ドクターたちの熱い思いを徹底取材!
関東・関西・東海・九州を中心にエリアごとに展開する地域医療情報マガジン『頼れるドクター』シリーズから、今回は京都エリアのドクター64名をご紹介!
あなたとあなたの家族の健康に寄り添う一冊を目指して、医療から子育てお役立ち情報までさまざまな企画を掲載しております。
【大特集】
・特集1『患者の不安や怖さを減らす工夫をしているクリニック』
・特集2『スムーズな受診に取り組むクリニック』
【巻頭企画】
・病気を予防し、元気な毎日を過ごすために
『血力アップを始めよう!』
・検査&治療レポート
・医療トピックス
【特別企画】
・“MY TOWN NEWS”
京都市長インタビュー
長岡京市長インタビュー
城陽市長インタビュー
【地域の病院レポート】
・京都大学医学部附属病院
・身原病院
地元ではそれなりに有名な陰陽師の家系に生まれた駒沢成喜(こまざわなるき)は、家業の才能が全くないために親から見限られ、幼い頃に契約した式神・氷鬼(ひょうき)と暮らす以外は雇われライターとして平凡な生活を送っていた。
しかし陰陽師の家系ゆえか生来の性格か、妖怪絡みと思われる事件はどうしても気になってしまい、取材先である木屋町で起こった神隠し事件を独自に調べてしまう。その先で出会った刑事の鴨怜治(かもれいじ)に現場からつまみだされるが、ひょんなことからお互い陰陽師の家系に生まれた人間だと知り、共同戦線を張ることに。
木屋町で店を経営している占い師が怪しいということを突き止め、占い師=一連の事件の黒幕である妖怪だと知るものの、黒幕側にも成喜たちが対策を立てていると知られてしまい……。
京都へ行くなら、神社・お寺参りですか? それとも歴史スポットですか?本著では京都を中心に、大阪、兵庫、奈良まで足をのばし、おすすめの美術館・ギャラリー・資料館90館を厳選しました。 美術館ができた経緯や開館までのいきさつ、建物の特徴や作品の展示の仕方まで、ひとつとして同じところはありません。 本書が古都ならではのアートめぐりの一助となればうれしいです。
一九九六年、日本で一番本が売れた年、帝国ホテルで執筆中に山村美紗が亡くなった。二〇〇冊以上の本を出しベストセラー作家と持て囃された“ミステリの女王”。華やかな活躍の陰で「文学賞を獲りたい」という強烈な劣等感を抱いていたこと、公然の秘密と噂された作家との関係や夫の存在など、秘められた謎は多い。文壇のタブーに挑むノンフィクション。
明治初期の古都から、
日本の医学が花開くーー。
150 年前、東京への遷都により活気を失った京都で、
いかに生きるかを悩む公家出身の青年・万条房輔。
府立療病院・初代御雇い医学教師ヨンケルに師事し、
西洋医術を学ぶものの、彼と医学校との不穏な関係を感じ取りーー。
日本の医療の転換期を描く、圧巻の歴史小説。
京都発物語のある大人の旅を提案。京都のモノ、ヒト、マチをまじめにやさしくあんじょう伝える
地霊に導かれ、怨霊の声を頼りに京都の町中を歩く。そこから見えてくる、本物の京都の姿とは? 「中世」をキーワードに、神と仏、聖と穢が繰り広げる怪しい京都の奥深く、地下水脈に潜入する。これまでにない、まったくユニークな京都案内。
京都では「生と死」は背中合わせ。と言っても、オドロオドロしい京都の風景は昔むかしのこと、今はきれいに清掃され、ちょっと見には「負」の部分はみえない。
ただ、私たちが本物の京都を知りたい、観たい、と思えば、1つ方法がある。
地霊である。何もない所であっても、その地に立ってただ風景を見る、そして、そこに住む「怨霊」の声に耳を傾けるーーすると、昔むかしの風景・出来事が甦る。怨霊たちは案内人となって、私たちを本物の京都へ誘ってくれる。
