「オトコノコなのにプリンセスをすきなのは、へん?」
「オンナノコらしくって、なに?」
いま、子供といっしょに考えたい! LGBTQ+、ルッキズム、ホモソーシャルのこと。
助産師/性教育YouTuberとして活躍するシオリーヌが伝える、ジェンダー・セクシュアリティにまつわる36の質問。
■もくじ
【1】 どうして、オトコノコだけ? オンナノコだけ?…8
オトコノコはヤンチャ? オンナノコはおしゃべり?…62
【2】 おとうさん、おかあさんって、なにするひとだとおもう? …64
「ふつう」ってなんだろう?…98
【3】 オトコノコはオンナノコが すき? オンナノコはオトコノコが すき? …100
「かっこいい ひと」って、どんな ひと?…122
【ばんがいへん】 みんなちがって、みんな「いいね!」…124
子どもを支える大人のみなさんへ…146
性教育YouTuberシオリーヌおすすめの動画…155
【読んだら、霧が晴れる】
女性学・ジェンダー論・フェミニズムの重要ポイントをおさえたい人のためのガイドブック。足元の性支配や性差別について、文化や制度、歴史、データを見ながら考える。
まえがき
序 章 女性学で読み解くライフとワーク
1 女性学的想像力でひらく未来社会
2 ライフワークを読み解く鍵
3 女性の生き方はどう変わったか
4 よりよく生きるために──グローバル・ローカルな視点
第1章 越境するフェミニズム
1 フェミニズムの歴史と展開
2 第二波フェミニズム──ジェンダー、女性学の誕生
3 第三の潮流──フェミニズムの多様性
第2章 働くこととジェンダー
1 女性の活躍とワーク・ライフ・バランス
2 ジェンダー化された労働
3 生活時間の国際比較
4 働き方とジェンダー平等──ジェンダー格差を超えて
第3章 性と身体の自己決定
1 再生産とフェミニズム
2 日本の妊娠・出産をめぐる政策変容
3 リプロダクティブ・ヘルス/ライツと性的自己決定権
4 少子化対策はだれのためか
第4章 子育てはどう変わったか
1 育児戦略で読み解く家族と子育て
2 子育ての社会史──江戸から明治・大正期へ
3 近代家族と子ども中心主義──高度経済成長期以降の子育て
第5章 教育・スポーツ文化をジェンダーで問い直す
1 文化伝達と「隠れたカリキュラム」
2 教育におけるジェンダー平等の取り組み
3 スポーツ、ジェンダー、性の境界
第6章 地域女性とシティズンシップ
1 女性と地域社会
2 災害女性学をつくる
3 農業と男女共同参画
4 SDGsと女性──地域から変える、変わる
終 章 女性学でひらくエンパワーメント
1 ローカルとグローバルをつなぐ
2 女性の自立とエンパワーメント
3 構造的不平等への挑戦
4 困難からエンパワーメントへ
参考文献/索引
*各章末に「考えてみよう」「知っておきたいキーワード」「さらに学ぶための本」付き
ジェンダー概念が切り開く、これからのメディア論!
