本書は、計算書類規則の一部改正はもとより、商法会計の中心的課題について深く掘り下げた解説を行うとともに、商法会計周辺の重要なテーマとしての会社設立とM&A、株式公開、企業会計と税務申告、EDP会計、さらには商法監査の概要等を積極的にとりあげるなど、企業経営にかかわる経理・会計問題の全般を網羅的に解説しております。
ベーシスとは何か。ベーシスを利用した利益増進の方法、ヘッジングの仕方からはじまって、ベーシス取引の歴史と教訓など、債券先物取引の高度な利用に向けての貴重な指針書。アメリカ国債の現物・先物の“ベーシス”(価値差)取引を詳細に解説。
玄界灘沿岸に流れ着く様々な寄り物、漂着に関わる民俗・歴史、さらに調査・収集・研究の方法まで、219項目を収録した事典。索引付き。
大改正された商品取引所法の平成11年4月施行により、関連省令はもとより定款や自主規制まで全面的に変更。本書はそれら最新の情報を網羅して掲載するとともに、改正法による新たな紛争解決手続の内容等を分析し、ビッグバンで激増が予想される被害を救済するための方策を開示。過去の判例一覧のほか、平成7年最高裁判決以降の判例については、被告となった業者の実名入りで解説を付し、利便性が大幅に向上。
人間の心の奥底に迫る「怪異」と「不思議」の世界。さまざまな分野にひらかれた新しい民俗学大系(全8巻)の全貌が明らかに。各巻巻末に小松和彦の書き下し解説を付す。
本書は、伝統セラミックス、先進セラミックス、そして天然セラミックスについて総合的に解説した最初の成書。そしてハイテクからローテクまでセラミックスの全般について新しい概念を提示している。
高取・上野・薩摩・萩など日本諸窯の名品。瀬戸茶入(中興名物)の本歌を中心に収録。海外に注文した海外陶磁の名品を新編集。仁清・乾山〜幕末に至る京焼の流れを再見。
足利将軍家の唐物荘厳から、珠光・紹鴎による備前・信楽・唐物・高麗物などの茶道具の和風化。天下人=信長・秀吉にゆかりの大名物。利休と長次郎によって生まれた究極の茶陶の美・長次郎茶碗の世界。五〇〇年に及ぶ、茶陶の美の源流を再見する。
利休の時代につづく慶長年間(一五九六〜一六一五)は、桃山の新しい茶陶が一挙に開花した時代であった。伊賀の花入・水指等にみる破格の造形、桃山茶陶の花ともいえる志野の誕生、緑釉を意匠の基調にした織部焼の装飾、自由奔放な造形と文様の食器群、美濃に匹敵する施釉茶陶の唐津など、まさに純然とした日本の陶芸が確立した時代であった。
庶民の文化が絢爛と花開いた大正時代に、誕生した着物の柄には、日本の花鳥風月と西洋のイメージを混在させた、モダンで心躍るダイナミックなデザインが多い。本作は大正着物の柄を、100点収録。Webデザインやテキスタイルデザイン、デスクトップパターンなどに活用できる1冊。
江戸人のセンス、技術、工夫に驚嘆する。オールカラー、収録図版300余点。江戸のきものの発展から、生産流通、文化まで、すべてがわかる初めての本。
独自の創造力により次々と話題作を発表し、多くのファンを魅了し続けた染色作家・山岡古都氏収集の下絵集シリーズ。