この『京都異界紀行』の案内人の第1に選んだのは崇徳天皇(1119〜1164)の怨霊である。
なぜ崇徳か。崇徳は保元の乱(1156)に敗れ讃岐国に配流、帰京の願いならず、配所で憤死した。崇徳の怨霊はしばしば都に現われて、タタリをなした。しかし明治元年、天皇の命により、讃岐の白峯宮より御所の西の地の白峯神宮に迎えられて、ひとまず鎮まったーーと、いうことになっていた。
いや、崇徳の怨霊は京の町を徘徊していたのだ。それでその後を付いて歩いてゆくと、「見えてきたもの」がある。
京の怨霊ネットワークである。
崇徳の怨霊が化した魔王・天狗とともに、イナリ・エビス・セイメイ(安倍晴明)等の裏の顔。松尾大明神に空也上人ーー神と仏が作り出す奇なる世界。
この京都の異界が一番よく見える「時代」がある。中世である。歴史も伝承も包みこんで、京の中世は、京都の真の姿を語る。
雅と死、花と葬地、怨霊と御霊、惨殺と鎮魂、天皇と乞食(こつじき)--「正」と「負」の京の仕組み。
パズルのように「事」と「物」をきれいに合わせて、美しい表面を作り出した京都。しかしまるで死んだはずの木の根が動き始め、大いなる力でコンクリートを割って地表に顔を出すように、京の「負」の影は現代の日常の中にも不意に顔を出す。ここにも、そしてあそこにも……。
本書は、怨霊を案内人として京を歩く。(「はじめに」より)
序章 例えば清水寺の花と死
第1章大社の表の顔と摂社・末社が抱える裏の顔
第2章 空也上人と松尾大明神
第3章 神となるための残酷と異形
第4章 ゑびす・イナリ・ハチマンとキツネ
第5章 日吉山王とヒメ神
第6章 大魔王・崇徳天皇の彷徨
第7章 菊渓川が誘う
第8章 開成皇子「胞衣伝承」と光孝天皇「盲人伝承」
第9章 「うつぼ舟」と「流され神」
あとがき
一年間で使ってこいーー有名アパレル企業社長の父親から一億円を渡され、京都へ人間修業に来た平松青年。近い将来、会社を継ぐために日本の文化や女心を学んでこい、というのだ。祇園甲部の芸妓・小万や弁護士、骨董の目利き、経歴不明の実力者らが平松の周りに集まってくる。そんなある日、都をどりを見に来た女性が小万の点てたお茶を口にすると急死した。被害者は平松の会社の取引先だったのだ。さらに彼の周囲に事件が相次ぎ……!!
祇園祭で美しく装う稚児とは対照的に、汗まみれで神輿を舁く彼らは何者なのか?
中世から近代にかけての神輿の担い手の変化、神輿荒れとよばれる揉め事、京都独特の神輿の舁き方など、神輿舁きの成り立ちと展開を明らかにし、京都の祭りへの見方を広げ、新しい視点を得る。
まえがき
序 章 祭礼の脇役「神輿舁き」を研究する意味
第一章 神輿舁きの推移ーー祇園祭を事例に
第二章 若者組と神輿舁き
第三章 都市周縁と神輿舁き
第四章 神輿荒れはなぜ起きたか
第五章 京都標準の神輿の舁き方
引用・参考文献及びHP
初出一覧
あとがき
人名索引
事項索引
千年の時を超える、京都紅葉絵巻が開幕!一生に一度は見たい王道名所から、混雑を回避して楽しめる郊外の穴場まで徹底ガイド。紅葉ライトアップや秋イベント、グルメ&スイーツも必見。取り外せる散策MAPと便利な大判MAP付き。
シリーズ累計40万部突破
崇徳院伝説の謎と、
歴史学者殺害事件の真相に迫る
『邪馬台国はどこですか?』シリーズ初長編
星城大学の研究者早乙女静香はバー〈スリーバレー〉でライターの宮田六郎と知り合った。歴史談義で角突き合わせるだけの関係だったが、どうしたわけか共に京都を旅する成り行きに。ところが、観光と洒落込む間もなく彼らの知人が次々と奇禍に遭い、被害者との接点に注目した警察は二人を追及しはじめる。事件を解明すべく奔走する宮田と静香。歴史上の謎に通じるその真相とは?
