観光はモビリティの現代を象徴する産業であるが、コロナ禍で世界的に移動を禁じられてしまった。しかしそのなかで観光とは何かが露わになる。バーチャル観光、オンラインツアー、地域密着型の持続可能な旅など、コロナ後の観光の新しい可能性を展望。
・COVID-19は医療の多くの面に計り知れない影響をもたらしているが、そのひとつに、もとよりバーンアウト(燃え尽き症候群)の危険性に曝されていた医療従事者にさらなる大きなストレスをもたらしていることがあげられる。
・本特集では、パンデミック下で医療従事者のバーンアウトをいかに防ぐかをテーマとし、国内で行われた複数の調査研究によるエビデンスに基づいた議論を行い、精神医学の観点から医療従事者を守るためのヒントを共有する。
・本特集が多くの医療従事者に読まれ、バーンアウトの危険因子や対策を正しく理解することや、自身を冷静に見つめ、バーンアウトに対するレジリエンスを高めることに役に立てば望外の喜びである。
■ パンデミック下における医療従事者のバーンアウトを防ぐ
・はじめに
・パンデミック前の医師のバーンアウトの状況と対策
〔key word〕バーンアウト、レジリエンス、仕事の有意義性、働き方改革、上司
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック下の聖路加国際病院における多職種バーンアウト調査から考える対策ーー研修医のサポートも含めて
〔key word〕バーンアウト、職種別、研修医
・パンデミック下の国内外の主要研究から考える対策
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、ワークエンゲージメント、リーダーシップ
・東京都コロナ専門病院の実態調査から考える医師のバーンアウト対策
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、バーンアウト、専門診療、離職、医療の質
・COVID-19対応スタッフへのメンタルヘルス・ケアーークラスター発生対応に焦点を当て
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、クラスター発生、職業モラルの傷つき、睡眠障害、メンタルヘルス・ケア
・COVID-19によるパンデミックが医療従事者に及ぼした影響と今後の対策ーー国外、国内の文献レビューを通じて
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、バーンアウト、パンデミック、医療従事者
●TOPICS
血管生物学
・新生血管成熟化分子Ninjurin1の役割ーー微小血管を標的とした新しい動脈硬化治療の可能性
小児科学
・川崎病の病態と酸化リン脂質
●連載
人工臓器の最前線
・10.人工血管の歴史と進歩
〔key word〕人工血管、ステントグラフト、tissue engineered vascular graft(TEVG)
医療AI技術の現在と未来ーーできること・できそうなこと・できないこと
・5.画像診断AIシステムーー外傷全身CTを例に
〔key word〕画像診断支援、機械学習、人工知能(AI)、外傷全身CT
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・7.傾聴の次に来るものーー先人から学び、先人を超える
医療MaaS--医療と移動の押韻
・1.肉体の存在
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
私たちを混乱に陥れているコロナパンデミックを生み出したのは私たち自身の活動だ。このあまりに人間的なウイルスについて問う。
グローバル化の産物であるコロナウイルスは、過剰なまでに相互接続された現在の技術・経済構造の脆さを明らかにし、私たちの生を土台のない状態へとひとしく直面させている。私たちは生の土台のなさをもとに、不確実性を分かち合う民主主義を思考し、私たちの人間性、権利、自由の意味を新たに発明していかなければならない。
まえがき
1 あまりに人間的なウイルス
2 「コミュノウイルス」
3 子どもでいよう
4 悪と力
5 自由
6 新ウイルス主義
7 自由を解放するために
8 有用性と非有用性
9 あいかわらずあまりに人間的な
付録1 ニコラ・デュタンとの対話
付録2 未来から来るべきものへ─ウイルスの革命
(ジャン=リュック・ナンシー/ジャン=フランソワ・ブトール)
訳者あとがき
コロナ禍で「政治」は何を語ってきたか。
菅内閣発足から2回目の緊急事態宣言の終了までを中心に、迷走する政府の新型コロナウイルス対策を詳細に解説。
止まらない感染者数・死亡者数の増加と延長・拡大が繰り返される緊急事態宣言。新型コロナウイルス感染症に関する日本政府の対応と言説を、2020年9月の菅内閣発足時までさかのぼり、国会の会議録や関係諸機関の公式発表などに基づいて詳論する。事態を正確に把握し、冷静に「審判」するための必読書。新型コロナウイルス感染症に関する海外の状況に言及し、東京五輪開催に向けた首相の発言についても詳論する。
本書目次
I 新型コロナウイルス・新型コロナウイルス感染症
II 確認症例数・死亡者数
III Go To トラベルの全国一斉一時停止
