沖縄・宮古島で生まれ、高校卒業後、上京し、東京で弁護士や社長の秘書を15年続けた後に独立。結婚・離婚、酵素風呂、ヨガとの出会い……紆余曲折を経て今がある。
その人生経験からにじみ出る言葉は「酵素風呂」サロンを訪れる人々の癒しとなり、相談がひっきりなしになるほど。
少しつまずいて自信をなくしている人、人生の転機・分岐点にさしかかり前に進んでいきたい人に寄り添い、背中を押してくれる、心が優しくなる言葉をあつめた1冊。
射殺された清少納言の実兄、殺人犯を皇族に偽装、公共事業費を国司が横領……『源氏物語』『枕草子』では描かれない、平安貴族たちの悪人ぶりを暴く!
2024年の大河ドラマの舞台となる平安時代は戦もなく、平和な時代のような印象を受けるが、実際には暴行や暗殺、横領や賄賂がはびこっており、特に受領国司として地方に派遣された中級貴族たちは、蓄財のためには殺人も犯すほどだった。本書では、こうした貴族たちの犯罪を暴き、平安時代の闇の一面を紹介する。
●凶行に及ぶ清少納言の実兄
●殺人を指示する和泉式部の夫
●事件の黒幕 その一 藤原兼隆
●『源氏物語』の大夫監のモデル
●道長による力任せの隠蔽工作
●殺人を隠蔽する常陸介
●悪徳受領を庇う一条天皇
●告発者の親兄弟を皆殺し
●不正行為の隠蔽のために部下を殺す日向守
●謀反人と癒着して私腹を肥やす
『王朝貴族の悪だくみ』を改題し、文庫化。
「外来を受診する成人期の発達障害には、うつ病など従来の精神疾患で通院する人とは、異なる点が多い。何よりもまず彼らは普通の人たちで、一般の社会人だということである。
受診する大部分の人はフルタイムかそれに近い仕事をしていることが多い。休職したり職がない状態であったとしても、仕事への意欲は十分に持っているケースがほとんどである」(岩波氏)。
近年、「ギフテッド」(平均をはるかに超える知的能力を持つ人)が称揚されるなかで、天才とADHD(注意欠如多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)を結びつける傾向が強い。だが一方で上記のように、精神科を受診する発達障害の成人の多くは、働く社会人である。
彼ら、彼女らは幼いころから積み重なった「周囲となじめない」負の記憶や、職場で浮いてしまうという悩み、問題行動による解雇などに苦しみ、自らの人生を何とかしたいと考えている。
はたして、発達障害の特性にマッチした職場環境は得られるのか。薬物療法には効果があるのか。就労支援の制度や社会復帰のトレーニングをどう活用すればよいのか。
「発達障害の人は働けない」という誤解を正し、本人・周囲にとって最適な就労への道を専門医が示す。
第1章 止まらない仕事のミスと対人関係の問題
第2章 ADHDをめぐる誤解ーー職場でどう接するか
第3章 ASD(自閉症スペクトラム障害)をめぐって
第4章 仕事とNeurodiversity
第5章 ADHDは治せる
第6章 ASDを治す
最新技術で、漁業・養殖業が成長産業に!
日本の水産業は、水産資源の減少、就業者の減少・高齢化などの課題をかかえていますが、持続可能性を考えた資源管理やICT・AI・ロボットなどの技術で、成長産業へと変わろうとしています。日本にとっての水産業の重要性や、漁業・養殖業を効率化・省力化するスマート水産業の技術を、事例とともに紹介します。
第1章 水産業の現状と課題
日本の漁業の歴史と生産量の推移/とりすぎや環境の変化で魚が減少/漁業就業者の減少、高齢化/世界では魚の消費量が増加/世界の水産資源は大きく減少/日本にとっての水産業の重要性/水産資源管理の取り組み/スマート水産業で課題解決へ
第2章 スマート水産業・さまざまな技術
漁獲情報のデジタル化で資源管理/計量魚群探知機で漁獲量をコントロール/人工衛星を利用して漁場を予測/バイオロギングで漁場を探索/定置網内の魚群をいつでも探知/熟練漁師のノウハウをAIで再現/カツオの一本釣りロボット/人工衛星やスマートブイで赤潮を監視/AIえさやり機で毎日の作業から解放/魚体測定をAIで自動化/スマート陸上養殖/魚種の選別と加工をAIとロボットで自動化/市場・流通のデジタル化/操業中に漁獲情報を市場と共有
もっと知りたい!
