「文藝」86年ぶり3刷の2019年秋季号特集小説がパワーアップ!日韓最前線、12人の作家たちが響きあう。ベストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』のチョ・ナムジュが贈る、夫と別れたママ友同士の愛と連帯を描いた「離婚の妖精」をはじめ、覆面SF作家デュナ、松田青子による初邦訳作&書き下ろしを収録した決定版。
【特集 戦争が内包するジェンダー問題】
金 富子 フェミニズムは反戦の砦となるか
川見公子 黄土大地で生き抜いた大娘の意志を引き継ぐ
梁澄子 被害女性たちの語りが社会を動かした
池田恵理子 「記憶の暗殺者」との闘い
白崎朝子 "東アジアの「戦争=性暴力」の実態を伝え,これからの脱却をめざす"
【論考】
中原悠貴 サプライチェーンにおける企業の「責任ある鉱物調達」
郡山昌也 市民社会セクターの政策提言活動と有機農業推進の地平
楢木貴美子 樺太アイヌとして生きて 遺骨は故郷の樺太に返してやりたい
古川美佳 池明観先生の想い出 笑み、そして東アジア
土田修 仏・数百万人の年金ストとメランション
下斗米伸夫 ウクライナ戦争ー戦場の論理と停戦の条件
川見一仁 関東大震災から100年
鈴木裕子 関東大震災と金子文子
池澤美月 旧優生保護法強制不妊手術の裁判
岩崎眞美子 「母体保護」という名の支配に抗う
山之内裕明 グループホーム 「 ペンギン ヴィレッジ」を訪ねて
白崎一裕 ベーシックインカム(下)
横山弓彦 原子力基本法改正・原発回帰策の暴挙
玉田輝義 4月統一地方選挙を終えて
大野博美 185票差で負けた佐倉市長選の顛末記
【連載】
〔いつ どこに自由があったのか〕 落合恵子
〔現代の非理論〕 松本仁一
〔沖縄の助産婦、海をあるく〕 トルネイドまーりー
〔話題の文学〕 尾張はじめ
〔沖縄八重山ウオッチ〕 小林武
〔東洋医学こぼれ話〕 大木一史
〔レキオからの便り〕 鈴木次郎
〔経済分析研究会〕 大西広
〔メディア季評〕 石井彰
〔感じる映画たち〕 加田斎
〔野生動物保全の世界〕 西原智昭
〔経済動向を読む〕 小林良暢
〔ドイツに暮らす〕 フックス真理子
女性天皇で男女平等ってホント?!隠されていた天皇・天皇制の罪を「慰安婦」問題を問う視点から、いまここに炙り出す。
腐敗させて支配する。闇の支配者は、あなたのSEXを狙っている。
SNSによって変わるフェミニズム、フェミニズムによって変わる社会
アメリカで活動する300のグループを調査した、現代フェミニズムの熱気を伝える最新の研究。
「Me too」運動に代表されるように、現代のフェミニズムはインターネット、特にSNSを舞台に盛んになっている。ネットの世界にとどまらず、現実社会をも動かす大きな力になっているそのムーブメントはいつ生まれ、何を訴え、いまどのようになっているのか。本書では、インターネットを使ったフェミニズム運動が盛んな現代アメリカで活動する300のグループを調査。「参加型政治」と「インターセクショナリティ」を理論軸にその活動を分析し、多様な運動の本質に迫る。
◎目次
謝辞
第一章 オンライン・フェミニズムーー背景とアプローチ
第一節 なぜオンライン・フェミニズムが重要なのか?
