精神医療の現場では精神科医と心理士の連携が重視されているが、両者の専門性はどう異なるのか。心の臨床全般に関する哲学的検討を加えた計14本の論文を収載し、両者の相違を根本的かつ多面的に考察するとともに、専門職としてあるべき姿を展望する。
■【特集1】コロナ後の新常態 危機を好機に変えるカギ 新型コロナウイルスが世界のヒト・モノ・カネの動きを止めてしまった。
未曽有の危機に直面し、経済・社会活動は強制的な変化を余儀なくされたが、
私たちは「当たり前」を奪われた不便さとともに、新たな価値や可能性に気づきだした。
様々な分野で「新常態」への移行が始まるが、その変革の波を捉えるためのカギを探った。
文・滝田洋一、國分俊史、磯山友幸、出口治明、鵜飼秀徳、編集部
PART 1:コロナリスクを国有化する欧米 日本は大恐慌を乗り切れるのか?
PART 2:パンデミックで見直される経済安保 新たな資本主義モデルの構築を
PART 3:コロナ大恐慌の突破策「岩盤規制」をぶっ壊せ!
PART 4:個人情報を巡る官民の溝 ビッグデータの公益利用は進むか?
PART 5-1:大学のグローバル競争は一層激化 ITとリアルを融合し教育に変革を
PART 5-2:顕在化する自治体間の「教育格差」 オンライン授業の先行モデルに倣え
■【特集2】コロナ後に見直すべき 日本の感染症対策の弱点
渋谷健司、堀 成美、福田 充、土居丈朗、坂元 昇、編集部
PART 1:長期化避けられぬコロナとの闘い ガバナンスとリスコミの改善を急げ
PART 2:感染症ベッド数が地域で偏在 自由な病院経営が生んだ副作用
PART 3:隠れた医師不足問題 行政医が日本で育たない理由
■WEDGE_ OPINION
・米国主導のWHO改革に日本も積極関与を
詫摩佳代(東京都立大学法学部教授)
■WEDGE_REPORT.1
・「売上蒸発」で金融支援も限界 迫る中小企業の大廃業時代
中西 享(ジャーナリスト)
■WEDGE_REPORT.2
・サイバーウイルスも感染拡大 急増するテレワークに潜む死角
山田敏弘(ジャーナリスト)
■WEDGE_REPORT.3
・クルーズ船消毒の過酷な舞台裏 綱渡りの人材確保と薬剤調達
児玉 博(ジャーナリスト)
■連載
・【新連載】経済の常識 vs 政策の非常識:所得制限は机上の空論 緊急時は一律給付が最善策(原田 泰)
・米国で挑む闘魂経営:米日を繋いだアイリーン・ヒラノ・イノウエさん(藤田浩之)
・国防の盲点:コロナ禍を機に専門家集団の組織化急げ(勝股秀通)
・ノンフィクション再読のススメ:からくり民主主義(稲泉 連)
・【特別編】世界の記述:コロナ禍に見舞われる世界
・各駅短歌:写真(穂村 弘)
・中国 覇権への躓き:労農同盟という正統性が揺らぐ共産党(鈴木 隆)
・時流仏流:コロナ禍に考える弔いの意味(鵜飼秀徳)
・VALUE MAKER:カカオでつなぐ日本とコロンビアの懸け橋(磯山友幸)
・さらばリーマン:アパレルから転身 縁が縁を呼びクリーニング業界で冬の時代を生き抜く 茂木康之さん(クリーニング リブレ代表)(溝口 敦)
・戦国武将のマネー術:既得権を排しインフレ誘導を行った松永久秀(橋場日月)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●新刊クリップ (足立倫行)
●読者から/ウェッジから
※今月の「Global Economy」、「道半ばの社会保障改革」は休載させていただきます。
なお同連載筆者の滝田洋一氏、土居丈朗氏の記事をそれぞれSPECIAL REPORT、SPECIAL REPORT2にて掲載しております。◆特集「コロナ後の新常態」・新型コロナ危機はこれまでの常識を大きく覆し、潜んでいたリスクや隠れていたチャンスを顕在化させた。否が応でもコロナ後の世界は変わってくる。「適者生存」の原則に則り変革を。各専門家の知見を聞き、そのヒントを提示する。
