【特集】漁業・漁村の環境社会学に向けて
漁業をめぐる人と自然から見る環境社会学の展開可能性(富田涼都・吉村真衣)/共同漁業権と地域社会(吉野馨子)/海と漁村をつなぐ漁師の身体(村田周祐)/未利用魚の商品化を可能とした地域的な要因(前田竜孝)/環境を意識した漁村女性起業による小規模ビジネスの展開(副島久実)
【論文】エチオピア小都市におけるクリーンエネルギー移行の阻害要因(西崎伸子)/札幌市におけるヒグマの出没「問題」とその解決に向けて(伊藤泰幹)/世界農業遺産の動的保全における農業者の主体性についての考察(岩男望)/福島県外地域における原発事故後の健康不安放置の構造(鴫原敦子)
【書評およびリプライ】地域資源への新たな眼差し(『パインと移民』書評)(椙本歩美)/社会的承認の死角(廣本由香)/実践としての歴史的環境保全運動研究(『大邱の敵産家屋』書評)(青木聡子)/植民地期の建築物への環境社会学的アプローチの模索(松井理恵)/「低い島」の人びとによる環境利用とそのまなざしに映るもの(『隆起サンゴ礁島の環境史』書評)(黒田暁)/〈生〉の断片をかきあつめて(藤井紘司)
本書は、わが国で行ってきた労働衛生工学の各課題はもとより、欧米のインダストリアルハイジーンで扱っている課題まで広く網羅して、労働衛生の国際化にも対応できるように考えている。
女性の就業を阻むものは、本当に結婚・出産や子育てなどのライフイベントなのか。自治体間でのさまざまな支援の相互作用をみながら、支援が女性の就業にもたらす効果も明らかにした。逆に、就業が女性に与える影響も、晩婚化、晩産化、子どもの不登校、虐待、貧困に着目して分けて検証し、行政の婚活支援が少子化に与えている影響、若年女性の社会移動の傾向もみている。今後の女性の就業支援を検討する素材が本書にある。
オンデマンド版につき、初版本にあったカバー・帯はありません。
第106回〜第111回試験と最新の第112回試験の全問題と予想問題の合計約870問を掲載。解説は『標準保健師講座』執筆陣が毎年すべて見直しを行い、最新の法制度や統計にも対応。付録のWeb電子版は冊子収載分を含む最新15年分を収載し、スマートフォンやPCで問題をとくことができる。学習状況の記録や自信のない問題のクリップ、頻出項目のチェックなどの機能も充実。冊子+Web電子版で効率よく試験対策!
※「暗記用赤シート」付き。
※付録Web電子版のご利用期限は2027年4月末日までとなります。
日本の科学技術分野のジェンダー平等が進まないのは、本気度が足りないからである。本書は、日本、欧米諸国、中国における科学技術分野の女性参画拡大政策を、統計データや口述史、インタビューを通して分析。日本の現状と課題を描き出し、これからの科学技術やジェンダーを展望する。
岩井宜子専修大学名誉教授の傘寿と安部哲夫獨協大学名誉教授の古稀を祝賀し,2人の所属する女性犯罪研究会が中心となり企画した論文集。「女性犯罪研究」,「女性による殺人」,「矯正施設における処遇」,「ファミリー・バイオレンス」,「性犯罪・被害」といった同研究会がこれまで研究対象としてきたテーマに加え「最近の課題と刑事政策」を主題とする各論文のほか,女性犯罪の動向やこれに関連した研究成果を整理し,これからの女性犯罪研究の⽅向性について語りあう「座談会」を巻頭に収録。女性犯罪研究のマイルストーンとなり,かつ10年先を見据えて新たな布石を打つような意欲的な論文集。
【座談会】 21世紀の「女性と犯罪」を考える
司会:後藤弘子
参加者:安部哲夫・岩井宜子・小西聖子・名執雅子・宮園久栄・渡邉和美
〔女性犯罪研究〕
家父長的ジェンダー差別秩序と刑事法/後藤弘子
日本の女性犯罪史〈1980年代〜2010年代〉/伊比智=山梨光貴=柴田守
ドイツの女性犯罪研究レビュー〈1980年代〜2010年代〉/海老澤侑
〔女性による殺人〕
女性による殺人事例の特性の変化/柴田守
わが国における新生児殺・嬰児殺・「親子心中」について/田口寿子
〔矯正施設における処遇〕
矯正施設に収容された女性の処遇と社会復帰支援/名執雅子