漁業のおもな種類/養殖業の課題/資源評価の取り組み/地球にやさしい、持続可能な消費を心がけよう/地球観測衛星とは?/バイオロギングで海の生物の生態が明らかに/「入札」って何?
こちらも注目!
日本人の魚ばなれ/激減したクロマグロが回復するきざし/人工衛星で違法操業がわかる/水中ドローンの活躍/海面の画像で、むだなえさを削減/超音波を使い、魚の数をカウント/ホタテ貝から自動でウロを取りのぞく/産地と食品スーパーを結ぶマッチングアプリ/石垣島のマグロ漁でも、「あげ縄」後すぐに情報共有
なぜ、その店に人は吸い込まれるのか?
いつも繁盛しているお店には、人間の認知機能・心理・クセを巧みに利用した
「つい、人が動いてしまう」驚くべき仕掛けがある。
秘密は、「立地戦略」にある。
・高級住宅街に、激安コンビニを出店する理由
・なぜ、コメダ珈琲店はロードサイドを中心に出店するのか
・飲食店に向かない立地とは?
意図や理由がわかると、「バカな!」「なるほど!」と驚いてしまう秘密が満載だ。
本書は、カフェやそば屋、サロンなど、出店を考えている人はもちろん、
企業の店舗開発担当者、店舗出資者を対象に、立地の基本が学べる「入門書」である。
新型コロナウイルスの影響、値上げラッシュ、人口減少……こうした現状をふまえ、
資本力に頼らなくても、立地戦略を駆使して生き残る方法を解説する。
3万件の調査実績を持つプロが伝授する、
貴重な資金を数カ月で溶かさないための「失敗しない出店戦略」とは?
大事な仕事をやらないといけないのについ予定を入れてしまう、
試験前なのに掃除を始めてしまうーーーーーーそんな「行き詰まり」から抜け出したいあなたへ。5000人以上を成功に導いた臨床心理学者が教える「科学的メソッド」
本書は、「習慣、ヒューリスティック、セルフ・サポタージュ、ドラマ、歴史」という5つの角度から、TikTok、ネットゲーム、ギャンブルといった悪習慣や望まない振る舞いを変える仕組みを提案します。強い意志ややる気を出す必要はありません。5000人を超えるサンプルから導き出された「無意識を意識化する科学的メソッド」を取り入れるだけで、あなたを惑わす悪習慣は消えて、「やりたいことをやり抜く人」になれます"
「武士を生かすも殺すも、わしらの腕一本や」--こう言い放つ気概ある具足師たちが、真田信繁を日の本一の兵(つわもの)にした!
本作の主人公・岩井与左衛門は、南都奈良の具足師(甲冑師)の家に生まれ、修業を積んでいたが、あるとき「ズクを打った」(不良品を作った)と言われ、勘当される。
その才能を惜しみ、目をつけたのが徳川家康。徳川軍が信濃の国衆・真田との戦いに惨敗した理由は、真田兵が身に着けている「不死身(しなず)の具足」にあり、と考えた家康は、与左衛門に真田潜入を命じる。
甲賀の忍びの女と夫婦を装い、真田の本拠地・上田に入った与左衛門だったが、そこで思いがけない光景を目にする。
赤備えをつくった具足師たちの命がけの闘いを描いた、戦国エンタテインメント。真田vs徳川のもう一つの死闘に、手に汗握る傑作長編小説。
ハロウィンの仮装でにぎわう動物園に「本物の怪物」が現れた!? 累計140万部突破の「青鬼」シリーズ第11弾!