英語を正確に聞くことができれば、日本人の英語力は間違いなく上がる。ネイティブ並に話せるようになるための“英語耳”獲得のカギは、「舌の使い方」にあった。「英語を日本語に翻訳しないで聞き取る方法」「リスニングトレーニングは英語話者の口の動きを注視する」「簡単に英語舌を作るには親指を立てる」など、著者独自の理論を、さらに詳しく深く掘り下げ、解決策を追加した改訂版。
【有訓無訓】 明確な理念を持った リーダーが活躍し続ける それはコロナ後も同じだ●奥村 昭博氏[慶応義塾大学名誉教授]
【編集長の視点】 官僚もはまる常識の罠 正常性バイアスを超えろ
【ニュースを突く】 専門家会議への責任追及はお門違い●橋本 宗明[本誌編集委員]
【時事深層】 INSIDE STORY:コロナ・エフェクト コロナ禍でネット広告を“爆買い” 覇権狙う中国、国際世論を操作
MEDICAL:レムデシビルに続き、アビガンも 異例の承認、欠かせぬ慎重な投与
COMPANY:利用者が急減、資金繰り盤石と言えず スカイマークに再び暗雲
INDUSTRY:コロナ禍で営業自粛が長期化 「対面」の価値問われる大手生保
COMPANY:新型コロナで株価急騰も メルカリ、米事業の不安消えず
INDUSTRY:無印良品がアマゾンを頼る引き金に ネット通販パンク、解決阻む「3密」
INDUSTRY:コロナ禍で始まった本部の破産申請 フランチャイズ、連鎖倒産の懸念
FRONTLINE 上海:コロナ対応で開く国際教育格差(上海支局 広岡 延隆)
グローバルウオッチ:コロナ拡大で中国批判「最悪の攻撃
【特集】 コロナ・エフェクト 所得崩壊 年収2割減も現実に
【スペシャルリポート】 2020年「女性が活躍する会社」ランキング 女性管理職の増やし方 「私には無理」、こう解消
【不屈の路程 SERIES5 No.3 創業家から経営を受け継ぐ重み●小濱裕正 カスミ 会長 スーパーは地域と共に】 0
【連載小説】 Exit:第31回 「リフレ派」
【テクノトレンド】 SARがひらく宇宙新産業 地表の「電波の目」、株価予測も
【編集長インタビュー】 「あるはずない」が起きた●佐山展生氏[スカイマーク会長]
【敗軍の将、兵を語る】 中国客激減で無念の閉館●松島 典子氏[温泉旅館「華の湯」女将]
【世界の最新経営論】 「アラインメント」解明の威力 風呂敷を巧みに包み直せ●チャールズ・オライリー氏[米スタンフォード大学経営大学院教授]
【小田嶋 隆の「pie in the sky」〜 絵に描いた餅べーション】 考えることは最高の時間つぶしだ
【CULTURE】 BOOK:閑散とした渋谷の映像が語るもの
【世界鳥瞰】 FINANCIAL TIMES:市場主義が生んだマスク不足
FINANCIAL TIMES:感染症との戦い、これからが本番
The Economist:露呈した中国社会保障の現実
【賢人の警鐘】 「収束後もV字回復はない 『総司令官不在』の世界 ギグ・エコノミーが希望」●丹羽 宇一郎氏[伊藤忠商事元会長]
英語教育と関連分野の最新情報提供の専門誌■第1特集 授業と理論をつなぐ 「実践研究」のすすめ 教師の成長を促す実践研究とは?…田中武夫/実践研究を進める上で大切にしたい教師の視点…宮崎直哉/生徒も教師も変わる高校での実践研究の一事例…南 侑樹/学生とともに学びを見つめる…永倉由里/アクション・リサーチによる授業改善…村越亮/実践研究をどのように共有するか …藤田卓郎/実践研究を通してどのように同僚性を高めるか…蕨 知英/実践研究を進める上での留意点…高木亜希子 ■第2特集 「SDGs」で社会的な話題を自分事に SDGsの学びは児童生徒の未来をどう変えるか…佐藤雅久/ユネスコスクールESD大賞受賞校にみる 教科横断でSDGsを取り入れる工夫…上山晋平/体験的な学習でSDGsトピックを自分事に:アジアへのフィールドワークを通じて…石森広美 【連載】中学・高校授業作りの基本…萩原一郎・久保野りえ/英語につまずいた生徒が前を向く指導Q&A…山本由貴/これって本当に必要? 