「昔から岩浅の犬なんでしょ、高津って」高校生の岩浅には高津という幼なじみがいる。女に優しい女嫌いで、暴れだすと手がつけられなくて、岩浅以外の誰にも懐かない。飼い馴らすのは面倒臭いが、高津は岩浅に忠実を誓っている可愛い犬だ。幼い頃から一緒の時間を過ごし、いつの間にか身体を重ねるようになっていたふたりだが、愛だとか恋だとか、そんなことは考えたこともなかった。ところが、岩浅の知らないところで高津が秘密を持っていることを知った岩浅は…バイオレンス・ラブ。
目で見てわらったら、声にだしていってみて。耳で聞いてわらったら、自分でもつくってみて。
かわいいけれど、困った存在!?生まれて間もなくひとり立ち。雨の日、風の日、炎天下、飄々とたくましく生きるのらネコの素顔に迫る。
あの「のらもじ発見プロジェクト」が本になった!見つける→観察する→分析する→フォント化する!
伝説の下着デザイナー、鴨居羊子がつづる“シッポのはえた天使たち”との愛しくて、せつない日々の物語。幸福感あふれる動物エッセイの名作がついに復活!街角でひっそりと暮らすのら犬へのラブレター『のら犬のボケ』、最愛の友人:鼻吉と彼が拾ってきた子猫たちとの愉快な共同生活を描く『シッポのはえた天使たち』、そして路地裏で出会ったのら猫たちとくりひろげる交際録『のら猫トラトラ』を収録。
風船気球のら号、二度目の冒険。ハイテクのら二号と悪のらネコ三兄弟が新たに加わります。ゾウたちに会いたくて、ようやく着いたアフリカ!ところがゾウたちは、りっぱな牙が災いして密猟者たちにねらわれています。片牙ゾウ、ジャーマと四頭の子ゾウたちがあぶない!サバンナの動物たちと力をあわせて戦うのらネコたち。
おれ、のらカメ。はしの下にすてられて、きょうからのらカメだ。ミドリガメのさんた。これが、おれの名まえ。「にんげんの、ばっかやろーっ!こんなとこに、すてやがって。二どと、ペットになんか、なってやるもんかーっ!」川にむかってさけんだら、すかっとした。
グリムをこよなく愛した絵本作家ワンダ・ガアグ。1943年に刊行された本書には、「戦争の暗い日々において、昔話は老若男女に笑いをもたらすにちがいない」という思いがこめられています。ガアグならではの力強いユーモアにいろどられた、グリムのむかしばなしをお楽しみください。
のらねこ39匹撮り下ろし。
のらカメさんたと、両親をイタチにやられたというジョージは、イタチに復讐することを考えるのだが…。ユーモアいっぱいの楽しいお話。