(初版時タイトル『崇徳院を追いかけて』を改題)
安倍晴明に連なる桔梗家の跡取り息子・晴人は、式神のさんごとともに今日もかんざし六花を訪れていた。店主の和装美女・茜が迎え入れる陰陽師の卵たちは、七星剣の魂に遭遇した学芸員と、海辺で戦の幻影を鎮める男性。二人の選んだ扇から生まれた式神は愛らしくも頼もしい。
一方晴人は、土地神たる山犬に会うため四国へ向かう。海辺の哀しい幻影には、茜によく似た姿もあってーー。
古都・京都が式神と陰陽師を育む、優しいあやかしファンタジー、完結。
二条城へと向かった空前絶後のパレード「寛永行幸」から四百年。
いま、日本の美意識の源ルーツをクリエイティブな画期「寛永」に探る。
千年の都・京都。江戸時代の京都は出版文化の発祥の地であり、陶磁器や染織などの技術、産業の振興はめざましく、日本人の教養を高めた新しい文化芸術の展開も数多くみられました。なかでも寛永の時代は、「日本の文化の故郷」とも呼ばれるほど、多くの文化人が活躍した時代です。
後水尾天皇、徳川秀忠・家光、東福門院和子(まさこ)、小堀遠州、狩野探幽、野々村仁清、松花堂昭乗、俵屋宗達、本阿弥光悦、池坊専好…。茶の湯、書画、いけばな、数寄屋建築、やきもの、小袖、出版など、多様な分野に綺羅星のごとく現れた、才気あふれるスター&百花繚乱のアートを一挙紹介します。
● 国宝を含む貴重な史料 約80点を収録
[監修]
濱崎加奈子(Living History in 京都・二条城 協議会 会長)
[話者・寄稿者](五十音順)
家塚智子、池坊専好、井上治、大谷節子、岡佳子、小笠原清忠、門脇むつみ、熊倉功夫、神津朝夫、実方葉子、鈴木健一、千田嘉博、田島達也、仲隆裕、長崎巌、名児耶明、林宗一郎、原田信男、日向進、廣瀬千紗子、深谷信子、二木謙一、松林豊斎、宮本圭造、冷泉貴実子
プロローグ 寛永は日本文化の故郷ーー京都・二条城に生まれた物語を知る
第一章 寛永行幸への日々--進められた綿密な計画
第二章 寛永行幸ーー二条城が煌めく五日間
第三章 寛永文化とその継承ーー広がり・交わり・リバイバル
エピローグ 寛永の香り漂う二条城と京都めぐり(寛永をめぐる京都MAP付)
六角堂を皮切りに、清水寺、泉涌寺、壬生寺中院等々、京都市中の観音信仰の名刹をめぐる「洛陽三十三所」。
各札所の紹介とともに、初公開の寺宝も多数のカラー図版で紹介、充実の解説とコラムも備えた「洛陽三十三所」を闊歩するための絶好の道先案内となる一冊!
掲載作品点数100点以上、誓願寺縁起絵(新京極 誓願寺蔵)、金山天王寺縁起絵巻(廬山寺蔵・全篇掲載)、六角氏奉行人連署禁制(福勝寺蔵)、胎灌記(革堂 行願寺蔵)など、50点超が新発見ないし初掲載!
ごあいさつ
平成洛陽三十三所観音霊場会 会長・泉涌寺長老 上村貞郎
平成洛陽三十三所観音霊場会 前会長・清水寺貫主 森清範
京都府京都文化博物館
凡例・謝辞
「洛陽三十三所」とは
平成洛陽三十三所観音霊場地図
◆第一番札所 六角堂頂法寺
◆第二番札所 新京極誓願寺
◆第三番札所 護浄院(清荒神)
◆第四番札所 革堂行願寺
◆第五番札所 新長谷寺(真如堂)
◆第六番札所 金戒光明寺(くろ谷)
◆第七番札所 長樂寺
◆第八番札所 大蓮寺
◆第九番札所 青龍寺
◆第十番札所 清水寺地蔵院善光寺堂
◆第十一番札所 清水寺奥の院
◆第十二番札所 清水寺本堂
◆第十三番札所 清水寺朝倉堂
◆第十四番札所 清水寺泰産寺
◆第十五番札所 六波羅蜜寺
◆第十六番札所 仲源寺
◆第十七番札所 蓮華王院(三十三間堂)
◆第十八番札所 善能寺
◆第十九番札所 今熊野観音寺
◆第二十番札所 泉涌寺
◆第二十一番札所 法性寺
◆第二十二番札所 城興寺
◆第二十三番札所 東寺
◆第二十四番札所 長圓寺
◆第二十五番札所 法音院
◆第二十六番札所 正運寺
◆第二十七番札所 平等寺(因幡堂)
◆第二十八番札所 壬生寺中院
◆第二十九番札所 福勝寺
◆第三十番札所 椿寺 地蔵院
◆第三十一番札所 東向観音寺
◆第三十二番札所 廬山寺
◆第三十三番札所 清和院
洛陽三十三所観音の歴史 細川武稔
洛陽三十三所観音年表 細川武稔
平成の再興をふりかえって 上村法玄
*
寺宝・資料解説
*
京都の観音巡礼札所・寺宝と博物館ー「洛陽三十三所」展の軌跡とあわせて 長村祥知
◇コラム
六角堂と池坊 細川武稔
室町時代の革堂・革堂風呂・鹿皮 西山剛
御朱印とは 橋本周現
納札 坂井輝久
京都と周辺の三十三所巡礼 大塚活美
雨宝院安置の洛陽三十三所観音像 細川武稔
江戸時代の洛陽三十三所標石 長村祥
古文書が語る戦国時代の今熊野観音寺順礼堂領をめぐる争い…長村祥知
◇掲載作品一覧
日常を非日常に変える天才の最新エッセイ!
