書店員の職を失い途方に暮れる一葉が出合ったのは、言葉と言葉が深いところでつながり連なる「連句」という不思議な場。前の句に寄り添いながら変化していき、あたらしい世界へと至る連句の体験を通して、一番にならなくてもいい自由で豊かな居場所を得た一葉は自分のペースで歩き始めるー。亡き祖母から受け継いだ豊かで穏やかな縁、書店での経験からはじまった思わぬ依頼…。おぼろげに見えてきた未来へと一歩を踏み出す勇気が胸に満ちてくる、かけがえのない物語。
現代人は様々な「悩み」を抱えています。夫婦・恋人、上司や部下のことなど。誰にも相談できず、一人で悩み続けています。職場や友人の前では顔で明るく振る舞っていても、心の中では悩みがいつまでも引っかかっています。本書は仏教の言葉をやさしく解説し、現代の生活に当てはめています。それらの言葉を口ずさむことにより、悩みは消え、勇気がわいてきます。
ディズニーキャラクターと読む名著シリーズ第3弾。「シェイクスピア」の喜劇、「夏の夜の夢」「から騒ぎ」「お気に召すまま」「ベニスの商人」や、悲劇、「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「オセロ」「リヤ王」などのセリフを、「アリス」の勇気ある冒険の世界観と合わせて「強く生きる女性」をテーマに紹介していきます。この1冊で、大人なら知っておきたいシェイクスピアの名セリフが学べます。
どんな動物でも生きていくためにはコミュニケーションが必要だ。人間は言葉を使って意思を伝達するが、言葉を持たない動物たちはどのような方法で意思の疎通を図っているのだろうか。実はすべての動物たちは、人間の言語に相当する精密なコミュニケーション手段を持っており、我々が想像できないほど豊富な情報交換を行っていることが明らかになってきた。動物のうなり声や鳥のさえずりは、従来は単なる感情の発露と見られていたが、実際には自分が今感じていることではない何かを、意志を持って伝達しようとする「リファレンシャル(対象指示)コミュニケーション」が多く含まれることがわかってきた。本書は、こうした動物のコミュニケーション能力に関する最新の研究結果を、豊富な写真やイラストを使って分かりやすく解説している。
第1章 動物のコミュニケーション
人間の世界では、言語はコミュニケーションの重要なツールである。一方、動物の世界では、言語以外のさまざまな手段で情報が交換されている。動物たちは一体どのような方法でお互いのコミュニケーションをとっているのだろうか、昆虫から哺乳類まで、豊富なフィールド調査の成果に基づき明らかにする。
第2章 社会生活
動物のコミュニケーションは、あいさつ、求愛の儀式、子育てなどにとどまらない。群れの文化的伝統の継承、グループの意思決定を行う民主的システムなど、人間の世界と同じ高度なコミュニケーション手段を持っている。これらの手段は、動物たちの社会生活の基盤を構成している。
第3章 知らなかった世界
動物のコミュニケーションについて科学的な調査が進むにつれ、そこには私たちがまったく知らなかった世界があることがわかってきた。動物たちは、我々人間の想像をはるかに超える高いレベルで情報交換を行っている。こうした事例を通して自然についての理解を深めることができれば、私たちと動物たちの間に新しい関係が構築されるだろう。
他人の評価に振り回されてしまう、思い通りにいかないことばかりでイライラする、周りの人とつい衝突してしまう…そんな「人生の悩み」をすべて解消する禅の100話。
日本全国で活躍する先生たちに聞きました!
あなたの教育実践を支えてくれた、「忘れがたい言葉」は何ですか?
◎この言葉が子どもの心に響いた! この言葉で子どもが変わり始めた!
◎悩んでいるとき、あの先輩の一言で心が楽になった! 道標になった!etc.
迷いながら、試行錯誤をくり返しながら、奮闘続ける先生たちのストーリーが、読者の先生方の明日への一歩につながります。
第1章 子どもとの間で活きた言葉
第2章 保護者との間で活きた言葉
第3章 同僚・管理職との間で活きた言葉
第4章 自分の人生を支えている言葉
近年、「クールジャパン」という言葉に代表されるように、 日本の文化や思想の素晴らしさを再発見しようという機運が高まっていますよね。日本人が古来より育んできた思想は、 現代に生きる私たちの悩みを解消し、 毎日に彩りを与えるヒントが詰まっています!
