人間も、あやかしも、全てにとことん向き合っていく。
不動産会社・阪神(はんしん)ホームズの「あやかし専門」部署で働く青年、水神導(みずがみとおる)。神様の上司・白澤(はくたく)と、付喪神(熊のぬいぐるみ)の同僚と、騒々しくも充実の日々を過ごしている。いつもの通り営業回りをしていると、とある地主のお屋敷が真っ黒に穢れていて…!?大きな厄災に、導はどのように向き合うのか?無茶をする導に、白澤は何を思うーー?あやかしと人間が織り成す物語、第2巻。
本書は長きに渡って親しまれてきた『小さき花』という自叙伝を、テレーズ自身の手による構成に近い形で復元し、訳出したものです。本来、テレーズの自叙伝とされていた本は、1896年から1897年にかけて彼女が記した三つの原稿(自伝、手紙)を編集したものでした。新しい自叙伝はそれらを原文写真版を参考に、もとの形で収め、テレーズ自身の手によるオリジナルに忠実に再現したものです。
1962年初版発行以来版を重ね、1996年には、現代の人に読みやすくという意向で伊従信子先生が訳を全面的に見直し、テレーズ独特の言い回しを文意を変えずに可能な限り読みやすさを考慮して再現しましたが、さらに時代が進み2025年のこのたび、改めて表現を見直し、また現代の人の手にとりやすいようにと、オンデマンド版および電子版を出版しました。
2025年は、テレーズの列聖から100年を迎えます。本書を手にとる方にテレーズの取り次ぎによって豊かな恵みが与えられることを願ってやみません。
合格に直結する、“超重要”115判例を厳選収録。
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判例から判旨を読み解く力が
行政書士試験合格のカギ!
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『トリセツ』は、スラスラ読めてわかりやすく、フローチャートや図解が豊富!
だから……判旨をイメージしやすく、本試験でどのように出題されやすいのかまで、具体的に理解を深めることができます。
初学者から学習経験がある方まで、すべての行政書士受験生におすすめの判例解説本です。
=== 本書の特長 ===
●合格に直結する115判例を収録
本書は、本試験の中でも特に対策の立てづらい<多肢選択式問題>と、配点の高い<記述式問題>で問われやすい“超重要”な115の判例を厳選し、収録しています。
●テキスト・問題集にダイレクトリンク
同シリーズ、2025年版 合格のトリセツ『基本テキスト』『基本問題集』の関連ページを記載しています。ダイレクトにリンクしているから、スムーズに関連知識の補完や、知識の習得確認ができます。
●購入者特典 <1>:無料講義動画つき
著者の野畑淳史LEC専任講師による動画講義を15回分ご用意!特に外せない判例を講師が自らピックアップし、よりわかりやすく判旨をひも解きます。
●購入者特典 <2>:「チェックシート」ダウンロードサービス
試験で使える知識が身につく「スマホで確認!最重要判例チェックシート」(PDF)をダウンロードいただくと、単語カードのように手軽に確認できて便利です。
●知識習得の確認に便利な赤シート付き
記述式問題で配点の目安になりそうな語句や、重要ワードは赤シートで隠しながら学習することもできます。知識習得の確認や腕試しにも便利です。
●最新の法改正に対応
2025年4月1日の時点において施行されると考えられる法令に基づいて作成しています(2024年9月1日現在)。
★☆行政書士 合格のトリセツ☆★
シリーズのご案内 (全3点)
・基本テキスト
・基本問題集
・多肢選択式・記述式に出る 重要判例解説
ぜひ合わせてご活用ください!
本物の森田療法の魂は、本質は、忘れられずに生きているのだろうか。「苦痛を苦痛し、喜悦を喜悦す。之を苦楽超然と言ふ。」安易に癒やし過ぎる、癒やし幻想のこの時代に、森田正馬の教えを味わい直す。
夢のどん底から生徒を救う革新の教師物語!
元キャリアコンサルタントの高校教師・高梨(たかなし)は、生徒から「夢なし先生」と呼ばれている。
彼は進路指導時、生徒の「夢」に対し現実的なデータや世の中の実情を突きつけ、否定し、覚悟を問う。
それでも夢を追い、のちに夢破れ、どん底の中でも諦めきれない生徒がいれば、卒業後でも手を差し伸べ、「諦めるための授業」を行うのだった。
『群青戦記』『リビドーズ』の作者が放つ、新時代の教師物語!
【編集担当からのおすすめ情報】
本作は【夢の尊さ、素晴らしさ】だけでなく、【夢の残酷さ】も描かれます。
また、主人公は「何かを諦めるのも悪くないですよ」と周囲に提示していきます。
愚直に続けることが美徳とされている現代社会に対してのアンチテーゼであり、「諦めることを肯定」する作品です。
是非ご一読頂けると嬉しいです!!
コンゴ動乱は、武力行使権限を持つ冷戦期最大の国連平和維持軍が組織され、また第二代国連事務総長ハマーショルドが謎の「事故死」を遂げるなど、国連史上最も重要な事件の一つである。本書では、米国と国連の関係に焦点をあて、国連事務局の自律性の可能性と限界、また国連平和維持活動が生まれるに至った政治過程、さらには親米独裁コンゴ誕生に対する国連の介入の影響と責任の問題を浮き彫りにする。
ヨーロッパを席巻した北斎、歌麿の19世紀末ジャポニズム。
いま、宮崎駿が、エヴァが、ポケモンが創り出す新ジャポニズム
が世界を魅了する秘密とは?