受刑者を親にもつ子ども(拘禁者を親にもつ子ども)への刑務所の対応──ジェンダーの視点を加味して考える/矢野恵美
少年院におけるマインドフルネスの活用の実践報告/東本愛香
〔ファミリー・バイオレンス〕
今さらながら,今だからこその,DV防止法改正──DV制度見直しに向けて/宮園久栄
代理ミュンヒハウゼン症候群と「病気」概念──母性とジェンダー問題を考察する/南部さおり
【解説】虐待に関係する損傷の法医学的なみかた/藤田眞幸
フィンランドにおける児童虐待を予防する方策/齋藤実
〔性犯罪・被害〕
性犯罪の被害者には女性が多い──当たり前を学際的な視点で考察して分かること/大江由香
女性性犯罪者の特徴/渡邉和美
性暴力被害の実態──全国の婦人相談員への調査結果から/山梨光貴=柴田守=宮園久栄
〔最近の課題と刑事政策〕
COVID-19と刑法/井田良
大麻に対する刑事規制の在り方/太田達也
犯罪を行った精神障害者の処遇──精神保健福祉法の通報制度との関係で/柑本美和
現代中国のジェンダー構造は、伝統中国や社会主義中国から如何に変化し、経済格差はどのように性別と関連し、消費社会はセクシャリティのあり方にどのような変化をもたらしたのか。
特に1995年の北京国連女性会議以降の20年間に焦点を当て、中国のジェンダー研究の第一線で活躍する研究者による最新成果を紹介する。
序 小浜正子
第一部 現代中国におけるジェンダー・ポリティクスの新局面ーシンポジウムの記録
解 題 小浜正子
中国社会の変容と女性の経済参画ー北京会議から二〇年 金 一虹(朴紅蓮訳)
ジェンダーをめぐるフェミニスト・国家・男性の協働/不協働ー反DV法制定過程を例に
馮媛(遠山日出也・朴紅蓮訳)
現代中国のジェンダー言説と性の政治経済学 宋少鵬(及川淳子訳)
コメント1 阿古智子
コメント2 足立眞理子
コメント3 伊田久美子
リプライ
第二部 北京国連女性会議から二〇年間の中国女性学
解 題 秋山洋子
〈女性意識〉と〈社会性別意識〉-現代中国フェミニズム思想の一分析
王政(秋山洋子訳)
グローバル化のもとでの中国女性学と国際開発プロジェクトーあわせて本土の資源と「本土化」の問題を語る 李小江(秋山洋子訳)
現代中国における三種の女性話語 屈雅君(福島俊子・秋山洋子訳)
[紹介]フェミニスト行動派の運動とその特徴ー二〇一二年二月〜二〇一六年四月 遠山日出也
第三部 中国における日本軍性暴力問題にどう向き合うか
解 題 秋山洋子
女性・平和・民族自省ー陝西師範大学で日本軍性暴力パネル展を開催して 屈雅君(秋山洋子訳)
苦難のうちに立ち止まってー日本軍性暴力パネル展の南京における挫折と内省 金一虹(大橋史恵訳)
メディアの中の「慰安婦」ディスコースー記号化された「慰安婦」と「慰安婦」叙述における記憶/忘却のメカニズム 宋少鵬(秋山洋子訳)
整形医学に長年かかわる著者が、歳をとっても自立した生活を送るための方法や、スポーツの効果とケガのリスクをわかりやすく伝える。長寿者の人口増加がもたらす食糧・水不足問題、社会保障問題などへの影響にも触れ、広い見地から「不老長寿」にまつわる想いを語る。
日本学術会議が公表した大学における経済学教育の指針(「参照基準」)を、学会・学派を超えて真摯に検討し、経済学と経済(学)教育の可能性を多面的に追究する。
「女性は自然の奇形である」としたアリストテレスに始まり、女性の性質に関する科学的な興味には長い歴史がある。しかし、ヴィクトリア時代(1837-1901)に興隆した性差の科学ほど、誤謬と偏見に満ちたものはなかった。当時の科学者や知識人たちは、解剖学、生理学、進化論的生物学、自然人類学、心理学、社会学など、最新の学問の成果を駆使して、女性は男性より劣っていることを必死になって証明しようと試みたのである。すなわち、「女性は未熟な男性」で、「一種の未開人」として位置づけられる…。本書はこうした性差の科学を豊富な事例とともに分析し、世紀末の科学思想、社会思想の背景にあった人間のヒエラルキーの虚妄をあぶりだした一書である。
キミの青春のKey Wordが…キミの人生のKey Wordになる!
