を絶やさない栗原さん。
77歳という年齢を感じさせないのは、健康的な食生活と、
規則正しい生活を送っているから。その「元気の秘訣」を紐解きます。
メイン特集は「元気のもとは、健康ごはん」。
体を作るたんぱく質がしっかりとれ、
体にいい食材を使った、「健康レシピ」をまとめました。
年齢とともにゆるんだ体型が気になる方にぴったりの、
体重を落とすための料理と食べ方も紹介します。
他にも、毎日食べたいスープのレシピをまとめた別冊付録、
愛用しているスニーカーの特集など、
読むだけで健康になれる一冊です。
●特集「元気でいるために、食べているもの やっていること」
肉、魚、卵といった、健康な体を作るために食べたい、
たんぱく質メインの料理。
豆や乾物、野菜を使った簡単に作れる常備菜。
そして、体重を落としたい、でもおいしいものを食べたい、という方へ、
とっておきのレシピをお届けします。
【食事編】元気のもとは、健康ごはん
1 体にいいもの、が好き
2 しっかりとりたい、たんぱく質(肉、魚、卵)
3 健康常備菜
4 朝ジュースとみそ汁の習慣
5 疲れたとき、何を食べる?
6 楽しくおいしく、体重を落とす
【心と体編】規則正しい、私の習慣
体の健康 毎日やっている10のこと
心の元気 笑顔のための心がけ
●ファッション特集「スニーカーで散歩」
家のなかでも外でも、
スニーカーを履かない日はない、という栗原さん。
愛用しているブランド、
スニーカーを履くときのコーディネートを紹介します。
●連載「自分のために、ひとりごはん」
ひとり暮らしでも、おいしく食事を食べられるように。
知恵と工夫がつまった、
ひとりごはんのレシピをお届けします。
●別冊付録「毎日、スープ」
野菜もたっぷりとれて、体も心も温まる。
毎日作って食べたい、簡単なスープのレシピを小冊子にまとめました。
朝食に、ワインと一緒にディナーに、体が疲れたときにも、
このスープのレシピさえあれば、安心です。
現在、市販・処方されている《健康保険が使える漢方薬》を取り上げ、「症状別の選び方や使い方」をわかりやすく解説。
第1章 漢方の基本を知ろう
第2章 漢方の考え方と体質チェック
第3章 148の健康保険が使える漢方薬
第4章 生薬の薬効と薬理
漢方薬索引
生薬索引
疾患・症状別の漢方薬索引
東北大学 川島教授の脳を元気にするパズル。文字や数字、絵による楽しいパズルで脳を活性化!バラバラ熟語パズル、イラスト間違い探し、足し算迷路、漢字スケルトン、同じ絵探しなど、楽しく遊びながら脳を鍛えましょう。
血糖値が高い、糖尿病と診断されたあなたに。「糖尿病とは」「血糖値・HbA1cとは」などの基本知識から、治療チャート・食事・運動・合併症・低血糖・自己管理・教育入院など、あなたに合った治療を選ぶための情報を紹介。特に、新しく登場した薬も含め、薬物療法について詳しく解説する。
オゾン(オゾンガスとオゾン水)をもっと知って、生活空間から宇宙空間に至るまでさらなる利・活用の普及に繋がることを祈って本書を執筆しました。オゾンの強い酸化力の特性から、手指の消毒洗浄、ホテル・居住空間の脱臭・除菌、水道の浄水処理、排水の浄化処理や食品分野における食品添加物としての使用など枚挙にいとまがありません。
本書は、オゾンの基本的な性状・特性および安全性情報などを分かりやすく解説しています。またオゾンの酸化力の利用は、殺菌・消毒・除菌、消臭・脱色、有機物の分解作用、また生理作用として疾病等の治癒作用、植物の発育促進作用など広い分野における利・活用においてヒトの健康に焦点を当て低濃度オゾンガスおよびオゾン水の利用の実際について詳述しています。特に健康維持にオゾン療法がどのように有効作用を発揮するかについて、その作用メカニズムを見れば容易に納得していただけます。
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」対応の第2版。管理栄養士・栄養士を目指す学生のために,「食べ物と健康」の食品学総論の分野をわかりやすく,理解しやすいように解説。図表を多く取り入れ,視覚からも覚えやすいように工夫。章や節の終わりに演習問題を収録し問題集としても使える内容。
