従来の理論的枠組みや対象、アプローチ等に対し、現代の実証研究やこれまでとは異なった実態への考察によって、どのような視座を投げかけ、現実的課題を解決できるのか。
序章 現代農業経営学の到達点と課題
第1部 農業経営を取り巻く環境の変化
第1章 ソーシャルなものを農業経営に活かす…………… 立川雅司
第2章 オーガニックマーケットの実態と有機農産物…… 李ジェヒョン
第3章 後発途上国と農業経営学 ………………………… 安藤益夫
第2部 農業経営の新たな主体
第4章 家族経営研究の国際的展開と女性農業者論 …… 内山智裕
第5章 日本の農業における女性の役割の検証
……… A.M.タマラ・P.アタウダ
第6章 農業経営における女性の経営参画 ……………… 藤本保恵
第7章 韓国の女性農業経営者の成長過程と要因
………… 川手督也・鄭 銀美
第8章 家族農業経営と女性のライフヒストリ - ………… 原 珠里
第3部 農業経営の成長と経営戦略・経営管理
第9章 認定農業者の経営管理に関する現状分析と課題
…………… 鈴村源太郎
第10章 農作業のタイムスタディと農業経営研究………… 平泉光一
第11章 水田経営の規模拡大と農地集積戦略…………… 八木洋憲
第12章 北陸地域の集落営農の新たなビジネスモデル … 宮武恭一
第13章 韓国の大規模水田経営における農家間の協調戦略
……………… 李 裕敬
第14章 中国吉林省における稲作構造変化と大規模経営の成長
……………… 劉 徳娟
第15章 パラグアイの稲作を先導する大規模農場の技術と経営
…… ヨコタ・Y.J..ヨシフル
第4部 農業経営の事業多角化
第16章 「村おこしアグリビジネス」再考…………………… 竹本田持
第17章 農商工連携,6次産業化における製品開発と市場対応
……………… 杉田直樹
第18章 6次産業化の実態と農業の経営改善に及ぼす影響
……………… 小林俊夫
第19章 農林漁業経営の多角化方策としての子ども宿泊体験活動
…………… 鈴村源太郎
第20章 震災からの水産業再構築と6次産業化 ………… 飯坂正弘
大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。そこには本人の意志以外の、何かほかの要因が働いているのではないかーー緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。日本の男女格差の一側面を浮彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。
日本の教員・学校管理職をめぐる人事制度の真実に迫り、女性教員をめぐる「システム内在的差別」の実態を解明する。全国調査、複数の自治体への調査・分析を通じて、「管理職任用制度」と「教員個人のキャリア形成への契機」という2つの視点から、「女性学校管理職はどうすれば増えるのか」への答えを導き出す。
生命と環境をめぐる最前線テーマ、「誕生前の死」を初めて捉える。
本書は、10年、100回以上にわたって行われている「精神分析的精神療法セミナー」の実践記録を基に、今までの類書にない新しい効果的演習方法を公開するものである。神経症圏からパーソナリティ障害、精神病圏といったあらゆる精神疾患を取り上げ、スーパーヴィジョンによる症例の徹底検討とそこから浮き彫りにされる基本的精神分析概念の学習討論を通して、精神分析的精神療法の基本的技法を身につけることができる。
顔にあざのある女性たちはどのような苦しみを抱え、どのようにその只中を生きているのか!?彼女たちによって語られたライフストーリー=「問題経験の語り」に目を向け、その存在や苦しみを可視化し、「問題経験」の軽減の方途も探ろうとする、精緻な研究の成果。
Rによる実践と分析のセオリーを把握
数学の苦手な文化系の学生、実務者向けに、分析スキルの習得および理解を目的としてまとめたデータサイエンス(統計学)の入門書です。計算はRに任せ、数学的な理解よりもまずは実践・実際的な理解を促します。
実際の課題(研究課題)を取り上げ、それを解くためのセオリーおよびデータ分析、結果のまとめ方、最後にまとめ(考え方)と類題といった構成で解説することで、目的(テーマ)に応じた分析の流れを学ぶことができます。
準備
Chapter 0 Rはじめの一歩ーこれだけで使えるR-
第1部
Chapter 1 グラフを描き、記述統計量を出すーRエディタを使うー
