「ヒトはイヌより鼻がいい?」
「彼の体臭はなぜセクシーなの?」
「デブと下戸は進化の最先端?」
本書は、素朴な疑問を通して自然人類学の最新成果を紹介しています。すなわち「ヒトとは何か?」にせまる読み物です。本書を読み進めると、ヒトのユニークさや、ほかの動物たちとの共通点が明らかになっていきます。また、わたしたちはまだまだ自分たちのことを理解できていない、ということに気づかされます。
本書は6つの章で構成され、各章でヒトの異なる側面に注目しています。
第1章「世界を変えるサル? -環境適応と環境改変」では、アフリカで誕生したヒトがなぜ地球上の広い範囲で繁栄できたのかを考えます。たとえば、海抜2,500mを超える高地に住む民族は、高山病にはならないのでしょうか? また、人類はこの繁栄の裏でほかの生物にどのような影響を与えてきたのでしょうか?
第2章「太って生き残る? -栄養の獲得と代謝」では、人類がどのように食物を得て、何を食べてきたかを考えます。たとえば、肉を食べるようになったのはいつからでしょうか? 肉食をはじめたことは、その後の人類の歴史にどのような影響を与えたでしょうか?
第3章「裏切り者は許さない? -感覚、知能、そして行動」では、ヒトの特殊な視覚機能や、際立って大きな脳、独特な行動を取り上げます。あなたの脳には「裏切り検出器」がそなわっているかもしれません。
第4章「子育ては大変だ! -繁殖戦略と家族の進化」では、絶対にモテる戦略……はお教えできませんが、配偶者を得て子孫を残すという生物として重要な営みを取り上げます。ヒトにとっては当たり前な「家族」という存在は、じつは特殊なものかもしれません。
第5章「多様性こそ力! -ゲノムと遺伝」では、ヒトの設計図を読み解きます。その設計図には、髪の毛の色や形態、肌の色、瞳の色などが書かれています。その一方で、なぜか病気の原因が書き込まれていることがあるようです。おそらくあなたのゲノムにも。
第6章「わたしたちはどこからきた何者か? -人類の進化と系統」では、ヒト以前の人類からわたしたちにいたるまでの歴史をふり返ります。よく耳にする「北京原人」「ネアンデルタール人」とは、いったい何者なのでしょうか? 現代人とどういう関係があるのでしょうか?
2012年、環境省から発表された第4次植物レッドリストでは2155種が掲載された。これは調査対象となった約7000種のじつに3割に相当する。本書ではこのうち1152種を全体がよくわかる写真と特徴や識別点となるアップ写真とともに紹介。初版と比べ、さらに311種の追加となった。専門家80人による“植物解説”と植物の現況をリアルに報告した永田芳男氏の“撮影記”を付記。これまで詳しく紹介されたことのない珍しい植物や初めて写真が紹介される植物も多数登場し、環境アセスや植生調査に不可欠な第一級の資料です。全種の県別生息情報付き。
ものごとは、けっして絵のように止まっているのではない。常に流動している。〈わたし〉の体だって変化し続けている。したがって、ものごとは、本当は流れたり、変わりゆくものとしてとらえないと、本質はわからないのではないか。ベルクソン哲学のポイントはここにある。時間の流れを「持続」という独自の概念でとらえ、記憶の蓄積こそが存在の鍵を握ると考えた、ユニークで重要なベルクソンの哲学を現代的な視点で読み直す快著。
ベルクソンといえば、かつては有名だったけれども、いまやあまり見向きもされなくなった哲学者、というようなイメージを持つ人も、あるいはいらっしゃるかもしれません。しかしながら、ひとつには、現代哲学の巨人といわれるドゥルーズとの影響関係があらためて注目されるという状況もあり、現代哲学に欠かせないキーパーソンとして、昨今、急激に再評価されつつあります。
本書は、それでは今こそ読み返すべきベルクソンの哲学とは、いったい何なのか、その本質について、ベルクソンのテキストに寄り添いながら、あらためて深く考える一冊です。
