スイスのベテラン・ハード・ロック・バンドの2年ぶりの9作目。同じメロディアス・ハードでも北欧系と違うのは、地域性からかジャーマン・メタルに近いヘヴィネスと、スッキリと洗練されたサウンドを聴かせるところ。ハード・ロックにもお国柄があるのが面白い。
「意識のクオリア」も五感も、すべては錯覚だった。「心は脳が作り上げた幻想である」ことを述べた著者が、自己意識や五感が錯覚であることに的を絞って説明。
ナカコーこと中村弘二(元スーパーカー)のプロジェクト、iLLのライヴ映像作品。2006年12月20日に恵比寿リキッドルームで行なわれたライヴ・インスタレーションの模様で、映像と音楽が繰り広げる独特のイリュージョンが体感できる。
2006年10月放送開始のTBS系深夜TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』のサントラ・アルバム第2弾。軍事大国に占領された日本が舞台の緻密な物語を彩るBGMのほか、挿入歌も収録している。
97年に平均年齢14歳でデビューし、「キラメキ☆mmm bop」が世界的ヒットとなった兄弟バンドの3年ぶりのアルバム。2006年末に配信限定チャリティ曲として発表した「グレイト・ディヴァイド」は、エイズで苦しむ南アフリカの子供たちをコーラスに迎え、力強いメッセージをポップな曲に込めた。
UKの新進バンドのファースト・アルバム。本国に先がけての日本リリース。マテリアルが秀逸だ。どの曲も印象的なメロディをもち、センスのいいギターのリフが印象に残る。ダンス・ミュージックとパンク・ロックが絶妙に融合されたサウンドは、ほどよく耳に心地よい。