・わが国でアルツハイマー病(Alzheimer’s disease:AD )に代表される認知症を患われる方の数は数百万名にのぼり、社会損失は年間十数兆円に達し、われわれ国民の社会生活、経済活動にも重大な影響を及ぼしはじめている。
・2023年に日米で薬事承認されたレカネマブはADの進行を抑える効果がある。投与適否の診断には、 PETスキャン、副作用管理と安全使用にはMRIが重要であり。これらと血液バイオマーカー診断の組み合わせにより、認知症の超早期段階での治療が期待される。
・ADの治療薬が国民に行き渡るには、認知症疾患医療センターの充実をはじめとする医療の均てん化に加えて、 “認知症専門医”の充実は焦眉の急である。本特集では、 ADをはじめとする認知症に関する最先端の知見を、各分野のエキスパートの先生方に解説いただく。
■第1土曜特集 自然リンパ球の生理と病理
・はじめに
・ILCの分化ーーその起源と運命決定制御
〔key word〕自然リンパ球(ILCs)前駆細胞、運命決定、転写因子、IL-7、Notchシグナル、ILC-poiesis
・組織特異的なILCの多様性
〔key word〕組織特異性、自然リンパ球(ILC)、多様性、ILC局在
・1型自然リンパ球の多様性と生体内微小環境
〔key word〕ナチュラルキラー(NK)細胞、1型自然リンパ球(ILC1)、分化、多様性、微小環境
・ILC2と循環器疾患
〔key word〕インターロイキンー33(IL-33)、好酸球、アテローム性動脈硬化症、心筋梗塞、肺動脈性肺高血圧症(PAH)
・微小環境変化を敏感に感知するILC2--脂質メディエーター、ホルモン、神経伝達物質によるILC2の機能制御
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、脂質メディエーター、ホルモン、神経伝達物質
・ILC2の抑制機構
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、可塑性、抑制機構
・ILC2と疲弊
〔key word〕疲弊様ILC2、活性化による細胞死、慢性アレルギー炎症
・ILC2によるアレルギー性疾患の発症機構
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、上皮バリア、インターロイキンー33(IL-33)
・ILC2と寄生虫感染
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、寄生虫、原虫、蠕虫、免疫、サイトカイン、2型ヘルパーT細胞(Th2細胞)
・ILC2と肥満
〔key word〕自然リンパ球(ILC)、2型自然リンパ球(ILC2)、肥満、脂肪組織、腸管
・気管支喘息におけるILC2の役割
〔key word〕気管支喘息、2型炎症、フェノタイプ、エンドタイプ、ステロイド抵抗性
・治療標的としてのILC2の可能性
〔key word〕2型自然リンパ球(ILC2)、ILC2標的治療、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー
・感染防御に働き恒常性維持に重要な自然リンパ球
〔key word〕3型自然リンパ球(ILC3)、粘膜バリア、細菌叢、自然リンパ球(ILC)、感染防御
・ILC3による腸管上皮細胞のフコシル化誘導
〔key word〕3型自然リンパ球(ILC3)、フコシル化、腸管神経系(ENS)
・ILC3と代謝性疾患
〔key word〕腸管免疫、慢性炎症、インスリン抵抗性
・消化管ILCと消化器疾患
〔key word〕炎症性腸疾患(IBD)、自然リンパ球(ILC)、寄生虫、IL-22、神経免疫連関
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
TVアニメ「薬屋のひとりごと」から中華風デザインが美麗なアクリルキーホルダーが新登場!
2023年10月からアニメが放送開始!シリーズ累計発行部数2,100万部以上の話題作です!【対象年齢】:15歳以上【商品サイズ (cm)】(幅×高さ):6×8
TVアニメ「薬屋のひとりごと」から中華風デザインが美麗なミニ色紙が新登場!
2023年10月からアニメが放送開始!シリーズ累計発行部数2,100万部以上の話題作です!【対象年齢】:15歳以上【商品サイズ (cm)】(幅×高さ):12×13.5
薬膳師と妃の二重生活を送る董胡。派遣された青龍の地で医術の混乱を収めた矢先、何者かに連れ去られてしまう。董胡が目覚めた場所は、壮大な高原が広がる異国の地だった。この地を春営地とするロー族の病を治すため、董胡はその原因を探ることに。そのさなか、行方知れずになっていた卜殷の手掛かりを掴んだ董胡は、彼の安否と自身の生まれを探るため、危険な旅路に踏み出しー!董胡の運命が今動き出そうとしていた!