指導の当たり前を疑う…奥住 桂/変わりゆく大学入試のリスニング…武藤克彦/Taku先生の小学校英語One Pointアドバイス…加藤拓由/小学校英語・教科書活用のヒント…町田智久/児童生徒の特性を尊重した授業づくり…鈴木恵太/米国の支援教育教室から学べること…坂本優美子/言語重視・意味重視 バランスの良い指導のために…内田浩樹/『老人と海』で学ぶ英文法…倉林秀男/場面別 大人の英会話表現…石黒弓美子/食べ物のおいしさ表現とオノマトペ…福留奈美・高頭ルーシー/誌上発音練習ワークショップ…西尾由里・上斗晶代/英語教師の異文化理解ワークショップ…海谷千波/English beyond Words…J. Reese/多文化共生時代に学ぶ英語…本名信行/海外につながりのある子どもに寄り添うコミュニケーション…高嶋幸太/学校のリスクマネジメント…小田隆史/はな先生の街文字探検 from Texas…ランサムはな/超文学的絵画鑑賞…齊藤貴子/モダンデザインの源流 バウハウスとはなにか…深川雅文 【リレー連載】英語教育時評…三木さゆり/海外新刊書紹介…物井尚子/英文解釈演習室…筒井正明/私の本棚…増渕素子/New Books&DVDs…及川 賢
本書では、いかにすれば現在流行している性感染症患者を抑え込むことができるかについて述べていきます。
感染症の名医として研究・臨床を30年以上にわたって行ってきた著者が近年懸念していることが
「日本国内における性感染症の蔓延」です。
国立感染症研究所の感染症情報センターによる2018年の統計では梅毒患者は7001人で、
8年間前から11倍に増加しています。
また、クラミジア感染症は、女性がかかると不妊症になることもある重大な感染症です。
罹患者数が多く、毎年45万?50万人が新たに感染していると推計されていて、
高校生10人に1人がクラミジア感染症にかかっているというデータもあります。
性感染症は知識があればある程度予防でき、感染しても早期に適切に治療すれば、
ほとんどの場合、治癒します。そのことを知らずに、性感染症にかかってしまう若者が急増していること、
また恥ずかしさなどから医療機関を受診していない罹患者も大勢います。
我が国の中学校や高校では系統的な性教育が十分行われているとはいえず、
世界的にみて日本は性教育の後進国とされています。
高校生の2割近くが性行為の経験があるという統計があり、
性感染症に罹患している可能性も同様にあるのです。
中学生や高校生に性感染症の予防法や検診の大切さ、性感染症にかかってしまったときの対処法、
自分の人生への影響などについて伝える必要があります。
思春期の子どもに性の話はしにくいと感じている親や教師が多いでしょう。
しかし、子どもに性感染症の正しい知識を伝えるのは、子どもの健康を守るために必要なことです。
10?20代の子どもを持ち親世代の方、中学校や高校の教師など教育関係者の方に、
性感染症が広がっている現状を認識して頂き、
性感染症とはどのような病気かを知ってもらいたいと思います。
本書をきっかけに正しい知識を適切な機会に子どもたちに伝えて頂くことを心から願っています。
【目次】
第1章 知ってほしい性感染症の実態
第2章 主な性感染症を知る?症状、検査法、治療法
第3章 性感染症を防ぐために改善するべきこと
第1章 知ってほしい性感染症の実態
第2章 主な性感染症を知るー症状、検査法、治療法
第3章 性感染症を防ぐために改善するべきこと