ベルクソンの思考の大きな特徴として、人間を含めたこの世界を、固定されたひとつの時点でとらえるのではなく、流れ、いわば連続としてとらえる、ということがあります。当然、人間という存在もある時点に静止したものではなく、持続するものです。この「持続(=duree)」こそが、ベルクソン哲学の根幹をなすのです。
ここから、「持続」とは時間だといってもいいでしょうし、人間とは存在の流れゆく記憶の集積だと言ってみても、違和感はないでしょう。では、その「持続」は、「いま・ここ」に存在する〈わたし〉と何の関係があるのか。何の役にたつのか。きづいてみれば、この問いこそ、あらゆる哲学の出発点でしょう。
著者は〈わたし〉とはなにか、なぜ生きているのか、という根源的な問いを手放さず、ベルクソンの思索に寄り添いながら、哲学を深めていきます。哲学的に考えることの魅力にあふれた、第一級のベルクソン論です。
第一章 ベルクソンの哲学
1.補助点としての〈わたし〉 2.きこえてくるせかい 3. ことば 4.直観 5.空間化 6.記憶
第二章 「持続」とはなにか
7.時間は、持続である 8.持続という空間 9.数を数える 10.理念的 空間 11.聴覚的空間 12.多様体 13.〈わたし〉=場 14.質と量の不可分性
第三章 純粋持続批判
15.直観と記憶 16.質ということ 17.意識の二層 18.印象、感覚、感情の変化 19.純粋持続
第四章 持続は記憶である
20.『持続と同時性』について 21.持続ふたたび 22.記憶ふたたび 23.流れの同時性 24.〈いま・ここ・わたし〉
読み継がれる昆虫の叙事詩、待望の完訳版!
虫の詩人・ファーブルが著した昆虫自然科学の古典。1巻下では色々な種類の狩りバチの興味深い行動の謎を解き明かす。読みやすい日本語、詳細な脚注と細密なイラストでファーブルの世界がより面白く!
多くの日本企業がグローバル化を加速している。
しかしグローバル化に向けた取り組みは、いまだ「人材のグローバル化」に留まっている企業が多い。
人材育成を超えた「組織のグローバル化」を実現できなければ、せっかく育成したグローバル人材を生かすことはできない。
それどころか、グローバル化しきれない組織に愛想をつかして出て行かれてしまう。
本書では、真のグローバルな組織とは「優れたリーダーシップにより統率され、効果的なチームワークにより支えられ、多様なメンバーが価値観を共有しながら一体となって、変革を推進し、継続的に成功するグローバルな組織」と定義。
「リーダー」「チーム」「ダイバーシティ」「チェンジ」「バリューズ」の5つの視点すべての分野において、グローバルな文脈と観点から組織作りが必要であることを提唱する。
さらに、グローバルな取り組みの難しさ、複雑性をCSP(C=Cultural:文化的な複雑性 S=Structural:制度的な複雑性 P=Physical:物理的な複雑性)の3つの観点から整理し、事例とともに、グローバル組織開発の考え方、進め方、スキルやノウハウを伝授する。
○日本企業はチームワークが得意というのは誤解
○ダイバーシティがうまくいかないのは同化を求めるから
○海外拠点での優秀人材確保には「マイノリティ」活用戦略を
○日本企業は、「日本」「日本人」ではなく「我が社」を主語にすべき
○プロジェクト策定から多様性のあるメンバーを参画させ、各層・各拠点の事情に対応
○真のグローバルリーダーに必要な知識やスキルの8割は日本でも学べる
○リーダーとしての学びのサイクルは、「経験」「客観視」「内省」「学習」という4つのプロセスで構成
○国内外を問わない最適な人材に「学びのサイクル」を回す機会を与えることが何より重要
はじめにーーなぜいま「グローバル組織開発ハンドブック」を書いたのか?