第二節 ポスト・フェミニズム時代のアメリカとオンライン・フェミニズム
第三節 方法論ーーインターセクショナリティと参加型政治
第二章 フェミニズムとインターネット
第一節 テクノロジーとの出会い
第二節 インターネットと参加型文化
第三節 ソーシャルメディアと第四波フェミニズム
第三章 ソーシャルメディアで広がるフェミニストの世界
第一節 フェミニスト・グループのオンライン使用概観
第二節 情報提供型グループとマイクロ・ポリティックス型グループ
第三節 視覚化するフェミニズム
第四章 ハッシュタグでつながるフェミニズム
第一節 ハッシュタグ・フェミニズムと参加型政治
第二節 フェミニスト・パフォーマンスと文化創造
第三節 ハッシュタグ・フェミニズムとインターセクショナリティ
第四節 ハッシュタグ・フェミニズムが広げる男性参加
第五章 ウィメンズ・マーチにおけるソーシャルメディアとクラフティヴィズム
第一節 ウィメンズ・マーチとソーシャルメディア
第二節 クラフティヴィズムとしてのプシーハット・プロジェクト
終章 フェミニズムの課題ーーそして未来へ
長いあとがきーーコロナ禍のフェミニズム
資料 本書で観察を行なったフェミニスト・グループ
参考文献
高度成長期より続く『わいふ/Wife』において、主婦というライフスタイルはどう問われたか。広義のフェミニズム運動として検証。
高度経済成長期、主婦というライフスタイルの一般化の一方、主婦論争、ウーマン・リブ、女性学等、女性のあり方の問い直しも活発化した。63年創刊の投稿誌『わいふ/Wife』というメディアをいかに女性たちが利用し、主婦を相対化するメッセージを受容したのか、言説を分析しつつ同誌がフェミニズム運動に与えた影響を検討する。
<b>機能不全家族、貧困、精神疾患、自殺未遂など、</b>
<b>いくつもの困難を生き抜いてきた彼女が、</b>
<b>フェミニズムにたどり着くまで。</b>
殴る父と耐える母、ハラスメントの横行、エロ情報の氾濫、あからさまな賃金格差、性犯罪におびえなければならない日常……。かつて1ミリも疑ったことがなかった「男女平等」は、すべてまちがいだったのか? もう黙ることはしない。体当たりでつかんだフェミニズムの物語。
<b>小林エリコさんは団塊ジュニア世代。団塊世代の私たちが育てた子どもだ。女の子からここまで自尊心を奪い、男の子がここまで自己チューにふるまう社会を私たちは再生産してしまったのか。でも、これは高い授業料を払ったけれど、「もう黙らない」ことを学んだ女性の闘いの記録。</b>
<b>──上野千鶴子</b>
<b>俺たち男こそ耳を傾けるべきだ。ジェンダー格差と自己責任論が作り出した、この地獄に加担しないためにも。</b>
<b>──清田隆之</b>
「私は世の中が男女平等だと1ミリも疑っていなかった。しかし、それは全て間違いであり、それに気がつくのに私はとても時間がかかった。男女が平等でないと教えてくれたのはフェミニズムだった。フェミニズムを知った時の衝撃を例えるなら雷に打たれたような感覚とでも言えばいいだろうか。男女は平等でないというパラダイムシフトは私の中の壁を瓦解させた」(「はじめに」より)
<b>【目次】</b>
はじめに
第一部
1 父は王様、母は従順な家来
2 脂肪よりも筋肉が欲しい
3 母のようにはならない
4 この国の男たちは狂っているのかもしれない
5 平坦な地獄が待っているだけ
6 彼らはなにもしてくれない
7 男より弱いものになるということ
8 この理不尽な怒りをどうしたらいい
9 ノラのように
10 エロとパチスロのハイブリッドな漫画雑誌
11 母の幸せは私の幸せじゃない
12 自宅とデイケアを往復する日々
第二部
13 寂しいから一緒にいるだけ
14 最低で最悪のカップル
15 世界で一番情けない生き物
16 あなたは生活保護がいいと思う
17 ただ一人で暮らしているだけなのに
18 そこにはフェミニズムがあった
エピローグ
はじめに
第一部
1 父は王様、母は従順な家来
2 脂肪よりも筋肉が欲しい
3 母のようにはならない
4 この国の男たちは狂っているのかもしれない
5 平坦な地獄が待っているだけ
6 彼らはなにもしてくれない
7 男より弱いものになるということ