デジタル化と多様化が進むメディア。
SNSを介したフェイクニュースやヘイトスピーチの広がり。
それでもスマホを手放せない私たち。
メディアと社会の今をとらえるとき、「ジェンダー」は最適なレンズとなる。
メディア論の基礎をジェンダーの視点から学ぶ、新しい入門書。
【「序章」より】
日本の高等教育では、「女性」「ジェンダー」「多様性」といった概念は現在においてもまだ主流のテーマにはなっておらず、取り残された課題となっている。メディア論の領域でも例にたがわず、ジェンダー概念からメディアについて考える体系的な教科書はいくつかの例外を除いては刊行されていない。つまり、メディアに関する世界では、そもそも調査対象としての「メディア業界」がジェンダー不平等な構造になっているだけでなく、「メディア論」や「メディア研究」においても、男性の側から見た世界観、つまり社会の半分側からしか見ていない世界観を、あたかもそれがすべてであり全体像であるかのように考え、拡大、発展してきたと言えるのだ。
しかし、そうであるからこそ、ジェンダーの視点は情報化社会の構造、ひずみ、課題を考察する際に用いるべき優れた拡大鏡となり、現代の情報化社会が抱える諸課題の所在を案内するナビゲーターになりうるのではないだろうか。たとえば、差別的な視点を含むCMに対するネットでの「炎上」や、Twitterによるヘイトスピーチやミソジニックな投稿、蔓延するフェイクニュース、あるいはアイドルやファン文化などは学生たちにも身近な話題だが、こうしたことは「ジェンダー」というレンズを通して見てみることで、あらためてその商業主義や権威主義、男性中心の嗜好とそれらへの対抗的な行為などがはっきりと浮かび上がるようになり、メディア特有の問題の諸相が明らかになっていくだろう。
2020年に始まるCOVID-19感染拡大は,わたしたちの日々の生活から,家族関係,親密な関係,社会動態,政治に至るまで,激動の連続をもたらしつづけている。地域に生きる人々の数だけ存在する「生きづらさ」は,だが「居場所を失う」という共通の苦しみを明らかにし,「?き出しのジェンダー不平等」を浮き彫りにしてきた。阪神淡路大震災の1995年,東日本大震災の2011年にも比肩すべきこの「転換期」をいかに読み解くことができるかーーーー
居場所を失った人たち,その点と点を結んで短い線を描き,線を撚り合わせ,糸を紡いで布を織るように「新たな場所」がつくられるとき,共に支え合うために共有される知としてのジェンダーが浮上する。このリアルな世界において露出した加害・被害と権力性に向き合うことを求められるとき,ジェンダーという言葉は,援助職に進むべき指し示すだろう。
そのための壮大な見取図を示す「[討議]抵抗の言葉ーージェンダースタディーズ2022-2023」に次いで,ジェンダースタディーズという知の遺産(フェミニズム,フェミニストカウンセリング,男性学・男性性研究,障害学),ジェンダースタディーズの「ホットゾーン」,知を再編成するための当事者によるジェンダー言説,ジェンダーセンシティブな実践(トラウマケア,性被害,アウティング,マイクロアグレッション,反抑圧的ソーシャルワーク),そして「専門家のポジショナリティ」の問いへ。
新しい現実には新しい言葉がなくてはならないーーーー「いまこの時代を生きるためのジェンダースタディーズ」。
近現代のヨーロッパと日本において、職業教育はどのように発展したのか。学校教育・職業教育の機会が限られていた女性たちと、中途で就労困難となってしまった戦争障害者の男性たちに着目しながら、福祉と教育の視点から分析する。好評の〈叢書・比較教育社会史〉シリーズ第十巻。
『叢書・比較教育社会史』の再始動にあたって
序 章 ジェンダーの視点からみた職業教育の比較社会史(北村陽子)
■第1部 女性のライフステージと職業教育
第1章 家庭だけでなく職業も
--帝政末期ロシアの女子中等教育機関卒業生の進路と男性知識人
(畠山禎)
第2章 男性教師の職業的自覚の形成と女性教師の困難
--明治前・中期の学問の「主体」、教育の「対象」としての女性
(加島大輔)
第3章 女性社会福祉職の養成と就労
--前世紀転換期ドイツの「ベルリン女子社会事業学校」(杉原薫)
第4章 優生学と慈善の狭間で
