第1回氷室冴子青春文学賞 大賞
図書館員がえらぶ選書センター大賞2021児童文学部門 第1位
(日販図書館選書センター調べ)
いじめがきっかけで学校に行けなくなった、小学6年生の火村ほのか。居場所を探し
てたどりついた古い図書館で、体の半分が緑色の司書イヌガミさん、謎の少年スタビ
ンズ君、そしてたくさんの本に出会い、ほのかの世界は少しずつ動き出す! シリー
ズ累計7万部、「虹いろ図書館」シリーズ、はじまりの物語。
解説=令丈ヒロ子
【目次】
I ようこそ 図書館へ
II 『ぐるんぱのようちえん』
III 『父』
IV 『人間消失ミステリー』
V 『ドリトル先生の楽しい家』
VI 『身長と体重はたし算できるかな?』
VII 『図書館の自由に関する宣言』
VIII 『だめといわれてひっこむな』
IX 『エパミナンダス』
X 『指輪物語』
XI 『アイスマン』
XII おかえり 図書館へ
解説 令丈ヒロ子
学校図書館、公共図書館など、私たちの周りにある図書館の役割、利用の仕方をビジュアルで解説。
公共図書館の新しい形や、読書バリアフリー、デジタル図書館など進化しつつある図書館の姿を楽しく学べるように紹介していきます。
女司書が抗う、戦場の魔導書ファンタジー!
「クソみたいな図書館だ」と、女司書は吠えた。
《連合軍》と《魔王軍》との戦いが続く世界。
長い時が過ぎるなかで、人がかつて持っていた魔力はそのほとんどが喪われ、人類は鉄と火を主力とした軍隊と『勇者』『魔導具』といった数少ない神秘の力をもって魔族に相対するようになっていた。
戦況を打破するため、帝国皇女は過去の遺物たる『魔導書』の管理運用を狙い、最前線には似合わぬ『基地図書館』を試験的に配置。魔導書の修復・活用をその主任務とする『魔導司書』がその運営を行うことになった。
半信半疑だった帝国軍部は魔導書の力を見、その兵器としての本格的な運用を図り始めるのだがーーそこに、ただひとり、抗う女がいた。
それは軍基地図書館の『司書』の任を受けた女。
本を愛し、愛しすぎたゆえに職を失いまんまと戦場まで連れてこられてしまった女。
筋金入りの司書ーー魔導司書カリア・アレクサンドル。
眼鏡で八重歯で巨乳にソバカス、朗らかに良く笑い、すぐに手が出るいい女ーーそして誰より本を愛する女!
本を愛する司書の誇りが、戦争という現実に抗い始める。
【編集担当からのおすすめ情報】
『昔勇者で今は骨』『ルパン三世 異世界の姫君』の佐伯庸介が新たにおくる魔導書ファンタジー。
とにかくめちゃくちゃカッコいい女!な主人公・カリアの魅力もさることながら、「図書館とは」「本の意義とは」といった本好きには気になるテーマもきっちり描く意欲作です。
力こそパワー? ちがう、知識こそがパワーなのだ! 力がすべてを支配するヴァーミリオン王国の第三王子・グレイスが持つスキルは『世界図書館』。森羅万象を調べることができる知識系の力は、まったく評価されなかった。父王から辺境の地・アスガルドの領主に任命されたグレイスは、女魔法剣士ヴィグナ、気のいい鍛冶屋ボーマンとともに、事実上の追放先へ向かう。魔物が住むアスガルドで3人を待ち受けるものは…? 未開地を開拓して成り上がる、文明発展系異世界ファンタジー開幕!
軍に包囲され、隣人が犠牲になる極限の状況下、
人々が手にしたのは本だったー
戦場になった町で、本と図書館に救われた人々を描く、
感動のノンフィクション!
