なぜ現代の台湾において、性的マイノリティ文学が隆盛を誇るのか?現代台湾を代表する文学・文化研究者が、クィア理論を軸に台湾LGBT文学を考察した、初の先鋭的評論集。
近代アメリカ文学を代表する3人の作家ーセジウィックらによりすでにホモセクシュアルな欲望を論じられたヘンリー・ジェイムズ、レズビアン作家として知られるウィラ・キャザー、男性的異性愛のイコンとされてきたヘミングウェイをとりあげ、テクストが確かに喚起する性的な欲望と向かいあいながらも、フーコー、バトラーらをふまえ、その欲望が生成される過程や構造を分析する。ゲイかレズビアンか、異性愛か同性愛かという二分化されたセクシュアル・アイデンティティのあり方に異議を申し立てる。
12人の「性技の味方」が伝授する秘技・奥義の数々。快楽の事は変態(QUEER)に聞け!これを読まずして、不況の世紀末はしのげない!?決定版未来世紀SEX完全ガイド。
札幌市内の学校でフランス語とフランス料理を教えるジャックおじさんと副校長のしず子夫人が、軽快なエッセーを交えながらフランス料理をやさしく手ほどき。
ヴェルディ:レクイエム
マリノフ&ソフィア歌劇場管弦楽団
【収録情報】
・ヴェルディ:レクイエム
ダニエラ・ネディアルコヴァ(ソプラノ)
イヴァンカ・ニノヴァ(メゾ・ソプラノ)
ロウメン・ドイコフ(テノール)
エミール・ポノルスキ(バス)
ソフィア歌劇場管弦楽団&合唱団
イヴァン・マリノフ(指揮)
録音方式:デジタル
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モーツァルトへと受け継がれた、
バッハ一族の響きがここに!
以前、ヨハン・ルートヴィヒ・バッハの『葬送のための音楽』(HMC902080)が好評だったラーデマンによるバッハ一族の音楽再発見シリーズの第2弾。
今回は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ[1685-1750]の末息子であるヨハン・クリスティアン・バッハ[1735-1782]を取り上げます。18世紀後半の最も多作な作曲家で、モーツァルトに影響を与えた重要な音楽家でもあるヨハン・クリスティアン。生前はドイツ、イタリア、イギリスなど様々な都市で活躍し、とりわけロンドンではアーベルと共に公開演奏会の確立に多大な貢献を果たしました。彼の音楽性はイタリア・オペラに由来しており、今回収録された『レクィエム』にも当時のイタリア教会音楽様式が垣間見えます。彼の作品は生前大きな名声を得たものの、後進のハイドン、モーツァルトらの出現によって、没後はその作品の多くが歴史の影に埋もれてしまいました。今回は彼の教会音楽作品の中でも代表的な『レクィエム』、『ミゼレーレ』を収録。これまでバッハ一族の音楽を数多く復興してきたラーデマンによって、ヨハン・クリスティアン・バッハの優美かつ壮麗な響きが蘇ります。(キングインターナショナル)
【収録情報】
ヨハン・クリスティアン・バッハ:
・レクィエム〜入祭唱&キリエ ヘ長調 (T208/5)、怒りの日 ハ短調 (T202/4)
・ミゼレーレ 変ロ長調 (T 207/5)
レネケ・ルイテン(ソプラノ)
ルース・サンドホフ(アルト)
コリン・バルツァー(テノール)
トーマス・バウアー(バス)
RIAS室内合唱団
ベルリン古楽アカデミー
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)
録音時期:2010年11月
録音方式:デジタル
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多様性を承認する寛容な社会。はたしてそれは本当に実現したのか。(ネオ)リベラリズムとフェミニズムはどのような関係を切り結ぶのか。21世紀の現在から、ジェンダーの自由とジェンダーの規範を再考する。
現代ドイツを代表する作曲家ヨストの歌のないレクィエム
ラインラント=プファルツ州トリアー出身の作曲家クリスティアン・ヨスト。『ハムレット』(2009)、『ミクロポリス』(2011)、『ハートストラ』(2013)と意欲的なオペラ作品を続々と発表し高い評価を得ています。
このアルバムにはトランペット、トロンボーンとアルト・サクソフォンのための3曲の協奏曲をテキスト、典礼のないレクィエムとして作曲した『レクィエム・トリロジー』が収録されています。ソリスト陣は、トランペットのラインホルト・フリードリヒは、フランクフルト放送交響楽団のソリストとして活躍した世界的トランペット奏者。現代音楽のトロンボーン奏走として名高く作曲家としても活動するマイク・スヴォボダ。現代を代表するオランダのサクソフォーン奏者アルノ・ボーンカンプと高い実力を持った管楽器奏者が担当しています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・ヨスト:レクィエム・トリロジー〜トランペット、トロンボーンとアルト・サクソフォンのための協奏曲
1. ピエタ(トランペット協奏曲)
2. ディエス・イレ(トロンボーン協奏曲)
3. ルクス・エテルナ(アルト・サクソフォン協奏曲)
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)
マイク・スヴォボダ(トロンボーン)
アルノ・ボーンカンプ(アルト・サックス)
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
ジョージ・ペーリヴァニアン(指揮)
録音時期:2008年5月19-24日
録音方式:ステレオ(デジタル)
Disc1
1 : Piet, in Memoriam Chet Baker: Concerto for Trumpet and Orchestra - Reinhold Friedrich
2 : Diesirae: Concerto for Trombone and Orchestra - Mike Svoboda
3 : Luxaeterna: Concerto for Alto Saxophone and Orchestra - Arno Bornkamp
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本書は性的少数者の視点から試みられた新しい神学であり、伝統的な三位一体論の枠組みを大胆に読み替えて「クィア」なものとしての福音の本質を鮮明に打ち出している。現代人の信仰と神学への格好の入門書。
ヴェネツィア式レクイエム <br><br>1998年デジタル録音。壮麗な芸術・文化の栄えたイタリアの都市、ヴェネツィアの貴族にして政治家であり、作曲も数多く残したベネデット・マルチェッロ[1686-1739]による《ヴェネツィア様式によるレクイエム》の世界初録音です。<br><br> “死の鐘”で始まり、オルガン・ソナタに続いて繰り広げられる本篇は、死者を悼む真情にあふれてあくまでも気高く美しく、繁栄を謳歌したヴェネツィアにふさわしい、克明なメロディ・ラインと明快な対位法、気品ある哀感が実に魅力的です。<br><br> 演奏は、総勢44名から成るイタリアの古楽団体。気鋭の指揮者ブレッサンのもとで作品の美的性格に肉薄し、透明に澄み渡った抒情を端正な様式の中に率直に表出して深い感銘を与えてくれます。注目のレクイエムです。
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