--二〇世紀転換期イングランドの「精神薄弱の女性・女子」用ホーム
(大谷誠)
第5章 女性教員のキャリア・パス
--近代メキシコの女子職業教育とキャリア形成(松久玲子)
■第2部 戦争障害者の職業教育
第6章 「名誉の負傷者」の社会復帰
--日露戦争後の癈兵・傷痍軍人の保護政策(松田英里)
トランス女性である著者が、トランス嫌悪的な社会で生きるトランスの現実を幅広い分析によって明らかにする。不十分な移民政策、医療体制の課題など、英国の抱える問題は日本と共通するところが多く、本書は日本の「トランスジェンダー問題」を考える上でも大いに参考になる。
プロローグ
イントロダクション 見られるが聞かれない
第1章 トランスの生は、いま
第2章 正しい身体、間違った身体
第3章 階級闘争
第4章 セックスワーク
第5章 国家
第6章 遠い親戚ーーLGBTのT
第7章 醜い姉妹ーーフェミニズムの中のトランスたち
結論 変容(トランスフォーム)された未来
謝辞
解説 スーパー・グルーによる一点共闘ーー反ジェンダー運動とトランス排除[清水晶子]
訳者解題 日本で『トランスジェンダー問題』を読むために
訳者あとがき
原注
人は生物学的に男女に二分できないことが科学的に明らかになってきている。性別とは何か。なぜ性別で差別や不利益が生じるのか。解決のための理論・方法とは。生涯にわたる発達を解明する「発達科学」の視点からジェンダーをめぐる多様な課題に迫る。
*心理学から教育学、社会学、経済学、政治学まで、第一線の研究者が学際的・分野融合的にアプローチ。
*ジェンダー研究、教育実践、心理的支援、社会政策に携わる人に。
女の視座をメディアに据え、政治を変革し、家族の形を問い返し、性差別を許さない。男社会の岩盤をうがつ女たち。
1 メディアに生きる
草分けの時代から変わらぬ女性蔑視
自由奔放に非日常を生きた女性記者、中平文子という生き方
日中戦争前夜、竹中繁が訴えた「相互理解」の大切さ
『婦人公論』初の女性編集長 三枝佐枝子の仕事
女性誌を変革した『ミセス』休刊の理由
画期的な告発の書 『マスコミ・セクハラ白書』
2 表現者の自由を拓く
「閨秀」から「女流」「女性」へ
階級やジャンル越える女性作家
武道館を埋めた作家がいた
「倒錯的」「邪道」と蔑まれても 駆け抜けた役者一代
幸田文の「崩れ」に学ぶ、大災害の続く今こそ
太平洋戦争開戦を受け入れた表現者たち
「横浜の大空襲」を記録する小野静枝
戦中・戦後の生活者の記録
資料は「生きた」歴史 軽視・廃棄を恐れる
散逸が懸念される女性史関係資料、保存・公開の動き相次ぐ
3 政治に挑む
明治150年、「明治の精神」願い下げに
「平成」最初の参院選で女性22人当選
「政治参加は女子の本分に背く」のか
政権の看板だった「女性活躍」どこへ?
ツイッターデモと「声なき声の会」が示すこと
『市川房枝の国会全発言集』を読む
国際女性デーの国連議決を無視し続けた政府
民主主義と呼べぬ日本の政治
4章 家族の形を問う
「産めよ死ねよ」への回帰か
ノーベル賞、「内助の功」は必要か
「昭恵夫人」は責任回避の呼称か
選択的夫婦別姓、未だ男性司法の壁厚く
「わたしだけの名」を奪う制度は終わりに
高齢者介護の担い手は今も女
昔「結婚報国」、今「官製婚活」
非正規シングル女性の窮状
関東大震災で犠牲になった沖縄の女工
コロナ禍を家事協働の契機に
5 性差別、性被害を告発する
目をおおう米軍による沖縄の性被害
忘れ去られた「国家売春」の過去
父系主義の国籍法改正に尽力した土井たか子
スポーツ選手は増えたが指導者は?
看護師を再び使い捨てにするな
ケアマネジャー、訪問介護の現場を語る
ジェンダーギャップは過去最低
男女共同参画センター、予算減や廃止で存立の危機
6 悼詞
加納実紀代、被害と加害の二重性から逃げず
山口美代子、ライフワークは「資料と女性」
関千枝子、書き続け訴え続けたジャーナリスト
鹿島光代、女性史学に不抜の基礎を築く
高良留美子、天才的な書き手、多面的な活躍
折井美耶子、 地域女性史のリーダーとして
女性史とわたしーあとがきに代えて
「体育嫌い」はあなたのせいじゃない!誰ひとり置き去りにしない体育の姿とは?「ジェンダー・セクシュアリティの視点」から「体育の当たり前」を問い直す!