2015年、シリアの首都ダマスカス近郊の町ダラヤでは、市民がアサド政権軍に抵抗して籠城していた。政府軍の空爆で建物が破壊され、隣人が犠牲となる中、ダラヤの若者たちは瓦礫から本を取り出し、地下に「秘密の図書館」を作った。知の力を暴力への盾として闘おうとしたのだ。ジャーナリストの著者は、図書館によって彼らが得た希望を記録していく……。図書館に安らぎを、本に希望を見出した人々を描く感動のノンフィクション!(単行本『シリアの秘密図書館』改題・文庫化)
ボードゲームやTRPGなどの図書館・関連施設での導入・収集・イベントに欠かせない論考や、実践に役立つ事例・研究・アイデアなどを分かりやすく紹介。図書館へのゲームの取り入れ方を探究、提案する事を狙いとした実践家・研究者ネットワーク「図書館とゲーム部」を中心とした幅広い11名が執筆。「図書館」のイメージを広げるための一冊。「用語索引」「ゲームタイトル索引」付き。
はじめに
第1章 図書館がゲームを収集・提供する意義
1 図書館の種類・役割(日向良和)
2 市区町村立図書館でのゲームの収集・提供(日向良和)
3 都道府県立図書館でのゲームの収集・提供(日向良和)
4 国立国会図書館でのゲームの収集・提供(日向良和)
5 大学図書館・学校図書館でのゲームの収集・提供(日向良和)
6 図書館がゲームを収集・提供する必然性と社会的意義(日向良和)
第2章 図書館のゲーム提供事例
1 国内図書館の事例(高倉暁大)
コラム トレカを用いた読書推進企画 「Book:The Gathering」(篠原圭介)
2 海外の図書館の事例(オーレ・ベリー、日向良和)
第3章 ゲームの選定・収集・整理
1 ゲームの選定・収集(高倉暁大)
2 図書館目録でゲーム資料を記述する(福田一史)
3 ゲームの展示(尾鼻崇)
第4章 ゲームの知的所有権と図書館
1 ゲームの知的財産権と図書館(井上奈智)
第5章 ゲームの多様な社会的可能性と図書館
1 ゲームと教育:シリアスゲームの可能性を考える(シン・ジュヒョン)
2 余暇の場でのASDのある子たちとのTRPG活動(加藤浩平)
3 バリアフリーゲーム 目が見えない方と、共に作る、あそびの場(濱田隆史)
4 ゲーム・ツーリズム(岡本健)
5 ゲームにおけるMLA連携(尾鼻崇)
あとがき(日向良和)
執筆者一覧
索引(用語索引/ゲームタイトル索引)
子どもの読書をめぐる状況は変化してきています。学校読書調査でも,マンガが原作の本が多く読まれている一方,子どもと本の出会いの場である学校図書館ではいまだマンガの収集・提供が進んでいません。
本書は「学校図書館になぜマンガが必要か(理論編)」,「マンガをめぐる状況」,「学校図書館のマンガ導入」,「アメリカの学校図書館と日本のマンガ」,「アメリカにおけるグラフィックノベルをめぐる状況」,「学校図書館に段階的にマンガを入れる」の6つの章を通じて,学校図書館にマンガを導入する意義を解説しています。また,「補遺」として,学校司書配置の現状を述べ,学校図書館の今後の課題を論じています。
海外でも高く評価されているマンガをぜひ学校図書館の蔵書に,と訴える一冊です。
はじめに
1 学校図書館になぜマンガが必要か(理論編)
2 マンガをめぐる状況
コラム1 世界の著名な美術館でマンガが展示される
3 学校図書館のマンガ導入
4 アメリカの学校図書館と日本のマンガ
コラム2 「雑誌扱いマンガ」と「書籍扱いマンガ」
5 アメリカにおけるグラフィックノベルをめぐる状況
6 学校図書館に段階的にマンガを入れる
補遺 学校司書配置の現状と課題
あとがき
図書館の悉皆的な統計書。公共,大学,短期大学,高専図書館の個別データと調査項目ごとの集計が掲載されている。評価と計画のために欠かせない基本統計。
電子媒体版の購入も可能(申込書はHP内「JLA出版物」 > 「電子データの提供」)。
本誌には館種別の集計結果を掲載し,各館の統計は電子媒体版に掲載する。
本書は,公立図書館の使命,利用者の実態,無料の原則,貸出と市場との関係,地域間のサービスの差を主題とした論考集である。
全8章構成として,公立図書館の現在の一断面および図書館をめぐるさまざまな議論の現在地を示そうと試みた。
1.公立図書館における資源配分の問題
2.図書館の公的供給の理論的根拠:1960年代以降の米国における論争
3.公立図書館と「表現の自由」との法的関係:憲法上の根拠の喪失
4.2010年代日本における図書館利用者の特性
5.図書館利用と社会活動および境遇への認識
6.米国公立図書館における利用料徴収:歴史および州図書館法における規定
7.レンタルレコードにおける貸与権とレンタル禁止期間:図書館および出版産業に対する示唆
8.全国公立図書館の新型コロナウイルス対応:国立国会図書館調査データの二次分析
近代国家への道を歩み出した明治日本。国家の「知」を支えるべく国立の図書館、帝国図書館が作られた。しかし、その道のりは多難であった。「東洋一」を目指すも、慢性的に予算が不足し、書庫は狭隘で資料を満足に保管できなかった。戦時には資料の疎開にも苦しんだ。そのような帝国図書館に、人々はどのような思いを抱いて通ったのか。本書は、その前身の書籍館から、一九四九年に国立国会図書館へ統合されるまでの八〇年の歴史を活写する。
中高生の読書活動にピッタリ! 本と生徒をつなぐ楽しい読書ワークを14収録!
