「構造改革」の延長線上で、「市場化」は生産過程のみならず、人材の育成や生活保障にかかわる再生産過程にも及んでいる。「子どもの貧困」が問題となり、教育機会の平等性の揺らぎがさらに強まる現実のなか、本書は教育を「正義」から問い、平等主義に立つ教育政策のあり方を再検討する。『教育の分配論』の待望の続編、ついに刊行。
キャリア形成に役立つデータとその確かな見方を,やさしく解説した好評書の最新版。図表と解説が見開き2ページで完結し,ビジュアルで読みやすい。図表を最新のデータにアップデートし,章末の労働法コラムを一層充実。就活前の基礎知識の習得にも最適な1冊。
第1章 働き方の変化(阿部正浩)
複雑化する労働の世界
第2章 キャリア・デザイン(末廣啓子)
自分に合った職業とは何か?
第3章 求職と求人(神林 龍)
相手あっての「就活」「採用」
第4章 就職活動と大学教育(黒澤昌子)
やっぱり勉強は大事
第5章 賃金格差(松繁寿和)
なぜ人によって賃金は違うのか?
第6章 昇進と昇格(梅崎 修)
「出世」ってどういうこと?
第7章 労働時間と休暇(阿部正浩)
仕事と生活は両立可能
第8章 福利厚生(太田聰一)
意外と大事な労働条件
第9章 ダイバーシティ(阿部正浩)
求められる多様性
第10章 離職と転職(阿部正浩・黒澤昌子)
自ら会社を辞めるとき
第11章 解雇と失業(勇上和史)
仕事を失うとき
第12章 定年退職(松浦民恵)
いつかは引退の日がやってくる?
第13章 企業統治と従業員(久保克行)
変化する会社との関係
第14章 さまざまなキャリア(松繁寿和)
「カイシャ」以外で働く人々
漢字は幼児の脳には最高の栄養素。漢字絵本で遊びながら、みるみる言葉の力が伸びる。
日韓両社で技術開発をリードした著者による日本と韓国の「比較産業論」。
理論をしっかり身に付け、社会の様々な問題とその対策を考える。詳細な理論の解説、現実の課題への応用の紹介、ウェブでのサポート資料提供も充実!
特に若い指導者のために、著者の長年の経験から「B問題」対策について具体的に提案!「セット宿題」(家庭学習の工夫)を通して基礎学力の定着。「B問題」対策として充実した実例集を紹介(問題部分は複写可)
“箱の産業”から“場の産業”へ。渾身の三部作、ここに完結!フロントランナー15人とともに紡ぐ“建築新産業論”。
教師の役割や責任が変わりつつある今、教師教育も変わらなければならない。教師教育を変革するための最善の方法は何か。また、教師教育の成功をどのように評価するのか。本書では、教員養成と現職研修を見直すために有益な研究や調査を紹介した。OECD諸国の教師が直面している課題に着目するとともに、それぞれの社会的背景のもとで行われている具体的政策や実践とその意義を示した。
本書は、ベストセラーとなった『文化経済学入門』の続編として書かれたものである。「文化遺産の保存と活用」や「芸術支援」といった古典的な文化政策を超えて、文化産業や著作権、国際貿易等の幅広い分野を対象として解説する。グローバル化と情報化という大きな社会変化によって文化政策はどう変容しているのか?その現況を平易な言葉で解説したテキストの待望の翻訳である。
科学と科学者のあり方は?/科学では答えることのできないトランス・サイエンスとしての倫理・公共哲学的課題にどのように取り組むか?/今後の教養教育をいかにすべきか?3・11後の原発事故によって科学・技術と社会倫理に突き付けられた課題を統合的に考察する。
従業員の「伸びしろ=可能性」を伸ばすしくみを作れば人が一人前になるまで辞めない!人がどんどん育つ!リピーターが増える!食の演出家&経営コンサルタント“ジェームズ大久保”が教える非常識経営の秘密!
自分と異性のこころとからだを知りたい!障がいのある人たちの性教育の具体的な取り組み方を、実践例と学びの意義をまじえて、テーマごとに取り上げる。授業の指導案づくりに!豊富な教材紹介!実際の授業後の気づき&解説。
法令解説は最小限、実際に企業がどう動くべきか具体的な実務対応を解説。いかに上司や役員を本気にさせて、コンプライアンス整備をおこなうかを指南。賄賂を受け取った場合などの危機管理対応までカバー。実際に利用できるコンプライアンスの本書オリジナルの規程集や研修テキストのサンプル付。
「制度会計論」+「実験会計学」→よりよい社会を考究する!会計基準のコンバージェンスおよび会計不正等の問題をゲーム理論と経済実験により分析してあるべき制度を提示。