お待たせしました! 現代音楽の世界的な祭典、
ドナウエッシンゲン音楽祭2016。初演ライヴ2枚組!
ドナウエッシンゲン音楽祭は「ISCM World New Music Days」と並ぶ著名な現代音楽祭で、2016年は10月13日から16日までの4日間開催され、オーケストラ、室内楽、マルチ・メディア作品、レクチャーなど多彩なプログラミングで聴衆を楽しませました。このアルバムはその中からオーケストラおよび大規模アンサンブルのための作品を収録したものです。
レベッカ・ソーンダーズ[1967-]の『スキン』はジェームス・ジョイスの代表作「ユリシーズ」をテキストとした声楽作品。詩に使われた言葉のイントネーション、声の質が徐々にオーケストラに波及、反映されてゆくアイデアで書かれ、どこか日本の能楽を思わせる繊細な作品。
ベルンハルト・ガンダー[1969-]の『13の傷跡を持つ・・・』はパンク・ロックと現代音楽の幸せな(不幸な?)出会いともいうべき作品で、エレキ・ベースやドラムの強烈なビートと不協和音、ノイズが交錯する果てにベートーヴェンの『運命』が鳴り響きます。
日本でも知る人ぞ知る有名なジェームズ・ディロン[1950-]の『門』は日本の神社の鳥居、特に京都のそれに霊感を得て作曲、非常に洗練された抽象度の高い美しい作品。幾重にも重なるオーケストラの響きの門の先に(おそらくは)本殿を象徴する弦楽四重奏が鎮座する発想と思われ、ディロンの近年の作品の中でも代表作と呼ぶに相応しい傑作。
ゲオルク・フリードリヒ・ハース[1953-]のトロンボーン協奏曲は、はっきりしたハ短調の主和音で始まる極めてロマンティックな協奏曲。オーロラのように移ろいゆく美しいオーケストラの響きの中でトロンボーンがメランコリックなメロディを悠然と奏します。
このように2016年のドナウエッシンゲン音楽祭は特に傑作、注目作がそろっています。現代音楽ファン必携のセット!(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
1. ソーンダーズ:スキン (2015/16)〜ソプラノと13楽器のための [26:02]
2. ガンダー:13の傷跡持つ冷たい遺体 (2016)〜21楽器のための [23:24]
3. スモルカ:誤植の叫び (2016)〜アンサンブルのための2つの楽章 [25:02]
Disc2
4. ディロン:門 (2016)〜弦楽四重奏と管弦楽のための [32:33]
5. ベドロシアン:ツィスト(ねじれ) (2016)〜管弦楽とエレクトロニクスのための [10:18]
6. ヤギー:カラル (2016) [13:06]
7. ハース:トロンボーン協奏曲 (2015/16) [18:35]
ジュリエット・フレイザー(ソプラノ:1)
ティトゥス・エンゲル指揮、クラングフォルム・ウィーン(1,2)
スティームボート・スイス(2)
アンサンブル・ルシェルシェ(3)
アルディッティ四重奏団(4)
ピエール=アンドレ・ヴァラド指揮、南西ドイツ放送交響楽団(4,6)
アレホ・ペレス指揮、南西ドイツ放送交響楽団(5,7)
IRCAM/ロビン・メイヤー(コンピュータ・ミュージック・デザイナー)(5)
マイク・スヴォボダ(トロンボーン:7)
録音時期:2016年10月14-16日
録音場所:ドナウエッシンゲン音楽祭ライヴ
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
全作品世界初演
Powered by HMV
お待たせしました! ドナウエッシンゲン音楽祭 2017
アンサンブル、オーケストラ作品ライヴ!