【あらすじ】動植物が楽しめる「碧奥ワイルドパーク」に、学級新聞の取材のために訪れていたひろし、ナオ、ハルナ先生、そしてタケル。ハロウィン当日ということもあり、思い思いの仮装を楽しむひとたちが来園するなか、突然ブルーデーモンが現れて……!
【目次】1.<まんぷく食堂>にて/2.クロさんの忠告/3.サーカス団がやってくる!/4.へこんだシャッターと曲がったステッキ/5.おじさんの正体/6.サーカスへようこそ!/7.ドキドキの空中ブランコ/8.ピエロのつなわたり/9.ハロウィンの動物園/10.動物園の怪物/11.ベンガルトラを追え!/12.クロさんのたくらみ/13.林の中の大冒険/14.マユさんとマイキー/15.ハロウィンパレードとデモの一団/16.開演直前/17.あやしい人かげ
SNSで話題沸騰中の木彫り作家、キボリノコンノが贈る初絵本!
木がとんとんざくざくと形を変え、できあがったのは……!?
「なにができる?」というワードと共に、「木」がおいしそうな食べ物に大変身!
「1つのき」はつやつやぷるぷるのゼリーに、「2つのき」は……。
●みどころ
・登場する食べ物は「じゅくじゅく」「ふわふわ」など、どれも木とは思えない質感ばかり!
本当に木? と疑ってしまうほどのクオリティですが、よ〜く見ると……?
・「1つのき」、「2つのき」、「3つのき……」。徐々に木の数が増えていくから、「なにができる?」の難易度もUP。一人読みにももちろん、友だち同士、家族みんなでもコミュニケーションを取りながら楽しめること間違いなしの1冊!
忙しすぎるリーダー必読!
たったひと言で部下が自ら動き出す「魔法のフレーズ」。
あなたは、こんなメンバーに悩んでいませんか?
・何をお願いしてもすぐに「無理です」と言って動こうとしない
・指示をすれば動いてくれるが、指示がないと何もしない
・ミスを指摘しても言い訳ばかりで改善しようとしない
かといって、ここで強い言葉を使ったら「パワハラ」と言われてしまうのが、現在の上司の辛いところ。
では、どうすればいいのか。
「たったひと言」でその状況を打開できるのが、本書で紹介する「76の言葉」。
たとえば、すぐに「無理です」と諦めてしまう部下には「何があればできるかな」と問いかける。
人のせいにしがちな人には「われわれができることで考えない?」と促す。
何も決めようとしない人には「AとB、どちらが近い?」とやんわりと決断を迫る。
このようなフレーズで、やる気を削ぐことなく、自然と部下を前に向かせることができるのだ。
その他にも、「気持ちよく引き受けてくれる頼み方」「刺さるほめ方」「嫌われない叱り方」「リスクをあぶり出す言葉」など、使えるフレーズが満載。
20万部ベストセラー著者が贈る、「今すぐ使えるフレーズ集」。
ふすまの向こうから聞こえてくる足音の正体とは……? 自分とそっくりの子に出会ってしまったら……? 神様が下界で現場視察……!? 飼い犬が行方不明になってしまい……?
怖かったり、不思議だったり、信じられなかったり……ドキドキが止まらぬ世にも奇妙な25話。
ストーリーの面白さに加えて、各話ラスト1行は、必ず四字熟語で締めくくられている!
楽しみながら四字熟語の意味や使い方が身につく短編集!
●1話5分で朝読にぴったり!
●ショートショートならではの、予想外の結末をお約束!
●中学受験頻出の四字熟語ばかり!
●メイン25の四字熟語に加え、類義語や対義語、関連語まで100の四字熟語を掲載!
●巻末に100の四字熟語一覧を紹介しているので、忘れてしまった熟語も復習できる!
