うつ病による休職者の増加に伴い社会復帰のための心理的支援が求められるようになり、現在ではグループ介入も数多く行われている。本書では「異質性」という分析心理学の概念に着目し、グループサイコセラピーにおいて、自分にとって異質なものと出会い、関わることが、復職支援においていかなる意義を持つのか、個人療法・グループサイコセラピーの事例および参加者へのインタビュー調査を通じ、多角的な視点でその可能性に迫る。
第1章 序論ーー本論の背景と目的
1.本論の背景および構成
2.本論の目的
第2章 分析心理学における異質性について
1.ユングと異質性
2.ユングの描いた「心の地図」
3.影とトリックスター
4.「異人」「異界」イメージについて
5.復職支援と異質性
6.本研究における異質性について
第3章 復職を目指す男性との夢を用いた治療過程ーー事例研究1
1.事例概要
2.面接過程
3.考察
第4章 復職支援における研究の動向ーー集団介入に焦点を当てて
1.精神疾患に対する復職支援の集団介入のレビュー
2.グループサイコセラピーにおける異質性について
第5章 青年期休職者の事例ーー事例研究2
1.「復職支援のためのグループセラピー」の概要
2.グループの記述的統計
3.青年期休職者への復職支援の背景
4.事例概要
5.グループの経過
6.考察
7.まとめ
第6章 異質性の高いメンバーのいるグループの事例ーー事例研究3
1.事例
2.考察
第7章 「復職支援のためのグループセラピー」
参加者へのインタビュー調査
1.問題と目的
2.方法
3.結果
4.考察
第8章 総合考察
1.復職支援をスモールグループサイコセラピーで行う設定の利点と限界
2.“異界”としてのグループ
3.復職支援になる理由ーーエナンチオドロミア
4.セラピストの役割とは
5.本研究の限界と今後の展望
第9章 要約
註
引用文献
索引
初出一覧
謝辞
国内外の気鋭の研究者が『BTSJ日本語自然会話コーパス』を分析。ポライトネスなどの点からコミュニケーションの解明をめざす。
■編者による紹介文
会話は、人間のコミュニケーションの原点である。本書は、国内外で活躍する気鋭の研究者が、世界最大規模の国立国語研究所『BTSJ日本語自然会話コーパス』という材料を、それぞれの観点と方法で自由に料理してコミュニケーションの解明に迫るというユニークな試みである。このコーパスは、「間」、「沈黙」、「発話の重なり」「笑い」など、語用論的分析に必須でありながら、多くのコーパスでは記されていない周辺言語情報も記述し、且つ、定性的分析だけでなく、定量的分析もできるように考案された「基本的な文字化の原則(BTSJ:Basic Transcription System for Japanese)」という文字起こし方法で記述されている。それによって、より細やかに、コミュニケーションの本質に迫っている。語用論的分析に適した『BTSJコーパス』の分析から得られた知見は、日本語教育における「会話教育」にも新しい息吹きを吹き込むものばかりである。語用論研究者だけでなく、日本語教育の研究者、実践者にも是非読んでもらいたい一冊である。
ジェンダー、感情、遺伝子情報にいたるまで、あらゆるものが象徴資本として流通する現代。ブルデュー、フーコー、ドゥルーズ、アガンベンらを手がかりに、日常における権力の実態に迫る。
ジェンダー/セクシュアリティ/階級/文化を規定する〈自然〉概念を内破させるために
霊長類学、免疫学、生態学など、生物科学が情報科学と接合されるーー。高度資本主義と先端的科学知が構築しつづける〈無垢なる自然〉を解読=解体し、フェミニズムの囲い込みを突破する闘争マニフェスト。
関東豪学連を相手にした死闘、『驚邏大四凶殺』は、ほんのプロローグに過ぎなかった! 桃たち一号生は新たな仲間、飛燕、雷電、月光とともに三号生を相手にした戦い、『大威シンパーレン制覇』に挑む…!!