8 この理不尽な怒りをどうしたらいい
9 ノラのように
10 エロとパチスロのハイブリッドな漫画雑誌
11 母の幸せは私の幸せじゃない
12 自宅とデイケアを往復する日々
第二部
13 寂しいから一緒にいるだけ
14 最低で最悪のカップル
15 世界で一番情けない生き物
16 あなたは生活保護がいいと思う
17 ただ一人で暮らしているだけなのに
18 そこにはフェミニズムがあった
エピローグ
一夫一婦制度が確立した明治期から2010年代までの新聞・雑誌や文学を精読し、ときに「純粋な恋愛の遂行者」として知識人に称賛され、ときに「眉をひそめられる不道徳な存在」として排除された女性たちの存在に光を当てるフェミニズム研究の裏面史。
はじめに
第1章 明治の妾ーー一夫一婦の裏面の妾という存在
1 法制度からみる妾の位置づけ
2 妾の近代文化
3 文学に描かれた妾
第2章 戦前の愛人ーー恋愛をする人
1 近代日本フェミニズムの出発点ーー恋愛/一夫一婦/妾の否定
2 愛人の登場ーー一九一〇年代まで
3 一九二〇年代の愛人像ーー文学作品・婦人雑誌・新聞から
第3章 一九三〇年代の妻と妾ーー妻の嫉妬と閉塞感
1 「嫉妬する妻」の構築
2 一九三〇年代の「妻」「妾」の身の上相談
第4章 戦後の愛人ーー働く女性、性的存在、不道徳な存在
1 戦後愛人の原型ーー一九四〇年代後半から五〇年代
2 週刊誌のなかの愛人
初出一覧
おわりに
【お詫びと訂正】
本書の第1章の注番号に誤りがありました。
38ページの注番号(18)が抜けていました。校正時の確認不足で誠に申し訳ありません。
38ページの6行目の文章に注番号(18)を追加し、13行目の引用文に付してある現在の(18)以降の注番号の数字をすべて1つずつ増やしたものが正しい注番号です。
38ページ:6行目の文章に注番号(18)を追加。
小山が「観念論」と指摘している(18)ように、近代日本の婚姻制度の基盤が固まる状況でどのような観念(ジェンダー意識)が立ち上がっていたのかを考察するのに適した素材であるからだ。【以下の注番号がずれる】
なお、88ページから始まる第1章末の注は番号・内容ともにすべて正しく、本文の注番号を修正するとすべて合致します。
著者と読者のみなさまにご迷惑をおかけしたことを、心からお詫びします。
なお、本書の電子書籍版は、正しい注番号に修正してあります。
青弓社編集部 2023年3月17日
★フェミニズムの最前線に歴史の光を当てる
前衛的モダニズム作家ヴァージニア・ウルフは、『自分ひとりの部屋』等の著作によって女権運動の先駆的存在とも見なされる。フェミニズムが様々な変遷を経てきた今日、私たちはウルフからどれだけ遠くへ来たのか。あるいは、今なおウルフのすぐそばに留まっているのか。ケア労働、第三波フェミニズム/ポストフェミニズム、新自由主義、ワーク・ライフ・バランス、働くシングルマザーといったアクチュアルなテーマから、フェミニズムの最前線で起こっていることを歴史的に考察する。
第I部 ポストサフラジストの「自由」と消費文化
第1章 おひとりさまのロンドン
──『遍歴』にみる働く独身女性表象と現代(大道千穂)
第2章 「オーランドーな女子たち」が目指すもの
──戦間期の「若返り」物語からみるポストフェミニズム世代の欲望と困難(加藤めぐみ)
第3章 ミドルブラウ文化と女性知識人
──『グッド・ハウスキーピング』、ウルフ、ホルトビー(松本 朗)
第II部 変貌する家庭とケア労働
第4章 「距離というものには大変な力が」
──『灯台へ』にみる「母」としての労働者と子どもの観察運動(矢口朱美)
第5章 家事労働を語ること
──家庭の天使、『波』のスーザン、ハウスワイフ2.0 (ツーポイントゼロ)(麻生えりか)
第6章 ヴァージニア・ウルフと「誰もの生」
──『波』におけるハイ・モダニズム、キャラクター、情動労働(秦 邦生)
第III部 ポストフェミニズム状況下の労働と共通文化
第7章 フェミニズムの戸惑い
──第二波フェミニズム前後の「働く」女の「自伝」(松永典子)
第8章 ポストフェミニズムからポスト新自由主義へ
──『めぐりあう時間たち』と『メイド・イン・ダゲナム』における女たちの「連帯」(河野真太郎)
第9章 女性は「すべてを手に入れる」ことができるのか?