田舎の集落で小さな工房を営む薬売りの男。彼はある日、買い出しの帰りに馴染みの質屋に声をかけられる。薬の素材に引き取らないかと勧められたそこにあったモノ…いや、そこにいたのはボロボロのエルフの少女だった。黄金の髪、翡翠色の瞳、白い肌をした身体に走る無数の傷痕に、強い怒りを覚えた薬売りは、彼女に手を差し伸べ、治療を施すことに。か細い声で、ひたと故郷への帰還を願う彼女を薬売りは救い届けることができるか。そして異なる種族の二人に次第に生まれていく絆。命とは、人間とは、二人の数奇な運命を描く異世界ファンタジー、初の小説化!!
「今日限りでパーティーを出ていってもらう」出来ることを精一杯やっていたのに、そう言われ冒険者パーティーを追放された薬師のリゼット。正当な報酬をもらっていなかったためお金もなく、お先まっくら。それもこれも、無能な自分が悪いのだ…。そう思いながら向かった森で、騎士団と出会い、毒に苦しむ彼らを薬で助ける。すると、薬の効果の高さに驚かれ、ぜひ騎士団の専属薬師にと求められた!?戸惑うリゼットだったが、副騎士団長のシグルトと第三王子のユーリスに大切にされるうちに、自分自身を認められるようになっていく。一方、リゼットを追放したパーティーでは、良くないことが続いて…
多様な原因を有する肺高血圧症の基本に立ち返り、
鑑別と病態研究、治療法の最前線を解説!
●円熟期に入っているようにみえる肺高血圧症(PH)診療であるが、治療選択肢が増えたがゆえに、十分な鑑別診断が行われないまま誤った治療が行われているケースも少なくない。
●本書では基本に立ち返ってその鑑別を確実に行うことができるよう、各分野のエキスパートが解説している。
●また心筋症などでそうであるように、近年、PHに関しても多くの遺伝学的知見が得られているので、そのような最新知見についても解説をしている。
【目次】
総論
1.2021〜2022年における肺高血圧症の臨床
2.肺高血圧症の鑑別診断
3.肺高血圧症における遺伝学的知見とその臨床的意義
各論
4.特発性/遺伝性/薬物誘発性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
5.膠原病性肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
6.成人先天性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症の診断と治療
7.その他の肺高血圧症─門脈肺高血圧症とHIV感染に伴う肺高血圧症
8.左心系心疾患による肺高血圧症の診断と治療
9.慢性呼吸器疾患に伴う肺高血圧症の診断と治療─PAH特異的治療薬による治療は必要か?
10.慢性血栓塞栓性肺高血圧症の診断と治療
11.詳細不明な多因子のメカニズムによる肺高血圧症の実態にせまる
12.小児における肺高血圧症の診断と治療
トピックス
13.肺動脈性肺高血圧症の病態解明と新規治療の展望
14.Pulmonary tumor thrombotic microangiopathy(PTTM)の診断と治療
15.肺高血圧症に対する肺移植の現状と課題─長い肺移植待機期間と周術期管理
16.肺高血圧症に関わる医療制度
多剤服用から抜け出して健康寿命を延ばしていこう!薬の正しい止め方、賢い手放し方がわかる。
この本でいう「対話」とは?実際の医療現場では、医師が患者さんに一方通行的に助言や知識を与えようとする「頭」と「頭」のやりとりが普通です。本書では、頭でわかっていても「心」がついていかない患者さんに共感し、「心」と「心」で一緒に治癒の道を探っていこうとする受容的態度でもって、患者さんの自律を促すものなのです。
ロッドは途方に暮れていた。職無し家無し一文無し。ポーションを作る魔法薬術師として働いていた彼は、同僚に手柄を横取りされ職を失ったのだ。なけなしのポーションを町に売りに行く途中、ロッドは白いパンツ…もとい、茂みに突っ込んだ少女メリアと出会う。辺境伯の娘だという彼女にポーションをあげると、あれよあれよという間に、辺境フーリァンの工房で働くことに。金髪エルフの工房主や鳴き声がおかしい猫もどき、オジサンを名乗る怪盗少女ー。変わった人(?)たちに囲まれながら、ロッドは悩める辺境の住人をポーションで解放する!
