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40年以上にわたり全国で開催されてきた
「親業」トレーニングのエッセンスが一冊に!
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子どもが思春期にさしかかると、親と子のコミュニケーションでのすれ違いが顕著になることがあります。それどころか、うまくいくほうが不思議に思えるほど、子どもをめぐる不安の種は尽きないように思えることすらあります。
そんな悩みを解決に導く助けになるのが、「親業(おやぎょう)」の考え方です。
「親業」とは、米国の臨床心理学者であるトマス・ゴードン博士が考え出したコミュニュケーションの方法で、子どもとの間に心のかけ橋をわたす対話の技術を、親が無理なく実践できるようなやり方で示しています。
本書は、「親業」という言葉をはじめて聞く方に向けて、その実践方法を、さまざまな親子の実例とケーススタディをまじえながら伝授するものです。
こんな方におすすめです!
□子どもに対してイライラしたり、怒ってばかり
□最近、子どもが何を考えているかわからない
□子どもと話をするたびに言い合いになってしまう
□自分で道を見つけて生きていける子に育ってほしい
第1章 親業ってなに?
第2章 子どもの気持ちがわかる聞き方ーー能動的な聞き方
第3章 親の思いが伝わる話し方ーーわたしメッセージ
第4章 親も子も納得の問題解決法ーー勝負なし法
第5章 実例集ーー親と子の会話から
【年3回発行誌/7月・11月・翌3月】
〜みんなで「一緒に」子育てをするという考え方〜
「障がいのある子どもの潜在能力を引き出し
親御さんと“一緒に”子育てをしていく」
小児の分野では、親御さんだけではなく、子どもに関わるすべての人が連携を取り、
共に子どもを支援し、育てていくことが大切と考えています。
本誌では、障がいをみるのではなく、子どもを支える目線を基準とし、
多職種からの視点で、小児に必要な考え方や支援の方法をお伝えします。
お子さん、親御さん、セラピストの方々と共に成長し、
子どもの必要とするサポートを社会全体で届けられる一助となる雑誌を目指します。
編集委員
中 徹 先生 アール医療専門職大学 学長 理学療法士
中路 純子 先生 フリーランス作業療法士
多田 智美 先生 鈴鹿医療科学大学 保健衛生学部 理学療法学科 助教 理学療法士
畠山 久司 先生 東京保健医療専門職大学 リハビリテーション学部 作業療法学科 講師 作業療法士
安井 隆光 先生 株式会社Loving Look 代表 理学療法士
奥住 啓祐 先生 SEO財団 課長 言語聴覚士
【特集】
家族支援2 こどもの自立を一緒に見守る 学齢期/思春期/成人期(きょうだい児を含む)
〇家族と子どもの育ちを共に考える
フリーランス作業療法士
中路 純子
〇親と学校を繋ぐリハビリテーション専門職の役割
株式会社SLC ことばと発達の相談室 代表取締役専務
言語聴覚士
福永 陽平
〇地域で生活する障がい者の生活と家族支援
愛知淑徳大学 健康医療科学部 医療貢献学科
理学療法学専攻 教授
理学療法士
里中 綾子
〇親元から離れて暮らすという選択
〜僕は一人暮らしがしたい〜
鈴鹿医療科学大学 保健衛生学部リハビリテーション学科 理学療法学専攻
理学療法士
多田 智美
【コラム連載】
〇地域のかかりつけ作業療法士を目指して3〜生きる力をつけ、心を育てる〜
子どもたちは地域で暮らしている
こども発達支援教室Corare 作業療法士
尾野 真知子
〇新米児発管がゆく2
児童発達支援事業所って儲かりますか?
こども発達支援センター のびろ センター長
理学療法士
辻 清張
【topics】
特別支援学校の高等部産業科を訪問しました!
〜就労支援の取り組みを教えて下さい〜
【巻頭インタビュー】
[こどもと共に]
受験を控え塾に通う思春期娘と母は、仲良く話していたと思ったら次の瞬間突然バトル勃発がごく日常。文筆家・料理家の著者が、親子のリアルな日常と想いを「塾前ごはん/塾前じゃないごはん」のレシピとともに綴る。
《コンテンツの紹介》
【春】出会いとか、憂いとか、制服とか
・はじめに
・思春期JC娘と母の小舟、荒波を行く!
