性にまつわるコレクションに取り憑かれた17人の男たち。世間は彼らを“変態”と呼ぶ。しかし、その道一筋に生きる姿には、滑稽さと哀しさが漂う。女斗見(みとみ)といわれる女相撲マニア、美女切腹(?)ファン、秘画秘本・ワイ本・ビニ本・大人のオモチャなどの各収集家、さらにはフンドシフェチ、犬なしではいきられない男など、昭和を代表するスケベ人生を集大成。
世に言われる「変態」は、変わった人ほどの意味合いしかないものだが、ここに登場する「変態さん」たちのそれは、ファッションやシャレではなく、変態であることを生き方として選び、変態であることでしか生きられない人びとである。彼らがその行為によって得られるのは、賞賛でも栄光でもなく、一瞬の快楽だけだ。それでも「変態」であろうとするのはなぜか?変態さんを白日の下にさらした傑作。
そもそも、オペラは声を楽しむものだなんて、誰が決めた?音楽がいちばん大事なんて、誰が決めた?つまらない思い込みを捨てて、「総合芸術」であるオペラ本来の強烈な姿を見よ。これが、現代を生きるわれわれならではの、新しくて楽しくてハッピーなオペラ鑑賞法だ。
本書は、材料科学の基礎となる考え方を、初学者にわかりやすく記述したものである。最新の材料科学の発展に留意しつつ、材料科学という学問分野の中で、年月の経過に耐えてきた基本的事項の記述に重点をおいている。
社内報は「ドラえもんのポケット」-「会社の元気」の素がいろいろ飛び出す不思議なメディア。日本一の社内報をつくり上げたベテラン編集者が、その編集ノウハウを公開し、新しい可能性を探る。経営者も必読。
初学者である学生に材料科学の神髄を伝える、平易でしかも高度な内容を含んだ教科書シリーズ。本書では、材料組織の形成機構を基礎から理解することに重点を置いている。
この半世紀の間に、生物学は大きな変容を遂げた。著者は、この時代を、研究の現場で送り、その歴史的変容を当事者として観察し、体験できるという幸運に遭遇した。この幸運を科学者以外の人々と共有すべく、自らの学問上の推移と個人的エピソードを変容する生物学に投影させつつ記している。科学者といえども、その旅程は、より大きな時代の流れの中での科学の変転とも、個人的感性の変化とも、無関係ではないのだ。
コンクリート標準示方書施工編の各条項は、構造物の耐久性を可能な限り良くするよう配慮されたものであり、構造物の耐久性能照査は従来からいわば間接的に行われていた。今回の改訂では、はじめて直接照査する方法を採用した。
メーリアンの『スリナム産昆虫の変態』は、従来の博物図譜のスタイルを一変させた。蝶や蛾が、幼虫、蛹を経て成虫に至るプロセスを、一図に描き収める手法は、博物図譜に“時間の経過”を導入することであった。他に、リンネが絶賛したエーレト『花蝶珍種図録』、イギリス蝶類図譜の最高傑作といわれる、ハリス『オーレリアン』。18世紀の三大蝶譜を、一冊に収める。1991年10月に株式会社リブロポートから刊行された『ファンタスティック12』第8巻「昆虫の劇場」をもとに、大幅に図像を差し替え、新たに「イメージ解読のための図像学入門」を書き下して構成。
笑顔が女神様のように美しい橋本先生(男)は秋広の通っている高校の化学の先生でおまけに運命の恋人でもある。ところが、ある日マンションに遊びに行った秋広が見たものは他の人とHなコトをしてる先生の姿だった…!?「変態天使の純情」待望の第2弾がオール書き下ろしで登場!!先生のマンションに住む隣人までも巻き込んだ可愛くて、Hでちょっと哀しいラブストーリーの結末は。
深遠なる人間世界の秘密はすべてここにあった。謎と掟に満ちた面白Animal Essay。
アメリカはこの書に恐怖した。今こそ祈るがいい、ろくでなし野郎ども!この本は、彼の創作活動において、「アンチクライスト・スーパースター」と「メカニカル・アニマルズ」のあいだを橋渡しする、1枚のアルバムなのだ。
本書に書いた変体がなや連綿の用例、そして作品につきましては、原則として古典にのっとって執筆するようにいたしました。字母をよくご理解いただき、何の字をくずしたものかを心得て書けば、いろいろと応用がきいてまいります。練習にあたっては、緩急・疎密・間の取り方・入筆の方向・構成などにも留意して書いてみて下さい。連綿の用語例は手紙などへの利用を考え、現代の日常語も載せました。
次世紀、イモムシ国家ニッポンは美しいチョウとして飛翔できるか。生命と国土の安全保障を形にする、生き物に学び直す60篇の詩。