2017年に行われたドナウエッシンゲン音楽祭から毎年注目の大規模アンサンブル、オーケストラのためのコンサートのライヴ録音です。例年通り、巨匠の作品と中堅、若手世代の作品がバランスよくプログラミングされ、現代音楽のいまを俯瞰できる内容となっています。
なかでも注目は2012年に亡くなったポルトガルのエマヌエル・ヌネス[1941-2012]が20代に書いた『過去のカレンダー』。セリエルな手法から徐々に音色の変化、空間性に作曲家の関心が移る過渡期に書かれた作品です。他にエレクトリック・ギター、ハープ、ピアノが丁々発止と火花を散らすアンドレアス・ドーメン[1962-]の三重協奏曲、日本とも関りの深いイスラエルの作曲家ハヤ・チェルノヴィン[1957-]のチェロ協奏曲などよく書き込まれた密度の高い作品ぞろいです。(輸入元情報)
【収録情報】
ドナウエッシンゲン音楽祭 2017
Disc1
1. ヌネス:過去のカレンダー(Un calendrier revolu) (1968/69)〜14楽器のための
2. ビューエネ[1973-]:闇の中のレッスン (2017)〜アンサンブルのための
エミリオ・ポマリコ指揮、リミックス・アンサンブル・カーサ・ダ・ムジカ(1)
アンサンブル・ムジークファブリーク/リハーサル指揮:エンノ・ポッペ(2)
Disc2
1. ドーメン:二重の動き (2016/17)〜エレクトリック・ギター、ハープ、ピアノと大管弦楽のための
2. イレス[1975-]:それは宇宙 (2014/17)〜管弦楽のための
3. チェルノヴィン:ガーディアン (2017)〜チェロと管弦楽のための
ヤロン・ドイチュ(エレキ・ギター:1)
アンドレアス・ミルトナー(ハープ:1)
ニコラス・ホッジス(ピアノ:1)
セヴリーヌ・バロン(チェロ:3)
SWR交響楽団
イラン・ヴォルコフ(指揮:1)
パブロ・ルス・ブロセタ(指揮:2,3)
録音時期:2017年10月20,22日
録音場所:ドナウエッシンゲン音楽祭
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
Powered by HMV
現代音楽ファン待望の
「ドナウエッシンゲン音楽祭2018」オーケストラ・コンサート!
2018年のドナウエッシンゲン音楽祭のオーケストラ・コンサートの模様を収録。例年通り、大御所、中堅、近年活躍の若手作曲家をバランスよく選び、大管弦楽から室内アンサンブルまで多様な作品が並び、ヨーロッパ前衛音楽シーンを俯瞰する好内容となっています。
なかでも、もはや大御所というべきストロッパのエレクトロニクスと管弦楽のための『私と遊びに来て』のユーモアと機知、若手世代のズベルのデフォルメされたジャズ(?)orロック(?)が面白い室内ピアノ協奏曲、これも若手のイヴィチェヴィクの『ケース・ホワイト』のスピード感溢れる音色の推移が聴きもの。今回の音楽祭では若手女性作曲家の活躍が目立ち、創作に性別は関係ないものの、喜ばしいことです。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
1. イヴァン・フェデーレ[1953-]:エア・オン・エア (2018)〜増幅したバセット・ホルンと管弦楽のための
2. マーリン・ボング[1974-]:軽率な反乱の破片 (2018)〜管弦楽のための
3. マルコ・ストロッパ[1959-]:私と遊びに来て (2016-18)〜エレクトロニクスと管弦楽のための
Disc2
4. アガタ・ズベル[1978-]:室内ピアノ協奏曲 (2018)
5. ミレラ・イヴィチェヴィッチ[1980-]:ケース・ホワイト (2018)〜アンサンブルのための
6. フランチェスコ・フィリデイ[1973-]:バラータ第7番 (2018)〜アンサンブルのための
7. ヘルマン・マイヤー[1906-2002]:大管弦楽と4手ピアノのための作品 HMV62 (1965)
パスカル・ロフェ指揮、SWR交響楽団(1-3)
ミケーレ・マレッリ(バセット・ホルン:1)
パスカル・ロフェ指揮、SWR交響楽団(2)
ルカ・バグノーリ(サウンド・エンジニア:3)
カルロ・ローレンツィ(コンピュータ音楽デザイン:3)
イングリット・バイエ・ナイフス(ピアノ:4)
クリスティアン・エッゲン指揮、チカダ・アンサンブル(3)
イラン・ヴォルコフ指揮、クラングフォルム・ウィーン(5,6)
ラース・ヨーンソン&クラウス・シュテッフェス=ホレンダー(ピアノ:7)
ペーター・ルンデル指揮、SWR交響楽団(7)
録音時期:2018年10月
録音場所:ドナウエッシンゲン音楽祭
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
SACD Hybrid
Powered by HMV
ポケットマニュアルのように簡潔。見開き、箇条書き。超音波診断装置の運動器疾患に対する診断と治療における有用性について、超音波解剖を提示したうえで、優れた画質の描出法と得られた画質の解釈、目標とする部位へのブロック針の刺入などについて、分かりやすい懇切丁寧な説明や図・写真を用いて示してある。
ミュージカル『刀剣乱舞』 千子村正 蜻蛉切 双騎出陣 〜万の華うつす鏡〜がBlu-ray、DVD化!