組織開発とは何か(「組織開発ハンドブック」から再掲)
序 章 日本企業に必要なグローバル組織開発
第1章 グローバル組織開発とは
第2章 グローバル「チーム」をつくり運営する
第3章 「ダイバーシティ」をグローバルに活かす
第4章 グローバルに「バリューズ」を浸透させる
第5章 グローバル「チェンジ」を推進する
第6章 グローバル「リーダー」になる/「リーダー」を育てる
おわりに
“死んだ"標本の研究をやめ、“生きた"昆虫を研究する。本当の自然理解は、十九世紀、自分の目で確かめたことだけを書いたファーブルの『昆虫記』から始まる。第一人者が書き下ろす本格評伝。
アリーは6年生の女の子。読み書きができないことを隠すために、わざと変な行動をとってしまう。自分に自信がなく、学校では頭も行いも悪い子だと思われている。友達もなく、いつもいじめられがちなこともあり、7年間毎年転校して7つの学校へ行っている。
アリーの読み書き障害と、それ以外の学習能力の高さに気がついた新任のダニエル先生は、アリーに特別な方法で読み書きを教え、アリーもそれに応えて文字を少しずつ覚える。また、同じくクラスのマイノリティだった天真爛漫な黒人の少女と変わり者の天才少年と出会い、型破りな3人組はいじめにも立ち向かう。先生の熱意と素晴らしい友情、家族の愛にも助けられ、アリーは自信を取り戻していき……。
もしも魚が、木に登る能力で判断されたら、落ちこぼれになるに決まっている──
ひとりひとり違うからこそ素晴らしい、と理解し仲間と尊敬し合うことで、誰もが自信を持って輝けると教えてくれる感動作。
シュナイダー・ファミリー・ブック・アワード受賞のほか、グローバル・リード・アラウド・チョイス、SLJベストブック受賞。
人間が幸せに生きるのに、本当に必要なものは何か。鎌田實が遠いルーツを求めて人類発祥の地アフリカほか各地を訪ね、あらゆる人種と触れ合ってみつけた答えは、人間らしければ「ヘンテコでいい」だった。
「カンブリア宮殿」(テレビ東京系列)でも大反響!
環境ブランド調査(環境考慮スコアランキング)で2年連続第1位(2016年)
日経ソーシャルイニシアティブ大賞(企業部門賞)受賞!(2016年)
目先の利益よりも企業理念が会社を伸ばすーー。
時代を先取りし、多様なニッチトップ商品を持つなど、
「ソーシャルビジネスの雄」として各方面から注目を集める
サラヤのトップがすべてを語る。
(名著『世界で一番小さな象が教えてくれたこと』を大幅リニューアル)
サラヤの「きれいごと」1 利益優先でなく、環境、自然に配慮した商品を出す
サラヤの「きれいごと」2 世界的な環境保全や貧困対策などの社会貢献をする
◆サラヤとはーー
1952年の創業以来、手洗い石鹸液「シャボネット」、ヤシノミ洗剤、カロリーゼロの自然派甘味料「ラカントS」、速乾性アルコール手指消毒剤……など独創的な商品を次々と開発・販売してきた。
「自然派」を標榜し、大手メーカーが寡占する様々な業界において、ニッチ市場を開拓し続けている。
ボルネオでの生物多様性保全への取り組み、アフリカでの感染予防など社会貢献活動でも知られ、環境保全、生物多様性やソーシャルビジネスなどに関する受賞は多数に上る。
はじめに 時代が「きれいごと」を求めている
序 章 21世紀の企業は「きれいごと」で生き残る
第1章 象の鼻
第2章 熊野川の清流
第3章 自然派の原風景
第4章 清流の経営1 生物多様性と企業経営
第5章 清流の経営2 ニッチトップで社会に役立つ
第6章 清流の企業が求められる時代
第7章 ウガンダの手洗い
10代のあなたが、恋や人間関係、さらにその先の「愛や性(!)」の世界に本格デビューする前に、ぜったい読んでおくべき1冊。
誰かに傷つけられないように、自分を守りたい!
誰かを傷つけてしまってからでは、遅すぎる!
そもそも自分がどうしたいのかも、わからない!?!?
