18歳の美大生が交通事故で記憶喪失になる。それは自身のことだけでなく、食べる、眠るなどの感覚さえ分からなくなるという状態だったー。そんな彼が徐々に周囲を理解し「新しい自分」を生き始め、草木染職人として独立するまでを綴った手記。感動のノンフィクション!
この詩集に収録した初めの詩「生まれたよ ぼく」を読んだとき、編者は名状しがたい感動を覚えました。熱いものがこみあげて、しばらくは瞑想状態でした。
山はいつまでも高くそびえていてほしい
海はいつまでも深くたたえていてほしい
空はいつまでも青く澄んでいてほしい
そして人はここにやってきた日のことを
忘れずにいてほしい
編者はいまも、この詩を人前で、声をつまらさずに読むことができません。
かつて谷川さんの父、谷川徹三さんは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を「明治以来の日本人の作ったあらゆる詩の中で、最高の詩であると思っています。もっと美しい詩、あるいはもっと深い詩というものはあるかもしれない。しかし、その精神の高さにおいて、これに比べうる詩を私は知らないのであります」と話されました。
「生まれたよ ぼく」こそ、その精神の高さにおいて「雨ニモマケズ」に肩を並べる詩なのではないでしょうか。
こどもとその未来について、また平和について、氏の近年の詩作を中心に編んだ、童話屋の第三詞華集です。
生まれたよ ぼく/赤んぼの気持ち/おなかのなかは/うんこ/いしっころ
うんち/ぼく/ぱん/あいしてる/むかしむかし/はな/しあわせ/なくぞ
ぼく/かけっこ/むし・ほし・ひと/おに/子どもは笑う/おっかしいね
あなたをしりたいんじゃない/何でもいい一つ/みみがさわる/みえないあみ
ぼうっきれがおちてた/ないしょのうた/しんでくれた/ぼくのゆめ
わくわく/ぞうとぼく/くらやみ/いのち/えんぴつのうた/うちのかぞく
そのこ/いる/すき/ご挨拶/こころの色/たったいま/からだはいれもの
おだやかに/いのちの輪/自分をはぐくむ/未来の仔犬 少年3
泣いているきみ 少年9/一人きり/幸せ/もどかしい自分/きみと
ありがとう …全50編
編者あとがき
春。小鳥たちの結婚の季節。歌をうたって仲間をさがします。それなのに、ちいさい小鳥は、自分の歌を忘れてしまいました。ひとりではさびしくて、ちょっと考えてから、くちばしを開いて高らかに鳴くと……その声に応えてやってきたのは、なんと犬でした! あれれ、まちがえちゃったみたい。ええと、ぼくのうた、なんだっけ? それから次つぎとちがう歌をさえずるたびに、ぶたや牛や猫がやってきて……。さまざまな動物たちに励まされながら、思いつく限りの歌をうたう小鳥のもとに、小鳥の女の子はやってくるでしょうか? おっちょこちょいな小鳥と、親切な動物たちとのやりとりが楽しい、ドイツ生まれの絵本。シンプルでユーモアあふれるテキストは、読み聞かせにぴったり! いっしょに読めばきっと、くすくす、あはは! と、じんわり笑いが広がっていくことでしょう。
ぼくはまだちいさいんだよ。だけどね、もっともっとおおきくなったらね、あめのひに、スカイツリーにかさをさしてあげるんだ。それからね、それからね…
ぼくは、しょうたくんちのトイレ。「うんち、おしっこ、どーんとこい!」 でも、しょうたくんはトイレを使わずに遊びにいってしまいました。「それなら、いいさ」 ぼくは、トイレを使ってくれる子を探しに旅へ出ますが……。愉快なストーリーは、トイレトレーニング中のお子様におすすめ! うんちやおしっこが上手にできる子もできない子も、トイレはいつでも待っています!