女性の政治参加から、ジェンダー不平等の克服を! 当たり前のこととして男女共同参画を実践するジェンダー研究者が日仏の女性議員との交流を重ねて提言する、政治分野におけるジェンダー平等の推進。
はじめに[冨士谷あつ子]
序論 ジェンダー不平等 日本事情の克服[冨士谷あつ子]
第1部:日本の女性国会議員の実情と意識
第1章 日本の全女性国会議員の属性[新川達郎]
第2章 日本の女性国会議員の実情と意識[新川達郎/塚本利幸]
第2部:日本の政党別女性議員とジェンダー政策
第1章 自由民主党[新川達郎]
第2章 公明党[香川孝三]
第3章 立憲民主党[新川達郎]
第4章 国民民主党[大束貢生]
第5章 日本維新の会[小縣早知子]
第6章 日本共産党[冨士谷あつ子/西野悠紀子]
第7章 社会民主党[進藤久美子]
第3部:フランスの女性国会議員の実情と意識
第1章 フランスの全女性国会議員ーーその全体像[新川達郎]
第2章 フランスの女性国会議員の実情と意識ーーインタビュー内容とインタビュアーによる分析[シモン・サルブラン]
第3章 フランスの政治分野における女性の進出ーーパリテ法の成果と課題[小縣早知子]
第4部:世界のなかの日本のジェンダー政策の今後
第1章 EUにおけるジェンダー政策の推進[伊藤公雄]
第2章 スウェーデンのジェンダー平等/SOGI平等政策[大山治彦]
第3章 日本における女性の政治進出と停滞ーーアメリカの事例から学ぶ[進藤久美子]
第4章 政治分野での日本女性のアジアの中での位置づけ[香川孝三]
第5章 女性進出阻害要因の克服ーー供託金の負担とジェンダー問題[香川孝三]
第6章 女性の政治分野進出を促す生涯教育[上杉孝實]
第7章 日本文化のジェンダー観再考ーー「家」から考える[西野悠紀子]
コラム:女性の政治参画ーー2024年10月国連女性差別撤廃委員会日本報告審議と選択議定書批准への動き[リボアル・堀井・なみの]
おわりに[新川達郎]
資料
1 日本の女性国会議員プロフィール(2023年1月1日現在)
2 日本の女性国会議員インタビュー調査項目
3 フランス国民議会女性議員プロフィール(2022年改選)
4 フランス元老院(上院)女性議員プロフィール(2023年改選)
5 国会議員、直近の国政/統一地方選挙の候補者・当選者に占める女性割合
6 政治分野の女性の参画に関するアンケート
世界の中できわめて深刻な日本のジェンダー・ギャップ。開拓以来の歴史が短く、広大な地域をもち、経済的に豊かとは言えない北海道という地域に焦点を当て、女性研究者たちがこの地域の女性たちの生を掘り下げ、それぞれの専門的立場から分析していく。
中世日本美術から現代アート、ミュージアム展示までをフェミニズム、ポストコロニアル批評を導入して論じ、「主体」が「客体」に向ける欲望に満ちた視線を分析するとともに、作品に宿る他者の痛みや希望を引き受け、この社会を問い続ける。美術史研究の新地平を拓いた著者の重要論文を選りすぐり文庫化。(解説=吉良智子)
はじめに(池田 忍)
1 日本美術の研究実践
1 嘲笑する絵画ーー「男衾三郎絵巻」にみるジェンダーとクラス
2 醜い女はなぜ描かれたかーー中世の絵巻を読み解く「行為体」とジェンダー
3 天皇の母のための絵画ーー南禅寺大方丈の障壁画をめぐって
4 土地が描かれることの意味ーー滋賀県立近代美術館蔵「近江名所図屛風」再考
5 『伊勢物語』の絵画ーー伝統と文化を呼び寄せる装置
2 現代へのまなざし
6 日本美術史とフェミニズム
7 女を装う男ーー森村泰昌「女優」論
8 支配的、権力的な「視線」の意味を問い、美術史のパラダイム・チェンジをはかる
9 美術とジェンダー
10 アジアの現代美術ーーユン・ソクナム作 《光の美しさ、生命の尊さ》
11 あなたへのプレゼントーー出光真子さんの作品
12 戦争のイメージ
3 歴史と展示をめぐって