──ワーク・ライフ・バランスをめぐる「マミー・リット」の模索(英 美由紀)
第IV部 旅するフェミニズム
第10章 ウルフ、ニューヨーク知識人、フェミニズム批評
──もうひとつ別の「成長」物語?(大田信良)
第11章 「少女」の誕生抵抗
──孤児アンの物語の原作と日本における受容をめぐって(伊藤 節)
コラム:ファッションは女性の味方?(高井宏子)/モダニズム、精神分析、フェミニズム(遠藤不比人)/娼婦、それは連帯するポストフェミニスト(丹羽敦子)/居住空間と女性建築家(菊池かおり)/ドリス・レッシングと家事労働の「外注化」(高島美和)/一九八〇年代とジャネット・ウィンターソンの「幸福」(植松のぞみ)/映画に見る性愛と婚姻の変遷(山口菜穂子)/ヴァージニア・ウルフの翻案作品と消えない不安(高橋路子)/フェミニズムとパシフィズム(奥山礼子)/「第三世界に女はいない」?(中井亜佐子)
1990年代から2000年代初頭のバックラッシュから、安倍晋三政権以後の家族や女性、LGBTQ+をめぐる政策と右派・宗教との関係までを、具体的な政策や運動、テーマにフォーカスして解説し、フェミニズムの立場・視点から問題点を検証して論点を提起する。
Sarah Banet-Weiser, 2018, Empowered: Popular Feminism and Popular Misogyny, Duke University Pressの翻訳です。
●多文化・多民族の共生を探り、人権にかかわる複雑な諸問題に取り組むイギリス。そこで生まれた、児童・青少年のための新しい学習用テキスト・ブック、全5巻。第3巻は、フェミニズムについて、さまざまな体験談を紹介しながら、多角的に学習していきます。
●現在は「第四派フェミニズム」の中にあると言われており、すでに長い思考と活動の歴史を持つフェミニズム。国際化の時代を生きるにあたって、男女の権利や機会の平等を目指すフェミニズムについて、基本的な知識や考え方を知っておくことはとても大切です。
●なぜ「女の子だから」という理由だけで、男の子と区別されるのか、政治家や学者や企業経営者など、社会を指導したり強い権力を持つ地位や仕事には男性の方が多いのか、まずは知ることが大切な問題でありながら、分かりにくい、教えにくい主題について、Q&A方式で、楽しく学べる、本文総ルビのオールカラー学習書です。
フェミニズムについて
フェミニストってどんな人?
わたしのフェミニズム:ビー・アップルビー
わたしのフェミニズム:ルイーズ・スピルズベリー
フェミニズムはいつ始まったの?
フェミニズムは今でも重要?
フェミニズムと政治
わたしのフェミニズム:ドーン・オポーター
フェミニズムと労働
わたしのフェミニズム:ジュリー・ベントリー
フェミニズムとメディア
わたしのフェミニズム:ジェマ・ケアニー
フェミニズムと教育
わたしのフェミニズム:アドーラ・スヴィータク
フェミニズムとボディイメージ
わたしのフェミニズム:ローレン・ラヴァーン
ステレオタイプをやめる
わたしのフェミニズム:ベン・ベイリー・スミス(ドック・ブラウン)
あなたはどう思う?
