『細い目』、『グブラ』、『ムクシン』、『ムアラフー改心』、『タレンタイム〜優しい歌』、『ラブン』等の作品を通じて「もう一つのマレーシア」を描き、世界に感動をよんだ不世出の映画監督ヤスミン・アフマド。彼女が遺した全長編作品を、民族、宗教、言語、権力関係などの社会的背景を踏まえて多角的に読み解き、その特徴と魅力、より深い愉しみ方を紹介します。読めばヤスミン作品の新たな姿が立ち上がり、マレーシア社会の姿がみえるとともに再度作品を観たくなる映画と世界の読み解きガイド。
インテリアデザイナーの沙良、36歳は、母の駒子61歳とふたり暮らし。「あなたが心配だから」という名目のもと、チャンスさえあれば、娘を支配したくてたまらない母。善意がベースとわかってはいるものの、母の言葉に、嫉妬心やライバル心を感じることがある。家賃はなし、家事もすべてお任せという夢のような環境と干渉を天秤にかける娘。結婚のこと、老後のこと、娘と母の思惑は錯綜する。
母親だって、苦しんでる!親子関係の様々な問題を、「9つの性格タイプ」から考えるー参考になる身近な例がいっぱい!親子関係の悩みに答える最適なテキスト。
“母”になるのは、やめた!妻は作家で、夫は町の書店員。妊活、健診、保育園落選…。赤ん坊が1歳になるまでの親と子の驚きの毎日。全く新しい出産・子育てエッセイ。
カロリング期の在俗の一母親が、宮廷に出仕している息子に、キリスト教徒の従士、貴族として永遠の救いを全うし家系の存続と繁栄を保持するためにどのように生きるべきかを教示した手引書。
大切なのに、うっとうしい。親が死ぬまで、受け身のままやり過ごせますか。母の善意は、娘の憂鬱。いい娘をやめて、しあわせな娘になるための7つの考え方と行動習慣。普段から母親に感じる小さなストレスやモヤモヤへの解決法を紹介。読み終わったあと、親への執着や期待を手放せる1冊。
矢部家の母として、妻として…泣いたり笑ったりのバタバタ300日!妊娠&出産の日々を綴った自身初のフォトダイアリー。
生殖補助医療のめざましい進歩は、子どもをもつ可能性を広げ、リプロダクティブ・ライツなど新しい権利の主張をうみ出した。憲法学や人権論の立場から「代理母」問題にかかわってきた著者が諸外国と日本の現状をふまえ、学術会議報告書の内容を紹介しつつ、現時点での到達点と課題について論じた一冊。
高校二年生の大樹は、たまたま家に来ていた母親の友人・香菜恵に一目惚れしてしまう。彼女は36歳、夫は過労で入院中だった。多感な年齢の彼はその思いを抑えきれず、学校の帰りに彼女の家まで行ってしまう。香菜恵は、家に上げてくれたが、なぜか彼女の方から手を握ってきて、それまでの青い妄想が現実になっていく…。書き下ろし官能ノベル。
長生きは、日本の親子関係にこれまでなかった問題をもたらしました。成人した子どもとその親の確執です。読売新聞好評連載「オトナの親子」拡大版コミックエッセイ。
日本で338万人が打ち、未だ打ち続けている「子宮頸がんワクチン」。それを接種した結果、少女たちに何が起こったのかー。第11回開高健ノンフィクション賞受賞作家が、今まで誰も踏み込まなかった6人の少女たちの日常を取材。想像もできないような、さまざまな症状に脅かされながら健気に闘い続ける娘と、その母の姿を追った。さらに産婦人科医師、治療する医師、厚生労働省などの証言も加え、「子宮頸がんワクチン」問題を多角的に検証。これは決して、「対岸の火事」ではない。
母・みちよ、ドSな美人上司、テラスハウスなゲイ友達…うっちーのざわつく日常の集大成!「NAVERまとめ」で100万人が笑った話題のうっちーのツイッター総まとめ!ネット非公開の新作ネタ満載!
家族のぬくもりがあったあの頃、食卓に並んだ料理には母の慈愛がいっぱいだった。原発事故前の美しい自然、人情味あふれる故郷への想い、母の懐かしい味を綴った一冊!
もうひとつの“カーネーション”がここにあった!『主婦之友』『婦人倶楽部』…日本統治下の一九三〇年代の台湾で、日本の婦人雑誌に魅了された少女は、親の反対を押しきって、洋装店の見習いとなり、やがて台南に自ら洋裁学校を開校する。母が息子に語った“小さな近代史”