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●フレイルは、2014年に日本老年医学会から提唱された概念です。加齢や慢性疾患、老年症候群が積み重なることにより脆弱となり、ストレスや疾患により要介護や死亡などに陥りやすい状態である一方、適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像とされます。
●フレイルの要素は、身体的フレイル、精神・心理的フレイル、社会的フレイルが広く知られていますが、オーラルフレイル、ウロフレイル、アイフレイル、スキンフレイルといった概念も近年、提唱されています。フレイルをきたしやすい疾患や老年症候群が個人に同時に複数存在し、互いに悪影響を及ぼし、要介護や死亡のリスクの増加させていることが明らかになってきています。
●本特集では、このように近年広がりをみせているフレイルの多面性に着目し、老年期に起こりやすいさまざまな機能の低下や症状からフレイルをとらえるアプローチについて、各領域の専門家よりご解説をいただきます。
【目次】
【概論】フレイルのUPDATE─診断・評価を中心に
嗅覚・味覚低下とフレイル
食生活によるフレイル対策とオーラルフレイルの関連
アイフレイル─視機能のフレイル
聴覚のフレイル
ガットフレイル─消化管のフレイル
ウロフレイル─泌尿器のフレイル
スキンフレイル─皮膚のフレイル
●巻頭カラー
給食用食器のいろは
●病棟のプロフェッショナルたち
医療法人仁誠会 奈良セントラル病院 回復期リハ病棟
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
植物がもつさまざまな機能の有効利用をめざし、分子レベルから栽培まで/甲子園大学大学院 栄養学研究科 食品栄養学専攻 食品学領域 食資源利用学部門 松岡研究室
●スポット
日本人の就労者が摂取する昼食の栄養学的特徴
食事・栄養指導におけるDietary Variety Score(DVS)の活用方法
●ズームアップ
ヒトの水必要量に関するエビデンスの最新動向と今後の展望
連載
●栄養指導・栄養管理に活かしたい 食物繊維学の新常識(3)
食物繊維に関する疫学研究
●代謝からみた 身体活動&栄養のサイエンス最前線(9)
腹八分目の効用ーアカゲザルの30年にわたる長期エネルギー制限の結果
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(18)
食欲不振から胃瘻を造設後、1年を経過している特養の新規入居者に対し、多職種での介入が経口移行に対し奏効した一例
●Medical Nutritionist養成講座(75)
カテーテル関連血流感染予防対策ー輸液の無菌的管理について
●Dr.雨海の男性臨床栄養学(26)〈隔月連載〉
グルコースの逆襲(2)-窒素出納と侵襲
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
フキ
●こんだてじまん
じまんの一品料理 手づくり和風ハンバーグ/京都市立病院
本書は、進歩の著しい泌尿器科診断学の最先端を、多忙な泌尿器科医が日常診療で応用できるよう編纂したものである。前立腺癌や膀胱癌などの泌尿器科癌、尿路結石、不妊症、ED、尿失禁など、よく遭遇する疾患の診断法の実際と、目覚ましい進歩の見られるCT・MRIによる画像診断、将来さらに重要となる遺伝学的診断などが横断的に取り上げられ、詳しく解説されている。
はじめに ・婚活時代は妊活時代……「妊活」とは何か。第1章(現代女性のライフスタイルと「妊活」 第2章不妊治療の現場から第3章教科書が教えない卵子の基礎知識第4章生物学的出産適齢期とは第5章「35歳から」産める身体のメンテナンス第6章野田聖子ショック〜どこまでいく不妊治療 第7章男たちの妊活レポート第8章少子化対策委員会の現場から
女性の社会進出が進み、晩婚化が加速する中、かつてのように「いつか自然に結婚して子供を持つのが当たり前」という意識では、欲しいと思ったときにできないこともあります。
