アレルゲン25品目のうち、特定原材料7品目(卵・乳・小麦・落花生・そば・かに・えび)を使わず、ボール一つでスグ出来るからだに やさしいおやつの本です。
食物アレルギー患者を支えるためには、家庭だけではなく、食に関わるすべての人に食物アレルギー対応の知識と実践力が求められる。保育士や幼稚園等の教諭、栄養士・管理栄養士、保健師、看護師などの専門職をはじめとした食に関わる人が、食物アレルギーの基礎知識から専門的な対応まで実践的・体系的に学ぶことができるように編集した。最新版では食物アレルギー診療ガイドライン2021」に準拠した内容になっている。
本書は、認定NPO法人アレルギー支援ネットワークが2006年より毎年開催するアレルギーの専門研修講座のテキストであり、受講者からの要望が多かった免疫療法、アレルゲン表示、緊急時対応、災害対策、給食対応の実例といった実用的な内容を充実してきた。
医学、食品・栄養学、食育、調理の専門家とアレルギー対応食づくりの経験者が共同で執筆。正しい知識を伝える教科書であるとともに、筆者らがアレルギー最前線の現場から発信するメッセージに溢れた1冊となっている。
第1章 医学講座
1-1 アレルギーの基礎
1-2 食物アレルギーの臨床(総論)
1-3 食物アレルギーの臨床(各論)
1-4 最新医療・免疫療法
1-5 アレルギー児の栄養食事指導
1-6 アトピー性皮膚炎
1-7 気管支喘息、花粉症、ダニアレルゲン
第2章 食品学講座
2-1 アレルゲンの基本
2-2 加工食品の表示とアレルギー表示
第3章 栄養と献立
3-1 食育とアレルギー
3-2 乳幼児期の栄養と献立
3-3 集団生活の食事
第4章 食物アレルギー児の管理
4-1 ひやりはっと事例から学ぶ安全管理と緊急時対応
4-2 アレルギー児の受け入れ
4-3 アレルギーっ子の災害対策
第5章 離乳食・幼児食のアレルギー対応レシピ集
5-1 離乳食の調理
5-2 幼児食の調理
巻末資料 料理の腕 これでぐんぐんアップ
国立病院機構福岡病院で25年にわたって「食物アレルギー教室」を指導してきた専門家による「きちんと知って、きちんと治す」入門書
はじめに
食物アレルギーと診断されたら、どう向き合う?
食物アレルギー教室 1日目 食物アレルギーを正しく理解する
食物アレルギー教室 2日目 食物アレルギーにはどんなタイプがあるの?
食物アレルギー教室 3日目 食物アレルギーの正しい診断を受ける
食物アレルギー教室 4日目 アレルギーを引き起こしやすい食物アレルゲンの特徴を知る
食物アレルギー教室 5日目 食物アレルギーは治りますか? 予防できますか?
食物アレルギー教室 6日目 食物アレルギーでも楽しい食卓を
食物アレルギー教室 7日目 食物アレルギー児の園・学校生活の過ごし方
食物アレルギー教室 栄養満点! おいしい! 国立病院機構福岡病院の人気レシピ
おわりに
学術論文やガイドラインなどでは埋められないヒントやコツが満載!
年代別に大きな変化や違いのある「食物アレルギー」.乳児期,幼児期,学童・思春期,成人期に分け“診療の手引き”や“ガイドライン”では埋められないヒントやコツを,多くの症例を通して学べる実践書.さらに一歩進んだ「食物アレルギー」の診療が可能に!「食物アレルギー」の診療にあたるさまざまな領域の医師必読の一冊.