IV 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言と新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示
V 東京オリンピック・パラリンピックと 新型コロナウイルス感染症
あとがき
日米共同記者会見と東京オリンピック・パラリンピック / 日米首脳共同声明と東京オリンピック・パラリンピック / 安全・安心な大会/政府・首相としての最大の責務とテロ / 天皇陛下と東京オリンピック・パラリンピック / また行われた新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言 / 大阪府の悲惨な状況 / 緊急事態措置を実 施すべき期間の延長・緊急事態措置を実施すべき区域の変更/沖縄県と東京オリンピック・パラリンピックの競技が行われた地域/命と健康を守っていく / ワクチン開発・生産体制強化戦略/新型コロナウイルスと2021年の第49回衆議院議員総選挙
主に感染対策について解説している
『新型コロナウイルス感染症〔COVID-19〕対応BOOK』の続編です。
この本では、国内初の"新型コロナ専門病院"である
大阪市立十三市民病院が経験した症例をもとに、
COVID-19患者の治療・ケアをまとめました。
重症化を防ぐリスク管理、薬物治療、呼吸管理、栄養管理、褥瘡対策、リハビリテーション、医療安全管理など、
COVID-19患者に対応する医療機関、医療従事者に必要な知識がつまっています。
1 COVID-19患者対応の全体像
2 重症化を防ぐアセスメントと全身管理のポイント
3 病態別の治療とケア
4 COVID-19患者対応に必要な基礎知識
6月10日(水)に発売されたニューアルバム『惡』がオリコンデイリーチャートでは連日上位に食い込み、ウィークリーチャート6位を獲得。
過去最高記録となり、いたるところで話題を呼んでいるMUCC。
本来6月21日は、新設されるぴあアリーナMMで「蘇生」と銘打ったライヴが開催される予定だったが、昨今の新型コロナウイルスによる自粛により公演が延期となっていた。
自粛が緩和されてきたこともあり、メンバーからファンへ向けて、当初予定していた6月21日に初の無観客有料配信ライヴを行い、日本国内のみならず海外からも視聴者を獲得した。
拘ったカメラワーク、同業者にお手上げと言わしめたライブが映像化される。
この日、アルバム『惡』の中から数曲ライヴで初披露された。
<プロフィール>
97年に結成。メンバーは、逹瑯(Vo)、ミヤ(Gt)、YUKKE(Ba)、SATOち(Dr)。
2003年、シングル「我、在ルベキ場所」でメジャーデビュー。
2006年には初の日本武道館単独公演を行う。2008年には北米やヨーロッパ、日本を縦断する大規模なイベントRockstar Taste Of Chaos 2008に参加。
海外での評価が高くファンも多い。
2012年6月、結成15周年を記念して幕張メッセにてワンマンライヴを開催。
最新アルバム『惡』はオリコンウィークリーチャート6位を獲得。2020年12月27日に日本武道館にてライヴを行う。
6月10日(水)に発売されたニューアルバム『惡』がオリコンデイリーチャートでは連日上位に食い込み、ウィークリーチャート6位を獲得。
過去最高記録となり、いたるところで話題を呼んでいるMUCC。
本来6月21日は、新設されるぴあアリーナMMで「蘇生」と銘打ったライヴが開催される予定だったが、昨今の新型コロナウイルスによる自粛により公演が延期となっていた。
自粛が緩和されてきたこともあり、メンバーからファンへ向けて、当初予定していた6月21日に初の無観客有料配信ライヴを行い、日本国内のみならず海外からも視聴者を獲得した。
拘ったカメラワーク、同業者にお手上げと言わしめたライブが映像化される。
この日、アルバム『惡』の中から数曲ライヴで初披露された。
<プロフィール>
97年に結成。メンバーは、逹瑯(Vo)、ミヤ(Gt)、YUKKE(Ba)、SATOち(Dr)。
2003年、シングル「我、在ルベキ場所」でメジャーデビュー。
2006年には初の日本武道館単独公演を行う。2008年には北米やヨーロッパ、日本を縦断する大規模なイベントRockstar Taste Of Chaos 2008に参加。
海外での評価が高くファンも多い。
2012年6月、結成15周年を記念して幕張メッセにてワンマンライヴを開催。
最新アルバム『惡』はオリコンウィークリーチャート6位を獲得。2020年12月27日に日本武道館にてライヴを行う。
リチャード・プレストン氏(『ホット・ゾーン』著者)推薦
COVID-19、エボラ、MERS、ジカ熱の流行で明らかになったように、我々は未知のウイルスに対する準備が十分にできていない。これらの敵から身を守るために私たちができること、そしてしなければならないことは何だろうか? 気鋭の疫学者とノンフィクションライターが綴る、今ここにある危機。
COVID-19感染拡大により、短期間で大きく変化した私たちの日常。「接近」「接触」に過敏になり、それらを極力避けようとする身体の使い方、行動や態度が身につきました。一方、そうした状況にあっても、触れることを回避するのが現実的に難しく、また、それが業の本質ともいわれるのが看護です。