│特集│A/Bテストで成長を加速させる 実験する組織●なぜブッキング・ドットコムは急成長できたのかビジネス実験を重ねる文化が企業を成功に導くハーバード・ビジネス・スクール 教授 ステファン・トムク●ネットフリックスやリンクトインに学ぶA/Bテストの3つの落とし穴を回避する方法ハーバード・ビジネス・スクール 助教授 イヤボール・ボジノフリンクトイン 計算社会科学担当リード ギョーム・サンジャックネットフリックス 実験的研究担当リード マーティン・ティングレイ●[インタビュー] eBay、ウォルマート、ピンタレストで実践A/Bテストはますます効果的になっているピンタレスト エンジニアリング担当シニアバイスプレジデント ジェレミー・キング●デジタルガレージの試行錯誤に学ぶ新規ビジネスを高速で開発する実験型組織のつくり方デジタルガレージ 取締役 兼 上席執行役員 DG Lab COO 大熊将人デジタルガレージ 執行役員 DG Lab CDO 渋谷直正●顧客起点のイノベーションを実現するために日本企業が「実験する組織」に変わる方法ボストン コンサルティング グループ マネージング・ディレクター・アンド・パートナー 竹内達也ボストン コンサルティング グループ マネージング・ディレクター・アンド・パートナー 岩渕匡敦│HBR翻訳論文│【知識創造】[対談] 困難な時代を乗り越えるいまこそ、知の作法を身につけよ一橋大学 名誉教授 野中郁次郎早稲田大学大学院・ビジネススクール 教授 入山章栄【企業文化】効率性と創造性をいかに両立させるか 目に見えない企業文化を測る方法マギル大学 助教授 マシュー・コリトースタンフォード大学経営大学院 准教授 アミル・ゴールドバーグカリフォルニア大学バークレー校 ハーススクール・オブ・ビジネス 准教授 サミア B. スリバスタバ【人材開発】デジタル思考と好奇心、グロース・マインドセットを育む変革型CLOが学習の未来を拓くランドバーグ・メディア 社長 アビー・ランドバーグMITジャミール世界教育研究所 プリンシパル・リサーチサイエンティスト ジョージ・ウェスターマン【ダイバーシティ】日々の業務から採用・評価まで職場の偏見をなくすためにリーダーがすべきことカリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院 教授 ジョーン C. ウィリアムズカリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院 ワークライフ法律センター政策研究員 スカイ・ミハイロ【情報社会】ユーザーの同意を本当に得られているのかパーソナルデータの保護と利用をめぐるジレンマハーバード・ビジネス・スクール 准教授 レスリー K. ジョン│Idea Watch│●経営幹部の私生活に取締役会が留意すべき理由●テレワークの生産性は高いのか●謝る時は慎重に●違う種類の商品を比べると購入意欲は減退する『ハーバード・ビジネス・レビュー』/編●経験が新しい職場で役立つとは限らないフロリダ州立大学 教授 チャド H. バン・イデキンジ │EI[Emotional Intelligence]│●自分に自信をつける方法『ハーバード・ビジネス・レビュー』寄稿編集者 エイミー・ギャロ│Life's Work│●作家 ディーン・クーンツ│2019 HBR McKinsey Awards│●2019年 HBRマッキンゼー賞
【巻頭カラー】に「緊急寄稿:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)--臨床症状から治療薬候補まで」を収録!!
【特集】Onco-Cardiologyの最前線
●がん医療の進歩に伴い,サバイバーの数が急増しつつある.そのなかで,心血管疾患は長期予後における主要な競合リスクであり,ハイリスクがん治療に伴う心血管疾患への対応が世界的な課題となっている.
●腫瘍循環器学(Onco-Cardiology/Cardio-Oncology)は,がん治療関連心血管疾患(CTRCD)の予防,診断,治療に関する学際領域の職種間連携である.
●本特集では,Onco-Cardiologyの最前線で活躍されているエキスパートの先生方に,教育・診療・研究の現状および今後の方向性についてご執筆をお願いする.