用語集
索引
ネオリベラリズムが蝕む女性たちの生
「仕事も家庭もあきらめないで、すべてを手に入れましょう」「欠点を受け容れ、粘り強く立ち直りましょう」「福祉に頼るのはだらしなさの証拠です」「あんなふうにはなりたくないでしょう?」--映画、雑誌、テレビにSNSと、至るところから絶え間なく響く呼びかけに駆り立てられ、あるいは抑えつけられる女性たちの生。苛烈な「自己責任」の時代を生きる女性たちに課された幾重もの抑圧をさまざまな文化事象の分析を通じて鋭く抉り出す。一九九〇年代以後のフェミニズム理論を牽引してきた著者の到達点にして、待望の初邦訳書。
キンバリー・クレンショーらが提唱し、いまや多くの社会運動のなかで注目されている概念「インターセクショナリティ」。
本書では、インターセクショナリティの視点から、これからのフェミニズムがどのように新たな社会構造の変化を求めていくべきか、さまざまな反差別の実践を題材に考えていく。
※価格は予価です。
社会構築主義のインパクト、多様性の承認。バックラッシュと新自由主義、「女性の貧困化」。社会理論がその方向性を見定めがたく彷徨する間に、ひとびとの身体・生命はグローバルな取引の激流に投げ出された。フェミニズムは近代リベラリズムの何を乗り越えるのか。ジェンダーの壁を越えた承認と再分配の理論構築へ、丹念に積み重ねられた論考を紹介。
あなたの「フェミニズム」は大丈夫?
主流の白人フェミニストが提唱する「シスターフッド」に対して、
BLMの時代、「ブラック・フェミニズム」からの切なる訴えとは━━?
白人女性=自分に置き換えると見えてくる、シスターフッドのあるべき姿ーー
●米「タイム」誌 2020年読むべき本100に選出
●ワシントンポスト 2020年注目すべきノンフィクションブックに選出
●英BBC 2020年ベスト・ブック100に選出
●NYタイムズ ベストセラーリスト10週間ランクイン
「教育を受け、安定した職業に就く日本のフェミニストが本書を手に取って読むと居心地の悪さを感じる記述が少なくないだろう。ただし、目を逸らさずに『白人女性』
『主流派のフェミニスト』への批判を自分に置き換えながら読み進めてほしい。」
━━治部れんげ(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)
主な内容
・連帯はいまだに白人女性のためのもの ホワイト・フェミニズムの罪ーー中・上流階級の白人
女性以外を排除するフェミニズムとは
・銃による暴力 セイ・ハー・ネームーー銃に命を奪われた黒人女性たちにも名前はあった
・#FASTTAILEDGIRLSと自由 レイプ・カルチャーへの抵抗ーー被害者非難より加害者にならない教育を
・降り注ぐ家父長制 コミュニティーに内在する家父長制の害ーー白人カルチャーを模倣した根深い性差別
との闘い
・〇〇にしては、かわいい コミュニティーの内外に存在するカラリズムとテクスチュアリズムーー
白人至上主義の美学
・恐怖とフェミニズム ホワイト・フェミニズムよ、白人至上主義の家父長制から抜け出し、異人種への恐怖を
手放して、全女性のために立ち上がれ
・人種と貧困と政治 投票権は民主主義の柱である 万人のために確約せよ
・教育 教師によるいじめ、学校から刑務所へのパイプライン、常駐警官への依存を断ち切る
・アライ、怒り、共犯者 ホワイト・フェミニズムはプラットフォームと人的・物的資源を差し出して、真の支援を
「ミッキ・ケンダルはフェミニストたちーー特に白人フェミニストーーに書状を突きつけた。ムーブメントの担い手である我々が記憶にとどめるべき人種差別の歴史と、インターセクショナルな視点及び人種差別反対主義に焦点を当て、前進する必要性を訴えている
ーーダイアナ・アンダーソン、『Problematic』著者
「『フッド・フェミニズム』〔原題〕はフェミニスト必読の1冊だ。メインストリームのフェミニスト・ムーブメントの欠陥を問いただし、黒人女性たちについて知るべき知識を提供している。ケンダルはア…