・卒業式、思春期の始まり、そしてスマホどうするよ問題
・新学期の始まりと、制服とかジャージとか前髪とか
・おだやかに会話したくて、とりあえずサンドバッグになってみた
・大好きだけどときに厄介、されどいとしいあいつのこと
《レシピ》
・エメラルド焼きそば
・玉ねぎのホットサンド
・ほたるいかと菜の花のパスタ
・クリスピーチーズそら豆
・アスパラと豚肉の炊き込みご飯
【夏】けんかの夏、夏期講習の夏
・気がつけば、塩対応です子どもらは。親子旅は、行けるうちにね
・産んでも仕事は続けられるのだろうか、問題
・「好き嫌い克服させなきゃ教」の信者だった
・夏休み、ランチ問題どうするよ。3食作って仕事捗らず
《レシピ》
・カリカリ納豆素麺炒め
・ピーマンサルサのポークソテー
・カリカリにんにくとオイルサーディンのトマトパスタ
・トマトポークご飯
・まるごとピーマンのピリピリマリネ
【秋】ときには、立ち止まって考える
・思いやれる人、という付箋を拾った
・両思いじゃない、一方的な〈壁ドン〉は性暴力、という話
・老化と地味に戦っていたら、体が少しずつ変わってきた話
・出張の間のごはんをどうするか、それが問題だ
《レシピ》
・れんこんのスパイシーご飯
・ありものナポリタン
・かりほく里いものり塩味
・たたき長いもと刻みハムのふんわりグラタン
・まいたけとエリンギのグリル
【冬】鍋とか、家族とか、受験とか、卒業とか
・気をつけろ、寄せ鍋とカオス鍋は紙一重
・家族間〈ジェネギャ〉について考える
・けんかしないで正月を過ごしたい。切実だけどささやかな願い
・塾前じゃないごはん、ラストナイト
・大人だって、戸惑いと反省の日々なのだ。-おわりにかえて
《レシピ》
・納豆みそキムチ鍋
・とろみ鍋
・飾りじゃないのよレモン鍋
・白菜春雨帆立ての辛子高菜煮込み
・ねぎとハムのグラタン
・白菜グリルと帆立てのクリーム煮
【コラム】
・塾前&塾前じゃないごはんを支えてくれるスタメンたち
・JC 娘のキッチン成長期
・料理しない日の主力メンバーたち
腹痛や頭痛、めまい、朝起きられない、食事がとりづらい……心身にさまざまな不調が生じやすい思春期。「関係性」を見て良い循環を作るブリーフセラピーによる支援のポイントを、多彩な事例で紹介!
まえがき…黒沢幸子
序 章 思春期のこころとからだの問題とブリーフセラピー…木場律志
[第1部 学校編]
第1章 頭痛と吐き気で教室にいることが難しい…志田 望
第2章 髪の毛を抜いてしまう…法澤直子
第3章 原因不明の吐き気は問題?…井上滉太
第4章 めまいや耳鳴りで友人関係がうまくもてない…横尾晴香
第5章 眠たくてすぐに起きられない,授業も受けられない…西田達也
第6章 過敏性腸症候群のスクールカウンセリングーー来談しない生徒と「未成年の主張」…大石直子
[第2部 医療編]
第7章 起立性調節障害ーーシステムズアプローチ風…吉田幸平
第8章 摂食障害ーー「例外」への注目と本人の強みを活かしたアプローチ…山仲彩代
第9章 発達障害を背景にもつ抑うつ症状や身体症状ーーリソースを活かす発達臨床…田上 貢
第10章 強迫性障害ーーコミュニケーションの読み取りと介入,言葉遣いと治療姿勢…伊東秀章
第11章 メンタルクリニックでのブリーフ的支援…平山雄也
第12章 未来のポジションから考える思春期へのブリーフ的支援…伊藤弥生
終 章 思春期界隈ストーリーーー保護者や関係者を支援する…赤津玲子
「この子はこの子のままでいい」そう思えたとき、子どもはイキイキと輝き出す。
いつまでも色あせない永遠の“子育てバイブル”、待望のリニューアル!
