本書は、歯科医師が治療を開始する前に、問診および問診票から得られた患者の治療中の医科疾患や障害・既往症等について、短時間で把握できるようにエッセンスのみ記述した。また、歯科医師が医科疾患をもつ患者の治療を行ううえで必要な注意点・観血的処置・投薬・対診科等に関する情報を載せた。そしてアペンディクスでは、医科と連携を行ううえで必要な情報提供の方法や紹介状の読み方、また心電図の読み方や採血法等についても記載。
新たに「高次脳機能障害」の項目を追加!国家試験対策用演習問題を大幅増。
自閉症や発達障害に関する効果的な最新治療法についてのわかりやすいガイド。
本書は、免疫のしくみを簡明に解説。免疫のしくみを解理したうえで、生体において免疫反応がどのように機能しているのか、また各種の疾患とどのような関わりをもっているのか、あるいはこれらの疾患を免疫系から眺めたとき、どのような点が問題になりうるのか、そしてこれらの疾患を免疫系を制御することによってどのように克服することが可能なのか、さらには移植免疫はどのようにしてコントロールしうるのか、というような問題点を最新の免疫学の情報に基づいて、わかりやすく解説する。
本マニュアルには、腎臓内科で診療を行う上で頻繁に遭遇する水・電解質異常の診断と治療、腎炎・ネフローゼ症候群の治療法、急性腎不全の診断と治療、腎保護作用を考えた慢性進行性腎障害の治療法、腎疾患診療で使う薬剤の使い方のコツや腎機能に応じた薬剤投与量などについて最新の情報が記載してある。腎臓内科で研修する研修医のみならずスタッフのためにも診療に必要な項目をコンパクトにまとめ、ベッドサイドや外来で見られるようにハンディな形にした。
著者も書いているとおり、第2版の改訂とは一線を画し、今回はかなりの部分で手が加えられたため、内容としてはかなり充実したものになっていると思う。また、最新の知識も盛り込まれているので、学生諸君も臨床実習などで役立てていただけることだろう。