大好評『腐女子の心理学』の続編。前著より大規模な調査をもとに「腐女子」と呼ばれる女性たちの恋愛・結婚観を読み解き、ジェンダー意識とフェミニズムの分析に踏み込む。
まえがき
目次
第1章 オタクと腐女子の定義
研究1-1「『二次創作に興味を持つ』=『二次創作好き』と呼べるか」
研究1-2「『二次創作に興味を持つオタク女子』は『腐女子』を意味するか」
第2章 腐女子とオタクのジェンダー・ステレオタイプ
研究2「腐女子とオタクのジェンダー・ステレオタイプ」
第3章 腐女子とオタクの恋愛と結婚に関するジェンダー意識の比較
研究3-1「腐女子とオタクの結婚に関するジェンダー意識」
研究3-2「腐女子とオタクの異性不安の検討」
研究3-3「腐女子とオタクの恋愛に対する接近ー回避傾向の検討」
第4章 腐女子とオタクの恋愛・結婚意識
研究4-1「腐女子とオタクの恋愛と結婚の条件」
研究4-2「腐女子とオタクの恋愛と結婚のタイプ」
研究4-3「恋愛対象の理想的イメージとファン対象の理想的イメージの比較」
第5章 腐女子とオタク女子の女子力
研究5「女子力を比較する」
第6章 腐女子とオタク女子の恋愛物語の好み
研究6-1「純愛物語志向性の検討」
研究6-2「猟奇愛物語志向性の検討」
研究6-3「少女マンガと少年マンガ」
第7章 腐女子とオタクの愛を巡る規範意識
研究7「愛を巡る価値観や規範意識」
第8章 腐女子とオタクの愛に関する自己表象
研究8-1「愛に関する表象と否定的自己評価」
研究8-2「腐女子とオタクの大学生活満足度」
第9章 腐女子とオタクの恋愛強迫観念
研究9-1「恋愛強迫観念の比較」
研究9-2「恋愛強迫観念を規定する要因」
第10章 総合考察
第1節 人を動かす力
第2節 オタクの適応方略
第3節 人間は理解し合えるという幻想
第4節 ダイバーシティ・ゲーム
Intermission
エッセーと科学論文
現象を体感的に理解すること、本を読んで理解すること
Meaning of the mean--平均値の意味
腐女子研究における腐女子性
フェミニズムをだしに腐女子を語ること、腐女子をだしにフェミニズムを語ること
大数の法則
差があることを示すこと/差があるように見せかけること
「おっさん」は加害者か? 被害者か?
「アガペ」は性差別なのか?
フェミニズムは、社会を問い、制度を問い、人々の価値観を問うてきた。この本では、そんなフェミニズムについて、改めて「からだ」という観点から考える。
セックスワーク、トランスジェンダー、ルッキズム、アスリート、写真や表現、ミソジニー…etc.いくつもの論点や視点を行き来しながら、個人的なものであり社会的なものでもある、私たちの「からだ」の広がりについて考え、そこにいる他者とのつながりをフェミニズムとともに模索する。
第1章 どのような姿勢で社会問題について考えるべきか
尊厳があるかないかではなく、しんどさの意味の平等を(要友紀子)
取るに足らないおしゃべりの中から(鈴木みのり)
♦インタビュー♦誰かを排除しないスポーツ界へ(下山田志帆)
第2章 自分自身を振り返りながら、人との関係性を考える
♦インタビュー♦モデルとの関係性から考える「表現者としての被写体」(インベカヲリ★)
*往復書簡*「ルッキズム」とどうやって生きてきたか─なかったことにしないための往復書簡─(依田那美紀・井上彼方)
小説 龍とカナリア(オーガニックゆうき)
今日のフェミニズム研究に不可欠な視点である「インターセクショナリティ(交差性)」を前面に押し出し、豊富な事例や広範な先行研究をふまえて政治理論の近代以降の基軸に異議を申し立てる、積年のフェミニズム研究の大いなる成果。
第一章 性別化された身体ーー挑発
セックスを解釈する
セックスを脱自然化する
第二章 ジェンダーを概念化する
ジェンダーの歴史をたどる
言語学からの教訓
ジェンダー、および身体化された差異の規制
性的二形性を混乱させる
セクシュアリティを脱自然化する