"行く道は正美先生が照らしてくれる。今までも、これからも。"
若松亜紀氏(「陽だまりサロン」オーナー・秋田県児童会館「みらいあ」館長)推薦
第1章 思春期につまずいてしまうのはなぜか
●幼児期に愛情不足で育った子は、のちに問題が起きやすい
●性行為の低年齢化は早熟だからではない
●親を信頼できない子は不登校になりやすい
●夫婦仲の良し悪しが子どもに影響する
●叱るときは、あくまでも行動を
●今できていることを認める
●反抗は、親の愛を確認するための作業
第2章 子どもは依存と反抗を繰り返して自立する
●親に心を許し、甘えられる関係をつくる
●子育ての喜びを忘れていませんか?
●ときには思いきり甘やかしてあげよう
●反抗期は順調な成長のあかし
●興味をもち、本気で聞くことで信頼関係が築かれる
●親子のみぞを埋めるには、子どもの声に耳を傾けて
第3章 生きる力になる“自尊心”を育む
●「他の子」とのちがいをみつけて受け入れよう
●「自分を信じる力」と「人を信じる力」を取り戻す
●信じてあげると、人と深く交われる子になる
●親の自己保身が子どものプライドを傷つける
第4章 まるごと受け入れる、まるごと抱きしめる
●いくつになっても、ふれあいは心の栄養剤
●「抱きしめる」ことが最大の愛情表現
●心をこめて、大好きな献立を
●子どもを支える親のサポートが大切
第5章 思春期には、こんなまなざしが大切
●まず、子どもの話を聞く
●過保護はぜんぜん悪くない
●待ってあげれば、子どもは生きる自信をつけていく
●ありのままを受け入れることは、最高の抱きしめ
第6章 親も子もハッピーになれる絆づくり
●母性と父性のバランスを整える
●“この子のため”は本当か?
●子どもがピンチのときこそ、親の出番
●「与えることの喜び」を知る親子は、強い絆で結ばれている
小学校高学年頃から「二次性徴」の時期を迎え、からだがおとなへと変化する子どもたちの疑問をマンガでわかりやすく解説。男の子と女の子の両方の目線で「性」に関する正しい知識を身につけることができます。
8才、9才、10才のプレ思春期に向き合うママへ贈る“泣ける育児実用書”本書では、8〜10才のプレ思春期にぶつかる育児の“つまずき”を300人のママに取材。「ゲームに夢中になり、勉強に集中しません」「我が子のダメなところばかり見えてしまいます」「友だち関係が見えなくなってきて心配…」「いじめは大丈夫」?
専門医がやさしく詳しく教えます! 子ども・思春期の頭痛の対処法
幼児・小学生から中高生まで,頭痛や頭痛による不登校で悩む子どもたちと保護者に日々向き合っている著者が,子どもの頭痛の背景にあるさまざまな原因,診断・治療の進め方,治療薬の効果,不登校につながる頭痛への対処法,家庭でできる対処法,保育所・幼稚園・学校でできる対処法をやさしく解説.
保護者・教育関係者・医療者の方々必読.
あんなにかわいかった子からクソババァと言われたんです。思春期の子育てに悩む全てのお母さん、お父さんに。
思春期真っ只中のお坊ちゃんVS有能すぎる専属執事、
むずキュン!?ドタバタコメディ、開幕!!
「次こそ絶対、仕返ししてやる…!!」
今日もグレイソン家では、坊ちゃんと執事の攻防(!?)がはじまります!!
屋敷で暮らすお坊ちゃん「フィン」のもとに、
ある日、専属執事として「アル」がやってきた。
アルは仕事も完璧にこなし、使用人たちからも一目置かれる存在に。
だが、そんなアルに子ども扱いをされて(※子どもです)
どこか気にくわない様子のフィンは、
口うるさい執事をぎゃふんと言わせようと悪戯を仕掛けるがーー!?
単行本では、描き下ろし約32枚(小話2本+各話の幕間イラスト)を収録!!
【担当編集より】
フィンお坊ちゃんの思春期ならではのヤンチャさに加え、
大人になりたいと背伸びをする言動が見所&可愛いすぎます…!!
大奮闘するお坊ちゃんの微笑ましい姿と、手の焼ける坊ちゃんにそつなく対応していく完璧執事。
坊ちゃんと執事のやりとりを見ていると「坊ちゃん、頑張れ。(笑)」と応援したくなります。
さらに、物語が進むにつれて坊ちゃんをとりまく人物ーー専属執事以外にも屋敷で働く庭師や使用人たちが登場し、賑やか(騒がしい)に。
坊ちゃんのドタバタな日常の中に垣間見えるハートフルほっこり(甘キュン)な瞬間も盛りだくさん!!