最新の治療により、「HbA1c 5%台」「体重10kg以上減」「高血圧、脂質異常症、脂肪肝といった付随する代謝異常の改善」が目指せます。66の症例からエキスパートの匙加減がわかる!大幅な模擬症例入れ替え・追加により、全面改訂。
その薬、そのまま飲んでも大丈夫?副作用を起こさない正しい薬の飲み方がわかる。
Travis Japanの7人がAERAの表紙とインタビューに登場
「『壁はない』ことを発信していきたい」
AERA12月18日号の表紙にはTravis Japanの7人が登場します。グローバルデビューから1年。事務所の垣根を越えて様々な舞台で活躍する7人が、今とこれからについて語るインタビューは必見です。
昨年、グループでのLAダンス留学をへて、ダンスの技術を大きく向上させたTravis Japan。今年の音楽特番「音楽の日」のダンスコラボや、ダンス&ボーカルプロジェクト「D.U.N.K.」への参加など、他事務所のアーティストとの共演も話題になっています。ワールドワイドなグループになるという目標を掲げ、「これからも『壁はない』ということを発信していきたい」(川島如恵留)、「コラボでいろいろな刺激をいただいて、豊かな表現ができるようになった」(宮近海斗)と語ります。今月20日にはアルバム「Road to A」をリリース。「Travis Japanの幅に驚いてほしい」(松倉海斗)と、自信を見せます。グループとしてのこれからについて再確認した「7人だけの食事会」についての話もあります。撮影はもちろん蜷川実花。印象的な光のなかで、7人の未来を見つめる眼差しをとらえました。写真もインタビューもぜひ誌面でご確認ください。
●巻頭特集:50歳から「早めの終活」
「終活」というと、年老いて病気になった後に考えるイメージがあるかもしれませんが、50歳からの「早めの終活」で人生の後半戦を楽しもう、というのが今回の特集のテーマです。老後資金に2千万円必要?お墓はどうする?何かあったら頼れる人はいる?など、いざというときのための備えを考えておくことで、「人生の棚卸し」や「人生の片づけ」ができます。50歳といえば、先に「親の終活」を考えなければならない人も多いでしょう。先に自分の終活を始めることで、終活に二の足を踏む親に必要性を伝えることもできるようになります。少子高齢化が進み、多死社会が到来した日本。身寄りのない遺骨が増加しているという社会問題についても考えます。
●高橋大輔「滑る職人による新たなショー」
今年5月に競技からの引退を表明し、プロフィギュアスケーターに転じた高橋大輔さん。氷上で圧倒的な存在感を示し続ける屈指のエンターテイナーが、自らプロデュースするアイスショー「滑走屋」を開催します。これまでにないというアイスショーはどんなものなのか、それに込める思いとは、自らの言葉で語っています。ショーに出るスケーターたちはみな「滑る職人」だと言います。その職人たちと圧倒的な迫力を表現したいと意気込みを語っています。思いの詰まった単独インタビューをご覧ください。
●子どもの不登校は親の責任ではない
2022年度、不登校とされた小中学生は29万9千人と、過去最多を更新しました。そんななか10月には「不登校の大半は親の責任」という、自治体の長の発言がありました。どうしてこんな言語道断の発言が出るのか、その背景には「不登校に対する無理解」があると専門家は言います。この風潮を変えるために何が必要なのか、不登校の子どもを持つ親たちや支援の現場にいる専門家たちの声を丁寧に取材しました。
●松下洸平×ニコライ・バーグマン
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、ニコライ・バーグマンさんをゲストに迎えた4回の対談の最後です。ものづくりについて、お互い意気投合しながら話が進みます。松下さんが最後に聞こうと決めていた質問には、ニコライさんから少し意外な内容が即答で返ってきました。毎ゲスト最後の回に恒例の、ニコライさんを色でたとえるコーナーもあります。美しい花々といっしょに撮った写真と共にお楽しみください。
ほかにも、
●秋篠宮さま “次男坊”の切ない変遷
●冬の節電「大誤解」 電気代安い家電は
●飲む中絶薬にたどりつけない 取り扱いはわずかで高額
●「休めない」を放置しない 有休が取りづらい日本
●特別支援教育の教員が足りない
●ディズニー100周年 プリンセスが見た「夢」
●角野栄子「私が読んできた本」
●いまこそトットちゃんが必要だ
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・伊沢拓司
●武田砂鉄 今週のわだかまり
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●現代の肖像 西村義明・スタジオポノック代表取締役
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