本書におさめたのは、私の既発表の論文のうち、広義の行政組織法に関するものである。第1部には、特殊法人・行政機関を分析の対象とするもののほか、行政改革についての紹介を、第2部には、日本およびドイツの公務員法制にかかるものを、第3部には、公物法について考察したものをあつめた。
公益法人の概要から設立・機関・会計・税務・登記の実務に関する基礎知識を満載。情報公開・事業戦略・財務管理・内部留保・営利法人転換の今日的問題を解明。新指導監督基準に準拠した設立から清算までのすべてを網羅する座右の実務書。
本書は、編著者たち「関西土地問題研究会」の出す2冊目の出版である。編著者たちの研究会は、1985(昭和60)年12月、法律学・経済学・農業論専攻の学者、専門家などが、農業に関連する土地問題の共同開発を目的として発足した。爾来今日に至るまで、70回をこえる研究会を重ねてきている。1996(平成7)年度に見上が主担となって、「中山間地の農地と農業問題」をテーマとする龍谷大学社会科学研究所の共同研究を申請し、採用されて3年間研究費による研究を続けることができた。本書はその成果の報告書である。本書では、旧農基法下において日本農業がたどった錯雑な軌跡の上に、今後の日本農業がたどるであろう行く末を、主体・客体・政策等の各側面から描き出して見よう、と意図している。
鳥取一中の校友会誌『鳥城』掲載の短歌や随想、第一高等学校校友会雑誌に書いた「俺の記」「非同色」、『層雲』に寄せた「北朗来庵」「入庵雑記」、残された草稿「夜汽車」「序文」、日録「入庵食記」を収録。アルバム、知人の回想、詳細年譜、俳句索引を併せて掲載した。
本書は、最初に初期応力が発生するまでの解析方法を述べ、後半でその初期応力状態において荷重が作用したときの耐荷力を一連の続きの中で解析する方法を述べ、かつそのプログラムを紹介するものである。
本書は、「法と開発」の見地からアジア諸国の自律的法秩序形成の戦略を問い、また日本による法整備支援の方向性を論ずる目的をもって、1997年に生起した「アジア危機」後の金融法制改革を対象に、一連の法制モデルや立法例に法政策論点分析を加える試みである。
インターネット利用者の動向を分析すると見えてくる。サーチエンジンを最大限有効活用するために。
証券取引法制定から現行の金融商品取引法までの歴史的変遷と制度趣旨を整理し、開示規制の意義と今後の方向性を示す。
本書は、公益法人を取り巻く経済環境が著しく変化している状況の中で、今後公益法人がとるべき方策としての合併、解散、営利転換等について解説しています。また、実務においても参考となるように、その申請書類や添付資料についてもできるだけ多くの書式例(モデル)を示して理解しやすくなっています。