「まだまだ」の人も「いつかは」の人も「そろそろ」の人も、妊娠について正しく学びことが必要。妊娠適齢期や卵子の加齢、不妊といった、妊娠にまつわる知識を正しく身につけること。そして自分の身体の現状を把握し、自分にベストなライフプランを描くこと。それが「妊娠活動=妊活」です。
この本では、長年不妊治療の最前線で活躍されている国立成育医療研究センター母性医療診療部不妊診療科医長の齊藤英和先生と、『婚活時代』でおなじみの少子化ジャーナリスト白河桃子さんの共著という形で、「妊活」についてさまざまな角度からアプローチしています。
また齊藤先生は妊活の応援こそが長期的には少子化の加速を食い止める最もよい施策、とも言います。
妊娠・出産を考えている女性だけでなく、すべての方に読んでいただくことで、「女性が妊娠について学ぶ意義」を広く社会に浸透させ、「職場や社会における妊活への理解」を深めていただきたいと思っております。
はじめに
・婚活時代は妊活時代……「妊活」とは何か。
第1章(白河さん)……現代女性のライフスタイルと「妊活」
・「産み控え」はあるのか〜キャリアと産み時
・セックスレスと妊活
・震災によって変化した「妊娠・出産」観
第2章(齊藤先生)…不妊治療の現場から
・「いつでも産める」は大間違い
・初診の平均年齢は39歳
・高齢出産のリスク
第3章(齊藤先生)…教科書が教えない卵子の基礎知識
・卵子は実年齢より+1歳。加齢とともに、卵子も老化する。
・各年齢ごとに、身体の状況を知り、ライフプランを見直し、その時々でベストな選択ができるように備えることが大切。
第4章(齊藤先生)…生物学的出産適齢期とは
・およそ20〜34歳
・人間の妊娠率は低い。好条件が揃っても、妊娠できるのは1周期で10人中4人。
・受精のチャンスは月にたった3日
第5章(齊藤先生)…「35歳から」産める身体のメンテナンス
第6章(白河さん)… 野田聖子ショック〜どこまでいく不妊治療 ・明けぬ不妊治療の闇
・不妊の果てに〜卵子提供の最前線、産まずに親になった人たち、養子縁組の現在
第7章(白河さん)…… 男たちの妊活レポート
第8章(齊藤先生)…… 少子化対策委員会の現場から
最終章 齊藤英和×白河桃子 対談
・女性を幸せにする、社会を豊かにする妊活教育
キリマンジャロ西斜面の山奥にあるルカニ村。「世界農業遺産」に認定されるほどの魅力的な農林畜複合経営が、「コーヒー危機」の影響で崩壊したが、フェアトレードの取り組みにより復興しつつある。2002年〜2013年における農家の経営行動を観察し、「アフリカ型」の貧困削減・農村開発のあり方を探る。
第1部 農家経済経営・農村発展の分析の枠組みと課題
第1章 タンザニア農村における貧困・開発の分析枠組み: 「アフリカ型」農村開発をめぐって
第2章 「制度派」農家経済経営学序説:混成性の経営目標・成果の分析枠組み
第2部 キリマンジャロの農家経済経営の基礎構造:現金現物日記帳の分析
第3章 現金現物日記帳に基づく農家経済経営行動と基礎構造の解明
第3部 農家経済経営の実態:品目ごとの経営行動
第4章 コーヒーの価格形成と小農民のアップグレーディング:流通制度改革・協同組合・フェアトレードの役割
第5章 トウモロコシ・豆をめぐる経営行動の特質:コーヒー危機にともなう「男性産物」の多様化と所得安全保障
第6章 牛をめぐる経営行動の特質:農家経済経営リスクと家計安全保障
第7章 バナナをめぐる経営行動の特質:「女性産物」が追求する家計安全保障
第8章 農林畜複合経営と材木ビジネスの実態:私的利益追求と社会経済目標を重ねる森林再生への道筋
第4部 農家経済経営を取り巻く社会制度の実態:ローカル社会経済と相互扶助
第9章 キリマンジャロ西部の社会経済構造と地域経済圏:農民市場を媒介にした農畜産物の地域内循環
第10章 相互扶助システムと拡大家族経済:伝統的社会(安全)保障制度の実態
第5部 農家経済経営・農村開発の成果の評価:フェアトレードの役割
第11章 貧困削減とフェアトレードの経営成果「貧困と開発の概念図」「ケイパビリティ・アプローチの概念図」に基づく貧困・開発の評価
