「二日酔い主義」PART3、人々とのふれ合いは楽しく、哀しい。日々が過ぎてゆく、伊集院静の第三エッセイ集。
タイバーズウオッチから宝飾時計まで豊富にとり揃えられた商品群。ハイテク技術を駆使しスイス、香港などの攻勢に立ち向かう各社の戦略を徹底分析。
わたしは生きていた。もう誰にも邪魔されることなく、大好きな徹さんを心から愛することができる。そのはずだった。少なくとも、あのいまわしい真実を知るまでは。わたしの体にはまだ殺人兵器が内蔵されたままだった。しかも、現代の化学では太刀打ちできない近未来からやってきた新たな殺人兵器が徹さんの命を奪ってしまった。-わたしが、徹さんの身代わりになりたかった。お願い、生き返って。
生命保険のCM出演がきっかけで知り合った五人の高校生ー英樹・康弘・さとる・京一郎・昭たちは、夏休みに伊豆の別荘に招待された。美貌の招待者・朝倉夫人の目的は、しかし…。雑誌「花丸」に掲載され好評を博した表題作と、京一郎のトラブルをめぐる『目撃者』を含む、和泉探偵事務所・高校生編。十代の二人がどんな人間だったか知りたい人のために。
信じたかった。信じようとした。僕は愛の証しを探すように君を抱きしめた。20歳になる前夜。愛し抜いた彼女への想いがジュンの心を切り裂いていくー。『17Seventeen』、『卒業』。そして、生きる希望を勝ち取った第3作。
ぼくがジョウジーに恋をした。進化の時計の針が動き始める時、知的興奮と小説の面白さが爆発する。
ごくありふれた暮らしの中で、思いもよらぬ告知。エイズに直面した六人の感染・発症ドキュメントで初めて明らかになった深刻な現実。あなたは、この悲痛な病からいかにして身を守るべきか。
心のなかで止まっていた時計が「表現」を通じて動き始めた。
ロレックス、パテック・フィリップ、ブレゲ-。永遠の価値を放ちながら人生を刻む腕時計と、それを生んだスイスの風土と歴史。自動巻き、防水時計の開発の苦闘や、宇宙空間での絶望的事故から乗組員を救った一個の手巻き式時計の物語など、時計好きには面白さ絶対保証の一冊。
第一インターナショナルはなぜ分裂したか。マルクスとジュラ時計工の闘いのドラマを描写。
マリー・アントワネットが依頼した精巧な時計の話、アメリカで発達した鉄道時計、日本の恩賜の銀時計の変遷など時計にまつわる話を、歴史を縦糸に、エピソードや技術を横糸に綴る。写真も豊富なビジュアルな本。
ヒロシマの原爆をテーマにした絵本。本書は50年前の8月6日の朝、被爆し、結婚記念の銀時計を孫娘に託して死んだおじいちゃんの話をもとに創作された。孫娘は、おじいちゃんとの約束をはたし、バレリーナとなり、「おじいちゃんの銀時計」を踊る。画家はらみちを氏がこの銀時計の話に感動、平和を願う力感あふれる絵本。