読書が苦手な子でも楽しめる、言葉の面白さを知る、探究学習の土台となる楽しいワークが盛りだくさん! 子どもたちと司書、先生が実際にどんなふうに活動を進めているのか、ねらい、所要時間、写真、場面描写、発言などを通して、具体的にわかる!
ダウンロードして授業等で使える便利なワークシート付!
はじめに
第1章 読書活動・探究学習には、学校図書館の活用が欠かせない
学校図書館ってなんだろう/学校図書館の機能と役割/学校図書館の活用が期待されている/学校図書館での読書活動/読書活動を取り巻く現状/利用される学校図書館へ/なにかおもしろい本ないですか?/「読むこと」はつらい?!/探究学習と学校図書館/読書ワークいろいろ
Column1 定時制の学校図書館活用
本校の図書館利用の実情/定時制の図書館活用/図書館と教科(国語科・社会科)との連携/総合的な探究の時間での実践/司書と教員の連携
第2章 学校図書館を活用した楽しい読書ワーク
【本を読まなくても楽しめるワーク】
実践1 図書館人狼
実践2 ブックアートギャラリー
実践3 運命本ゲーム
実践4 謎解きオリエンテーリング
【図書館の使い方を知るワーク】
実践5 出版年ビンゴ
【言葉の面白さを知るワーク】
実践6 図書館たほいや
実践7 背表紙川柳
【新聞を活用したワーク】
実践8 コラージュ川柳®
実践9 まわしよみ新聞
【探究学習の土台をつくるワーク】
実践10 くるくる読書
実践11 新書の点検読書
実践12 〈あらまし読み〉高校生版
【自分が読んだ本を紹介するワーク】
実践13 ビブリオバトル
実践14 ビブリオpitchトーク
Column2 推し本の輪を広げたい
埼玉県の高校図書館/埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本/書店とのコラボが広がる/推し本の輪を広げたい
おすすめ新書リスト
巻末資料
おわりに
資料・情報の提供、地域や他組織との連携・協力、接遇と広報など各種の図書館サービスを、先進的な取り組みで知られる公立図書館をはじめ、専門図書館や学校図書館、直営や指定管理者制度導入館など、館種と運営を超えた多数の事例をあげて解説する。
学校図書館を活用し、教師・司書教諭・学校司書が協力して作り上げる、小・中学校の授業の指導案とワークシートを紹介。そのほか、授業でそのまま話すだけの、学校図書館の本の選び方(日本十進分類法)、本に関するクイズやブックトークなどのシナリオ。コピーして使える情報カードやブックトークシナリオ用紙。学校図書館の活用を積極的に推進するための、校長、司書教諭、学校司書、公共図書館、教育委員会による組織的な取り組みのあり方。学校図書館のコロナウイルス対策、オンライン授業の手順と中学校の授業のヒントとなる大学の「ブックトーク」などのオンライン授業例などを紹介した、充実の一冊!
ぼくの名前はももたにゆうや。ぼくの名前の書いてある本が、覚えのないところからつぎつぎと現れる。蔵で見つけた古びた帽子にもぼくの名前が! 80年前に僕と同じ犬が好きで、モモタローってからかわれていた子がいたのか? まさか、タイムスリップしたぼく? ひみつのカギをにぎるのは、ひいじいちゃんだ。そして、びっくりする真実があかされる。
1 猫丸神社 2 記録がない? 3 おどろきの郷土史 4 意外な人物 5 からくりめがねと泥人形 6 雷雨のさなかに 7 信じる!