13 戦争と植民地の展示ーーミュージアムの中の「日本」
14 台北の故宮博物院を訪ねてーー「美術」と「政治」の関係、鮮明に
15 見る者・見せる者の立場を問う展覧会
--「インサイド・ストーリー 同時代のアフリカ美術」展に寄せて
16 視覚的に歴史の隠蔽をはかる
17 希望を身体化するーー韓国のミュージアムにみる植民地の記憶と現代美術
解説(吉良智子)
「私は憤慨しとるんですよ」
ジェンダー平等後進国といわれる日本で、100年前から女性の地位向上を訴えていた人がいた。
戦前は男性にしかなかった「女性の参政権」を求め、戦後は無所属の参議院議員として人びとに慕われた。
国際社会の外圧を使い、データを揃え、仲間を募り、社会に波を作る──市川房枝の方法論はいまも褪せない。
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戦前は平塚らいてうと組んで、女性の参政権を獲得する運動をはじめ、戦後は、参議院員として、女性差別撤廃条約批准を推進させ、男女雇用機会均等法の成立を後押しした。
戦前の米国行き、ILO(国際労働機関)事務所勤務、独立して婦選活動、終戦後の公職追放、60歳で参議院初当選、87歳で全国区トップ当選──。
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いまよりさらに男尊女卑、性別役割分業意識が強い時代にあって、どのように社会を動かそうとしたのか?
そして今、彼女の願った男女平等は、本当に達成されているのか……。
〈働く女性のトップランナーとして、市川房枝87年の生涯をたどる〉
■はじめに
序章…………国際連合と日本女性をつなぐ
第1章………「農家の娘」が一四歳で米国留学を目指す
第2章………平塚らいてうと女性の参政権をめざす協会設立
第3章………アメリカへ渡る
第4章………ILO職員として女性の労働現場を歩く
第5章………戦前の「婦選」活動
第6章………戦争を生きぬく
第7章………公職追放と参政権獲得と
第8章………無所属の参議院議員として
第9章………「政治と金」に抗して
第10章………市川房枝のジェンダー政策
終章…………ジェンダー平等に向けての「長い列」
■おわりに
時代を反映する選りぬきのテキストに解説を付し、日本の近代思想を読みなおして捉えるためのアンソロジーの第4巻。近代日本において、ジェンダーにまつわる問題に関して女性が執筆した様々なテキストを収録。広義の意味でのフェミニズム思想の展開をたどりながら、女性のおかれた状況やその背景を捉える。
はじめに
I 家族と性役割
1 近代家族と良妻賢母規範
2 母性保護論争
3 高群逸枝と婚姻史
4 家族制度の民主化と農村女性
5 主婦論争
資料編
母性偏重を廃す(与謝野晶子)
招婿婚の研究(高群逸枝)
蕗のとう(山代巴)
主婦労働の値段ーーわたしは“主婦年金制〞を提案する(水田珠枝)
2 性、愛
1 「新しい女」と「両性の相剋」
2 貞操論争と堕胎論争
3 女性同性愛
4 性暴力とセクシュアル・ハラスメント
5 森崎和江の性愛論
資料編
生血(田村俊子)
逃げた娘(松田解子)
百合子へ(湯浅芳子による宮本百合子宛書簡一九二四年六月十三日)
第三の性ーーはるかなるエロス(森崎和江)
3 性を売る
1 公娼制度と廃娼制度
2 芸娼妓による手記・自伝
3 からゆきさん
4 キーセン観光反対運動資料編
現代生活と売春婦(山川菊栄)
辻の華(上原栄子)
女の情況 なぜ私はキーセン観光に反対するのかーー経済侵略と性侵略の構造を暴く(松井やより)
4 権利と解放
1 自由民権運動と女性
2 『青鞜』
3 ウーマン・リブ
資料編
同胞姉妹に告ぐ(しゅん女(岸田俊子))
泣て愛する姉妹に告ぐ(清水豊子)
元始女性は太陽であったーー『青鞜』発刊に際して(平塚らいてう)
いのちの女たちへーーとり乱しウーマン・リブ論(田中美津)