そんな10代に必要なのは、「同意」の知識なんです!
●たくさんの同世代+先輩、専門家、の経験談が教えてくれる「リアルな場面で起こること!」
オーストラリアの人気MCユミと、ティーンの味方で有名な女性ドクター、メリッサが、現役10代&先輩男女のナマの声を集めて展開する、超お役立ち本! テーマは「同意」です。
何かをしたい人同士の合意、それが同意。
同じ気持ちで向き合えればいいけど、気持ちにはいつも温度差があるもの。特に経験の少ない10代は、いろんな場面で「どうすればいい?」と迷い、答えが見つからなくてモヤモヤしがち。
そんなとき、この本が役に立ちます。
自分や相手を守る、シンプルな「同意」の基礎がわかり、実際の場で役立つ言葉も学べて、気持ちのいい関係が持てる。そんな本なのです!
ハッピーで可愛いイラストはイギリス人のジェニーが担当。親しみやすい翻訳は、作家でフェミニストの北原みのり。この小さな本が、世界最先端のフェアな新常識を伝えます。
●「親密な関係」を前に、ドキドキしてる人なら今すぐ役に立つ本!
まず「同意」を知るためのお題は「Tシャツ」。
「Tシャツ貸して」「いいよ」というだけのやりとりでも、じつは意外なリスクやスレ違いが! そこから、わかりやすくお話が展開。自分の意思や同意(YES,NO)は尊重されるべきものだと、この本を読むと胸にストンと落ちます。
「はっきりしてるのは、相手が誰であっても、どんなときでも、自分の身体に関することは、自分に「いい」「いや」を言う権利があるということ。それは、ほかの人も同じです。」(本文より)
途中から始まる「セックスの同意についてのコーナー」も、全10代必読! 今すぐ予定はなくても、「いつでも必要なときに読みに来て」というこの本があるだけで、安心できます。
同意って、実は大人でもまだよく知らないもの。でも、セックスを知るときに「同意」を一緒に学べたら、それってすごく幸せなこと!
イラストやトークに登場する人たちも多種多様。肌の色や特徴、体型や人種、障がいの有無…まで、本当にさまざま。手をつないでいる絵やキスの話題も、異性同士とは限らないのがこの本らしさです。
そう、どんな人でも、みんながみんな「自分のからだのボス!」。
そんなメッセージを伝えるこの一冊、ぜひ手に取って見てみてね! その日からあなたも「同意ワールド」の一員です!
【推薦の言葉】
「探検記」の傑作。誰も知らない(住んでいる人たちも自覚していない)謎の「パラダイス」が存在したという展開は、ソマリランド級のインパクト。日本のあらゆる社会問題解決の鍵は本書にある! と遠吠えしたくなった。
-- 高野秀行、ノンフィクション作家、「謎の独立国家 ソマリランド」著者
徳島県南部の太平洋沿いにある小さな町、海部町(かいふちょう)(現海陽町)。
このありふれた田舎町が、全国でも極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」であるとは、一見しただけではわかりようがない。この町の一体なにが、これほどまでに自殺の発生を抑えているというのだろう。
コミュニティと住民気質に鍵があると直感した著者は、四年間にわたる現地調査とデータ解析、精神医学から「日本むかしばなし」まで多様な領域を駆使しつつ、その謎解きに果敢に取り組む。
ゆるやかにつながる、「病」は市に出せ、“幸せ”でなくてもいい、損得勘定を馬鹿にしない、「野暮ラベル」の活用など、生きづらさを取り除いて共存しようとした先人たちの、時代を超えて守り伝えられてきた人生観と処世術が、次々とあぶり出されていく。
第1章 事のはじまり -海部町にたどり着くまで
第2章 町で見つけた五つの自殺予防因子 -現地調査と分析を重ねて
いろんな人がいてもよい、いろんな人がいた方がよい/人物本位主義をつらぬく/
どうせ自分なんて、と考えない/「病」は市に出せ/ゆるやかにつながる