第12章 利益追求・家計安全保障の経営成果:農家経済経営の基礎構造に基づく経営・フェアトレードの評価
1990年代以降、人口学教育において若手・中堅研究者を中心に利用されるようになったミクロデータについて、各種テーマに沿って利用可能な公開ミクロデータを用いる分析方法を丁寧に解説する。今後人口研究者を志す読者や、分析結果を解読する必要に迫られた人口研究者に情報を提供する一冊。
・毛包は人の体の中でも極めてユニークな組織であり、組織幹細胞を有し、自律的に毛周期を繰り返すなど、他の組織にはみられない特徴を備えている。
・近年では、発生学、再生医療、幹細胞生物学、遺伝学、毛包免疫学、臨床医学、植毛学など、幅広い学問領域が毛包を中心に融合しながら進展し、心身の健康に至る広い生命現象を理解する糸口を与えている。
・本特集では、一見ニッチながらも奥深い研究領域である“毛包組織”をテーマに、基礎から臨床に至る最新の進歩を取り上げる。
■脱毛症ーー研究と診療の進歩
・はじめに
・毛包器官再生の新たな展開
〔key word〕毛包、上皮ー間葉相互作用、器官誘導、器官原基法、器官置換的再生医療
・毛包幹細胞を中心とした毛包老化と脱毛症のメカニズム
〔key word〕毛包幹細胞、17型コラーゲン(COL17A1)、老化、高脂肪食
・円形脱毛症モデルマウス(C3H/HeJモデル)の理解
〔key word〕円形脱毛症(AA)、C3H/HeJマウス、疾患モデル動物
・遺伝性毛髪疾患のアップデート
〔key word〕遺伝性毛髪疾患、非症候性、症候性、縮毛症、乏毛症
・瘢痕性脱毛症の診断と治療ーー最新の診療マネジメント
〔key word〕瘢痕性脱毛症(cicatricial alopecia/scarring alopecia)、ダーモスコピー、トリコスコピー
・円形脱毛症の病態に基づくJAK阻害薬による治療の展開
〔key word〕円形脱毛症、JAK阻害薬、バリシチニブ、リトレシチニブ
・男性型脱毛症の病態と治療
〔key word〕男性型脱毛症(AGA)、メタボリックシンドローム、アンドロゲン、5α-還元酵素阻害薬、ミノキシジル
・植毛手術を継ぐもの
〔key word〕植毛手術、FUE(follicular unit excision)、FUSS(follicular unit strip surgery)、男性型脱毛症(AGA)、毛包再生医療
●TOPICS 神経精神医学
・情動と手綱核
●TOPICS 薬理学・毒性学
・ヒスタミン代謝酵素阻害薬によるナルコレプシーの新規治療効果の検討
●連載 医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用(12)
・Web3を活用したAIとプログラム医療機器
〔key word〕Web3、スマートコントラクト、人工知能(AI)、診断支援、プログラム医療機器(SaMD)
●連載 医師の働き方改革ーー取り組みの現状と課題(11)
・医師の働き方改革における自己研鑽支援の現状と今後の展望ーー専門職としての継続教育の位置づけと国際比較からの示唆
〔key word〕 自己研鑽、プロフェッショナリズム、働き方改革
●連載 医療における生成AIとDX(3)
・精神医学領域における生成AI活用の可能性と課題
●FORUM ノーベル生理学・医学賞2025
・制御性T細胞の発見ーー一筋の研究の軌跡
●FORUM 人間社会の未来 --専門家が予見する人類の行方(7)
・社会保障と健康
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
古代ギリシアにのみ見られる神話から哲学への発展ーギリシアにおいてなぜ初めて哲学は誕生し得たのか。神話世界に位置を占める女性性の重要性に着目したC・G・ユングの視点を発展的にとらえ、男性性と女性性の統合を通してこそ真の自己を知ることができるという確信から、西洋における倫理と信仰の伝統の出発点を探り、東洋の伝統との共通点と相違点を見事に抉り出した、「歴史心理学」ともいうべき新しい取組みが生み出した注目すべき成果がここにある。
