イントロが鳴り出した瞬間からもう、ほんわりした空気があふれだしてみるみる満ちる。この儚く霞んだパステル調の歌声で、デビューから5年、マイペースな活動を続けてきた彼女だが、このままの素直さ・真面目さで我が道を行ってほしいと思う。結構いいぞ。
安産体形のムーミンのパッケージがかわいいお母さんと赤ちゃんのクラシック・シリーズ。愛と優しさにあふれた音楽を、お目覚めの赤ちゃんに、ご機嫌ななめの赤ちゃんにどうぞ。
丹下桜のヴォイス・アーティストとしての別名義“さくら”によるマキシ・シリーズの第6弾。本作も、ヴォーカル曲を中心に、ポエトリー・リーディングを収録。毎回お楽しみの本人書き下ろしの絵本仕様ブックレットももちろん付いている。
慌ただしい毎日に、一時の“のほほん”とできる時間を! ということで、10枚シリーズのクラシック名曲コンピ盤。日常生活でのさまざまな状況を想定して、“のほほんタイム”を演出してくれる。演奏家はエラート、テルデックの一流どころが揃っており、まったく問題ない。また、1枚¥1,050というのが、手に取りやすくていい。“のほほん”からスタートして、深淵なるクラシック音楽の世界へも旅してもらいたいものだ。
魔法少女モノと、少女マンガ・ジャンルからの2本立てということで、ライナーもリバーシブルで楽しめる。意外なことに『おはよう!スパンク』は本CDがお初目だとか。そうした意味ではマニア・ユースのコレクターズ・アイテムということができるだろう。