シロと一緒にお散歩に出かけた僕。にぎやかな商店街を通って公園に着いた時、シロがすごい力でリードを引っ張って……。固い友情で結ばれた一人と一匹が、ご近所を元気いっぱいに駆け抜けます。丁寧に描かれた日常風景に心地よい風が吹きぬける、第4回MOE創作絵本グランプリ受賞作。
2016年7月刊。
「ぼくだけはしっかりしていなければ」。父の事故をきっかけに、両親は別々の神さまを信じはじめ、家族には“当たり前”がなくなった。信じられるのは、一足先に大人になってしまった親友の龍之介だけ。妹のミッコを守ることでなんとか心のバランスを取るけれど、ますます家族は壊れていく。ぼくは自分の“武器”を見つけ、立ち向かうことにしたがー。
おじいちゃんからお父さん、そして、お父さんからぼくへー。受け継がれてきた「大事なこと」。小学校低学年向け。
ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。となりでミケがあくびしたとき…とおくとおくはなれたくにでいまなにがおこっているのだろう?おなじこのそらのしたで。
ジョーイは小学四年生の男の子。いつも考えるより先に行動してしまい、騒ぎをおこしてばかり。悪気はないのに、どうしてもじっとしていることができず、まわりから「問題児」だと思われている。幼いときに別れたきりだったお母さんがもどってきて、新しい生活がはじまったのもつかのま、教室で事故をおこして、クラスの女の子にケガをさせてしまい、しばらくの間、「特別支援センター」にかようことになった。もう、もとの学校にはもどれないかもしれない、と落ちこむジョーイ。ところが、支援センターはジョーイが想像していたようなこわい場所ではなかった。自分に合った治療やカウンセリングを受けたジョーイは、考え方や行動を少しずつ自分でコントロールできるようになり…。個性豊かな少年の内面を、ユーモアあふれる筆致でこまやかにすくいとった、一気に惹きこまれる物語。全米図書賞最終候補作。小学校中・高学年から。
くまたくん一家は新幹線にのって、遊びにいくことになりました。旅の楽しさがいきいきと伝わってくる絵本です。
なんでもすいこむ食いしん坊なカービィが、平和な国・プププランドにやってきた!
「ごちめまして!! ボク カービィ!!」
(ごちめまして→「ごちそうさま」+「はじめまして」をあわせたカービィのあいさつだよ)
わがままで食いしん坊な、自称プププランドの王様・デデデ大王と
今日もごちそうをめぐって大騒ぎ!!
カービィといっしょにくらすことになったチリーも巻き込んで
ドタバタにぎやかな毎日がはじまるよー!
■目次
ごちめまして!! ボク カービィ!! の巻
ナゾの雷でまっ黒コゲ!? の巻
カービィをつかまえろ! の巻
ゆうかいはんは……カービィ!? の巻
ナックルジョーと修行せよ! の巻
グルメレースで大激突!! の巻
カービィの弱点見〜つけたっ! の巻
ファッティホエールを救出せよ!! の巻
カービィのアルバイト! の巻
オバケやしきをクリアせよ!! の巻
登場!! メタナイト!! の巻
(C)Nintendo / HAL Laboratory, Inc. KB22-7558
ある日、子猫がやってきたーー。5年生で突然登校拒否になった幼なじみの仁菜が、薄汚れた子猫を拾い、ぼくの家へ連れてきました。自分の家で飼えない仁菜にかわって、ぼくと家族が世話をすることになったのだけれど……。子猫のニケに関わる中で数々のことを学んでいく、ぼくの様子がていねいに紡がれます。15歳で講談社児童文学新人賞佳作を受賞し鮮烈デビューした獣医師が描く、大切なお話です。
ニケがうちにやってきた!
ニケ、いきなり改名の危機
母子バトル、ぼっ発
シロ姉とみいちゃんと
またもや、嵐の予感?
ぼくたちとニケ
おまけ
「ぼくはわるくないのにうまくいかないのはだれのせい?」--
思いどおりにいかなかったとき、人のせいにしたくなる経験は誰しも持っています。
想いが強ければ強いほど、うまくいかなかったときの怒りを自分で抱えきれずに、周りにぶつけてしまったり…。そんなときに芽生える悲しみに、そっと寄り添う心温まる物語です。
くまたくんは、朝おきたときからむねがどきどき。きょうははじめて飛行機にのるんです……。初体験の興奮、喜びを描きます。