ディズニーの7人のプリンセス、白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫(眠れる森の美女)、アリエル(リトルマーメイド)、
ベル(美女と野獣)、ジャスミン(アラジン)、ラプンツェル(塔の上のラプンツェル)。この7人の恋から学ぶ、ハッピーエンドの迎え方。
それぞれのプリンセスは性格も、置かれた状況も違います。これらのプリンセスに読者の気持ちを重ね、幸せへと導く言葉集です。
つらいとき、悲しいとき、迷ったとき・・・・・・、プリンセスたちの言葉を思い出せば、必ず答えが見つかるでしょう。
白雪姫・・・・・・純粋無垢で母性あふれるプリンセス
シンデレラ・・・・・・夢はかなうと信じる心の強さを持つプリンセス
オーロラ姫・・・・・・真実の愛を求め、辛抱強く待ち続けたプリンセス
アリエル・・・・・・好奇心旺盛な行動力バツグンのプリンセス
ベル・・・・・・まわりに流されない聡明で勇敢なプリンセス
ジャスミン・・・・・・本質を見抜き、ルールに縛られないプリンセス
ラプンツェル・・・・・・夢をあきらめず、踏み出す勇気をもつプリンセス
幻の名著、待望の新装版。抱腹絶倒フィンランド留学体験記。やっぱりフィンランドで勉強してよかった!
このひと言が人生を照らす。
なぜ、片道3時間かけて通う子が続出するのか?ニシカド式=お母さんの言葉がけ×「暗記力・ノート力・作文力」アップ勉強法。
あいうえおのリズムにのって、たべものたちがつぎつぎにあらわれる、ゆかいなことばあそびのえほん。
日本には四季の移ろいを楽しみ、自然の美しさを讃える多くの言葉があります。日常生活で使いたい心に響く約640の言葉と表現を収録。和の心を感じる風習も文章とイラストで解説しました。
「伝説のセラピスト」の言葉を紹介、解説。初心者は、最初から熟読を。中堅・ベテランも、パラパラとひもとくうちに、必ず大切な気づきが得られる1冊。
敏夫よ、生涯一度は「鬼の口」に飛び込みなさい!
なぜ彼は“日本一のリーダー”になれたのか。
今こそ知るべき、「女傑の母」の名言集!
ベストセラー『清貧と復興 土光敏夫100の言葉』に続く第2弾。
古典のエッセンスをこれ一冊で!
デカルト、パスカル、ニーチェなど、後世の思想家たちに影響を与えた、フランス・ルネサンス期の思索と経験の書『エセー』。随筆という意味での「エッセイ」の出発点であり、数々の名句が散りばめられた知識人の教養書としても知られる。
いつかは挑戦してみたい古典の名著ではあっても、その分量(全3巻107章、白水社版で全7冊、2000ページ超!)に尻込みしてしまう読者も多いだろう。でも心配ご無用。
『エセー』を気軽に味わうための格好の案内図となるのが本書である。「仕事について」「名声について」「結婚について」「夫婦について」「快楽について」「老いについて」……テーマごとに印象深い名言が厳選されており、テーマを眺めるだけでもモンテーニュの関心が身近で日常的な、我々人間にとって普遍的・根源的な問いであることがよくわかる。『エセー』に正しい読み方などない。どこからでも気になったところを好きなように読んで構わないのだ。宮下志朗氏による新訳の軽妙さにも、親しみが増すこと間違いナシ。「名言篇」に続く巻末の「要約篇」では、『エセー』全章の内容がコンパクトにまとめられており便利。1日1名言で、『エセー』があなたの「人生の書」となるだろう。
S・I・ハヤカワ氏が一般意味論の方法を用いて著した『思考と行動における言語』等を読み解きながら、日常のコミュニケーションにおける適切な言葉の使い方を掘り下げる。事象を言葉を用いて表現する「抽象化」について考察する。著者が少年時代を過ごした兵庫県安木を訪れたことを綴った「ふるさと帰行」も収載。抽象と具体の考察をライフワークとする著者によるコミュニケーション言語研究。
「自分の逃げる姿勢というものは許せない」--瀬戸内寂聴さんをはじめ、大江健三郎、石牟礼道子、菅原文太、やなせたかし各氏など、三七人から直接聞いた印象深い言葉を紹介。戦争、原発、公害、えん罪、基地問題など、権力に抗し、あくまで人びとの側に立ち筋を通したそれぞれの人生を、豊かな筆致で描く愛蔵版エッセイ集。
誰もが回顧する、「あのとき言えていれば」という甘美な思い。だが、愛を口にできなかった者たちの物語とは、愛が成就しなかった者たちの物語でもあるー。『ブロークバック・マウンテン』『フィールド・オブ・ドリームス』『プリティ・ウーマン』…。スクリーンに映し出される一瞬の歓喜と哀切を鮮やかに手腕で浮き彫りにする珠玉の三十二編。