【目次】
【巻頭カラー】
緊急寄稿:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)--臨床症状から治療薬候補まで
【AYUMI】
成人がんサバイバーにおける晩期心毒性への対応
AYA世代がんの長期予後のさらなる改善に向けて
がんサバイバーのQOL向上に資するOnco-Cardiology研究
がん治療関連心血管疾患の予防・診断・治療
Onco-CardiologyにおけるヒトiPS細胞技術の応用
わが国の腫瘍循環器外来への期待
腫瘍循環器領域のガイドラインおよびガイダンスの策定
国内外の現状と日本腫瘍循環器学会の取り組み
【連載】
老化研究の進歩
老化が免疫系におよぼす影響
再生医療はどこまで進んだか
はじめに
1.iPS細胞を用いた網膜疾患に対する再生医療
【TOPICS】
再生医学
iPS細胞の定量的品質管理のための顕微鏡システムの開発
免疫学
皮膚自然リンパ球による脂腺と常在細菌叢の制御
再生医学
非ステロイド性抗炎症薬ジクロフェナクによる心筋ダイレクトリプログラミングの促進
税法研究の第一人者であり、公益活動や税制のご意見番としても活躍中している三木義一先生の古稀を記念する論文集。
「逆境に負けない力」を育む レジリエンス教育の可能性/モチベーション・マネジメント 組織の生産性を高める研修手法
オープンサイエンスや、研究データといったトピックスを交えながら、高等教育機関、自然史・理工系博物館、研究機関が開発・運用している各種データベースやWebサイトを紹介し、天文学、生物学、地球惑星科学、環境学など、自然科学分野における取り組みの事例を一望。
今後の研究の一助となる情報が満載の一冊。
序論 自然史・理工学デジタルアーカイブの今日的意義 井上透(岐阜女子大学)
第1部 研究データの活用にむけて
1.科学データのデジタルアーカイブにおける必須条件「オープンデータ」 大澤剛士(首都大学東京)
2.研究データ利活用の国際的動向ー世界の自然史・理工学DA活用 南山泰之(国立情報学研究所)
第2部 自然史・理工学DAの社会的活用
3.オープンサイエンスと天文学 玉澤春史(京都市立芸術大学/京都大学)
4.自然史博物館×デジタルアーカイブーオープンサイエンスを拓く一例としての魚類写真資料データベース 大西亘(神奈川県立生命の星・地球博物館)
5.自然史情報のデジタルアーカイブとその社会的問題への利用ー地球規模生物多様性情報機構GBIFの機能とそのデータの利用 細矢剛(国立科学博物館)
6.環境学×教育ー森の感性情報アーカイブ・サイバーフォレストを用いた環境教育 中村和彦(東京大学)
第3部 自然史・理工系研究データの学際的利用
7.南方熊楠データベースー文理統合・双方向型デジタルアーカイブ 岩崎仁(京都工芸繊維大学)
8.異分野融合で切り拓く歴史的オーロラ研究ーオーロラ4Dプロジェクトの経験から 岩橋清美(国立国文学研究所)
9.東京大学工学史料キュレーション事業の展開ー工学・情報理工学図書館を実例に 市村櫻子(東京大学)
あとがき 中村覚(東京大学)
「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」
大真面目に性を追究し、世界平和を標榜するアダルトグッズメーカー最大手「TENGA」。世界65カ国以上で展開するグローバル企業のド根性物語。
プロローグ
第一章 ジャンヌ・ダルクたち
コラム1 ナチズムと性
第二章 元自動車整備士、TENGAをつくる
第三章 女性の心を解放せよ
コラム2 マスターベーション世界調査
第四章 流 通
コラム3 バルセロナから来た女
第五章 性の悩みも表通りに、そして性教育へ
コラム4 「敵」と呼ばれる男
第六章 すべての人たちへ
エピローグ
《緊急寄稿 歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策》を収載!!”
【内容紹介】
歯科補綴治療を中心に,国内外を問わず第一線で活躍する 臨床家の先生方による論文,ケースプレゼンテーションな どをお届けする補綴専門誌,インプラント,審美修復など の治療に加え,ジルコニア,CAD/CAMなどの新材料,新器 材に関する情報をビジュアルにお伝えします.
新型コロナウイルスの世界的な流行をWHOが「パンデミック」と表現し,4月7日には政府より「緊急事態宣言」がなされ ました.こうした状況下で歯科医師の新型コロナウイルス 被ばくのリスクは全ての業種で最も深刻であり,この感染 症に対して歯科医院はどうすればよいのでしょうか?本号 では好評連載の特別編「緊急寄稿 歯科医院における新型 コロナウイルス感染症対策」をお届けします.患者,スタ ッフ,そして自院を守るために知っておくべきこと・取り 組むべきことをまとめて解説しています.
