本書では、9組の補綴臨床家と歯科技工士の方々に、日常臨床での審美修復症例を基に、術前の診査・診断と問題点の抽出、それを受けての治療計画、修復材料の熟知、チェアサイドとラボサイドの良好な情報交換、修復材料の適切な使用法などについてまとめている。
権力闘争と異端審問、ナポレオンの侵攻に苦しむ18世紀末スペイン。名門アルバ女公爵との宿命の恋。名画「着衣のマハ」「裸のマハ」のモデルの謎。貪欲な権力者マリア・ルイーサ王妃、そして宮廷画家は、人間の暗黒を描き出す絵画史上の巨人へと変貌していくー。偉大な芸術家の軌跡を描きだす壮大な伝記歴史小説。
臨床で頻繁に遭遇する症例を取り上げ、現在利用できる新しい修復材で実際に行う種々な技法を中心にして編集した。
本書では『トータルエッチング』と『樹脂含浸層』の成功から、現在主流となりつつある『オールインワンシステム』の開発までの流れをまとめて解説するとともに、グラスアイオノマーセメントのMIに果たす役割について述べている。さらにう蝕治療の本道ともいうべき感染象牙質の除去基準とコンポジットレジン充填の基準と臨床を写真とイラストを用いてビジュアルに詳しく解説するとともに、審美とMIの調和という観点、および長期症例から学ぶという観点から考察を加えている。また今後普及するであろう手技(レジンコーティング法、モノブロック修復法、コンビネーション修復やレーザー修復の応用)についても症例を提示しつつ解説を加えた。
現在多くのレーザー関係の書籍が出版される中、その多くは“やり方”を中心とし、基本的なところから学び、そこから臨床に向かうものが少ないように思われる。このような意味で、本書はレーザー物理学をはじめ基礎的な理論を含んでおり、レーザーの原理を理解するには最適であろう。もちろん、臨床へのヒントが含まれていることは言うまでもない。
本書では外来診療でよく経験する疾患を中心に、臨床病態(所見)から始まる診断の手順に沿った項目で構成した。治療に関しては歯科・口腔外科診療室の外来で行う基本的な治療、手術に限定した臨床の実践書として作成されている。臨床症例の病態や治療法、手術手技、器材をカラー写真、シェーマで呈示し、説明を簡潔に示すことにより読みやすく、容易に理解が得られるように編集した。