・体外受精などの生殖医療で生まれる子の割合は9人に1人に達している。しかし、高年齢者の成績は1%程度と、必ずしも効率的とはいえない生殖医療が実施されている。
・そのような現状にあって妊孕性温存療法は、若年がん患者を対象にした実施において大きな成果をあげている。また、社会的卵子凍結に対する企業や自治体からの助成も開始されている。
・少子化は時代の流れではあるが、子を持ちたいという人の心は永遠である。本特集では、妊孕性温存療法を少子化時代における大事な処方箋と位置づけ、生殖医療の現場から最新の知見と実践を紹介する。
■少子化時代の妊孕性温存療法
・はじめに
・『小児・AYA世代がん患者等の妊孕性温存に関する診療ガイドライン2024年12月改訂 第2版』の解説
〔key word〕小児・AYA(思春期・若年成人)世代がん、妊孕性温存、ガイドライン、がん・生殖医療(Oncofertility)
・男性がん患者における妊孕性温存療法
〔key word〕抗がん剤、無精子症、精子凍結、精巣内精子採取
・医学的卵子凍結・胚凍結
〔key word〕卵子凍結、胚凍結、妊孕性温存、がん・生殖医療
・卵巣組織凍結
〔key word〕卵巣組織凍結(OTC)、緩慢凍結、搬送、移植、集約化
・薬物療法による卵巣機能温存ーーGnRHアゴニストとその他の薬剤の知見
〔key word〕卵巣機能保護、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)アゴニスト、乳がん、抗ミュラー管ホルモン(AMH)、accelerated activation
・社会的(リプロダクティブ)卵子凍結
〔key word〕社会的卵子凍結、卵子の老化、体外受精
・良性疾患に対する妊孕性温存
〔key word〕妊孕性温存、自己免疫疾患、遺伝的疾患、良性卵巣腫瘍、子宮内膜症
・不妊診療におけるPRP治療ーーPRP子宮腔内投与/卵巣投与
〔key word〕PRP(多血小板血漿)、子宮内膜菲薄、反復不成功・着床不全、卵巣機能低下
●TOPICS 癌・腫瘍学
・胃がん腹膜播種を促進する中皮細胞
●TOPICS 神経精神医学
・摂食障害におけるケトン体の役割
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(最終回)(31)
・皮膚バリア機能とアシルセラミド代謝ーー表皮バリア脂質の代謝異常を免疫システムは認識するか?
〔key word〕皮膚バリア、脂質代謝、アシルセラミド、角層細胞間脂質、角化細胞脂質エンベロープ(CLE)
●連載 細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望ーー臨床への展開(17)
・尿素サイクル異常症に対する胚性幹細胞製品の臨床試験
〔key word〕多能性幹細胞、肝細胞移植、先天性代謝異常症、新生児、高アンモニア血症
●連載 ケースから学ぶ臨床倫理推論(8)
・リスクの高い治療の要求
〔key word〕無益性、無危害原則、善行原則、手続的正義
●連載 司法精神医学への招待ーー精神医学と法律の接点(3)
・精神鑑定の基礎知識
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
現代中国のジェンダー構造は、伝統中国や社会主義中国から如何に変化し、経済格差はどのように性別と関連し、消費社会はセクシャリティのあり方にどのような変化をもたらしたのか。
特に1995年の北京国連女性会議以降の20年間に焦点を当て、中国のジェンダー研究の第一線で活躍する研究者による最新成果を紹介する。
序 小浜正子
第一部 現代中国におけるジェンダー・ポリティクスの新局面ーシンポジウムの記録
解 題 小浜正子
中国社会の変容と女性の経済参画ー北京会議から二〇年 金 一虹(朴紅蓮訳)
ジェンダーをめぐるフェミニスト・国家・男性の協働/不協働ー反DV法制定過程を例に
馮媛(遠山日出也・朴紅蓮訳)
現代中国のジェンダー言説と性の政治経済学 宋少鵬(及川淳子訳)
コメント1 阿古智子
コメント2 足立眞理子
コメント3 伊田久美子