共用試験、臨床実習、医師国家試験に対応。卒後の臨床研修や研究現場でも使える、”携帯できる組織学” 登場!!組織像300点超。・300超のフルカラーの顕微鏡写真。・最新のモデルコアカリキュラムや医師国家試験出題基準の項目に対応。・類似例や用例などわかりやすく解説。・臨床の現場で、すぐに役立つ! オールカラー&コンパクト!いつでも使える!!〈〈 定評、リッピンコットの”Pocket Histology” 邦訳版です 〉〉 【対 象】・医学生、医師、看護師、検査技師など
1章組織学の基本原理2章上皮組織3章結合組織4章筋組織5章神経組織6章 循環器系7章 リンパ系8章 外皮系ー皮膚とその付属器9章 消化器系10章 呼吸器系11章 泌尿器系12章 内分泌系13章 男性生殖器系14章 女性生殖器系15章 特殊感覚器系
日本は今、働き方改革や女性活躍、男性の育児参加など、多くの課題に挑戦している。焦点を当てる角度や呼称は様々でも、職業生活と個人や家庭生活の調和をめざす基礎となる枠組がワーク・ライフ・バランスである。本書は、その概念や分析視角を考察した上で、主要各国の施策の特徴を析出し、日本における実態を検証する。多方面から取り上げる視点と事例から、未来志向的な働きやすい職場環境とは何かを探る。
Rによる実践と分析のセオリーを把握
数学の苦手な文化系の学生、実務者向けに、分析スキルの習得および理解を目的としてまとめたデータサイエンス(統計学)の入門書です。計算はRに任せ、数学的な理解よりもまずは実践・実際的な理解を促します。
実際の課題(研究課題)を取り上げ、それを解くためのセオリーおよびデータ分析、結果のまとめ方、最後にまとめ(考え方)と類題といった構成で解説することで、目的(テーマ)に応じた分析の流れを学ぶことができます。
準備
Chapter 0 Rはじめの一歩ーこれだけで使えるR-
第1部
Chapter 1 グラフを描き、記述統計量を出すーRエディタを使うー
Chapter 2 統計分析はじめの一歩ー標準化と統計的仮説検定ー
Chapter 3 同じ人の異なるテストの平均点を比較するーTOEIC のReading とListening はどちらが難しいのかー
Chapter 4 異なる人のテストの平均点を比較するー音楽的能力は音楽経験の有無で異なるかー
Chapter 5 サンプルの小さい外れ値のある二条件(群)を比較するー電話をかける頻度に性差はあるかー
Chapter 5 発展 三条件(群)以上の対応のない順序データを比較するーサッカー選手はポジションによって性格が異なるかー
Chapter 6 二つの変数の関係性を数値化するー音楽的能力と数学の力の相関ー
第2部
Chapter 7 2×2のクロス集計表を分析するーボディランゲージは聞き手の理解を促進するかー
Chapter 8 名義変数の関係性を数量化し理論化を試みるー高校の時に好きだった科目と理系大学での所属学科に関連性はあるかー
Chapter 8 発展 名義変数間の関係性を2次元で表現ー対応分析ー
Chapter 9 テキストマイニングーパートナーに求めるものー
第3部
Chapter 10 同じ人の三つ以上の平均を比べるー理科嫌いは小中高のどこではじまるのかー
Chapter 11 二つの要因の絡みを浮き彫りにするーTOEIC リスニングのスコアはどうすれば上がるのかー
Chapter 12 複数の変数で一つの変数を説明するーキャンパス学食の満足度は何によって決まるかー
Chapter 12 発展 説明変数から二値データを予測するーオンライン授業の印象を分ける要因は何かー
Chapter 13 変数に共通する因子を見つけるー自分の心配や悩みを相手が受け止めてくれたと感じる言葉とはー
Chapter 14 人をグループに分けるー大学入学の動機によって人を分類してみるー
類題の解説・解答
参考図書
別表