<収録内容>
[本編+特典映像]
※Blu-ray・DVDともに内容は同じです。
20世紀イタリアのピアノ作品集(20CD)
チレア、ブゾーニ、レスピーギ、ピツェッティ、カゼッラ、ダラピッコラ、ニーノ・ロータ、エイナウディ、他
おもしろいボックス物の企画力には定評のあるブリリアント・クラシックスから、イタリア近現代のピアノ作品コレクションが登場。
トスカニーニがとりあげた同時代作曲家マルトゥッチ[1856-1909]、ヴェリズモ・オペラの人気作曲家で美しい旋律創造でも知られるチレア[1866-1950]、有名曲の引用から複雑なひねりまで多彩なブゾーニ[1866-1924]、フルトヴェングラーやバルビローリが取り上げたという序曲『キオッジャの喧嘩』の作者レオーネ・シニガーリャ[1868-1944]の作品など、多彩な内容で飽きさせません。(HMV)
Disc1
マルトゥッチ:
● 6つの小品 Op.44
● 小説 Op.50
● 幻想曲 Op.51
● 2つの夜想曲 Op.70
アルベルト・ミオディーニ(ピアノ)
Disc2
チレア:
● 3つの小品
● 紡ぎ車の歌 Op.4
● ロマンス Op.5
● 舞踏の調べ Op.9
● C'est toi que j'aime Op.10
● フラットリー Op.11
● マズルカ Op.14
● バディナージュ Op.15
● 子守歌 Op.20
● 夜想曲 Op.22
● 舞曲第2番 Op.26
● 子供のための3つの小品 Op.28
● 3つの小品 Op.29
● 露のしずく Op.33
● 村にて Op.34
● マズルカ風に Op.35
● ワルツ Op.36
● アルバムの綴り Op.41
● 組曲 Op.42
● フーガ
ピエル・パオロ・ヴィンチェンツィ(ピアノ)
Disc3
チレア:
● 3つの小品 Op.43
● 2つの小品
● スケルツォ
● スケルツァンド
● カラブレーゼ
● 即興曲
● マズルカ
● 前奏曲
● 晩課
● アルバムの綴り、
● ヴァイオリンのためのメロディより「祈り」(ピアノ編曲版)
● ヴァイオリンのためのカンツォネッタより「意地悪なセレナータ」(ピアノ編曲版)
● 管弦楽のための小組曲より「舞曲」
ピエル・パオロ・ヴィンチェンツィ(ピアノ)
【連弾ピアノのための作品集】
● Untitled イ長調(サルヴァトーレ・M・トリポディ補完)
● シャンソネット Op.31
● 詩心
● 幸せな愛 Op.37、
● 管弦楽のための組曲より「儚い恋」(四手ピアノ版)、
● 管弦楽のための組曲より「ガヴォット風に」(四手ピアノ版)
ピエル・パオロ・ヴィンチェンツィ、マルコ・ガッジーニ(ピアノ)
Disc4
ブゾーニ:
● 対位法的幻想曲 BV.256
● 7つのエレジー BV.249
サンドロ・イーヴォ・バルトリ(ピアノ)
Disc5
レオーネ・シニガーリャ[1868-1944]:
● 喜歌劇「キオッジャの喧嘩」 Op.32(四手ピアノ版)
● 2つのピアノ小品 Op.24
● アルバムの綴り Op.7
● スタッカート・エチュード Op.11
● ヴァイオリン・ソナタ Op.44
マッシミリアーノ・ジェノト(ピアノ)
アレッサンドラ・ジェノ(ヴァイオリン)
カルロ・ネグロ(ピアノ)
Disc6
ロッフレード・カエターニ[1871-1961]:
● バラード 嬰へ短調
● 4つの即興曲
● トッカータ 二長調
● ソナタ Op.3
アレッサンドラ・アマーラ(ピアノ)
Disc7
グイド・アルベルト・ファーノ[1875-1961]:
● ソナタ ホ長調
● 4つの幻想曲