子どもアレルギー診察室
子どもにアレルギー症状があると、親としては不安でしかたないものです。「あゆみクリニック」(春日部市)の院長である著者自身も3人の子どもを育てる時に、それぞれにアレルギー症状を経験し、また校医、園医としても多くのアレルギーに悩まされる子どもたちを診てきた経験から、アレルギー症状を改善する手立てを誌上診察室Q&A方式でお応えします。家庭だけでなく、信頼できる主治医、園や学校の職員との三位一体で取り組めば、必要以上に神経質にならなくても大丈夫だということが確信できる内容です。
【編集担当からのおすすめ情報】
幼児誌、学年誌のウェブサイト「HugKum」にも著者藤川先生のコンテンツが好評掲載中です。
薬物療法を考えるうえで診断から、選択法、効果と特徴など、エキスパートにより詳しく解説。今後期待される生物学的製剤についても紹介。
日本人の約40%に認められるといわれるアレルギー性鼻炎。明日からの外来診療に是非お役立てください。
外来に突然訪れる各種食物によるアレルギーを開業医の立場で診る。熱意ある開業医達の診療を知り、医療連携の大切さを学ぶ一冊です。
食物アレルギー診療の診断や治療方針を考える、皮膚科医必携です。
改訂3版では年代別の分け方を「乳幼児期」「学童・思春期」「移行期」「成人期」とし,
乳幼児期発症の食物アレルギー患者の成人診療科への移行についても解説.
学術論文やガイドライン等では埋められない細かい点(ヒントやコツ)を多くの症例から
学べる実践書.さらに一歩進んだ「食物アレルギー」の診療が可能に!
2色刷!
イラストと資料で分かりやすく!
場所別に対策を紹介!
具体的かつ実践的!
◎正しい「ダニ知識」がアレルギーを改善させる
●ダニを増やさないためには、まず「乾燥」。
●ダニは多くのアレルギーの症状に関係あり。
●殺すより減らす。生きていなくてもすべてアレルギーの原因に。
●ふとんは湿度が高くなる午後3 時までに取り込む。
◎ダニ知識を正しく理解して、対策を立てる
たこ焼き粉、たった1gの中に、
チリダニが1万5772匹いたことも!
生きているダニだけでなく、
ダニの死体やフン、切片も
すべてアレルゲン(アレルギーの原因)に!
ダニを減らせば、 多くのアレルギー症状は改善する可能性があります。
アレルギーの原因・きっかけとなるダニをいかに減らして、
アレルギー疾患を改善していくか!
お子さんのアレルギーに悩むお父さん、お母さん、
さらにはご自身がアレルギーで悩む方に
ダニの生態についての正確な知識から、
対策の基本、場所別の対応ポイントまで。
ダニ研究50年の知見をもとに
具体的、かつ実践的にお答えします。
最近本当に寒くなって家の中でもコートが手放せません。肌も乾燥するので、加湿器やベトベトする保湿クリームも必須の時期です。早く暖かくなってほしいものです。
さて、本号の特集は食物アレルギーの発症予防についてでした。今所属している研究室にも食物アレルギーや食べられないものがある人が多く、イベントごとがあると、どのケーキを選べばみんなが食べられるか、先生が頑張って探していたことを思い出します。
私自身アレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎があり、年中薬が手放せないため、アレルギーになる前に予防するという観点は非常に大事だと思っています。これだけ医療が進歩しているのにいまだにアレルギーを完治させる方法はないことを考えると、なかなか手強い相手なのだとは思います。しかし、今後もっと研究が発展して、今アレルギーに悩んでいる子供はもちろん、これから生まれてくる子供たちもアレルギーに苦しまないですむ将来が来ることを心から願っています。
発症や重症化の機序が次々と明らかになり,それに基づく患者の層別化や分子標的薬の臨床応用が行われるなど,アレルギー疾患研究は近年新たな局面を迎えています.本書ではこのような病態解明・新規治療法開発の最前線を紹介します.
概論 これからのアレルギー疾患研究と治療
第1章 アレルギーのメカニズム研究
1.遺伝情報と環境
2.免疫細胞とサイトカインなど
3.新たな視点
第2章 疾患研究から次世代の治療に
1.気管支喘息
2.アトピー性皮膚炎
3.アレルギー性鼻炎
4.結膜炎
5.食物アレルギー
診療科の枠にとらわれずにまとめたアレルギー疾患の本!