東京在住のアメリカ人ライターが描いた「夢の国」
のクリエーターと消費者の物語。
「バブルの崩壊、政治的カオス、若年世代のバーチャル逃避など、日本が数十年早く経験した現象がいまや他の国にも起きている。日本が作ってきたのは、単なる製品ではなかった。これまでになくつながっているかと思えば、これまでになく孤立する奇妙な新しい世界を旅するためのツールだった。日本のクリエーターと消費者は単なるトレンドセッターではなかった。先進国が迎えた晩期資本主義世界で、彼らは未知の領域のすこし先を歩いていたのである。」(本書序章から)
日本語版への序文 マット・アルト
序章
第1部 一九四五年の敗北
第1章 ブリキの玩具ーー小菅のジープ 一九四五年
第2章 アニメ誕生ーーアニメ 一九六三年
第3章 みんなスターだーーカラオケマシン一九七一年
第4章 かわいいーーハローキティ 一九七五年
第5章 持ち歩く音楽ーーウォークマン 一九七九年
第2部 一九九〇年代
第6章 女子高生王国ーースクールガール文化、世界へ
第7章 アニメ新世紀ーーオタク
第8章 世界を虜にするゲームーーファミコン&ゲームボーイ
第9章 反社会的ネットワークーー2ちゃんねる
そして二〇一〇年代
終章
必須の用語をわかりやすく
FPに必須のテクニカルタームを収録し、わかりやすく解説しています。知識の確認や実務に役立ちます。
充実の1300語を網羅
約1300の用語を網羅し、「FP概論」「ライフプランニング」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の7分野に分けて体系的に収録しました。
FP試験に向けた補助教材として
FP技能検定の受検を目指す方の補助教材としても役立ちます。
アブー・ヌワースは8世紀から9世紀にかけてアッバス朝イスラム帝国の最盛期に活躍し、酒の詩人として知られる。現世の最高の快楽としてこよなく酒を愛した詩人は酒のすべてを詩によみこんだ。その詩は平明で機知と諧謔に富み今もアラブ世界で広く愛誦されている。残された1000余の詩篇から飲酒詩を中心に62篇を選訳。
強制収容所の極限状態をへて、言葉を失っていく体験を根底に、沈黙に抗する詩を表した石原吉郎。1964年、H氏賞受賞し、今日さらに深く読み継がれる戦後詩の代表的名詩集を復刻する。資料集16頁添付。名著は常により新しいモチーフとテーマを啓示する。永久保存版思潮ライブラリー新刊。
授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博した半藤一利さんの「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。
日本人はなぜ戦争を繰り返したのかーー。
すべての大事件の前には必ず小事件が起こるもの。
国民的熱狂の危険、抽象的な観念論への戒めなど、本書に記された警鐘は、現在もなお生きている。
折しも2025年は戦後80年、「昭和100年」という節目の年。
日本が同じ過ちを繰り返さないために、今こそ読み直すべき一冊。
毎日出版文化賞特別賞受賞のシリーズ二冊、待望の新版に!
新版は解説と詳細な索引を新たに付す。
【目次】
はじめの章 昭和史の根底には“赤い夕陽の満洲”があった
第一章 昭和は“陰謀”と“魔法の杖”で開幕した
第二章 昭和がダメになったスタートの満洲事変
第三章 満洲国は日本を“栄光ある孤立”に導いた
第四章 軍国主義への道はかく整備されていく
第五章 二・二六事件の眼目は「宮城占拠計画」にあった
第六章 日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが……
第七章 政府も軍部も強気一点張り、そしてノモンハン
第八章 第二次大戦の勃発があらゆる問題を吹き飛ばした
第九章 なぜ海軍は三国同盟をイエスと言ったか
第十章 独ソの政略に振り回されるなか、南進論の大合唱
第十一章 四つの御前会議、かくて戦争は決断された
第十二章 栄光から悲惨へ、その逆転はあまりにも早かった
第十三章 大日本帝国にもはや勝機がなくなって……
第十四章 日本降伏を前に、駈け引きに狂奔する米国とソ連
第十五章 「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ……」
むすびの章 三百十万の死者が語りかけてくれるものは?
こぼればなし ノモンハン事件から学ぶもの
関連年表
あとがき
平凡社ライブラリー版 あとがき
解説 山本明子
参考文献
索引
【著者】
半藤一利(はんどう・かずとし)
1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。著書は『日本のいちばん長い日』『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『「真珠湾」の日』(以上、文藝春秋)、『幕末史』(新潮社)、『B面昭和史 1926-1945』『世界史のなかの昭和史』(以上、平凡社)など多数。『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』(平凡社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。2015年、菊池寛賞を受賞。2021年1月12日逝去。
「いい詩は、その言語を使って生きる民族の、感情・理性のもっとも良きものの結晶化」
詩的世界の多様さ、現実に根ざしつつ生み出された作品の面白さは、時代を超え、今もなお心に響く。
豊潤で余韻に満ちた茨木のり子の名訳で贈る珠玉の詞華集。
【解説】若松英輔さん、斎藤真理子さん
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隣国の多彩な現代詩人十二人の、発想豊かな六十二篇を、日本を代表する詩人・茨木のり子が編み、翻訳した。
刊行から三十余年。
韓国文学の真髄ともいえる簡潔で奥行き深い言葉できざまれた詩的世界は、時代を超えて心に鮮烈に響く。
■姜恩喬
■金芝河
■趙炳華
■洪允淑
■李海仁
■申庚林
■河鐘五
■黄明杰
■金汝貞
■黄東奎
■呉圭原
■崔華國
■あとがき
■収録詩集一覧
■【解説】手紙を書く詩人たち──若松英輔
■【解説】時代を越える翻訳の生命──斎藤真理子