人間の精神の仕組みを「性的唯幻論」という独自の視点からとらえ、具体的な生の諸相を鮮やかに論じる岸田心理学の実践的応用篇。待望の続篇。
本書は臨床との戦いのなかで得た知識とその肉付けがあるだけに、臨床的身近さを感じさせる。クライン学派の理論と実践を学ぶには、フロイトはいうに及ばず、自我心理学、さらには自己心理学とは臨床素材の考え方にも扱い方にも異質なものがあるだけに、一度は古い着物を脱ぎ去って、装いを新たにしないとクライン理論を本当に理解することは難しいということも教えてくれる。
どんな本が売れるのか?超ベストセラー作家が、自作をはじめ、さまざまな例をひきながら、成功の秘密を説き明かす。何百万もの読者に支持される人気作家ならではの、それ自体が一つのエンターテインメントとなるように計算された好読み物!巻末に読書ガイド「読んで読んで読みまくれ」添付。
1996年2月に急逝した司馬遼太郎が、26年にわたり書き続けたエッセイ「街道をゆく」。深い親交のあった人々が語る作家・司馬遼太郎の魅力ー。東西の道を共に歩んだ人々が明かす旅の本質ー。時間と人間の営みの滔滔たる流れを見据えながら、絶えることなく読者を導いた渾身のライフワーク。
本書は京の風土に息づく老舗の和菓子を紹介するものである。
人の生きる道、天下国家を治める道、宇宙の奥にひそみ宇宙を動かす道ーそのすべてを説きあかす神聖な書物。
20世紀とはどんな時代だったのかー。21世紀を「地球人」としていかに生きるべきかー。歴史の潮流の中から「国家」「宗教」、そして「日本人」がどう育ち、どこへ行こうとしているのかを読み解く。それぞれに世界的視野を持ちつつ日本を見つめ続けた三人が語る「未来への教科書」。
本書には、鎌倉時代に大聖人門下として活躍した女性信徒たちが登場します。大聖人からいただいたお手紙を中心に、それぞれの信仰と生涯について取り上げるとともに、代表的な御文を紹介し、解説してあります。
「人間、コンプレックスがないとあかん!」と公言し、ストイックな生き方を実践する著者ーお笑いに魂を売った男の、人と時代を見据える眼力は鋭く、語りには毒がある。「反論も悪口も大歓迎する、正々堂々と来てみやがれ」と刺激的に言い放った、超ベストセラー『遺書』+『松本』、待望の文庫化。