子どもから大人,急性期から慢性期までどんなアレルギー疾患にも対応できるようまとめた書籍.
「臨床編」ではよくある質問から成り立っており,著者の日々の診察で得た指導に役立つエッセンスが簡潔にまとめられている.
多様な患者を診るプライマリ・ケア医やアレルギー疾患を一通り学びたい方におすすめの一冊.
多くの耳鼻咽喉科疾患ではアレルギーや免疫が関与しており、何がきっかけで症状が起こるのか、原因は何であるのか?がわかることにより、的確な治療へと結びつく。病態解明から治療まで詳しく解説しました!
花粉症や食物アレルギーに関する従来の「指針」は誤りだと声をあげ始めた研究者たち。予防と治療の常識が根底から覆り始めている。大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報が詰まった一冊です。
ペットが原因でお子さまにアレルギー症状が出たら…!?小児アレルギー専門クリニックの看護師が作った絵本。ご家族みなさまで読んで頂きたいお話です。
アトピー性皮膚炎、花粉症、ぜんそく…。アレルギーの原因は不健康な腸にあった。クスリは不要!乳酸菌、ビフィズス菌…etc.注目の「善玉菌」プロバイオティクスでアレルギーを撃退する!乳酸菌・ビフィズス菌は効果で選ぶ!自分に合う菌の選び方を徹底解説!善玉菌パワーは子どもや妊婦にも効果大!!
アレルギーっ子が安心しておいしく食べられる手間なしレシピ集。卵・乳製品・小麦・大豆を完全除去、代替食材と栄養価の表示、アレルギーの基礎知識や食事療法、暮らしガイドも充実。日々の食事作りが楽に。
COVID-19を含め、ワクチン接種後のアナフィラキシーに対し、これまでの対策を振り返り、現状をまとめ、未来を考える。
蓄積された疫学調査、科学的な評価から、COVID-19に対するワクチンの現状と報告。 新しいワクチンの概要と先行接種のまとめ。日常診療に昇華できる筋注の実際まで、ワクチンとアレルギーの専門家による総力特集。副反応評価基準、ブライトン分類についても徹底解説されており、全医療者必読の創刊号。
【特集:アレルギー疾患とワクチン接種 〜COVID-19へのワクチンを含めて〜】
本特集の企画にあたって 岩田 力
序 ワクチン 〜過去・現在・未来〜 岡田 賢司
1 アレルギー児・者へのワクチン接種 藤澤 隆夫
2 食物アレルギーとワクチン接種 北村 勝誠・伊藤 浩明
3 気管支喘息とワクチン接種 西間 大祐・手塚 純一郎
4 開業小児科・病院小児科でのアレルギー児・者へのワクチン接種の実際 菅井 和子
5 ワクチン接種後のアナフィラキシーの現況と対策 長尾みづほ
6 ワクチン添加物とアレルギー 中山 哲夫
7 予防接種センターから見たアレルギーと予防接種 中野 貴司・田中 孝明
8 ワクチン接種時の痛みの軽減策 古野 憲司
9 新しいワクチン(経鼻インフルエンザワクチン) 長谷川秀樹
10 導入が期待されるワクチンと世界の動向
(1)RSウイルスワクチン 橋本 浩一
(2)サイトメガロウイルスワクチン 森内 浩幸
Ⅺ COVID-19に対するワクチンの現状と将来
(1)新しいワクチンの概要と先行接種のまとめ 菅 秀
(2)副反応のブライトン分類での評価 岡田 賢司
【分子標的治療薬の新しい展開】
・大田 健 ・森田 寛 ・岩田 力 ・海老澤元宏
【シリーズ】
・コロナ禍におけるオンライン診療 大久保 公裕
・アレルギー診療をこれから始める 遠藤 朝彦
・IgEを標的とするアレルギー治療薬(抗IgE抗体) 北浦 次郎