冷戦後アメリカの東アジア関与の意味と方向性を多面的に理解する。アメリカのアジア政策の動態を、政策方針の歴史的な積み重ねと、国内要素が与える影響を意識しつつ、明らかにする。
新薬発見!たった3日間の入院で「読めるけど聴けない病」が治ります。いつまでも、「読むのは得意なんだけど…」と言い訳をしている方には特に効きます。
本書は、現代における財務管理の実務を、体系的に平易かつ簡潔にまとめた財務管理実務の基本書です。
剣道を教科として指導していくためには、実技能力のみならず、武道、剣道の歴史、文化性、技術特性、運動特性、指導法、評価法等の科学的知見も必要と考えられる。本書は、こうした剣道指導の基礎となる理論的背景について、複数の著者がそれぞれの専門分野からその研究と教育のユニークさを発揮して、分担執筆したものである。
日本の鬼、古代ギリシアのダイモン、西洋中世の異端狩り・魔女狩り等の考察を通して人類の魔物観の普遍性と差異性を浮彫りにし、歴史に埋もれた意味を解読する。名づけえぬ対象を指す万能のゼロ記号“もの”をめぐる異色の人類文化史。
大学を大学の理念・組織・活動・戦略を含むアカデミックな経営計画、キャンパス環境の計画・整備・管理というフィジカルな施設環境経営、地域や都市の再生という都市経営の視点から見たとき、大学は、いかなる像を描き、戦略的なアカデミックプランとキャンパスプランを立案・マネジメントし、地域・都市との連携のなかでどのように実現化してゆくことが可能なのか?広大で多様なキャンパス環境を、地域のなかでどのように位置づけ、つないでいくのか。高度知識社会の時代を迎え、多様な情報の公開や施設開放等を通じて、地域や都市の再生とどのような関係を構築していくのかなど、本書は、社会との新しいパートナーシップによる大学と地域再生の方向性について、様々な方面から検討している。
独特な強靱性を発揮する転換後の体制の本質について、今後を占う的確な分析を展開する。
「近代説話」同人である直木賞作家が仏教文学の真髄を語り合う。
本書では、国際会議に関連した科学英語のチェックポイントを簡明に整理。国際会議への参加手続き、英文レター、論文投稿、会議終了後の大学研究室・研究所への訪問、Eメールの書き方、電話の際の英語などが、著者の豊富な経験にもとづいて具体的に解説されている。はじめて国際会議に出席する人はもちろんのこと、経験者にとっても要点の再チェックにきわめて有用である。
なぜ歴史的環境の保全は必要かという原論から、歴史、制度、技法、実践例までを、豊富な事例とともに網羅。古器旧物保存方(1871)から景観法(2004)までを扱う。さらに欧米及びアジア諸国、世界遺産など国際協調による都市保全についても詳説。詳細な年表と東西の歴史的文書等を巻末に収録。これからの環境保全型まちづくりに必須の基本図書。
幻想的・黙想的な詩作で知られるコウルリッジの、人間と文芸をめぐる豊かな精神性を示す哲学的思索。知識の体系の統合原理を追求した表題の作品をはじめ、文芸批評の方法・美の本質・理性と悟性などについての好エッセイ四篇を収める。