わが国の創造的自主技術の開発には基盤技術を育てることがポイント。情報・材料・エネルギーの専門家が“開発動向”と“将来展望”を解説。
エネルギーの枯渇と環境の汚染が指摘されている現在、無限にふりそそぐ太陽の光と熱をいかに効率よくとらえ、利用してゆくかが、将来のエネルギー問題を解決する大きな関心となっています。本書は、近年の急速な技術的進歩とともに実用化されてきた太陽エネルギー利用の現状と将来について、光・熱の直接的なエネルギー化はもとより、光合成、波力・風力利用などにわたり解説したものです。
ゼロ成長の恐怖から脱出するには、「ハード充足」突破の内需創造しかない!いままでの経営戦略では企業は生き残れない。世界第2の巨大市場日本で「売れるネタ」は何か。隠れたニーズに応える有望商品を見抜く目が今こそ求められる。
本書は、大学の一般教育課程における化学の教科書ないし参考書である。化学の基礎となる通論とともに、無機物質および有機化合物の簡単な記述を含んでいる。高等学校で化学未履修でもよく理解できるように工夫されている。
物理化学の講義を聞いた後で、自ら演習問題を解いてもることは、理解を深め実力を養うためにぜひとも必要なことである。本書は少ない問題で最大の効果をあげ得るよう、厳選した問題で構成されている。また、最後の総合問題の章では、日常生活や自然現象と物理化学のつながりを考える手がかりとなる問題をとりあげ、化学系学生のみならず、すでに社会で活躍している方々にとっても参考となる部分が多いであろう。
「手法革命」に乗り遅れた企業は衰退する。新しい変革の原理を明かし生存の道を示す。
私たちの身の回りを見渡してみると、実に多くのハイテク商品にお世話になっているのに改めて驚く。「当世からくり考」は、『科学朝日』の編集部員が、毎月1点のヒット商品を取り上げ、開発担当者に会い、その商品がどのような技術を駆使しているのか、あるいはどんなことで苦労しているのかを聞き出して記事にまとめたものである。ここでは、連載された中から、とくに身近な商品30点を選び出した。
霊峰比叡山、開創されて1200年ー。以来、大乗仏教の法灯は絶えることなく山に輝き、王城の地を照らし、学と業の根本道場として、一貫して日本仏教を領導しつづけてきた。本書は、伝教大師最澄の求道の生涯に想いをはせ、深遠な天台教学に接し、厳しい学道修業に参入し、三塔十六谷の霊地を辿りつつ叡山仏教の真髄に導く。歴史、教義、業、伽藍、門跡寺院等、叡山のすべてを、1200年の記念の年を讃えて、最適の筆者が、最新知見をもとに説く恰好の天台宗入門である。
企業を伸したヒット商品、新ビジネスのルーツを、あなたは知っていますか?開発担当者がどのように考え、工夫したかを実例で紹介しましょう。これからは創意工夫の時代です。本書を読んで「私も」と発奮してください。