「…よじれた襞をつくって流れ落ちる湯は、柔しく、軽い、千も万もの接吻」(沐浴)。鋭い感性で紡ぎ出される豊潤な世界。佐野洋子のカラー挿画で彩る瀟洒な一冊。
NHK人気アナウンサーの素敵な生き方アドバイス!世間の大波小波を乗り越え、浮き世のしがらみを楽しむ達人の極意。
航空草創期から最新鋭機まで、航空機開発に携わった人となり、国と時代背景、メーカーの技術力、目を見張る隠されたメカの秘密、機体のスタイリング、機名など、航空に関する新事実を求めて思索し、新事実を掘り起こしたエッセイ集。
玄米を食べつづけて20年。いま、生かされている幸せをみんなに伝えたい!すぐに役立つ、食と健康の話がいっぱい。
人気推理作家である夫・内田康夫との暮らし、今は亡き愛犬キャリーとの思い出、そして、美しい軽井沢…。取材旅行で多忙な夫の留守に妻がつぶやくアレコレ。都会の喧噪を離れ、愛しいものに囲まれる日々を綴った書き下ろしエッセイ。
恒例の“だびよん劇場”でのライヴを収録。伊奈かっぺいの津軽弁による話芸は逸品である。爆笑が続く標準語の中にワン・フレーズだけ津軽弁を入れるコーナーは圧巻。津軽人が津軽弁で他の東北地域の方言や言葉を笑う辺りは二重三重の諧謔を楽しむ。
津軽弁で語りまくり、歌いまくる異色のローカルシンガー、伊奈かっぺい氏の86年のライヴ。津軽三味線やら三上寛のカヴァー、(16)(17)やら、「母に捧げるバラード」の津軽弁ヴァージョン、(10)やら盛りだくさん。(13)では放送局批判など過激な発言も飛び出す。
魚と勝負!釣り客と勝負!漁師と勝負!そして海と勝負!!初体験の、目からウロコのおもしろさ。現役の釣り船・船長が書き下ろした痛快釣りエッセイ、ついに登場。
こぶとり、さるのひとりごと、つるのよめさま、かえるの京まいり、天からおちたげんごろう。人々に語りつがれ、育まれてきたむかし話ならではの「語り」のよさを生かした文章。声にだして読んでみると、日本語の美しさとおもしろさが存分に味わえます。低学年の子どもたちが、ひとりでも読めて楽しめるよう、本づくりと文字づかいをくふうしました。「読者のみなさんへ」と「解説」で物語世界の知識をプラス。親しみやすい、楽しい絵がたっぷり。幼児への読みきかせにも、ぴったりです。小学1年生から。
アガリ症で、自慢屋さんで、根がマジメで、サービス満点…。テレビには映らなかったノッポさんの素顔。
懐い出に残る若く綺麗で輝いていた日々。忘れてしまいたいほど悩んで辛かった日々。そんな日々を鮮やかに蘇らせる時がほしい。「ひとりごと」から成長した女性の様々なつぶやきを綴る第二詩集。