【目次】
座談会 いま,歯科教育と臨床の問題を語ろう
緊急寄稿 歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策
特別企画 次世代プレスセラミックスシステムによる審美修復の可能性
ジルコニア修復 あなたの“常識”大丈夫?(9)
シリーズ企画 臨床におけるCAD/CAM ジルコニアセラミックスレストレーションの強度と精度を考察する(2)
歯科医院のための内科学講座(32)
Case presentation
Report
●関ジャニ∞が4月27日発売のAERA表紙に登場!撮影は蜷川実花
AERA5月4-11日合併増大号の表紙に、関ジャニ∞が登場します。
カラーグラビア&インタビュー5ページも掲載。
AERAの発売日当日に新番組「関ジャニ∞クロニクルF」をスタートさせる5人が、
新番組やスタッフへの思い、グループのいま、ファンに伝えたいことについて語っています。
関ジャニ∞の表紙撮影が行われたのは、4月27日にスタートする新番組「関ジャニ∞クロニクルF」の収録直後。とにかく楽しそうで、撮影中も笑顔が絶えない5人ですが、縦型の表紙に収まるよう「グッと近づいて並んでください」とリクエストすると、一瞬で立ち位置が決まるあたりは、結成18年のたまものでしょうか。
新番組を担当するのは、前身となった「関ジャニ∞クロニクル」を支えてきたスタッフ。「スタッフさん」と呼びかけ、彼らとの信頼関係を語るうちに、話題はメンバーとの関係性へと移っていきます。グループは「特別な場所」(安田章大さん)であり「母体」(大倉忠義さん)、メンバーは「一番身近な理解者」(丸山隆平さん)であり、このメンバーとなら「みんなで年をとっていくって本当にいい」(横山裕さん)と思えるほどだというから、「一蓮托生感は高まってますね」(村上信五さん)という言葉にも頷けます。
新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされた12年ぶりの47都道府県ツアーに話が及ぶと、「僕らはファンに愛されてる」(安田さん)と表情が緩みましたが、グループとして掲げる目標は「アップデート」。「ドームツアーもやりたい。パワーダウンはしたくない」(横山さん)ととどまるところを知りません。インタビューの最後をしめたのが誰のどんな言葉だったのかは、ぜひ本誌で。
●巻頭特集は糸井重里・ブレイディみかこ・YOSHIKIらが「いますべきこと」を語る「新型コロナ50の提言」
この号の巻頭特集は、新型コロナウイルスの感染と向き合う私たちが「いまするべきこと」について、様々なジャンルの人々の提言をまとめた「新型コロナ50の提言」。糸井重里さん、ブレイディみかこさん、YOSHIKIさんやオリンピアン、政治学者、経済学者、呼吸器内科の医師、ICT教育の専門家などに取材、50人の言葉を掲載しています。
巻頭特集「新型コロナ50の提言」では、「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里さん、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』のヒットで知られるライター・コラムニストのブレイディみかこさん、音楽家でX JAPANリーダーのYOSHIKIさんらに取材しています。
糸井さんは「サイレンのように響く新型コロナ情報に鈍感になること」と話し、ブレイディさんは「感染の危機があっても外に出て働かないといけない人たちこそ本当に社会に必要だった」と打ち明け、YOSHIKIさんは、コンサート自粛を呼びかけたツイートに込めた思いを告白。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんはアスリートに「また魂が燃えるような戦いをやるんだと想像しながら大切な時間を過ごして」と呼びかけ、経済学者の水野和夫さんは「寛容の精神で、企業の内部留保を休業補償の財源にして」と訴え、相模原中央病院事務長の小倉嘉雄さんは、職員たちが体験した「差別」や「攻撃」の実態を語っています。
ほかにも、
●濃厚接触「避けられない」職場の悲鳴
●米仏の空母などで艦内感染 コロナ禍がもたらした軍縮
●ネット証券に向かう「不安マネー」新規口座開設が急増
●玉木宏が語る「人生の楽しみ方」
●羽生結弦の19-20シーズン「来季は限界の先へいく」
●池田大作研究 世界宗教への道を追う 連載第18回 「その愚劣さからの脱出」