【目次】用意周到/時期尚早/純真無垢/孤立無援/一目瞭然/呆然自失/自業自得/電光石火/正真正銘/捧腹絶倒/起死回生/以心伝心/危機一髪/疑心暗鬼/意気揚揚/異口同音/周章狼狽/雲散霧消/沈思黙考/猪突猛進/暗中模索/後生大事/一言半句/画竜点睛/使用した四字熟語
なぜ、藤井聡太は強いのかーーその理由を師匠である著者は、次のように分析する。
人は誰もが好き嫌いや得意、不得意があるものだが、将棋に関して藤井は、そのような視点で相手を見ていない。見ているのは、後世に残る棋譜を残したいという思いだけだ。つまり、タイトルに関しても周りが騒ぐほど大きな関心を寄せていないのではないか。そのことによって平常心が保たれ、盤面に集中することができているのだ。
「相手に勝ちたい」「タイトルを獲りたい」では、そのことがゴールになってしまい、燃え尽きてしまう。しかし、藤井聡太の思いは、純粋に将棋を楽しむことなのだ。
本書では、師匠が、藤井聡太の集中力、構想力、平常心、探究心を余すところなく語る。本書を読めば、藤井聡太のように考えることができるかもしれない。
◎リスクを恐れなければ、それはリスクではない
◎構想力とは、人生の目的である
◎藤井は、なぜ携帯電話を近くに置かないのか
◎面倒なことをすることが集中に繫がる
◎集中しているのを忘れる時こそ、集中している
◎得手不得手、好き嫌いが、平常心を妨げる
◎客観的な「正解」ではなく、主観的な「良い手」を指したい
谷川浩司十七世名人との対談を収録
圧倒的強さの秘密に迫る!
歴史をひもとくと、古代の日本社会は多様な思想や価値観に満ちていた。
しかし、いつからか「日本は集団主義的で同調圧力が強い」と評されるようになった。
いったい、なぜ? ターニング・ポイントは?
我々の「日本人意識」は、どのように形成されてきたのか?
そもそも、我々はいつから日本人なのか?
本書では、古代から現代までの「日本人のものの考え方」のルーツを探る。
その過程で、時代ごとに影響を与えた思想を「マトリックス」で図解・整理。
日本思想史を俯瞰する「見取り図」を通じて、その構造と大きな流れを読み解いていく。
壮大な物語を読み解くナビゲーターは、駿台予備校のカリスマ世界史講師であり、YouTubeで14万人のファンがいる茂木誠氏。
世界史の視点から、日本で繰り広げられる「大いなるドラマ」を解説する。
日本人の思考様式・行動原理・アイデンティティは、どのように醸成されてきたのか?
日本人とは何か、どこへ向かうのか。
そのすべてがわかる!
食による脳や身体の成長が、人類の進化にどうかかわってきたのか、また「食」の革命が人類と世界をどう変えたかを明らかにする。
●約400万年〜約200万年前 アウストラロピテクス 脳容積は現生人類の35%
●約240万年〜約140万年前 ホモ・ハビルス 狩りをして肉を食す。脳が劇的進化
●約150万年 アフリカに出現 ホモ・エレクトス 石器の使用などを始める食への欲求を司るブロードマン10野が発達した集団が自然淘汰の戦いに打ち勝つ
脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによるバイデン政権の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。
●人類の脳は肉食で大きくなった
●ヒトは雑草を進化させて食料を生み出した
●塩が古代文明を支えた
●古代ローマ人が愛した調味料ガルム
●イスラムが生み出した蒸留酒の世界
●最初は危険と思われたトマト
●食の工業化が人口爆発を引き起こした
結婚後は専業主婦になるのが普通だった昭和40年代半ば。後に徳洲会病院創設者となる徳田虎雄と結ばれた秀子は、7人の子を育てながら経営計画書を作り、銀行から資金調達し、土地を購入して病院を建てた。決して自ら表舞台に出ることなく夫を立てながらである。
その夫、虎雄が医師を目指したのは、9歳の時に弟を病気で亡くしたことに起因する。故郷の徳之島で貧しい農家の子として育った虎雄は、夜中に体調を崩した弟を医者に連れて行くも診療拒否され、翌朝、弟は息を引き取った。当時の医療機関には休日・夜間診療などなかったのである。