第1章 人間と食品
第2章 食品の成分
第3章 食品の嗜好成分
第4章 食品成分の反応
第5章 食品の物性
第6章 食品の機能
近年子どもを取り巻く問題点を視野に入れながら、乳幼児期の「健康」における発達などの保育内容「健康」の考え方と、実際の保育のなかでの子どもとのかかわりなどを、豊富な事例を用いながらわかりやすく解説。2018年施行の新しい幼稚園教育要領等に対応した最新のテキストシリーズ第7巻。領域に関する「専門的事項」および「指導法」にも対応した一冊。
はじめに
第1部 乳幼児期の発育発達と領域「健康」
第1章 保育の基本と領域「健康」
1 保育の基本と健康
2 領域「健康」とは
第2章 乳幼児期の身体の発達と健康
1 身体の形態的発達
2 身体の機能的発達
第3章 乳幼児期の生活リズムと生活習慣
1 乳幼児期の生活リズムの現状と課題
2 乳幼児期の基本的生活習慣の現状と課題
第4章 乳幼児期の食生活
1 子どもの食を取り巻く現状と課題
2 乳幼児期に培いたい「食を営む力」
3 アレルギーのメカニズム
第5章 乳幼児期の運動発達
1 胎児・新生児期の運動発達の特徴
2 乳児期の運動発達の特徴
3 幼児期の運動発達の特徴
4 運動発達における遊びの重要性
5 運動遊びが育むたくましい心
第6章 乳幼児期の安全
1 乳児・1〜2歳児の安全
2 3歳以上児の安全
3 安全教育と危険の捉え方
4 子どもの事故と怪我
5 計画的な安全教育
6 園で行う避難訓練の実際
第2部 保育内容「健康」の指導法
第7章 領域「健康」と保育方法
1 保育内容・領域の基本
2 子どもが「健康」に育つために求められること
3 指導計画の基本的な考え方
4 環境の重要性
5 子ども理解と保育者の援助
6 子どもが元気に育っていくために
第8章 生活リズム・生活習慣にかかわる指導
1 乳幼児期における生活リズム・生活習慣を育む基本的視点
2 自分たちで生活の場をつくり出す力を育む
3 生活の連続性を視野に入れた生活習慣の援助
第9章 食育にかかわる指導
1 子どもの発達過程に応じた楽しい食の支援
2 アレルギーへの対応
3 食を通した家庭との連携
第10章 運動遊びにかかわる指導
1 2歳頃までの運動指導における留意点や工夫
2 3歳児以降の運動指導における留意点や工夫
第11章 安全への配慮と子どもへの安全教育
1 乳児の安全
2 幼児の安全
3 安全教育
4 医療につなぐ
第12章 領域「健康」にかかわる現代的課題と動向
1 子どもの遊びと「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」
2 小学校教育との接続
3 子どもの経験と安全管理
4 福島県の子どもの現状とこれから
コロナ禍で安全に運動不足を解消するなら「しゃべらなくても楽しい体操」!声を出さず立っても座ってもできる、支援者の動きをマネするだけの簡単な体操です。お一人でも楽しく運動できます。
高血糖をストンと下げる!
健康診断の不安が消える医師のワザ
頭と体の若返り効果に大学教授も注目!
高カカオアーモンドチョコ薬食術
高血圧、高血糖、老眼
神経痛から脳機能障害までおいしく一掃
オリーブにんにく
肩こり、腰痛、ひざ痛、坐骨神経痛、尿もれなど
さまざまな不調を根こそぎ解決!
ねこ背が治る!
タオルで腰伸ばし
一生自分の足で歩くための
骨粗粗しょう症予防術
耳鳴り、難聴、めまいを一掃!
耳キワさすり
【好評連載】
スーパー銭湯アイドル純烈
元気と健康ギブ&テイク「高血糖」をストンと下げる!健康診断の不安が消える医師の技
気になる健康法、生活習慣、がん、心臓病…健康知識をアップデート!
サイエンティフィック・アメリカンで活躍中の医療ライターやジャーナリストが科学的エビデンスに基づく情報をお届けします。
まえがき
第1章 肥満・睡眠・健康法
断続的断食の効果は?