公共図書館のシステム構築に長年携わってきた経験から、本を通じた地域活性化の取り組み、困難を抱えた人々のための利用環境づくり、情報化社会でのあり方、さらには職場での人間関係や働き方の課題など、図書館の「いま」をめぐるさまざまな事柄を展望する。
まえがき
第1章 まちと向き合う
地域と図書館と出版社のコラボーー佐倉市立志津図書館の本気(マジ)BOOKフェス2019
高齢者の健康維持に図書館ができることーー山武市の「転倒骨折予防プロジェクト」
緩やかに人と人をつないでいくーー名古屋市図書館の「ここにもライブラリー」と「シバテーブル」
まちの暮らしとともにーー豊橋市まちなか図書館
町の歴史を知りたいーー大森町を元気にするプロジェクト
市民でつくる歴史のアーカイブーー宝塚市立図書館の市制七十周年記念イベント、宝塚学、マチ文庫、「生きるのヘタ会?」
本を通してまちと関わるーーISまちライブラリー、松が丘はりねずみ図書館、広陵まちじゅう図書館
第2章 やさしさと向き合うーー認知症、マルチメディアデイジー図書、LLブック
「認知症の人にやさしい小さな本棚」研修から
重度障害者の就労を支援ーー重度障害のある方によるマルチメディアデイジー図書製作の報告会
「LLブックをつくろう」研修奮闘記
第二十回LLブックセミナーin大阪市立中央図書館
第3章 情報と向き合うーーオンラインセミナー、ウィキペディアタウン、聞き書き甲子園
共同知を編集する図書館ーーヒト・モノ・コトを結ぶ場づくり
ソーシャルイノベーションを巻き起こす図書館ーーこれからの司書のスキルを考える
恩納村文化情報センターと恩納村ウィキペディアタウン
「名人」の知恵にふれるーー高校生たちの聞き書き甲子園
第4章 デジタルと向き合うーー情報リテラシー、AI、電子書籍
インターネットとの付き合い方を図書館で学ぶーー子育て世代向け講座「ネット情報の海に溺れない学び方・学ばせ方」
はまどおり大学オンライン講演会「ネット利用に潜む危険性についてーー子どもたちの現状」
学校でのデジタルメディアの現状と未来への期待ーー「デジタル社会は子どもの読書環境をどう豊かにできるか?」シンポジウム
AI時代に「紙の本」「レファレンス業務」は必要かーー身体性認知論から考える
電子書籍の未来はーー電流協電子図書館セミナー「電子図書館・電子書籍サービス調査報告2023」
電子書籍を作ってみるーーRomancerで電子書籍の作成体験
第5章 仕事と向き合うーー会計年度任用職員制度、働き方のコミュニケーション
非正規雇用の待遇改善を目指してーー図書館問題研究会第六十六回全国大会について
現場からの多様な声を聞くーー「「女性」から考える非正規公務問題」シンポジウムに参加して
心理学を職場の人間関係に生かす
仕事に取り組む心の健康ーーワーク・エンゲージメントの紹介
国会での議論の重要性ーー衆議院第二議員会館での「図書館の現状と改革の課題」鼎談
あとがき
帝国図書館設立から、新型コロナウイルス対応まで日本の図書館の歴史を知る上で重要な事項約120項目を写真と解説で記録した資料。毎日新聞社が運営する日本最大規模の写真データベース<毎日フォトバンク>所蔵の写真を使用。各章にはその時代の年表も掲載。図書館を中心とした近代〜現代日本の文化史も知ることができる。本文は年月日順に配列。巻末に「分野別索引」「事項名索引」付き。
解説 近代日本図書館史を見通す(新藤透)
本文
第1章 明治期 近代図書館の勃興
第2章 大正期 大正デモクラシーと関東大震災
第3章 昭和前期 「昭和ファシズム」と戦争の時代
第4章 昭和後期 戦災からの復興と図書館の躍進
第5章 平成・令和 伝統から革新へ
索引
分野別索引
事項名索引
いじめがきっかけで学校に行けなくなった、小学6年生の火村ほのか。たどり着いたおんぼろ図書館でみどり色の司書、謎の少年、そしてたくさんの本に出会い、ほのかの世界は少しずつ動き出す!こころを彩る感動の物語。世界一美しいラストが、あなたを待っています。第1回氷室冴子青春文学賞大賞受賞作。
県立図書館長が図書館の意義を発見する物語!
「善さん!」と生徒に慕われていた高校教育現場から校長を経て,いきなり静岡県立図書館長に異動した著者は,戸惑いの中でも真摯に職員や利用者に向き合い司書資格を取得し「図書館」への理解を深めます。その後も,県教育長・大学理事を歴任し,近隣自治体の読書推進協議会会長・図書館協議会会長として図書館を支え,現在は私学学校法人理事長として「図書館の発見・探求」の旅は立場を変えて続いています。社会科教員・教育長として生徒や職員に説いてきた「憲法・人権・多様性」を大切にする思索と実践はどんな場合もベースにあり,「県立図書館論」に止まらず「教育文化論」「組織のリーダー論」としても多くの方に手に取って欲しい一冊です。(作家・草谷桂子さんより)
1章 図書館の発見(赴任の驚き,「転職」/図書館を学ぶ/「図書館の発見」)
2章 県立図書館の使命と実践(県立図書館の存在意義/市町村立図書館への支援体制・実践例と新館建設支援/図書館ネットワークの構築/内外の図書館視察に学ぶ)
3章 県立図書館の危機と改革(県立図書館の危機/県立図書館の改革と資料費の確保/2世紀をまたいだ県立図書館長勤務)
4章 図書館支援の継続 県教育長,図書館協議会長,子ども読書活動推進委員長として(「読書県しずおか」構想と実践/公共図書館への支援/島田市の「子ども読書活動推進計画」策定作業/牧之原市の図書館協議会活動と図書館建設)
5章 図書館の未来(教え子たちと図書館/デジタル化と読書・図書館/図書館の持続可能性/図書館運営論と「新静岡県立図書館構想」への期待)