Chapter 2 統計分析はじめの一歩ー標準化と統計的仮説検定ー
Chapter 3 同じ人の異なるテストの平均点を比較するーTOEIC のReading とListening はどちらが難しいのかー
Chapter 4 異なる人のテストの平均点を比較するー音楽的能力は音楽経験の有無で異なるかー
Chapter 5 サンプルの小さい外れ値のある二条件(群)を比較するー電話をかける頻度に性差はあるかー
Chapter 5 発展 三条件(群)以上の対応のない順序データを比較するーサッカー選手はポジションによって性格が異なるかー
Chapter 6 二つの変数の関係性を数値化するー音楽的能力と数学の力の相関ー
第2部
Chapter 7 2×2のクロス集計表を分析するーボディランゲージは聞き手の理解を促進するかー
Chapter 8 名義変数の関係性を数量化し理論化を試みるー高校の時に好きだった科目と理系大学での所属学科に関連性はあるかー
Chapter 8 発展 名義変数間の関係性を2次元で表現ー対応分析ー
Chapter 9 テキストマイニングーパートナーに求めるものー
第3部
Chapter 10 同じ人の三つ以上の平均を比べるー理科嫌いは小中高のどこではじまるのかー
Chapter 11 二つの要因の絡みを浮き彫りにするーTOEIC リスニングのスコアはどうすれば上がるのかー
Chapter 12 複数の変数で一つの変数を説明するーキャンパス学食の満足度は何によって決まるかー
Chapter 12 発展 説明変数から二値データを予測するーオンライン授業の印象を分ける要因は何かー
Chapter 13 変数に共通する因子を見つけるー自分の心配や悩みを相手が受け止めてくれたと感じる言葉とはー
Chapter 14 人をグループに分けるー大学入学の動機によって人を分類してみるー
類題の解説・解答
参考図書
別表
生存を賭けた共同性の創造/想像とは何か?トランスナショナルな移動をなすコリアンの歴史と現在。
グローバル化と工業化が進む現代の食と農を多角的・批判的に分析し、対抗性を担う主体とその実践から、生命と地域に根ざした新しい視点を提示する。現代における「食と農の社会学」を基礎づける待望のテキスト。
本書は、進歩の著しい泌尿器科診断学の最先端を、多忙な泌尿器科医が日常診療で応用できるよう編纂したものである。前立腺癌や膀胱癌などの泌尿器科癌、尿路結石、不妊症、ED、尿失禁など、よく遭遇する疾患の診断法の実際と、目覚ましい進歩の見られるCT・MRIによる画像診断、将来さらに重要となる遺伝学的診断などが横断的に取り上げられ、詳しく解説されている。
イギリス流の、ほんとうの賢さとは何か?世界トップ10に入る通称“オックスブリッジ”両校の入試問題ではこんな超絶な思考実験が行われている!英国エリートたちの思考力を磨いてきたさらに「考えさせられる入試問題」、どこから読んでも面白い難問奇問、まだまだあります!
生命の“質”から生活の“質”へ。戦前の人口の“質”に関する論議から戦後の人口論まで、人口問題と社会政策をめぐる日本的系譜の全体像に迫る。
人口が減り始めた日本。
私たちは命にどう関わるべきか?
命についての問題ー生殖補助医療,育児不安,母性,親子,介護,人生の終末ーに直面し苦悩し,格闘する心を扱う「人口の心理学」の提案!
心理学のみならず,人口学,社会学,生命倫理,日本近代史の第一線の論客が結集し,少子化,高齢化,人口減少に直面する日本社会のあり方を問う。
◎目次
序章 人口の心理学の視点ー命と死と生涯発達 ●柏木惠子
第1部 誕生ー「授かる命」から「つくる命」へ
第1章 生殖補助医療・不妊治療のいまー心とテクノロジー ●小泉智恵・平山史朗
第2章 産む選択、産まない選択ー出生前診断 ●玉井真理子
第3章 近代日本社会と子どもの命ー子返しの習俗と規範の形成 ●太田素子
第4章 血がつながらない子どもの親になるー特別養子縁組による親子の形 ●富田庸子
第2部 親子関係ー「少子の子ども」と「長命の親」
第5章 子どもの価値ーなぜ、女性は子どもを産むのか ●永久ひさ子
第6章 育児不安を考えるーライフコースの激変とアイデンティティの揺らぎ ●柏木惠子・加藤邦子
第7章 もたれ合う家族ー日本の家族文化の問題 ●舩橋惠子
第8章 家族が変わる、老親介護も変わるー二一世紀の高齢者の介護と暮らし ●染谷俶子
第3部 命の終わり方ー「長命」は「長寿」か
第9章 人間の尊厳と死ー「死の尊厳」の語られ方を読み解く ●大谷いづみ