日本における医療人類学の第一人者にして、長年にわたり看護教育に携わる波平恵美子氏に、COVID-19を取り巻く現象を「コロナ」と総称し、それらが看護のあり方にどのような影響を与えているか、そして、看護は今後、どのように変化していくべきかについて語っていただきました。医療職以外の方にもおすすめです。
背負いすぎている看護師たち
改めて、「看護の本質」を問う
医療人類学者がみる「コロナ」
看護師は人々に何ができるのか
感染症との闘いが常態化する中、経営学はこの状況をいかに受けとめ、学としていかなる貢献ができるのか。本書では、COVID-19の世界的大流行を「時代の問題」と位置づけ、そこから「事業活動と社会との関係」および「組織と管理のあり方」という経営学の中核テーマを捉えなおし、これからの人間ー組織ー社会について展望する。
巻頭の言(藤井一弘)
第1部 趣旨説明
「時代の問題」と経営学史 -COVID-19が示唆するものー(第9期運営委員会)
第2部 「時代の問題」と経営学史ーCOVID-19が示唆するものー
1 「時代の問題」と経営学史の役割(三井 泉)
-Covid-19という「問題」をめぐってー
2 資本主義の再構築と利害多元的企業統治モデル(風間信隆)
-シュタインマン・フリーマン・ドラッカー経営学説の現代的意義ー
3 市場課題解決装置としての企業から社会課題解決装置としての企業へ(小山嚴也)
4 コロナ禍と組織における「コミュニケーション」(山下 剛)
-ドラッカーを中心にしてー
5 コロナ禍における働き方の変容と経営組織(浦野充洋)
第3部 論 攷
6 ミドルマネジャーの経営学史(森谷周一)
-領域横断的な検討による全体像の探究ー
7 経営学の教育研究(中原 翔)
-学問の体系性を回復するコマシラバスの意義ー
第4部 文 献
特集:経験に学ぶCOVID-19診療ー見えてきた日本の治療指針
●日本のCOVID-19診療の指針 -これまでの経験から見えてきた診療の在り方
(聖マリアンナ医科大学 山崎行敬ほか)
● 日本の新型コロナウイルスワクチンの指針 -これまでの動向と見えてきた展望
(国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 岩田 敏)
●治療経験に学ぶ世代別のCOVID-19治療
(1)若年者 -ステロイド投与を要したCOVID-19症例・症状が遷延した軽症COVID-19 症例
(埼玉医科大学総合医療センター 山下裕敬ほか)
(2)中年層 -未診断の糖尿病を有した中年COVID-19症例
(横浜市立市民病院 吉村幸浩)
(3)高齢者 -急速に悪化を示しECMO管理を行ったCOVID-19症例
(福岡大学病院 池内伸光ほか)
(4)後期高齢者 -COPDを合併したCOVID-19症例・糖尿病,肝硬変を合併したCOVID-19症例
(産業医科大学 川波敏則)
● 治療経験に学ぶ基礎疾患別のCOVID-19治療
(1)肥満のあるCOVID-19症例
(社会医療法人敬愛会中頭病院 大城雄亮ほか)
(2)間質性肺炎患者に発症したCOVID-19症例
(札幌医科大学 黒沼幸治)
(3)レムデシビル開始後に一時的に透析を要したたこつぼ心筋症合併重症COVID-19症例
(名古屋市立大学 伊藤 穣ほか)
(4)多数の基礎疾患を有する患者のCOVID-19症例
(杏林大学医学部付属病院 皿谷 健)
特集:経験に学ぶCOVID-19診療ー見えてきた日本の治療指針
●日本のCOVID-19診療の指針 -これまでの経験から見えてきた診療の在り方
(聖マリアンナ医科大学 山崎行敬ほか)
● 日本の新型コロナウイルスワクチンの指針 -これまでの動向と見えてきた展望
(国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 岩田 敏)
●治療経験に学ぶ世代別のCOVID-19治療
(1)若年者 -ステロイド投与を要したCOVID-19症例・症状が遷延した軽症COVID-19 症例
(埼玉医科大学総合医療センター 山下裕敬ほか)
(2)中年層 -未診断の糖尿病を有した中年COVID-19症例
(横浜市立市民病院 吉村幸浩)
(3)高齢者 -急速に悪化を示しECMO管理を行ったCOVID-19症例
(福岡大学病院 池内伸光ほか)
(4)後期高齢者 -COPDを合併したCOVID-19症例・糖尿病,肝硬変を合併したCOVID-19症例
(産業医科大学 川波敏則)
● 治療経験に学ぶ基礎疾患別のCOVID-19治療
(1)肥満のあるCOVID-19症例
(社会医療法人敬愛会中頭病院 大城雄亮ほか)
(2)間質性肺炎患者に発症したCOVID-19症例
(札幌医科大学 黒沼幸治)
(3)レムデシビル開始後に一時的に透析を要したたこつぼ心筋症合併重症COVID-19症例
(名古屋市立大学 伊藤 穣ほか)
(4)多数の基礎疾患を有する患者のCOVID-19症例
(杏林大学医学部付属病院 皿谷 健)
人類と感染症の歴史を、いまこそ学べ!新型コロナウイルス感染症の真の原因は「血液の汚れ」にある。チフス、痘瘡、ペストなど次々現れる感染症の歴史からみて、感染症を断ち切るには血液を浄化しなくては、永遠にわれわれ人類は救われない。ワクチンに頼る前に、コロナ禍から命を守るために、乱れた食生活のバランスを改善し「血液浄化」のために、いま方向転換が急務だ!