などの記事を掲載しています。5/4-11合併号
【第1特集】
利便性&資産性で選出
東京最強の駅 BEST100
交通利便性だけでなく、住み心地が良い駅を、
医療・教育・カルチャー・買い物・飲食など5部門11指標をもとに編集部が独自に算出。
今回は100駅を総合ランキングで紹介します。
【第2特集】
スマートコンドから始める
生涯資産のつくり方
利便性、資産性の高い都心で、”資産になる住居”として人気なのが
60平米未満のマンション”スマートコンド”。
ライフステージに応じて買い替え・買い増しを重ね、都心生活を楽しみながら
資産形成もする戦略が注目されています。その成功事例を紹介しましょう。
【Interview】小山薫堂氏
教員採用試験の受験生のための総合情報誌【特集1<BR>いざ全面実施!合否を分ける「学習指導要領」】<BR>教員採用試験の最大の難敵「学習指導要領」。2020年夏の受験生は特に注意が必要です。なぜなら、平成 29・30年版学習指導要領は、20年4月からいよいよ小学校で完全実施されるからです。教員志望者には、まさに「オンタイム」で求められる知識。試験でも例年以上に問われる可能性があります。試験に出るポイントを、短時間で理解できるよう解説します。便利な特別付録付きです!<BR><BR>【特集2<BR>教採受験者のための「児童虐待」対応入門】<BR>児童虐待による悲惨な事件が後を絶ちません。これを受け、2020年4月からは改正児童虐待防止法が施行されるなど、国や自治体が対策に乗り出しています。最新動向を踏まえ、教採受験者に必要な知識のすべてをお伝えします。<BR><BR>【教セミプラクティスー筆記試験対策を徹底サポート】<BR>★過去問で鍛える専門教養<BR>教員採用試験において問われやすい必出領域について、過去に出題された問題を収集。確かな知識が求められる専門教養の学習を徹底的にサポートしていきます。<BR>★まるわかり!令和の教育用語<BR>★ボカロでらくらく攻略教育法規<BR>★実例でわかる!合格指導案書き方レッスン<BR>★教育史・教育心理の要点ワード144<BR>★教職教養・一般教養ブックインブック(YouTube連動)<BR><BR>【教セミディスカバーー採用試験に役立つ情報を読み物連載でお届け】<BR>*そうだったのか!学級経営プロのセオリー<BR>*あなたは見抜ける!?子供のソノ行動、コレが理由です<BR>*若手のためのコンプラ入門<BR>*伊豆倉哲の教育論壇イッキ代読<BR>*バスケ未経験者の若手教師顧問3年目で全国優勝!<BR><BR>大好評のYouTube 連動企画は新クールも継続します。
第三巻ではフードシステムの下流となる消費者に焦点をあて、その行動と判断のメカニズムを分析する。また、世界最大の食品ロスを生み出しているといわれる問題を視野に、食生活の問題を実態調査から明らかにする。
いずれも独自の調査にもとづくが、単に統計処理と分析というアプローチではなく、情報処理プロセスを明らかにするという野心的な試みがなされている。
食品産業、流通関係者の関心の高いテーマといってよいだろう。
第1部 消費者の食品選択行動ーどのように情報を処理し、食品選択をしているか
第1章 食品選択時の消費者の情報処理プロセスー認知的概念モデルと決定方略 新山他
第2章 畜産物の商品選択における情報処理プロセスー決定方略と評価属性 細野晴美(元東大)他
第3章 食品購買時の情報過負荷と消費者の選択行動 佐藤真行(神戸大)
第4章 消費者の食品選択行動と国内産農産物消費 新山・細埜・工藤
第5章 生鮮食品購買時の価格判断メカニズムー米と牛乳を対象として 南絢子(慶応大)
第6章 食品表示の情報機能、その規制と信頼性の確保 新山
第2部 消費者の食品評価ーーなにに価値をおいているのか
第7章 牛乳のおいしさと商品選択行動ー価値評価構造と官能評価 細野他
第8章 消費者は牛肉をどう評価しているかー和牛肉と国産肉に対する認識 細野他
第9章 「社会貢献要素」はどう評価されるかー飼料米給与鶏卵の商品属性に対する購入者の認識 山野薫(農業開発研修センター)
第3部 食生活の実際と食育、食品ロス
第10章 食事内容に関する実態調査ー組み合わせパターンに着目して 工藤他
第11章 エビデンスベースドな食育の推進に向けてー日本の小学校における「味覚の授業(ルソン・ドゥ・グゥ)」の教育効果 上田 遥
第12章 食品処分における消費者の情報処理プロセス 野々村真希(東農大)
医師1200人の声を「週刊朝日」が緊急アンケート!