第3章 生き心地良さを求めたらこんな町になった -無理なく長続きさせる秘訣とは
多様性重視がもたらすもの/関心と監視の違い/やり直しのきく生き方/
弱音を吐かせるリスク管理術/人間の性と業を知る
第4章 虫の眼から鳥の眼へ -全国を俯瞰し、海部町に戻る
「旧」市区町村にこだわる理由/最良のデータを求めて/指標が無いなら作るまで/
海抜五百メートルの山と高原/地理的特性の直接・間接的影響/海部町の「サロン」活用法
第5章 明日から何ができるか -対策に活かすために
「いいとこ取り」のすすめ/思考停止を回避する/“幸せ”でなくてもいい/
危険因子はゼロにならない/人の業を利用する/「野暮ラベル」の効用
本書は、Googleが作った新しいOS「Chrome OS」をベースとしたクラウド型ビデオ会議端末Chromebox for meetingsを活用するためのガイドです。テレワークや在宅勤務など会社以外での働き方の広がりや、遠隔地とのコミュニケーションをもっと増やしたいといったニーズが増えており、インターネットを活用したFace to Faceでのコミュニケーション手段の必要性が増しています。クラウド環境での新しいビデオ会議スタイルとは何か、導入するための注意点やTipsなどを紹介します。クラウド型ビデオ会議システムを低コストかつ簡単に導入し、仕事に活用されたい方にまず手にして欲しい一冊です。
アングロ・アメリカン型の経済システムは本当に普遍的なのか? 多様なシステムの共存が経済利益を生むような「進化」とは? そして日本はどう変革すべきか? 企業組織から国際関係まで、ゲーム理論、情報理論等を駆使して「多様性の経済利益」を追究する新しい経済学=「比較制度分析」の考え方を第一人者がわかりやすく解説する、最適の入門書。(講談社学術文庫)
アメリカ型モデルは超えられるか?企業組織をどう変えるか?
「多様性の時代」の経済学入門
アングロ・アメリカン型の経済システムは本当に普遍的なのか?多様なシステムの共存が経済利益を生むような「進化」とは?そして日本はどう変革すべきか?企業組織から国際関係まで、ゲーム理論、情報理論等を駆使して「多様性の経済利益」を追究する新しい経済学=「比較制度分析」の考え方を第一人者がわかりやすく解説する、最適の入門書。
学術文庫版へのまえがき
原本はしがき
第1章 比較制度分析とは何か
多様性の時代の経済学
新古典派経済学による普遍モデルの追求
アングロ・アメリカン・システムは普遍的モデルたりうるか
制度多様性の認識と分析言語の普遍性
他
第2章 組織の多型性と比較情報効率性
生産関数ははたして技術的与件か
企業内情報システムの多型性
組織型の比較情報効率性
組織型の進化と産業の国際的比較優位の変遷
第3章 進化ゲームと均衡の多成性
戦略としての機能的・文脈的技能形成
非最適複数均衡の生成──J均衡とA均衡
歴史、将来予想、戦略のゆらぎ
補完的戦略のルール化としての制度
第4章 コーポレート・ガバナンスをめぐる制度補完性
会社コントロール市場の一般的後退
日本企業ははたして従業員管理企業か
チーム生産と「状態依存的ガバナンス」
状態依存的ガバナンスとメインバンク
他
第5章 メインバンク制と政府規制
企業モニタリングの三段階
統合的モニタリングの専属的委任
メインバンク均衡の可能性
メインバンク・レント形成の規制枠組み
他
第6章 移行経済のコーポレート・ガバナンス
移行経済の比較制度分析
インサイダー・コントロールの出現
なぜ投資基金のモニタリング能力は不十分か
旧国営銀行のソフト・バジェッティング傾向
他
第7章 多様性の利益と日本経済の制度改革
日米中の比較優位性と相互補完性の構造
多様性の利益は自由貿易を通じて実現されうるか
「仕切られた多元主義」のジレンマ
仕切られた多元主義から開かれた多元主義へ
多様性のガバナンス──純粋持株会社制の解禁
第8章 制度とは何か、どう変わるか、そして日本は?
