比較制度優位、制度補完性、企業中心的政治経済論を軸に、比較政治経済のための新しい分析視角を提供する「資本主義の多様性」論の基本文献。
生物多様性が生態系サービスを提供する方法は数限りなくある。生物多様性は地球の生きた富であり、人類の自然資本の中でも、最も大切な部分だ。生物多様性の意義を解明する一書。
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の日本開催で盛り上がる「生物多様性(Biodiversity)」保全活動。「もうひとつの環境問題」とも言われ、世界中で注目されているキーワードです。本書はその意味、危機、活動、地道な取り組み、関連法、関連会議などを解説する本。環境と生物の問題が国際的に注目される中、様々な緊急課題と、いきものと環境を守る多彩な活動を紹介します。
言語の創造力と多様性を、西洋をはじめとする精神史において、具体的で包括的な仕方で考察し、本質的・歴史的な相のもとに明らかにしていく、慶應義塾大学言語文化研究所、第4回公募研究「精神史における言語の創造力と多様性」の研究成果。
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、彼女ら/彼らへの暴力の数々、それを放置してきた社会ー。アムネスティが各国の実情を報告し、解決策を提言する。
高山植物から感染症までー豊富な事例で明かされる緊急課題。温暖化と生物多様性はどのように関わっているのか。温暖化現象への知見に対して、進展が見られなかった温暖化と生物多様性の関係について、第一線の研究者たちの最新データ、生物多様性を守るための地域での実践事例を詳細に報告する。
生物多様性をテーマにした「バイオディバーシティ・シリーズ」の第6巻。
シリーズ最終刊行巻となる本書では、生物界で一番の種数を誇り、多様な環境に棲息する節足動物を取り上げ、その特徴的な多様性を解説する。
第I部では研究の歴史や分子系統学の現状を、第II部では多様性と進化に関するいくつかの話題を紹介する。第III部では各分類群(鋏角類、甲殻類、多足類、六脚類=広義の昆虫類)について、多数の図版を使ってその特徴を解説する。また、化石節足動物の代表である三葉虫類についても項を割いて紹介する。
第 I 部 節足動物の多様性と系統
1.節足動物における分類学の歴史
2.節足動物全体の分類体系・系統の現状
3.節足動物の分子系統学、最近の展開
第 II 部 六脚類における多様性と進化
4.生殖隔離と種分化
5.花と昆虫にみる共進化
6.擬態の進化
7.社会性の進化
第 III 部 動物群ごとの特徴 -図版解説とコラムー
節足動物門の概説
1.三葉虫綱
2.鋏角亜門
3.甲殻亜門
4.多足亜門
5.六脚亜門
稲作一辺倒の視点を転換し、畑作文化、山と森の文化など、いくつもの基層文化をたどり、アイヌ民族の歴史を重ねあわせながらさぐる、多文化国家への道。