「お金があれば弟は助かったかもしれない」「貧富の差で医療が受けられるかどうか変わるなんておかしい」。虎雄は数々の苦難を乗り越え大阪府松原市に徳洲会病院を建設する。
その理念は「生命だけは平等だ」--。24時間・365日、高度な医療が受けられる日本最大の医療法人の誕生である。
既得権益を脅かされた開業医の団体である日本医師会は猛反発。各地で徳洲会の病院建設阻止に動く。これに対し、虎雄は国会議員となり徹底抗戦した。何度も苦境に陥った虎雄を励まし、自らも陰で病院設立・運営に携わり続けたのが秀子だ。
虎雄の理念は浸透し、今では休日診療・年中無休の総合病院が当たり前になった。徳洲会は全国各地に200の施設を抱える医療法人にまで成長し、東日本大震災などでは災害(被災地)医療なども展開。弱者を助けるという虎雄の思いを今も引き継ぐ。
現在の徳洲会グループの発展は秀子の力なくしてあり得なかったともいえる。本書は貧しい生活から日本一の病院を作り上げるまで、夫の夢の実現にそばで携わり続けた妻の生きざまを描いたノンフィクション。
【特集】敵か、味方か!? 手に汗握る 「スパイ・国際謀略」小説【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/瀧羽麻子「さよなら校長先生」/西澤保彦「彼女は逃げ切れなかった」/小路幸也「すべての神様の十月(三)」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」ほか
◆微分・積分の理解に、数式や記号はいっさい不要!
◇数式を使わず、微分・積分の本質を、1つひとつ丁寧に解説。
◆数学が苦手でもスラスラ読めて「完全独習」できる入門書!
微分・積分と聞くと、「数式ばかりで難解」と思う人も多いかもしれない。
しかし、それは「大きな勘違い」であり、なおかつ「もったいないこと」だと、
クオンツ、データサイエンティストとして、微分・積分を活用する著者は言う。
なぜなら、微分・積分は「現代社会の礎」と言われるほど重要な数学理論であり、
理解すれば「世界の見方がガラリと変わる」とも言われているからだ。
しかも、その本質を理解するには「数式も暗記も一切不要!」と著者は語る。
そこで本書では、数式や記号を使わず、図やイラストを中心に、
微分・積分のエッセンスを、1つひとつ丁寧に解説する。
数学が苦手でもスラスラ読めて「完全独習」できる入門書、ここに誕生!
【本書の内容】
〇 微分・積分、それは「未来予測の数学」である
〇 微分・積分を支える“いいかげんな発想”
○ 「戦争と大砲」という現実的ニーズが微分を生んだ
〇 ケプラーは「酒好き」が高じて積分を発明した?
〇 天気予報、株価予測、飛行機……現代社会を支える微分・積分
「自動改札機を通過するとき、腕をクロスさせなければならない」「ハサミや定規、スープをすくうレードルが扱いにくい」など、左利きならではの不便は多々存在する。さらに、かつては左利きだと結婚に差し障りが生じたことすらあったという。中国の古典『礼記』に「食事をする手は右手」と記されているため、日本では長らく左手で箸を持つのは不作法と見なされ、左手で箸を持つ女性は「親の躾がなってない」と判断されることがあったのだ。
本書では左利きの苦難の歴史と現状を解説し、左利きが暮らしやすい社会を生むための取り組みも紹介。坂本龍一や石原慎太郎など左利きの著名人のエピソードも語る。
●人類における左利きの割合ーー世界と日本
●なぜ左利きが誕生するのか?
●「左利きは九年寿命が短い」説
●儒教の教えーー「食事をする手は右手」
●日本神道の教えーー「左は右よりも尊い」
●左利きだとお嫁にいけない?!
●「左利きは右脳型」説は本当?
●左利きの才人、偉人たち
●左利きへの共感を示した米津玄師
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