制度とは何か
なぜ制度は頑健で、多様なのか──制度的補完性
制度はどう変わる
キー・ワード(1)──「仕切られた多元主義」
キー・ワード(2)──モジュール化
他
幼虫時代、木の中で育つカミキリ虫の闇の世界とは?シギゾウムシの鼻はどうして長いのか?他、甲虫のなかまや、自然の排泄物を新しい生命にもどすハエ類の不思議な生態を探る。(装画・鳥山 明)
「大丈夫じゃなくても、大丈夫。」
生きづらいあなたへ贈る、友情と成長の物語。
イラン出身の母と白人の父をもつ、ペルシア系アメリカ人のダリウス。
家でも学校でも疎外感を覚える彼は、母の故郷ヤズドを家族で訪れることに。
そこではじめての友達を見つけ……。
民族、人種、性的指向、うつ病、多重のアイデンティティに悩む16歳の青春物語。
◎ウィリアム・C・モリス賞受賞
◎ボストングローブ・ホーンブック賞フィクションと詩部門オナー受賞
◎Asian/Pacific American Awards for Literature ヤングアダルト文学部門受賞
◎Lambda Literary Awards 児童・ヤングアダルト部門最終候補作
[アメリカの様々な年間ベストブックスに選出されました!]
タイムズ/ウォール・ストリート・ジャーナル/バズ・フィード/パブリッシャーズ・ウィークリー/カーカス・レビュー/ニューヨーク公共図書館/ブック・エキスポ・アメリカ ほか多数
【著者略歴】
アディーブ・コラーム Adib Khorram
作家、グラフィックデザイナー、お茶愛好家。アメリカ合衆国のミズーリ州カンザスシティで育つ。南イリノイ大学でデザインと舞台技術を学ぶ。
その後イベント会社に勤務するかたわら、2018年に『ダリウスは今日も生きづらい』でデビュー。本書はウィリアム・C・モリス賞や、ボストングローブ・ホーンブック賞オナーなど様々な賞を受賞した。
執筆以外の時間は、ルッツ・ジャンプの練習をしたり、ヨガで逆立ちをしたり、ウーロン茶を淹れたりしている。
【訳者略歴】
三辺律子(さんべ・りつこ)
東京都生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院文学研究科児童文学専攻修士課程修了。訳書にジャンディ・ネルソン『君に太陽を』(集英社文庫)、デイヴィッド・レヴィサン『エヴリデイ』(小峰書店)、ジョーン・エイキン『月のケーキ』(東京創元社)など多数。
【原書タイトル】
DARIUS THE GREAT IS NOT OKAY
アフリカの大草原には何億という動物がいて、それぞれがふんをする。でも、大地がきれいなのはスカラベをはじめとするふん虫たちのおかげ。その神秘的な生態を明かす。(装画・鳥山 明)
人気の樹木図鑑作家が初めて書いた、植物と自然界にまつわるエッセイ集。木のことが全然わからなかった大学生の頃に始まり、樹木図鑑を作るようになった経緯、そしてそこから見えた自然について、あますことなく書き下ろした一冊です。森を歩き、葉っぱを集めてスキャンしたことで養われた観察眼、また、動物との出会いを通して身につけたことなど、生き生きと綴られています。
たとえば、なぜ葉っぱにはギザギザがあるものとないものが存在しているのでしょうか? また、花の色はなぜいろいろな種類があるのでしょうか? シカが食べたヒイラギの葉はどんな様子になっているのでしょうか?
こういうことはすべて、植物の「生きる戦略」に関わっているのです。そして自然界には、人にはわかりにくい事象が満ちています。植物たちの生き方について、さらには虫や動物も含めた生態系についてまで、本書では謎を解いていきます。
性格がわかる(かもしれない)「葉の心理テスト」と「花の心理テスト」も掲載!
