高齢者のみならず若年層の患者においても、義歯装着時に起きるトラブルは単一の原因ではなく、多くの要素が複雑に入り組んで生じているものである。よってトラブルの原因は、この現象でこの症状が発現するとははなはだいいにくい。そこで本書ではトラブルへの対応方法や原因について、できるだけ多くの具体例を通して考えた。それと同時に患者との会話のなかにどのようなヒントが隠されているのかも、会話の具体例をあげて解説した。
チェアサイドでの時間には限りがある。患者に伝えるべきことや患者自身が抱く疑問、不安にしっかり答えるには、要点を絞って説明しなければならない。そこで本書は、歯科医院で患者説明において重要度の高い14のトピックを、患者向けにそのまま話せる説明用台本としてまとめた。トピックごとの専門家による確かな知識に基づいて、解説ができる良書である。イラストや図で伝わりやすい「説明用カード」つき。
Chapter1 プラークコントロールの大切さについてこう説明しましょう Chapter2 歯石がついているとなぜよくないかこう説明しましょう
Chapter3 歯周病をどのように治すかは、こう説明しましょう
Chapter4 う蝕のリスクは人によって異なります患者さんのリスクに沿った説明をしましょう
Chapter5 フッ化物の安全性は、こう説明しましょう
Chapter6 酸蝕歯が気になる患者さんに、こう説明しましょう
Chapter7 唾液の役割や唾液減少の原因をこう説明しましょう
Chapter8 口臭が気になると訴える患者さんにこう説明しましょう
Chapter9 歯周病と全身疾患の関係についてこう説明しましょう
Chapter10 服用薬が歯科治療にも関係することをこう説明しましょう Chapter11 喫煙がお口の健康に与える影響についてこう説明しましょう Chapter12 妊娠による口腔内の変化と赤ちゃんへの影響をこう説明しましょう
Chapter13 ホワイトニングが気になる患者さんにこう説明しましょう Chapter14 お子さんにMFTが必要な理由はこう説明しましょう
本誌は、ドイツ発の「the International Journal of Esthetic Dentistry」の日本版。創刊9年目を迎え、今年も強力な著者陣に執筆を依頼。外見だけの審美性を追い求めるのではなく、歯周組織との調和や歯列全体としての機能、そして時代が求めるMIを追求した包括的症例から、読者に審美修復の本質を問いかける。また、海外論文では二ケイ酸リチウム製片側リテーナー接着ブリッジ、および無形成のラミネートベニアについて紹介。この1冊で、世界の潮流をその手に。
A case of esthetic restoration and improvement of sleep apnea under minimal tooth preparation after periodontal treatment and aligner orthodontic treatment
歯周治療とアライナー矯正歯科治療後に、最小限の支台歯形成のもとで審美修復と睡眠時無呼吸症候群の改善を図った症例
Minimally invasive treatment for aesthetic restoration using digital technology and Er,Cr:YSGG laser
デジタル技術とEr,Cr:YSGGレーザーを用いた低侵襲審美修復治療
Anterior esthetic restorative treatment with material selection for long-term predictability
経年的予知性を考慮しマテリアルを選択した前歯審美修復治療
A case of malpositioned dentition with congenital absence of permanent teeth treated with orthodontic treatment and bonded bridge (RBFPDs: resin-bonded fixed partial dentures)
永久歯先天性欠如をともなう不正歯列に対し、矯正歯科治療とBonded bridge(RBFPDs:resin-bonded fixed partial dentures)にて対応した1症例
Esthetic and functional oral rehabilitation performed on existing implants
既存のインプラント上に行った審美的・機能的な咬合再構成の一例
