あめのふるせかいは、こんなにもたのしい!
笑うことのできない女と、一本気で無骨な男。東京に出て来て孤独に暮らす鏡子は、中年のアウトロー八代竜二と出会い、お互いのさみしさを埋め合うような恋に落ちる。八代は、古巣の組に復帰するため、ヒットマン指令を遂行したものの情勢が急変。鏡子の妊娠がわかり、一度はカタギの道を歩み始めるが…。不器用に生きる二人の男女をユーモラスに、切なく描く!
親子で分かち合う愛情と笑顔。無条件の愛を優しく伝える絵本。アメリカでシリーズ累計340万部販売のベストセラー!対象年齢2歳から。
ぞくぞく村のおばけシリーズ、今回は、かわいい顔したいたずらっこ雨ぼうずピッチャンが主人公!雲のオープンカーを乗りまわし、あちこちに、にわか雨をふらせていたらとうとう、みんながおこりだして、もうはんげき!ピッチャン、あやうし!大ピンチ!?小学中級以上向。
元桜ヶ丘FCのチームメイトは、それぞれの道を歩み始めた。地元の中学校サッカー部に入部した武井遼介は早くも公式戦に抜擢される。同じ学校に通いながらJリーグのジュニアユースチームに入った星川良は新しい環境に馴染めずにいた。サッカーから離れていく友は「なぜサッカーを続けるのか」と遼介に問いかける。競技スポーツの入り口に立った13歳の少年たち。多くの熱い支持を集める、感動の青春スポーツ小説、第2弾。
十九世紀、大英帝国ヴィクトリア朝。ネイサンがニュージーランドから帰国した時、ロンドンではシダの観賞が大流行していた。『シダ狂い』の間では、幻のシダの花の伝説まで流布する始末。だが、その花が咲く場所を偶然知って見に行ったネイサンは、同行したレベックから、それが悪魔の支配下にあると聞かされる。そしてウィリアムが十年前のある事件を調べた時、この“幻のシダの花”が関係してきたことから…?比類なき公爵家のプラントハンターと奇蹟の花々をめぐる物語、第四弾!!
不意にさしかけられた傘の下で、男の優しさにずっと浸っていたかったー。大店の跡取り息子に尽くし抜いて捨てられた長屋娘と、娘の悲しみを見つめるもうひとりの男の目。男女のやるせなさに心震える「雨の底」。密かに持ち込まれた商家夫婦への不可解な脅迫文が、隠居暮らしの慶次郎を、愛憎渦巻く事件の暗がりへ再び導く「横たわるもの」ほか、円熟の筆が紡ぎだす江戸人情七景。
大人気イラストレーター・げみ。最新描き下ろし作品を含む、待望のイラスト集が登場!イラストメイキング・インタビューも掲載。
安宿で妻と暮らす浪人の伊兵衛は、学問から武芸まで器用にこなす。だが、優しすぎる性分ゆえ、仕官が決まりかけては立ち消えになる日々が続いていた。ある日、喧嘩の仲裁で見せた刀の腕前が藩の老職の目に留まる。市井に生きる人々に寄り添う表題作「雨あがる」他、「深川安楽亭」など名作映画の原作六篇を収録。
二十一歳の櫻凛は、バイト先の弁当屋に訪れる会社員・藤岡瑛仁と不毛な関係にある。病弱な凛は瑛仁への想いを最期まで貫こうと考えているが、藤岡にもまた、生涯想い、守ろうとしているものがあった。無言のうちにできたいくつかのルールをもとに続く、すれ違いの関係。そんな折り、瑛仁の弟・暁天が現れて、「兄から手を引いて俺のところへおいで」と凛に告げ…-天使だった男と紡ぐ、永遠に続く幸福への旅路。生きること、愛することを摯実な文章で綴る温かい涙がこぼれる感動の一冊。
十九世紀半ば、大英帝国ヴィクトリア朝。王立園芸協会とウィリアムのために中国奥地へと赴いたネイサンは、首尾よく新種の黄薔薇を入手した。採取した植物を香港から送ったものの、ある事情から帰国を遅らせるネイサンをウィリアムはロンドンでやきもきち待つ。一方ハーヴィーと共にパリにいたレベックは、その地で小さなトラブルに巻き込まれていた。それが薔薇を巡るいくつかの事件への発端となり…?比類なき公爵家のプラントハンターと奇蹟の花々をめぐる物語、第三弾!!
絵本は大人にとって人生の心の友。生きる上で本当に大切なものを気づかせてくれる。大人こそ絵本を読もう!柳田邦男が薦める44冊の絵本。