対コロナの最前線から飛び出した「アベノマスク不要」の声…コロナ禍のリアルを総力特集
眞子さま結婚への全内幕!宮内庁重鎮らを自ら異例の呼び出しで
「小室さんとの結婚をどう思うか?」と聞いた胸の内
新型コロナウイルスの最前線で働く医師1200人にアンケート調査した結果を一挙公開。「アベノマスクは不要」「政府はPCR検査など情報隠蔽せず開示を」「医者が実践する独自の予防法」など、テレビでは聞けない医師たちのホンネが満載。その他、眞子さまが結婚に向けて宮内庁の重鎮らを呼び出して意見を聞いていたという驚きのスクープを掲載。そして「青春アミーゴ」から15年にして亀梨和也、山下智久のコンビが本誌表紙で“復活”しました。本誌独占の2人のインタビュー&グラビア特集をお届けします。
「非常に感染リスクが高い職場にもかかわらず、ここには防護服も、N95と呼ばれる専用マスクもなく、普通のサージカルマスクだけで診ています」「武器がないまま戦場の最前線に送られた気分」──コロナに陽性の疑いを持つ患者と日々接する立場の医師たちからは、こんな悲痛な声が寄せられた。他にも院内感染を体験した医師の生々しい体験談や、マスク使いまわしの実情、医師たち自らが日常生活の中で行っている予防策など、今、医師たちがどんな危機に直面し、何を考えているのかが手に取るようにわかるアンケート結果を一挙に掲載する。一向に整わないPCRの検査体制や、安倍政権の危機管理対応、来年に延期された東京五輪・パラリンピックに対する思いなどには、思わぬ“怒りのコメント”が飛び出した。
ほかの注目コンテンツは
●眞子さま結婚への全内幕 宮内庁重鎮らを異例の呼び出し
小室圭さんとの結婚が凍結されたまま、進展が報じられない秋篠宮家の長女・眞子さま(28)。本誌は今年に入り眞子さまが複数の宮内庁の重鎮らを呼び出して「小室圭さんとの結婚についてどう思うか」と意見を聞いていたという情報をキャッチした。異例の行動の裏ににじむ決意と、幻となった「結婚宣言」の行方とは
●「青春アミーゴ」から15年 亀梨和也、山下智久のコンビが本誌表紙で復活
2005年に期間限定ユニット「修二と彰」としてミリオンヒットを記録した「青春アミーゴ」から15年。新たなユニット「亀と山P」を結成したKAT-TUNの亀梨和也と、山下智久が表紙&グラビアに登場。強い信頼とリスペクトで結ばれた2人の関係性がよくわかるインタビューも必読です。
●「コロナ離婚」急増の今だから読みたい!夫婦が別れるためのお値段
外出自粛によりストレスをため込む夫婦が増え、離婚が急増すると言われる昨今。そんな今だから、離婚によりどれくらいのおカネがかかるのかを本誌が徹底調査しました。養育費、引っ越し代、新居家賃、教育費、そして、不倫慰謝料……他では聞けない禁断の情報を一挙公開します。
●コロナ「巣ごもり」に要注意!スマホ漬けが脳を壊す
外出自粛で、ついつい家でスマホばかり見てしまう、という人も多いのでは。だが、スマホは依存症や認知症を引き起こす「最凶の依存物」だって、知っていますか?『スマホ依存から脳を守る』の著書がある中山秀紀医師などへの取材から、その実態を明らかにしました。
北村小夜(95歳)さんは今、日本の現状に強い危惧を抱いている。身体も心も国に取り込まれてしまったのではないか!
東日本大震災と五輪誘致で「みんな化」が進み、日本中に同調圧力と忖度が拡がっている。象徴天皇制化の天皇の「巡行」のなかでなされる「慈愛」による差別、今も教育勅語から抜けられない日本人、健常者を奨励し傷害者を差別するパラリンピック。
※本書の底本は、1991年軌跡社から刊行された『慈愛による差別ー障害者は天皇制を見限り始めた』。このたび増補リメイクし新装増補版として復刊!
北村小夜さんは、現在94歳、1925年治安維持法の年に生まれた。
天皇のために死んで靖国に祀られるため看護婦の道を選び、敗戦は満州で迎え、めぐり合わせで八路軍と行動を共にした。その1年の間に、自分の考えは間違っていたと気付く。
日本に帰国後は、教師になり特殊学級の担任をし、さまざまな体験の中で、発言し行動している。子どもを分けてはいけないことに気づき、共にまなぶ地域の学校づくりを目指してきた。
序章 軍国少女はつくられた
第1章 教科書にみる天皇・障害者
第2章 分に応じる障害者・分を越える障害者
第3章 障害者を排除し続ける学校
第4章 「健康」もスポーツも人間のものでなくなった
第5章 「巡行」にあやかる人・犠牲になる人
増補1 天皇制と道徳の教科書
増補2 パラリンピックは障害者差別を助長する
増補3 教育勅語から脱却できない日本人