新たな抗肥満薬
リンゴ型肥満
睡眠時無呼吸症に男女差
睡眠障害と認知症
青色光が奪う眠り
ヨガと脳の健康
渇きと水分補給
プロバイオティクスの虚実
腸内細菌と医薬
奥の深い呼吸
鉛の悪影響を見極める
第2章 脳・血管・老化
網膜検査でアルツハイマー病診断
シロシビン解禁がトレンドに
鎮痛剤のリスク
危険な血栓を取り除く
女性の心臓病
薬物治療で十分な心臓病も
高齢者の転倒
関節を再生する
せん妄の予防策
いまの高齢者は「若い」のか?
第3章 がん
肥満がはらむがんリスク
膵臓がん急増の背景
男子を脅かす口腔がん
口内細菌とがん転移
がん遺伝子検査のいま
現実味を帯びるがんの血液検査
アスピリンの抗がん作用
第4章 アレルギー・免疫・感染症
免疫力の強化法
食物アレルギー 意外な予防法
ウルシかぶれに救いの手
感染症と遺伝子変異
抗生物質は少量がベター
スーパーシラミの逆襲
第5章 先端医療
コンピューター診断支援システム
臨床試験もリモートで
合理的な臨床試験
ファージ療法薬
医療機器のバイアス
大音響が耳を傷つける仕組み
鎌状赤血球症に驚きの治療法
全身冷却療法
その検査、大丈夫?
プロトンポンプ阻害薬のリスク
原著者
「口呼吸は感染症になるリスクが高い!」
あなたは知っていましたか?
口は全身の健康と深く関わっています。
口にまつわる健康情報を知っていることは 病気を防ぎ、元気で長生きするための近道といってもいいでしょう。
本書は18名の歯科医師が、むし歯、歯周病、歯並び、口臭などの 新常識をやさしく解説。
オールカラーでイラストも満載!
楽しみながら、健康になる秘訣を学べる一冊です。
【目次】
・唾液が減ると口内炎になりやすい
・口呼吸が感染症を引き寄せる
・歯の痛みは 日替わりでやってくる
・30代男性は自分の口臭に 気づいていない
・口臭は悪臭の中でも最高レベル?
・毎日のブラッシングだけでは口臭は治らない
・ガムで予防できる口臭、できない口臭がある
・歯周病予防はインフルエンザも予防する
・噛みしめ時間の長い人は歯周病の疑いあり
・抜いた「親知らず」で歯周病を治療する
・奥歯を失うと認知症のリスクが上がる
・認知症と診断されたらすぐに歯科へ
・歯周病予防は認知症も予防する
・しっかりと噛むことで認知症が予防できる
・20本以上歯が残っていると病気になりにくい
・片噛みの人は誤嚥性肺炎になりやすい
・美味しさを味わうには歯が欠かせない
・入れ歯を外すと誤嚥しやすくなる
・睡眠時無呼吸症候群なら嚥下障害にも要注意
・「食べ方」が原因で歯並びが悪くなることもある
・よく噛むだけではダメ! 「奥歯で噛む」が大事
・「もぐもぐ」を甘く見てはいけない
・口を閉じている子の方が総じて歯並びがよい
・日本ではチャームポイント 世界では嫌われ者の八重歯
・歯科医院でしか落とせない口の汚れがある
・高齢者のむし歯が増えている
・災害避難時は「歯磨き」が命を守る
・妊娠中はむし歯よりも歯ぐきの病気に注意!
・人は足腰ではなく口から衰える
・義歯調整は噛みやすいだけでもダメ
・食べるとむしろ歯がきれいになる
・「噛み合わせ」がよいと足が速くなる!
・永久歯なのに歯が伸びることがある
・鼻と口の連携プレーによって「味わい」が楽しめる
・歯を失うとビールののど越しが楽しめない
・歯型取りで苦しまない方法
幼いころから聖女の役目を押しつけられ、神殿で孤独に生きていた病弱な王女プラティナ。
過酷な生活のせいで「余命わずか」と宣告されたのち、聖女の地位と婚約者を奪われ、「聖地巡礼」という名目で国を追放される。
厄介払いとして旅の従者を押し付けられた黒騎士アイゼンもまた、不条理な呪いに犯されていた。
不運な二人の旅は前途多難……かと思われたが、余命わずかだったはずのプラティナはなぜか日々健康になっていく。
しかも行く先々で聖なる力で問題をさくっと解決し、いつの間にか『奇跡の聖女』と噂になってしまい……?
無自覚聖女と不愛想黒騎士のチート巡礼旅!