はじめに
第一章 樹木図鑑を作るわけ
葉っぱスキャンの発見/僕の樹木独学スタイル/就職活動/樹木鑑定サイトの開設/樹木図鑑を作る
☆葉の心理テスト
第二章 葉の形の意味を考える
ギザギザのある葉とない葉/羽状複葉のメリット/対生と互生/不分裂葉の形/大きな葉と小さな葉/葉の蜜腺
☆花の心理テスト
第三章 植物と動物の絶妙な関係
沖縄の木にぶら下がる”危”ない板/クマのいる森/シカの多すぎる森/鍵を握るオオカミ
第四章 人間は自然の中か外か
植物は人間を意識しているか/自然は保護するものか/天敵のいない島
あとがき/僕が育った庭
「多様性」の時代のヒーローとは──
【推薦コメント】
本書はヒーローの変遷を歴史的な流れのなかで見通すひとつの示し、手がかりを与えてくれる。
────三木那由他氏(大阪大学大学院講師・『言葉の風景、哲学のレンズ』、『会話を哲学する』)
【おもな内容】
世界を救う、「正義」の象徴たるヒーローは、圧倒的な“マジョリティ”として表象されてきた。
しかし21世紀を迎え、ジェンダー、加齢、障害、新自由主義といった様々な観点への理解・変化から、留保なしでその存在は認められなくなった。
では、ヒーローたちはどのように「多様性」と向き合うのか?
そして、「ポスト真実の時代」とどう対峙していくのか?
本書は、ヒーローの誕生から発展までの歴史的視座を参照し、アメリカと日本のポップカルチャーに登場、活躍する《新しいヒーロー像》を縦横無尽に論じる。
ヒーローを考えることは社会を考えることだ!
【目次】
序章 多様性の時代の正義
第一章 法の外のヒーローたち
第二章 二つのアメリカと現代のテーレマコス
第三章 トランプ時代の「お隣のヒーロー」
第四章 多様性の時代に「悪」はどこにいるのか?
第五章 「オレはまだまだやれる!」──中年ヒーローの分かれ道
第六章 障害、加齢とスーパーヒーロー
第七章 日本のヒーローの昔と今
第八章 正義のパロディとニヒリズムとの戦い
第九章 デスゲームと「市場」という正義、そしてケアの倫理へ
第十章 ポストフェミニズムと新たな「ヒーロー」
終章 私たちの現在地
おわりに 正義はどこへ行くのか?
【著者略歴】
河野真太郎(こうの・しんたろう)
1974年、山口県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。
博士(学術)。
専修大学国際コミュニケーション学部教授。
専門はイギリス文学・文化およびカルチュラル・スタディーズ。
著書に『はたらく物語 マンガ・アニメ・映画から「仕事」を考える8章』(笠間書院)、『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)、『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫)、翻訳にウェンディ・ブラウン著『新自由主義の廃墟で』(人文書院)など多数がある。
【もう「学校」だけに「学び」を頼らない!】
●不登校という選択は誰にでも起こりえる
●むしろ、いまの学校制度に過剰適応することは危険ですらある
●少子化にもかかわらず、不登校の子ども・生徒の数は過去最高を記録している
このような問題意識から、本書は生まれました。
最近では、教育現場でも無理やり登校させる指導は減りつつありますが、一方で、不登校の子どもたちの学び場は整備の途上です。
本書は、子どもたちが最適な学び場を選ぶ際の指針となるよう取材しました。
【本文より】
不登校をテーマにした本は、たくさんあります。
多くは、わが子の不登校に強い不安を感じている親の心に寄り添ってくれるような本です。
当事者による体験談も人気です。
不登校が起こる原因や構造を学術的に解明しようとする本もあります。