稀代のさんぽ者・グレゴリ青山が、脳内から実存まで、猫にキモノに京都に…縦横無尽に赴き考察するエッセイまんが。なんでもない風景が、グレゴリ先生の手にかかれば、とんでもなく魅力的に大変化!出世作・旅のグシリーズ以来、京都観光シリーズ、スケオタデイズ等をものした著者の最新作!
【編集担当からのおすすめ情報】
グレゴリ青山といえば、やはりエッセイ。今作は読者の引きが強い「猫」に「着物」に「京都ネタ」が満載!巣ごもりのお供にもお出かけのお供にも最適です!
京都の寺町三条商店街にある骨董品店『蔵』でバイトする女子高生・真城葵は、この店のオーナーの孫であり、『寺町三条のホームズ』と呼ばれている家頭清貴と二人、店に舞い込む奇妙な依頼を受けることに。祖母の頼みで、涙を流し徘徊する恐怖の人形の謎に迫る「ビスクドールの涙」と、人気女流作家が朗読会で告発した難事件に挑む「バレンタインの夜会」を収録した、第4回京都本大賞受賞の超人気小説、コミカライズ第7弾!
「京舞妓」、「おもてなしの文化」、「雅な貴族文化」など、バラ色の表象がひしめく京都文化。だがこれらの京都イメージは、近現代を通じて、政治的・社会的に、近世以来の「伝統」を基にしながらも再構築し創り出された側面が強い。
本書では、近代京都をめぐるさまざまな文化を研究対象に取り上げ、その歴史的淵源を探るとともに、既存の観光言説や「京都文化」論の相対化を試みる。
序(高木博志)
1 ロマン主義と花街
《祇園町》の空間変容(加藤政洋)
マキノ映画にみる京都の花街・舞妓表象ー万国博覧会から『祇園小唄 絵日傘 第一話 舞ひの袖』(1930年)へ(冨田美香)
戦後日本映画における島原ー反ロマン主義的トポスとして(木下千花)
吉井勇と京都ー「夢の女」の発見 異国憧憬のまなざしと祇園(細川光洋)
国画創作協会の成立(中野慎之)
梶原緋佐子初期作品研究ー社会の底辺を生きた女性を描く(植田彩芳子)
〔作品紹介〕梶原緋佐子《廓美人図》1922〜24年頃、旧三枡楼所蔵
2 日本主義と京都文化
近代京都の農民美術と民芸ー副業を奨励した二つの運動(青江智洋)
猪飼嘯谷と明治神宮絵画館壁画(長志珠絵)
戦時下の新村出(福家崇洋)
1940年代の寿岳文章ー日本主義と民主主義(高木博志)
3 京都文化の相対化
歴史を演じるー祝祭とページェントの近代京都(ジョン・ブリーン)
東本願寺と京都画壇ー明治度両堂再建における障壁画制作の道程(國賀由美子)
富岡鉄斎と考槃社(柏木知子)
境内の殺人事件ー水上勉『雁の寺』と京都の裏面(イリナ・ホルカ)
「加賀百万石」の記憶と京都文化ー近代金沢における都市イメージの形成(本康宏史)
4 地域社会と京都文化
「教育的都会」京都の誕生ー爛熟する官立学校誘致の経験(田中智子)
京都・尊攘堂における「活きた勤王」-近代京都文化を作り、支えた人びと(池田さなえ)
近代京都の外国人旅行者と東山ー粟田の変化と美術工芸品購入を中心に(山本真紗子)
近代京都染織業と近江商人系商店ー拡大の実態と染呉服の大衆化(北野裕子)
除夜の鐘と京都ー草創期ラジオとの関わりに着目して(平山昇)
小売市場の普及に見る生活文化の近代的変容(和田蕗・中川理)
れんげ、またしても厄介事を頼まれる。長寿の猫又を探して丹後・金刀比羅神社へ! 11月。粟田口不動産で働くのにも慣れてきたれんげは、社長の村田から紹介された女性に、猫探しを依頼される。その猫は30年以上生きている猫又なのだそうだ。その最中に出会った、木島という蚕の神に言われるままに“金色”を探し、丹後・金刀比羅神社へ向かう。あやかし猫又を探すために、おかしな神様を引き連れて、れんげの珍道中が始まる。今回も京都の和菓子を味わいながら、あやかしと神様に振り回されていく。大人気の不思議物語、第9弾。