2020年、誰もが思った。「こんなはずじゃなかった、思ってたのとちがう」と。新型コロナウイルスの猛威により、うまこは夫を残し、幼い娘と共に北京から緊急帰国。育児だけでも予想外の連続、それに加え、世の中は先の見えない不安に包まれる。そんな極限の状況の中で、彼女が改めて気づいたのは「人とのつながり」だった。
本書は、うまこの育児体験をもとに、家庭や社会の中での「母親」という役割を客観的に捉えることで、これまでの「育児への思い込み」に鋭く切り込むエッセイ集。
「お母さんの上機嫌力」という視点から、家庭のバランスを保ち、withコロナ時代をしなやかに生き抜くヒントを探る。孤独になりがちな子育ての中で、どのように人とつながり、支え合うことができるのかーーそのヒントが、この一冊には詰まっている。
「母は強し」という言葉がぴったりの、前向きでエネルギッシュな文章が、読者の心を奮い立たせる。人と会えなくなったからこそ見えてきた大切なもの、人とのつながりの本質を改めて考えさせられる本書。
育児に奮闘するお母さんや奮闘してきたお母さん、また共に子育てに奔走するパートナーや子どもを見つめるすべての人へエールを送る、心温まる応援歌。
「女は家庭、男は仕事」という性分業が成立した近代に、「主婦」は誕生した。『主婦之友』『婦人公論』といった婦人雑誌は、いかに「主婦」像をつくりだしたのか。マスメディアというイデオロギー装置の機能を読み解く。
市民の生活に深くかかわる問題をめぐって,専門家と市民とが相互に話し合いながら問題解決に向けて議論する双方向型のコミュニケーションネットワークの窓口,メディエー
第1章 新聞・雑誌が描くブルジョワ女性たち
1.新聞雑誌の黄金時代.
2.女性誌の発展
3.女性ジャーナリストの登場
4.紙面に参加する女性たち
第2章 ブルジョワジーにおける結婚
1.ブルジョワジーの結婚:規範
2.ブルジョワ娘のゴール:結婚
3.「老婆」とよばれる未婚の女性たち
4.離婚の復活をめぐる論争
5.愛にもとづく結婚
6.ブルジョワ女性が模索した幸せの妥協点
7.平等な個人と「家族」の狭間に
第3章 パリにおける「住み込み乳母」
1.母性愛をめぐる論争
2.パリの「乳母産業」:「住み込み乳母」と「持ち帰り乳母」
3.「住み込み乳母」繁栄の理由
4.「住み込み乳母」は人口減少と国力低下の元凶か
第4章 社交生活から生まれた「主婦」
1.「主婦」の概念
2.女主人の役割としての社交
3.ブルジョワ女性の社交の場としての住居
4.掃除への関心
5.「主婦」の誕生
6.「理想の主婦」
第5章 ブルジョワ世帯の家計
1.家政学の起源と歴史
2.家政書と家政欄の登場
3.家計管理の勧め
4.家計簿の普及
5.予算配分のコンセプト
6.個々の支出項目
7.家計を管理する「主婦」
よりよい生き方を求めて
第二波フェミニズムが興る以前、戦後女性たちは、理念としての“男女平等”と現実の“性別役割分業”というアンビバレンツな構造とせめぎあいながら、いかにしてジェンダー秩序や女性の主体を構築していったのか?本書は、当時最も人気のあった女性雑誌『婦人公論』の愛読者および編集者たちへのインタビュー調査によって立体的に描き出した、初めての画期的研究である。
挫折したキャリアウーマンと主婦たちが出会ったとき、何かが起こる…!?抱腹絶倒。読むと元気になるエンタテインメント。
掃除がラクにできる、片づけやすい、生活動線がスムーズ、安心・安全で快適ーー
女性が住みやすい家は だれにとっても「いい家」
「住みやすいリフォーム」成功のポイント
●その家と土地の性格を把握してリフォームに生かす
●掃除や手入れがしやすい間取りが家を長持ちさせる
●なんでもつっこむ「つっこみ部屋」をつくって「きれい」をキープ
●「横歩き2歩」までで移動できるキッチンが使いやすい
●浴室の窓は2ヵ所に設けて湿気対策
●「南向き」にこだわらないことで、くつろげるリビングが実現
主婦ならではの細やかな配慮が行き届いたリフォームのプラン&アイデア満載!