リプライ
第二部 北京国連女性会議から二〇年間の中国女性学
解 題 秋山洋子
〈女性意識〉と〈社会性別意識〉-現代中国フェミニズム思想の一分析
王政(秋山洋子訳)
グローバル化のもとでの中国女性学と国際開発プロジェクトーあわせて本土の資源と「本土化」の問題を語る 李小江(秋山洋子訳)
現代中国における三種の女性話語 屈雅君(福島俊子・秋山洋子訳)
[紹介]フェミニスト行動派の運動とその特徴ー二〇一二年二月〜二〇一六年四月 遠山日出也
第三部 中国における日本軍性暴力問題にどう向き合うか
解 題 秋山洋子
女性・平和・民族自省ー陝西師範大学で日本軍性暴力パネル展を開催して 屈雅君(秋山洋子訳)
苦難のうちに立ち止まってー日本軍性暴力パネル展の南京における挫折と内省 金一虹(大橋史恵訳)
メディアの中の「慰安婦」ディスコースー記号化された「慰安婦」と「慰安婦」叙述における記憶/忘却のメカニズム 宋少鵬(秋山洋子訳)
・プレコンセプションケアは、妊娠転帰の改善だけでなく、将来の母子の健康増進にも寄与する概念である。その対象は、妊娠希望者に限らず、生殖可能なすべての世代に広がっている。その一方で、男性、子ども、思春期の若者、精神疾患や障害のある方、性的マイノリティの方への対応が十分でないなど、課題も多い。
・本特集では、この概念を「性と生殖に関する正しい知識と適切な医療の提供により、個人の尊厳を守り、健やかな生活を送るためのサポート」と位置づけ、各分野の専門家が、多様な背景を持つ人々への包括的なアプローチを含めた具体的な実践を紹介する。
■プレコンセプションケアの現状と課題
・はじめに
・産科合併症既往がある女性へのプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア、産科合併症既往、次回妊娠への準備
・内科的慢性疾患に対するプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア(PCC)、妊娠、内科的慢性疾患
・精神疾患を抱える女性へのプレコンセプションケア
〔key word〕プレコンセプションケア、先天異常、共同意思決定
・知的障害者に対するプレコンセプションケア
〔key word〕知的障害、性教育、合理的配慮、自己決定
・プレコンセプションケアにおける妊娠と薬
〔key word〕プレコンセプションケア、薬の安全性の評価、情報提供
・男性へのプレコンセプションケア
〔key word〕APA(advanced paternal age)、酸化ストレス、エピジェネティクス
・LGBTQに対するプレコンセプションケア
〔key word〕LGBTQ、トランスジェンダー、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス&ライツ
●TOPICS 医用工学・医療情報学
・医療DXの価値向上に向けた設計
●TOPICS 救急・集中治療医学
・集中治療患者の状態悪化を人工知能で予測するーー機械学習モデルを用いたリアルタイムの診療支援
●連載 臨床医のための微生物学講座(24)
・RSウイルス
〔key word〕RSウイルス、細気管支炎、パリビズマブ、喘鳴、接触感染
●連載 緩和医療のアップデート(19)
・救急・集中治療と緩和ケア統合の現在と今後の展望
〔key word〕コミュニケーションスキル、ケアのゴールの話し合い、withdraw
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(11)
・免疫とグライコームーーグライコームの1細胞解析技術
〔key word〕グライコーム、糖鎖、免疫、1細胞
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(25)(最終回)
・死因究明の実践8
●FORUM 数理で理解する発がん(15)
・ライト・フィッシャーモデルの期待値・分散と固定確率
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。