その一方で、子どもの無邪気さや、その言動の奥には大人が気づきにくい秘めた本心があったりもします。
少しずつ変化していく二人の距離感と、坊ちゃんが仕掛ける悪戯が成功するのかどうか。
どうぞあたたかく見守りながら本作をお楽しみください…!!
※第2巻は2025年初夏〜夏頃の刊行予定です。
【キーワード】
執事 坊ちゃん 癒やし 主従関係 庭師 幼馴染 燕尾服 サスペンダー 有能 マスター 悪戯 西洋 コンシェルジュ ショタ 思春期 成長期 うさぎ
第1話 お坊ちゃんと専属執事
第2話 ふりまわし大作戦
第3話 コンプレックス
第4話 そんなんじゃない
第5話 おこちゃま作戦
第6話 気になる
第7話 どんな…人?
第8話 想定の範囲外
第9話 強い子
第10話 隠れた本心
第11話 わからない
第12話 弱点
描き下ろし1 ノアとライリー
描き下ろし2 ハロウィーン
※幕間にも描き下ろしアイキャッチ入り
お子さんの便秘がなかなか改善されず、イライラしたり、心配になったりしていませんか?
また、お子さんの便秘に気づいていない方は、ご用心を。
トイレトレーニングの頃から、「トイレに行きたくない」「うんちを出すとおしりが痛い」「恥ずかしい」── 子どもの心と体に、知らず知らずのうちにブレーキがかかり、便秘はある日突然ではなく、じわじわと始まっているのです。
本書では、「幼児期は“おしり”」「思春期は“腸”」というキーワードを軸に、子どもの便秘の原因とケアをわかりやすく解説しています。
排便習慣が乱れやすい年齢ごとの特徴、おしりの便秘(直腸性便秘)と腸の便秘の問題、お子さんのメンタル面や成長に配慮した声かけや対応の仕方など──
子どもの“出ない”と保護者のお悩みに、しっかり寄り添います。
さらに、便秘のお子さんとご家族の体験談の紹介やわかりやすい図解で、便秘解消をサポートします。
お子さんの「スルッと出た!」が、きっと家族みんなの笑顔につながります。
親子で “便秘卒業”をめざしましょう!
プロローグ(マンガ)
はじめに
子どもの便秘を卒業させる3STEP
Chapter1 子どもの便秘に気づく
子どもの便秘に気づいていますか?
子どもの「便秘のサイン」を見落とさないために
子どもが便秘かどうかをチェックしよう
Chapter2 子どもの便秘を知る
そもそも「便秘」ってどんな状態?
子どもの便秘の特徴をつかもう
子どもの便秘の9割は“おしり”の便秘「直腸性便秘」
子どもの便秘の原因は“おしり”にあり!!
思春期の子どもの便秘は“腸”が原因
便秘の種類(タイプ)を知ろう
Chapter3 子どもの便秘をケアする
子どもの便秘の卒業に向けて
便秘が長引く場合の相談先と相談方法
子どもの便秘の疑問にお答えします!!
Chapter4 子どもが便秘を卒業する!!
便秘を卒業したお子さんとご家族の体験談
これって思春期?それとも病気? 精神科医が、思春期の母娘が抱えがちな悩みに回答しながら、「自己発達力」「自己治癒力」を引き出す育て方をアドバイス! 父・息子も必読!!