Clinical management of lithium disilicate single-retainer resin-bonded fixed restorations
二ケイ酸リチウムシングルリテーナー接着ブリッジの臨床
Non-prep veneer technique: an analytical laboratory model approach
ノンプレップベニアテクニック:分析的ラボラトリーモデルによるアプローチ
Giuseppe Romeo/Georgi Iliev
子どもの歯を守るーそれはすべての歯科医師の願いです。歯科医師と患者さんの共通知識として外傷の予防と外傷時の対応、そして現代の外傷歯を救う治療の概要までをコンピュータグラフィックスや写真を使い、やさしく解説。歯科医院において広く普及し、歯を守るための知識、臨床術式の基本の理解に役立つ一冊。
日本に、さらに質の高いアライナー矯正治療を根づかせるために。 本誌は、先人たちの積み重ねによって確立されてきた矯正歯科のセオリーとエビデンスに基づいたアライナー矯正治療のあり方を伝える「Journal of Aligner Orthodontics (JAO)」の日本版である。矯正歯科臨床に携わるすべての歯科医師、および新しい矯正歯科の治療技術に興味のある歯科医師向けに、原版翻訳ページにて日本の臨床家が目指すべき世界レベルのアライナー矯正治療の技術と知識を、日本版オリジナルページにて日本の現場で使えるアライナー矯正治療のオプションや実際をお伝えする。
小篆は、古代文字のなごりを色濃くとどめている大篆を基礎に、今から2000年以上前の中国の秦代(紀元前3世紀頃)に成立した書体であり、篆刻・印章の基本となる文字です。なかでも鉄線小篆は篆刻の陽文印(朱文印)に最もよく使われる字体です。本書は、伝統的な字体を正しく守りながら、より現代にふさわしい美しい形を追求した、「現代に生きる」篆刻デザイン文字集です。
インプラント治療が普及した現在、インプラント周囲炎などの問題が増加している。本書はそのような背景をふまえ、インプラント治療においてリスクが高い歯周病の既往のある患者に対して、歯周病学的配慮がなされた安全なインプラント治療をいかにして行うかを整理した一冊である。術前検査、治療計画、同意書の作成例からメインテナンスに至るまで、各治療ステップの重要事項を凝縮した、臨床において有用なガイドラインとなっている。
■CHAPTER 1 術前検査
■CHAPTER 2 治療計画の立案
■CHAPTER 3 インフォームドコンセント・同意書の作成
■CHAPTER 4 歯周病患者におけるインプラント治療の現在
■CHAPTER 5 手術環境の整備
■CHAPTER 6 インプラント手術時および術後のトラブルの予防と対応
■CHAPTER 7 上部構造への歯周病学的配慮
■CHAPTER 8 メインテナンス
■CHAPTER 9 インプラントのメインテナンス時におけるトラブルへの対応・対策
著者は、30年以上にわたり地域にて歯科医療を提供しながら住民のお口の健康を守り支えている。その傍ら、香川県・三豊市の父母ヶ浜(日本のウユニ塩湖として知られる)の過度な観光地化や環境問題を憂い、日課となっているゴミ拾いを続けながら、スマホで日々の情景を撮り続ける。本書は、地元の花と自然をこよなく愛する歯科医師による父母ヶ浜2000日以上の足跡(記録)が、多数の写真とともに綴られたフォトエッセイ集である。
「訪問歯科診療って、どのように始めればいいの?」「訪問歯科診療をスタートさせたけれど、患者さんがななかなか増えない」こんな悩みに答えるため、ある歯科医院をモデルに、訪問歯科診療をスタートさせ、クレームやスタッフの問題でつまずきながらも、軌道に乗せていくー訪問歯科診療の成功への道筋を、小説仕立てで語る。超高齢社会に突入した現在、訪問歯科診療が歯科の需要を飛躍的に高める。
詩歌に内蔵された夢のかけら、幻視の流星群が物語世界となって立ち上がるー。物語の原点から遺作『さらば箱舟』の最期の加筆構想までを収録。
歯科院内感染対策に必要な、滅菌・消毒・洗浄・バリアテクニックの、原則と実際の方法を、日本歯科医学会厚生労働省委託事業に基づき作成された「一般歯科診療時の院内感染対策に係わる指針」などに則して、わかりやすく、簡潔に解説した最新実践マニュアル! また、バリアテクニックは、たくさんの写真を用いてわかりやすく説明。使用している器具・材料が実際にいくらかかるのかなども示した。
PART 1 院内感染対策の基本
PART 2 洗浄・滅菌・消毒
PART 3 バリアテクニック
歯周治療の基本を再確認する、教科書には載っていない、本音の説明。イラストのユーモアたっぷりの表現を添えたガイド。