でもこの本は、いずれでもありません。
多くの親がイメージする一般的な「学校」に行かなくても、学べる場所がこれだけある、と紹介する本です。
そうすることで、「学校」に行かなくてもいきなり詰んだりはしないと伝えたい。(中略)
子どもの人生における学校の比重を減らせれば、子どもたちが学校で感じるストレスは減るはずです。
そうすれば、不登校はもちろん、いじめだって減るはずです。
【本書に登場する主な学び場】
●不登校特例校ー星槎中学高等学校、西濃学園中学校・高等学校、岐阜県立草潤中学校
●フリースクール─星槎ジュニアスクール、スマイルファクトリー、広島県スペシャルサポートルーム
●私学の生徒向け不登校支援センター─神奈川県私学修学支援センター
●オンライン不登校支援プログラム─カタリバroom-K
●通信制高校ー星槎国際高等学校、目黒日本大学高等学校通信制課程
●不登校経験者が集う普通科高校ー北星学園余市高等学校
●ホームスクール─ホームスクール&エデュケーション家族会、日本ホームスクール支援協会
●不登校専門塾ービーンズ
●平日昼間の居場所ーいもいも 森の教室
など多数(順不同)
【目次】
序章 学校に行きたくないと言えたとき
第1章 不登校と社会の変化
第2章 居場所・塾・ホームスクール
第3章 学校から半歩離れる教育支援
第4章 不登校経験者が通う学校
第5章 フレキシブルに通える通信制高校
第6章 モザイク模様の学び環境へ
終章 親子で取り戻すそれぞれの自分
【著者プロフィール】
教育ジャーナリスト。
株式会社リクルートから独立後、数々の育児誌・教育誌の編集に携わる。
教育や育児の現場を丹念に取材し斬新な切り口で考察する筆致に定評がある。
心理カウンセラー、小学校教員としての経験もある。
著書は『ルポ森のようちえん SDGs時代の子育てスタイル』など70冊以上。
東京湾の生きものを、さかなクンがナビゲート!
東京湾を内湾と外湾に分け、さらに河口、干潟、アマモ場、岸壁、磯など、生息場所別に、生きものを紹介。
魚はもちろん、エビ、カニなどの甲殻類、貝類、イカ、タコ、クラゲから、ジンベイザメなどの珍しい魚類、クジラやイルカ、アザラシなどのほ乳類まで、多種多様な生きものを解説しています。
東京湾の生物多様性を、完全に網羅した一冊です。
さかなクンのコラムや、さかなクンの豆知識なども豊富に掲載しています。
内容
さかなクンの東京湾の思い出
東京湾全景マップ
内湾エリアマップ
河口・ヨシ原の魚
河口・ヨシ原の無脊椎動物
干潟・砂浜の魚
干潟・砂浜の無脊椎動物
岸壁の魚
岸壁の無脊椎動物
アマモ場の魚
アマモ場の無脊椎動物
沖合の魚
沖合の無脊椎動物
外湾エリアマップ
砂浜の魚
砂浜の無脊椎動物
磯の魚
磯の無脊椎動物
藻場の魚
藻場の無脊椎動物
沖合の魚
沖合の無脊椎動物
流れ藻の魚
コラム
東京湾にやってくるほ乳動物
東京湾にジンベイザメがやってきた!
東京湾の漁法いろいろ
東京湾にやってくる鳥たち
大物・珍魚大集合!
子育てをがんばるお父さん魚
夜の東京湾をのぞいてみよう!
内容
さかなクンの東京湾の思い出
東京湾全景マップ
内湾エリアマップ
河口・ヨシ原の魚
河口・ヨシ原の無脊椎動物
干潟・砂浜の魚
干潟・砂浜の無脊椎動物
岸壁の魚
岸壁の無脊椎動物
アマモ場の魚
アマモ場の無脊椎動物
沖合の魚
沖合の無脊椎動物
外湾エリアマップ
砂浜の魚
砂浜の無脊椎動物
磯の魚
磯の無脊椎動物
藻場の魚
藻場の無脊椎動物
沖合の魚
沖合の無脊椎動物
流れ藻の魚
コラム
東京湾にやってくるほ乳動物
東京湾にジンベイザメがやってきた!
東京湾の漁法いろいろ
東京湾にやってくる鳥たち
大物・珍魚大集合!
子育てをがんばるお父さん魚
夜の東京湾をのぞいてみよう!