セックス、ジェンダー、セクシュアリティの関係性を精査する
生物学的還元主義者の説明
パフォーマティヴな連関
構造的説明
ジェンダーを錯綜させる
第三章 身体化=身体性を理論化する
人間本性
身体を人種化し、ジェンダー化する
ジェンダー化された人種化と植民地化
近代の身体化からポスト近代の身体化へ
結論
第四章 公的なものと私的なものを描き直す
正典とされてきた説明
構成的な矛盾ーーリベラルな家父長制
公/私二元論への現代的取り組み
結婚
セクシュアリティ
身体の商品化
第五章 国家と国民を分析する
西洋政治理論における国家概念
ジェンダー化された制度としての国家
国民と国家
国民国家における人種化、ジェンダー化、異性愛化
奢侈禁止法から服装規定へ
政治的統一体を標準化する
異性愛化
第六章 不正義の概念をつくり直す
正義と国家
国家の不正義
人種化
ジェンダー化された排除と危険
アイデンティティを無効にすること、現実を強制すること
ポストコロニアル的、帝国主義的介入
国家にもとづいて正義にアプローチすることの限界
社会変革を構想する
日本語版の読者へ
特殊性を深掘りする
フェミニズムがたどってきた道
架橋する
訳者あとがき
参考文献
人名索引
事項索引
著者・訳者紹介
「フラジリティ(感性)」・「表象」・「言説」・「自然」
“個”が差異を超越できる“世界“を見据え、実在する人間社会のジェンダーや美学を繊維な表現で紡ぐ。
秦 辰也(近畿大学国際学部教授・シャンティ国際ボランティア会副会長)
第1部 フラジリティ(感性)と身体
第 1 章 フラジリティ(感性)の身体的次元
1 - フェミニズム認識論に向けて
2 - コンシャスネス・レイジング(CR)の流れ
3 - ウーマン・リブと身体への問い
4 - 自助と互助のあわい
5 - ヒューマニズムと実存
第 2 章 演劇セラピーとエンパワーメントータイー日移住女性たちの経験からー
は じ め に
1 - 日本へ働きにいかなければならなかった
2 - わたしたちは女性だから
3 - 自分たちの「ホーム(居場所)」
4 - 経験は詩になりうる
お わ り に -エンパワーメントの意味ー
第 3 章 フラジリティ(感性)の主体形成
1 - エンパワーメントに向けて
2 - 主体形成の被傷性
3 - ラディカル・デモクラシーの行方
4 - 経験のアポリア
第2部 フラジリティ(感性)と表象
第 4 章 別の身体になることーエヴァ・ヘッセの空間性と自己意識ー
は じ め に
1 - 人が見るフレームを覗く
2 - リアルを感じる
3 - 非物質性の空間
4 - 自己とイメージの物質性 -愚かさに宿る夢ー
お わ り に
第 5 章 フラジリティ(感性)の表象的次元
1 - 性的差異と普遍的なもの
2 - 感性の分有
3 - 翻訳可能性
4 - 詩学と悲劇的なもの
第3部 イメージと象徴
第 6 章 従軍慰安婦を表現する平和の少女像の象徴様式 -エルンスト・カッシーラーの神話的思考に照らし合わせてー
は じ め に
1 -『表現の不自由展・その後』をめぐる攻防
2 - モニカ・メイヤーのインスタレーションに通底するもの
3 -「従軍慰安婦」を象徴するということ
4 - 個人的な体験と視覚表現
5 -「慰安婦」をめぐる公的言説の環境
お わ り に
第 7 章 象徴様式の哲学
1 - 道徳的イメージをめぐって
2 - シンボルを操る動物
3 - 神話とフラジリティ(感性)
4 - 生と精神
第4部 「自然」とジェンダーの交錯
第 8 章 呼吸するコミュニティ・アートー植物的生物としての私たちー
は じ め に
1 - コミュニティセンターとしての会館
2 - 空間の広がり
3 - 社会とのつながり
お わ り に
第 9 章 ファブリック製品とジェンダーに配慮した生産ーフェアトレードの試みを通じてー
は じ め に
1 - フェアトレードと国際協力
2 - ソーシャル・ビジネス
3 - 布の象徴作用
4 - オルタナティブな構造のあり様
お わ り に