そもそもジェンダーとは何なのか。性別との違いは何なのか。話題のノンバイナリーやトランスジェンダーという言葉の意味は? この両者にはどんな違いがあるのか。わかっているようで意外に難しいジェンダーの基礎知識について、イラストマンガの形でわかりやすく伝えます。本来は多様であるジェンダーが「男」「女」という二元論に括られるようになった歴史的背景から解き明かし、「男らしさ」「女らしさ」に束縛されている現状の問題点を批判します。スティーブン・キングの小説『IT』やマーガレット・アトウッドの『侍女の物語』、映画の「007」「ロード・オブ・ザ・リング」「ゴーストバスターズ」、テレビドラマの「セックス・アンド・ザ・シティ」など身近なエンタメを引用しながらジェンダーについて説明する、最適の入門書。
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【書評掲載】
「週刊金曜日」2023年10月13日号 武田砂鉄さん
「朝日新聞」2023年12月2日 山内マリコさん
【著者インタビュー・寄稿続々掲載!】
「週刊文春」2023年10月26日号
「毎日新聞」2023年10月28日
「朝日新聞デジタルRe:Ron」2023年11月1日
「朝日新聞」2023年11月22日
「日経新聞」2023年12月2日
【そのほかメディア出演】
YouTube「ポリタスTV」2023年9月11日、10月30日
音声番組「なんかIWAKAN!」2023年7月31日
音声番組「わたしたちのスリープオーバー」2023年11月3日
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コンプレックスを刺激する脱毛・美容広告、
バリエーションの少ない「デキる男」像。
公共空間にあふれる広告を読み解き、
「らしさ」の呪縛に抵抗する。
広告と経済の関係を考え、私たちのものの見方が、どれほどそれらのイメージから影響を受けているかを理解することは、消費社会の中で私たちがどのように生活しているのか振り返ることにつながるはずです。(まえがきより)
1 広告観察を始める前に
2 広告観察日記 2018-2023
3 脱毛広告観察 脱毛・美容広告から読み解くジェンダー・人種・身体規範
4 「デキる男」像の呪縛を解くために
5 性感染症予防啓発は誰のため?:広報ポスターから考えるこれからの性教育
6 対談:広告だけに文化のすべてを担わせてはならない 笛美×小林美香
7 対談:広告と公共性 消費者教育のためのメディアリテラシー 尾辻かな子×小林美香
8 「写真歌謡」試論
〈ジャーナリスト、研究者、エッセイストらが、今のネット空間を徹底解説〉
炎上しない、人を傷つけない、無意識に差別しないため、どんな点に気をつければいいのか、SNSユーザーの基礎知識が満載!
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生活になくてはならないスマホだけど、SNSではいつも誰かがケンカしているし、何か言ったら絡まれたりする。
「エコーチェンバー」「フィルターバブル」「アテンション・エコノミー」……。
ネット空間にはもともと人を孤立化させ、分断してしまう仕組みが組み込まれている。
──だけど私たちがスマホを手にして日は浅い。デジタルな時代は始まったばかりだ。
■小島慶子……私たちはデジタル原始人──序論にかえて
■浜田敬子……眞子さまはなぜここまでバッシングされたのか」
■李美淑………炎上する「萌えキャラ」/「美少女キャラ」を考える
■田中東子……なぜSNSでは冷静に対話できないのか
■治部れんげ・山本恵子・白河桃子……なぜジェンダーでは間違いが起きやすいのか
■林香里………スマホ時代の公共の危機──ジェンダーの視点から考える
■〈特別対談〉君塚直隆×小島慶子……イギリス王室と皇室は何が違うのか?
