ジョン・フォードからイーストウッドまでーハリウッドにおける西部劇の歴史を総覧し、映画にとって、アメリカにとって西部劇とは何だったのかを明らかにする、圧倒的書き下ろし長篇評論!西部劇は今、誰も知らなかった新たな相貌を見せる。図版200点収録!登場人物1000名以上!670作品を紹介!
『哲学者の書』はなぜ幻の書で終わったか。1870年代後半の思想的転回を追究し、古典的で健康な人間の「強さのペシミズム」と近代ロマン主義的な「下降としてのペシミズム」の間で「自由なる精神」を模索するニーチェの思想営為を照射する。研究の刷新を目指す意欲策。
本書の初版本『絶後の記録ー広島原子爆弾の手記』(中央社・昭和二三年一一月刊)は、永井隆『ロザリオの鎖』(ロマンス社・昭和二三年六月刊)と並んで被爆後もっとも早い時期に刊行された単行本の原爆体験記のひとつで、一〇数カ国に翻訳されている。
メディアでも活躍中、全国を跋扈して怪異体験談を蒐集する怪談社。闇の奥底より溢れ出す怪異の語り部による新シリーズいよいよ始動!オフィスの倉庫に響く、聞こえるはずのないため息「いるはずない」、ある旧家に残されていた奇妙な手紙、綴られた恐るべき内容とは「命がない」、神隠しのように忽然と消えた最愛の弟。調べるうちに悍ましい異形にたどりつく「言葉じゃない」、怪異に彩られた男ふたりと少女ひとりの奇妙な同居生活の行方…哀切の怪奇譚「愛を知らない」など71篇を収録。
なぜ介護記録が重要なのかがわかる。根拠となる介護保険法・厚生省令の抜粋つき。ケアプラン←→訪問介護計画←→介護記録などの具体例から記録に何をどう書くのかがわかる。訪問・通所・施設各々のケアプランや介護計画書の書き方もわかる。「要介護」についてなど基礎知識も解説。
本書は、著者ビオン自身がケースを提示しつつ、精神分析と精神病理論について書いた8本の論文に、自らが再び思索を深め“Second Thoughts”、詳しく解説を加えたものである。フロイトからクライン、そしてビオンへと続く系譜は、対象関係論を支えてきた流れであり、今日の精神分析を理解するうえで、ビオンの存在はあまりにも重要なものとなっている。しかし、ビオンは、多くの精神分析理論に関する書籍を残しているものの、自分のケースを提示し、論文の形式で論考したものは、本書『再考』以外には存在しない。『再考』には、実際のビオンのケースの様子が垣間見られ、そこからいかにして後年の精神分析理論が広がっていったのか、その萌芽を見ることもできる
一度きりの人生、誰もが100歳まで元気に生きたいと願うが、それが叶うのはほんの一握り。ならば長生きできる人と、そうでない人は一体何が違うのか?今も現役で活躍する生活評論家の著者は「長生きの秘訣は、いい意味での“手抜き”にある」と言う。人間関係だけでなく、掃除や料理においても力が抜けていて、かなり“いい加減”なのだ。「体の調子が悪いときはすぐ寝る」「『仕方ない』は魔法の言葉」「義理のおつき合いはしない」「人のよいところを見て、嫌な面は気にしない」「お惣菜や市販品もどんどんとり入れる」等々、心と体が軽くなること請け合いの一冊。
史上最大の生活保護法改正を機に、あらためてこの問題を考える!ケースワーカー、法律実務家、支援者必携!ケース記論文例収録。