各国の制度比較・わが国の実態調査・実証研究ー監査・証明業務の多様化と拡張可能性を掴む。
地に足のついた「本当の」リーマン面から現代数学への確かな視界を開こう!
植物進化の新しい体系を構築すべく、現生植物のゲノム生物学、細胞生物学、発生学、形態学の知見に古生物学の知見を融合し、陸上植物全体について系統樹に基づき、包括的に形態と進化を議論した。40ページ以上にわたる口絵など、多数のカラー写真と図を掲載した。登場する植物名一覧を巻末に掲載した。
本書は、国立国語研究所共同研究プロジェクト『日本語から生成文法理論へー統語理論と言語獲得』の研究成果の一端を示すものであり、プロジェクト研究者による17編の論文を収録している。ラベル付けと言語間変異、統語知識の獲得、名詞句の構造と意味、省略現象の多様性、格表示と統語構造の5部から成る。それぞれの論文が、一般言語理論を発展させる契機となりうる日本語特有の現象を分析し、その理論的帰結を論じている。
環境の世紀といわれる21世紀において、私たちは自らの生活だけではなく未来世代のためにも持続可能な社会をつくるための方策を探求しなくてはならない。本書は「フィールドから考える」ことをモチーフとして2012年に刊行した好評既刊の内容を最新情報にアップデート。第1部では地域環境を考えるための分析視角を提示し、第2部では具体的なフィールドにおける地域環境問題への取り組みとしての教育実践を紹介する。
多様なニュースが報道されるとは、いったいどういう状況なのか?本書は、ジャーナリズムにおける「多様性」を理論的に検討し、生物多様性の指標を用いてメディア環境における「ニュースの多様性」を実証的に測定していく。さらに、過去の国政選挙では選挙報道の多様性と投票率などがどれくらい関連していたのか分析し、ニュースの多様性が現実の政治に密接に結びついていることをも浮き彫りにしていく。人々に見たいものだけを見せる多メディア社会において、ジャーナリズムを考えるのに不可欠な一冊。
イームズの椅子やテーブルの貴重なオリジナル図面を55枚掲載。図面に対応する箇所の写真を載せ、イームズ作品をわかりやすく理解できるようにしています。特徴的な箇所は、拡大写真を掲載。図面や写真から、イームズの発想やデザインコンセプトを読み解きます。イームズの多方面にわたる業績(映像、エキシビジョン、建築など)、さまざまな分野の人たちとの関係(エーロ・サーリネン、イサム・ノグチなど)、日本への影響(イームズの椅子が日本で製造、デザイナーとの交流など)などをコンパクトにまとめて紹介。イームズの生い立ちや業績を網羅した年譜を、巻末に掲載。
近年のデジタル技術革新に、世界から周回以上の遅れがあるといわれる日本企業であるが、精査すると従来日本企業が持つ強みはDX時代に求められる組織能力との親和性が高い。戦略経営の諸理論に対して、日本企業の経営特性は多くの領域で整合し、DX時代の日本型企業再生は「温故知新」で臨む必要がある。価値創造企業に改革するために、日本企業のどの強みを活かすことが有利なのか、経営の標準理論の理解を通して考察する。
深刻化する“窒素”による環境問題。化学肥料は急増する人口に必要な食料の確保に貢献したが、一方で窒素汚染の問題を引き起こした。