人種主義の被害を受けながら、移住先の国々でさまざまな貢献をしている何世代にわたるアジア系、アフリカ系移住者たちの不安、願望といった人間としての諸相を明らかにしようとする暗中模索の書である。
「ウルトラマン」生みの親のひとりであり、「木下恵介人間の歌シリーズ」「金曜日の妻たちへ」など、昭和の名作ドラマを生み出した稀代のテレビディレクター/脚本家・飯島敏宏、初の本格的評伝。数十時間に及ぶインタビューと、徹底した一次資料の調査を通じて、洒脱なエンタテインメント作家の全貌を、また黄金時代のテレビ界を生き生きと描き出す。志村喬、渥美清、田村正和、金城哲夫、実相寺昭雄、マキノ雅弘、木下恵介、山田太一ほか戦後映画史を彩る名優、名人たちの回想多数。千束北男名義での未映像化シナリオ「ウルトラQ」「戦え!マイティジャック」「SEE YOU AGAIN!」ほかを収録。
新宿の夜、いつも渡辺克巳がいた。1ポーズ3枚200円。流しの写真屋からスタートしたカメラマン人生。60年代の新宿から、インド、そして死ぬまで新宿を撮り続けた。未公開写真収録。
1994年に発覚して世界中を震撼させた、類稀れなる連続猟奇殺人の全貌を、本人の手記と警察の調書、様々なインタビューや証言の記録をもとに書き起こした本書は、その人格形成から犯行の真相、そして事件の発覚から逮捕までをスリリングに描いたドキュメンタリーであるとともに、ゆがんだ価値観によって支配された、ある悲劇の家庭の記録でもある。
今、もっともわかりやすい美術解剖学の本が完成しました。美術的解剖学の側面から人体構造を、3章にわけ図解し、詳しく解説します。
劣化を見逃さないための最低限の知識を構造物ごとに整理。プロの知見が現場で見える。実事例を図や写真で解説。
20××年、人類はついに火星の地に降り立つー。そんな近未来への道程を、科学面、技術面、精神面から考察。NASAやESAといった世界の宇宙開発機関をはじめ、スペースX社などの民間の取り組みを徹底取材。火星を“第2のふるさと”にするために必要なこと、解決すべき課題を多角的に分析。探査機がもたらした赤い惑星の姿、開発中のロケットや居住施設など、迫力満点のビジュアルを約200点収録。