どんな子も発達に偏りがあり、進んでいる部分と遅れている部分がデコボコしているもので、それは一人ひとりの個性。発達障害と呼ばれるものは、その延長線上にあって
偏りが目立っているというだけのこと。(「はじめに」より)
本書に収録の「お悩み一覧」(もくじより)
【1章 デコボコOK! 乱高下しながら成長するのが思春期です】
気分のムラに振り回される / すぐキレる / 話し合いにならない / 一方的にしゃべり、人の話を聞いてない / すぐパニくる! / 忘れっぽく、片づけられない / スローすぎる /
喫煙&飲酒 / ゲーム感覚で万引き
【2章 思春期娘と更年期母は「ホルモン星人」バトルがあって当然です】
娘も母も不調だらけ / 月経前のイライラ / 彼氏にどっぷり / ダイエットを繰り返す / 女子グループのLINE外し / 娘がいじめの加害者に……
【3章 眠りの乱れが思春期をタイヘンにする】
朝、起きてこない / ベッドに入ってもスマホ / 仮眠から不登校 / 睡眠薬をほしがる
【4章 いい子が危ない!? ときには引きこもりも必要です】
反抗期がないけれど…… / 見知らぬ相手とのツイッター / 赤面恐怖 / 「できる子」が引きこもりに…… / 赤ちゃん返り
【5章 これって思春期? それとも病気? 脳のクスリで治せるの!?】
包丁を持ち出した / 教師に服薬をすすめられる / マスクを外せない / 思春期うつ病? / 初期統合失調症と診断されて / 薬がどんどん増える
<著者プロフィール>大下隆司(おおしも・たかし)
1955年、鳥取県境港市生まれ、精神科医。代々木の森診療所院長。
立命館大学卒業後、数学教師等を経て29歳で医学生となり、1991年神戸大学医学部卒業。
神戸大学医学部付属病院、東京都立墨東病院、明石土山病院、東京女子医科大学勤務を経て
2012年より現職。診療のかたわら、兵庫県中央児童相談所の思春期相談、神戸国際大学の
学生相談、兵庫県学校サポートチームで中学生の相談、新宿区教育委員会特別支援教育巡回相談で発達障害の小学生の相談等、子どもに関わる仕事に注力し、現在も國學院大學の学生相談、NPO法人メンタルケア協議会の副理事長をつとめる。
専門は、臨床精神薬理、心理教育、児童青年精神医学。
認定資格等:精神保健指定医、精神科専門医、産業医、臨床心理士、公認心理師。
思春期なんて、とっくに卒業したと思っていたのに…⁉
30歳を過ぎたころから起こる、さまざまな「身体の変化」や「心の揺れ」にとまどいつつも向き合う日々--「大人の思春期病」をテーマに、大好きな女友達とおしゃべりするように書きとめたエッセイ。
女性誌「anan」で連載し、多くのアラサー女子の共感をよんだ初エッセイ集の文庫化。
・「結婚願望はないです」と答えていた若かった自分を反省して、「機会があったらしてみたい」と答える今日このごろ。大きな成長、この変化が嬉しい!
・自意識が邪魔して、FBやmixiにほとんど意味のあることを書きこめず。SNSにお洒落な写真をアップロードできる日は来るのか⁉
・通販の罠にかかり、ネットのお洒落な店のサイトを見ている内に頭が沸騰。「この戦い、負けられない!」と早朝からPCに張り付いて予約に成功。気が付けば部屋は段ボール箱だらけ……
・年末年始もいつものコンビニでバイト。お一人さまの正月はいつもと違う空気感で嫌いじゃない。
・「バーに行こう!」と思い立ち、初めて一人で入った店が「シガーバー」……
・同世代の女性と会うといつも話す「産むか、産まないか」。「産まない派」と見せかけて「本当にそれでいいのか」と夜中に悶々とするわたし。期限は迫る。
「こんなこと気にして、自意識過剰で、馬鹿だなあ」と笑ってほしい、と著者(「文庫版あとがき」)。
時に、こんなことまで書いちゃっていいの? と不安にさせられる、芥川賞作家(「コンビニ人間」)の赤裸々エッセイ。
思春期の子どもの最大のテーマは「自立」。
それが、彼らが学校や家庭で直面しているあらゆる問題対策のカギでしょう。
「いじめ」や不登校、中学受験や進路進学、親子関係、スマホ等々の問題です。
しかし、「自立」とは、何がどうなれば「自立」なのか、
また、思春期の子どもを前に、周りの私たち大人は何ができるのでしょうか。
親として、思春期の子育てに戸惑った経験と、
国語塾の講師として、中学生たちの本音や現実に向き合ってきた経験をもとに、
その答えを探ってきた記録です。
子どもたちが行き詰まるとき、
それは子どもだけではなく、私たち大人の「自立」が問われているのではないでしょうか。
第一章 転機
子どもたちの思春期/50歳での転機/「社会人・大学生クラス」(中井ゼミ)での自立のやり直し/「中学生クラス」と、「家庭・子育て・自立」 学習会/問題に向き合う生き方
第二章 作文を読み合って話し合う授業
率直に突っ込み合う/問題を抱える中学生たち/精一杯の作文にどう応えるか
第三章 小冊子「君たちが抱える問題の本質と、その対策」
小冊子 「君たちが抱える問題の本質と、その対策」
教材 「部活、サークル、クラスの行事などの問題」
第四章 中学生たちが抱える問題 学校編
「いじめ」たことを書いた作文/他人を傷つけるからよくないこと?/「自分が傷つくのも嫌」/思春期に対立は必然/「傷つけてはいけない」という行き止まり/相手への疑問や批判は直接本人に言う/最終目標は自立 ほか
第五章 中学生たちが抱える問題 家庭編
教育虐待/中学受験って何だったのか/「空白」を埋めるスマホ/学びたいテーマを持つという自立/「母が絶対権力」/兄弟や親の問題/子どもの権利の代行という親の役割/親子それぞれの自立/子育て後の第二の人生
第六章 経済成長と「家父長制」の次へー親の、その親からの自立ー
父との関係の節目/親子関係の意味
"春はすぐそこ!中学生大家さん、
もうすぐ高校生になります。
高校入試も無事終わり、中学生最後の日々を
名残りおしみつつ日々を楽しむチエちゃん。
アパートの住人たちも少しずつ環境に変化が!?