第10章 変わるお葬式、消えるお墓ーその実態と現代人の意識 ●小谷みどり
第11章 長生きすることー長命の価値と課題 ●森岡清美
終章 少子高齢社会の命と心ー現在とこれから ●高橋惠子
コラム
1 子どもの誕生と死の意味ー先人の日記や手紙からの示唆 ●柏木惠子
2 将来の日本がもつ人口問題とは? ●別府志海
3 日本の貧困 ●阿部彩
4 性・生殖と政治 ●高橋惠子
5 誕生のインファンティア ●西平直
6 生殖補助医療の死角ー当事者の視点から ●加藤英明
7 「マタニティ・ハラスメント」は女性の身体性への差別 ●杉浦浩美
8 結婚、出産の価値の変化 ●本田由紀
9 なぜ少子に虐待かー家族臨床から見えること ●平木典子
10 嬰児殺に見る命の重み ●川崎二三彦
11 「親孝行の終焉」の示唆するもの ●深谷昌志
12 平均寿命と健康寿命 ●菅原育子
13 介護保険制度 ●神前裕子
14 江戸時代の高齢化と看取りのシステム ●柳谷慶子
15 老人ホームに住むという選択 ●神前裕子
16 親孝行は美徳か?-親子間の資源の流れ再…
「ジェンダード・イノベーション」とは、男女のステレオタイプに陥ることなく性差を知的創造と技術革新に組み込んでいくことで、新たな開発や発見を実現するという概念である。世界的な大きな広がりをもって推進されつつあるジェンダード・イノベーションの本邦初の入門書。
食は医(薬)なりーー中国では古くから“医食同源(薬食同源)”の考え方が伝わっています。それによれば、「正しく食べれば病気にならない。病気は食の乱れなのでこれを正せばよい」ことになります。また、医学の祖・古代ギリシャのヒポクラテスは、「食べもので治せない病気は、医者でも治せない」と言い切っています。体調がすぐれないつらさ、病気の苦しみは古今東西、変わることはありません。医薬品などなかった昔の人々は、植物、動物、鉱物など、自然界の万物を薬と考えて、健康長寿の実現と、病気を治すすべを探求してきました。有史以前からそうして積み上げられてきた「食べて治す」知恵を、本書は柱としています。何千年もの歴史をもつ中国医学、上古のころ日本へ伝来して独自に発達した漢方医学、それに最新栄養学の科学的なデータと現代医学の知見をからめ、身近な食材を使って健康を保ち、病気を治すための、食養生の大事典にまとめあげました。症状別、病気別にどんな食べものをどのような形で用いると効果的であるかが事典形式ですぐに引けるので、いざというときもすぐにわかります。また、「女性」「子供」「高齢者」に特有な病気は、それだけで項目にまとめました。さらに「クスリになる食べもの」の章では、いま手元にある野菜や肉、魚がどんな効果を秘めているかを調べることができるようになっています。つまり、症状や病気からも、材料からも検索できる便利さです。
女性の生きづらさはどこからきているのか。その解消や緩和のために何ができるのか。臨床現場に近しい心理学者や実践家が真摯に向き合い,女性たちの声をすくいあげる。現代のジェンダーに埋め込まれた生きづらさ,マイノリティ性の問題に対して一石を投じる。
●第1部 子どもの生活とジェンダー
第1章 子どもたちの生活実態とジェンダー──さまざまな相談の現場から(小林幹子)
第2章 はじき出された少女たち──少年院の女子少年からみえる世界とは(鈴木育美)
●第2部 青年期をめぐるジェンダー
第3章 女子大学生の時間的展望──過去,現在,そして未来(都筑 学)
第4章 デートDV──「一心同体の恋人関係」に潜む危険性(松並知子)
第5章 性を超えようとする人たち──マイノリティと呼ばれて(薛 小凡)
●第3部 家族・子育てをめぐるジェンダー
第6章 育児休業の光と影ーー母親に取得が偏る実情が物語るもの(瓜生淑子)
第7章 「子どもを預ける」「子どもを預かる」──女性の仕事の格差と葛藤(清水民子)
第8章 母親の人生は誰のものか──障害児を育てる母親の語りから(沼田あや子)
第9章 保育という仕事──母性的ケアと労働のはざまで(五十嵐元子)
●第4部 社会のなかで生きぬく女性たち
第10章 女性が女性を支援すること──支援される者との対等な関係は成立可能か(沼田あや子・五十嵐元子)
第11章 女性と非正規労働──派遣労働に着目して(田口久美子)
第12章 「となりにいる」フェミニストたち──the personal is politicalのいま(青野篤子)
第13章 戦争と平和と女性──被爆女性のライフヒストリー(青野篤子・田口久美子)