●「段差式キッチン」で主婦の悩み・腰痛も解消
●暮らしをスマートにする「生活収納室」のすすめ
●二世帯住宅は「50代、60代が2階」がいい
●いいことずくめの「2ウェイトイレ」
●住宅密集地の小さな家でも広がりあるリビングはできる
●よい距離感を保つ「夫婦別寝室」
●限られた空間を広く使う子ども室の収納アイデア
※本書は2008年に刊行された『主婦建築家が考えた「住みやすいリフォーム」114の知恵』の装丁を新たにし、一部加筆修正したものです。
無借金・超優良企業を支えるのは「普通の主婦」たち。徹底した理念浸透、自ら考えさせる社員教育、利用者の立場に立ったサービスで在宅介護を支え、利用者家族の介護離職ゼロ、自宅看取り72%を実現。地方のヘルパー事業所を30年間黒字経営に導いた、「主婦」の心を動かして、即戦力にする方法とはー女性ばかりの「超優良企業」その秘密を徹底解剖!
主婦と老後/主婦と職業/夫との関係/子どもを生むことの4テーマを軸に、25人の主婦が各々問題を提起し合う、多角的視点からの共同討議。
ニッポンを支え続けた主婦たちの大正から昭和、平成、そして現在までの100年の暮らしを見つめました。
ウツ状態をきっかけに「チャネラー」になるまでの2年間に起こった出来事。
2015年1月25日売り号のレタスクラブで大好評だった、別冊付録をムック化。テレビや書籍で大人気の、北海道在住・スーパー主婦、足立洋子さんのごはん作りの極意を一冊に凝縮。
マウナレア・コーヒー店を経営していた平凡な主婦が、短期間で名経営者に変容していった感動の実話。
日本に興味があったわけではない、まして、日本人男性が好みだったわけでもない。生涯、故郷ボストンで暮らしていくつもりだった。しかしーー神戸で芽生えた<講師>と<生徒>の思わぬ恋は、いつしか大阪とボストンを往復する掛け替えのない愛へと変わっていった。
たとえ3LDKから1LDKへ住まいが変わっても限られた空間で楽しむ“遊び心を忘れない”もの選び。
周辺人口4,700人の温泉街。80坪の個人店で起きている奇跡。愛され続ける惣菜弁当の全貌を初公開。
高度成長期より続く『わいふ/Wife』において、主婦というライフスタイルはどう問われたか。広義のフェミニズム運動として検証。
高度経済成長期、主婦というライフスタイルの一般化の一方、主婦論争、ウーマン・リブ、女性学等、女性のあり方の問い直しも活発化した。63年創刊の投稿誌『わいふ/Wife』というメディアをいかに女性たちが利用し、主婦を相対化するメッセージを受容したのか、言説を分析しつつ同誌がフェミニズム運動に与えた影響を検討する。
54歳の時、私の小さなエステティックサロンの前で、汗を拭きながらいつまでも佇んでいる青年がいた。
営業マンとは少し違う雰囲気。気の毒に思ってお店のドアを開けたとき、私の人生に幸運の女神様が訪れた。
女神様の前髪を掴んだ私は決してそれを離さず、彼が提示したビジネスに夢中になった……。
そして、私は、いま、ビリオネア。
目次
序章 生誕地への旅
第1章 お嬢様と呼ばれて
第2章 仕事がしたい
第3 章 アメリカ発健康食品と私のビジネス
第4章 現在の生活 健康へのこだわり