■〈特別対談〉山口真一×小島慶子……ネット世論は世論ではない
■〈コラム〉石川あさみ……子ども向けアニメーションとジェンダー表現
■浜田敬子……あとがき
いつの時代にも等身大の女性たちがいた。歴史をジェンダー視点で見つめ直すことは、誰もが自分らしく生きることのできる社会をつくる手がかり、変革の視座となるはず。女性史を手軽に学べる最適のテキスト刊行!
【同志社大学教授 岡野八代氏 推薦! 】
歴史とわたしたちは繋がっている。歴史は細部に宿るともいわれますが、大きなジェンダー史の流れのなかで、女性たちの格闘と活躍を掴むことで歴史に生きるわたしを感じさせてくれる、そっと傍に置いておきたい良書。
はじめに
第1章 近代以前の女性 人類のあけぼのから幕末まで~人類社会のはじまりは 差別も戦争もない社会
階級社会の発生と戦争のはじまり
日本では 女性の地位の低下がゆるやかにすすむ
男女がともに労働する社会
共同体から「イエ」の成立へ 新たに刻まれたジェンダー
たくましく生きた中世の女性
自らの意志や感情をもち 自分の力で切り拓いた女性たち
村の自治に参加する女性
歴史の「表舞台」から消えていく女性
封建制と「女大学」
農村で 江戸の町で 働く女たち
買売春の発生
深まる幕藩体制の矛盾と あきらめない女たち
第2章 資本主義のはじまりと女性たち
いまの生きづらさの根っこは 明治時代につながっている
自由民権運動 はじめての参政権の願い
日本で最初のストライキ
過酷になる「嫁」の労働
越中の「女一揆」
資本主義の発展と 労働争議に立ち上がる女性たち
「婦人には特殊の要求がある」…女性の労働をめぐる模索
「婦選なくして普選なし」…婦人参政権もとめて
公娼制 その延長につくられた日本軍「慰安所」
インドネシアで「慰安婦」にされた少女たち
侵略戦争にからめとられていった女性たち
日本国憲法とベアテ・シロタ・ゴードン
第3章 市民革命と女性解放思想(フェミニズム)の萌芽
ラディカルに しなやかに 生きぬいた女性たち
フランス革命の限界をみぬいた「女権宣言」
与えられた役割ではなく 女性が自立して生きる道を
フェミニズム運動の狼煙あげた セネカフォールズ大会
女性の解放と労働者の解放をともにめざして
女性差別の起源を人類史の中でとらえる
「国際女性デー」を提唱 反戦の女性の国際連帯よびかける
第4章 女性差別撤廃条約への胎動
コロナ禍であぶりだされる ジェンダーの壁
ジェンダーギャップ120位の遅れた日本
NGO・市民社会の出番!
日本の遅れはなぜ?1 家父長制にしがみつく人たち
日本の遅れはなぜ?2 女性差別を自ら作り利用してきた 財界と政府
第二次世界大戦後 国境を越えてつながった女性たち
「女性差別撤廃条約」の3つの意義
合言葉は「平等・開発・平和」
戦争とジェンダー
選択議定書 個人の通報と国連による調査
フェミニズム運動の中で 名前のついた新しい権利
ジェンダー格差で12年連続1位のアイスランド
世界に先駆けた 日本国憲法24条
働きつづけるために 仲間とともに おおらかに
おわりに わたしたちの国で
資料編
「女らしさ」「男らしさ」「男女で分けること」に違和感をもったことのある人たちへ、「らしさ」「区別」に縛られず、自分の「好き」や「こうしたい」という気持ちを大切にしていいんだ、と伝える様々な物語。Q &A解説付。
企業中心社会、それは大企業の利害が個人や社会の利益よりも優先される社会である。長時間労働、過労死、福祉の貧困……。戦後の社会政策論は繰り返し企業中心社会の弊害を指摘してきたが、そこでは女性と男性が直面する現実の違いが忘れられていたのではないか。大企業中心の社会が作り出す歪みと痛みを、ジェンダーの視点から捉え直した先駆的著作。