ピエトロ・デ・マリア(ピアノ)
Disc8
レスピーギ:
● ピアノ・ソナタ ヘ短調
● 6つの小品
● リュートのための古風な舞曲とアリア
● グレゴリオ旋律による3つの前奏曲
ミケーレ・アンブロージオ(ピアノ)
Disc9
レスピーギ:
● ピアノ・ソナタ イ短調
● アンダンテ ヘ長調
● アンダンテ ニ長調
● 組曲
● 前奏曲 変ロ短調、
● ピアノのための組曲より「前奏曲」(未完)
● 前奏曲 ニ短調
● 交響的変奏曲
ミケーレ・アンブロージオ(ピアノ)
Disc10
ピツェッティ:
● 無言歌
● 夢
● ロマンティックな詩
● アルバムの綴り
● 踊り
● 月の下のモンテ・モレッロ
● Da un autunno gia lontano
● レ
Powered by HMV
原著者ナウムブルグ女史は、それまでの精神分裂病の表現病理に焦点づけられた理論や創造性を軽視した作業療法的な方法ではなく、精神分析的理解に基づく今日的芸術療法の創始者として、あるいは「なぐりがき法(scribble technique)」の提唱者としてしられる。本書には芸術療法の啓発的な総論に続いて、「なぐりがき法」をも含め、長期にわたって芸術療法によって治療された3例の詳細な事例報告が、多数のカラーを含む描画とともに提示されている。
クリスマスの夜に行われた濃厚なラブR&B LIVEをパッケージ化!
昨年10月にリリースしたラブR&Bアルバム「What The World Needs Now」をひっさげ、神奈川・カルッツかわさきを皮切りにスタートした36都市40公演の全国ツアー『ゴスペラーズ坂ツアー2018〜2019 “What The World Needs Now”』。
その中からクリスマスに行われた東京公演国際フォーラムホールAでのライブを収録。
<収録内容>
01. W2N2
02. In This Room
03. パスワード
04. Sweetest Angel
05. Ashes
06. DON'T LEAVE ME NOW
07. DAWN~夜明け~
08. RIDIN' HIGH
09. 星屑の街
10. ひとり
11. Goodbye
12. 約束の季節
13. Seven Seas Journey
14. Hiding Place
15. NOTHING
16. Right by you
17. アンジュナ
18. for U
19. It's Alright ~君といるだけで~
20. Vol.
21. 太陽の5人
22. 1, 2, 3 for 5
23. 永遠に
24. ヒカリ
[ENCORE]
01. ラヴ・ノーツ
02. クリスマス・クワイア
03. epilogue
2023年9月から2024年1月におこなわれた全国31都市33公演を巡るツアー「ゴスペラーズ坂ツアー2022 “HERE & NOW”」より12月8日開催 東京国際フォーラム ホールA公演の模様を収録。
客席での声出しも解禁された本ツアー。
代表曲の「永遠(とわ)に」や「ひとり」、最新EP「HERE & NOW」収録曲など、新旧様々な楽曲を交えた誰もが楽しめるセットリスト。
さらに、EPでもコラボし「Grand Beatbox Battle 2023」クルー部門でチャンピオンに輝いたばかりのSARUKANIがゲスト出演。
ゴスペラーズとの圧巻のパフォーマンスも収録。
アカペラ、バンド演奏、メンバーの軽快なトーク等、ゴスペラーズの魅力を堪能できる作品となっている。
是非、今年メジャーデビュー30周年を迎えるヴォーカルグループ、ゴスペラーズを本作でご覧いただきたい!