今世紀末に世界中の感染者が数千万人にも上るといわれているエイズ。日本の感染者や患者の人たちは、現状にどのように立ち向かい闘病しているのか。家族やボランティアの支援は、企業の雇用は、医療現場の実態はどうなっているのか。外国ではどう取り組んでいるのか。エイズ報道の最前線で常に問題を投げかけてきた著者による渾身のルポ。
コンピュータを蝕むエイズ(後天性感染ディスク症候群)の全貌を、日本で初めて解明。あなたのコンピュータも危ない!
本書はエイズの正体を明らかにするものです。そしてどういう行為が感染するかを具体的に述べ、と同時にどういう行為は感染しないかも具体的に述べていきます。また感染しないためのセックスや日常生活の注意点、検査のうけ方など、エイズに関して皆さんが知りたいと思っていることはすべて盛りこんだつもりです。
厚生省のエイズサーベイランス委員会は2カ月ごとにエイズの現状を報告しているが、それによると、日本の若年層のHIV感染が依然として増加の道をたどっている。根治薬が出現していない今日、感染しても発病の期間が延びつつあるとはいうものの、これから生産活動旺盛という時期に発病する現実をどう考えればいいのだろうか?本書は若者を前提として、彼らに次のことを話しかけている。それは、HIV感染の4人の若者のインタビューを通じて、彼らのひとりひとりの人生観がどう変化したか、そして何を伝えようとしているのかを。
朝日・毎日・読売・日経・サンケイのエイズ関連記事を網羅して編集。
輸入血液製剤で感染した子どもにスポットをあてる。身近な問題としてのエイズ、ともに語りあうためにー。
英国初の専任エイズ研究者ジョナサン博士がQ&A形式で中学生、高校生にもわかりやすく解説!
エイズの正しい理解と予防に役立つ、第一人者による確かな内容。イラスト・図表・2色を効果的に使った視覚的な編集。子どもから大人まで、だれが読んでもよくわかる平易な文章構成。翻訳本にはない、わが国の実情に即した情報と資料を満載。
わかりやすく、実際的なエイズの知識。エイズ教育の重要性は広く認識されています。しかし、そのためには、セックスやコンドームをはじめとする、人によりとらえ方の異なる、説明しにくい問題にふれなくてはなりません。著者は、保健所でのエイズ相談や思春期相談、またHIV感染者の主治医としての経験から、若者に何をどう伝えればよいかについて具体的に示しています。
人類共通の緊急課題である「エイズとの闘い」に人々が関心を示さない状態が続いているのはなぜか?
厚生省担当記者としてエイズ発生当初から取材をし続けてきた著者が、世界規模でのHIV/エイズ対策をリポートする。
●数字で見るエイズの現在
●はじめに SARS危機とエイズ危機
●第1章 不特定神話
●第2章 HIVアンテナショップ
●第3章 横浜の遺産
●第4章 沈黙を破れ
●第5章 21世紀の保健戦略
●第6章 危機の20年を歩く
●あとがき 再び日本の現実から
●ブックガイド ●年表 ●索引
本書の「エイズの授業」は、東京の区立D中学校2年生と、神奈川県立相武台高校1年生を対象とした50分授業、各2校時分の授業を再録したものです。
世界のエイズ・アクティヴィズムの最先端を紹介し、解説する、絶好の入門書。