そんな彼らを見て少し焦りをおぼえる前田さんですが……?
春めく毎日がわくわくする第18巻!"
問題行動への適切な対応がわかる本
学校内暴力、家庭内暴力、非行・少年犯罪、不登校、そして(ネットなどの)依存。
いま、教育者や親がもっとも手を焼いている思春期の問題行動が、この5つだ。
本書では、養育困難な子どもたちと暮らし、
社会へと自立させてきた日本でただひとりの「治療的里親」である著者が、
上記5つの問題行動別に具体的な対応を紹介。
それぞれの問題行動に対して、実際の日常生活で行ってきた
具体的な言葉かけや対応を、すべて事例をもとに伝授していく。
また事例ごとに、子どもとの関係改善のポイントを
「よりそいポイント」としてわかりやすく解説。
子どもが口に出せずに困っていること。
大人の態度が子どもにどう伝わっているのか。
なかなかうかがい知れない子どもたちの気持ちや心の動きが
手に取るようにわかります。
思春期の心とからだの悩みにストレートにこたえるオールカラーのガイドブック。ネットいじめやドラッグ、多様な性的アイデンティティ等、現代的なテーマを多くとりあげる。大人も子どもも、あるいは親子いっしょに読むことができ、わかりやすく具体的なアドバイスが満載。「いざ」というときに頼りになる1冊。
子どもがイライラして当たってくる。
学校の様子を聞いても返ってこない。
将来について、何を考えているのかわからない。
“思春期”それは子育て中の親の多くにとって、最も悩みの多い時期です。
どのように接するかで、子どもとの信頼関係が変わってきます。
子どもを“子ども扱い”するのはもうおしまい。
精神的に自立できるよう、親子関係を変化させていきましょう。
大丈夫。悩んでいるのはあなただけではありません。
「なんくるないさ~」と親自信の心を安定させれば、子どもの幸せにも直結します。
「家族関係」「学校と勉強の付き合い方」
「性について」「社会で働くということ」
子どもが自分で考えていけるような子育ての方法を教えます。
はじめに
“子ども扱い”する時間はもうおしまい。
ハッピーな親の子どもはハッピーになる
第1章 思春期の子育てはここが“むずかしい”
思春期は“自分をつくる”大切なステージ。
“むずかしい”のは体の変化に心が追いつかないから。
子どもはどんなストレスを抱えているのか
第2章 思春期のイライラ・反抗に向き合う方法
思春期の「反抗」にはちゃんと理由がある。
「自分でもどうしたらいいかわからない」が態度に出る。
第3章 学校と勉強の付き合い方
「学校に行きたくない」と言われたら。
休む日が定期的になってしまった。
親が気づきにくい“いじめ”。
第4章 必ず知っておきたい性教育
恋や性に関心を持つのは自然なこと。
子どもは親の嫌悪に敏感。
第5章 社会に出て働くということ
「大人になったらなりたい」ランキングから浮かび上がるもの。
リモートワークの増加で“会社員”が人気職業に。
第6章 思春期と家族
夫婦のラブラブが子どもに伝えていること。喜びも怒りも哀しみも楽しみも、すべてを家族で分かちあう。
おわりに