文豪イプセン『人形の家』のノラが自立して130年後のノルウェー現地ルポ。
古代の人々は、年齢・性別・身分に応じて多様な生業に関わり生活を営んできた。幼いころから年老いるまで働き、精一杯生きたであろう姿を、いかにして再現できるか。ジェンダーの視点を意識し、歴史学、考古学、文学研究の成果を精緻に分析することで、これまで見えてこなかったいにしえ人の想いや生きざまを描き出す。
刊行にあたって
〈古代人の一生〉を考える………吉村武彦
男と女、人の一生………吉村武彦
考古学からみる女の仕事、男の仕事………菱田淳子
埴輪からみた古墳時代の男と女………若狭 徹
男の官仕え女の宮仕え………𠮷川敏子
『万葉集』にみる女と男ーー古代の歌における虚構と現実との相関………鉄野昌弘
座談会 〈古代人の一生〉と性差
(吉村武彦、菱田淳子、若狭徹、𠮷川敏子、鉄野昌弘、吉川真司)
古代五等親図
五畿七道諸国図
大人だからこそ、どんなシチュエーションでも
自信をもって振る舞える、そんな究極の逸品をご紹介!
「超リッチに見える、究極の旅アウター」
「ロックを感じさせる、究極のライダースジャケット」
「成功者が着るべき、究極のグレースーツ」
「カッティングの美しさが際立つ究極のシンプルワンピース」
「女性なら必ずひとつは持つべき究極のパールネックレス」
「誕生から70年経った今も変わらない、究極のローファー」
「スーツスタイルを正統派に格上げする、究極の白麻チーフ」
「フランス最古の香水ブランドの、究極のキャンドル」 などなど。
服、靴、鞄、小物、ジュエリー、時計、インテリアにいたるまで、
世界の逸品をチェックし、試してきた人気ファッションディレクターが、
愛してやまない一生モノを、ブランドヒストリーとともに語ります。
大切なのは、「ファッション(流行)ではなくスタイル(型)」。
自分をワンランクアップさせるために、大切な人に贈るために、役立つ1冊です。
1、THEME AUTER
2、THEME SUITS
3、THEME しRTS&KNIT
4、THEME BOTTOM
5、THEME ONEPIECE
6、THEME WATCH
7、THEME JEWERLY
8、THEME BAG
9、THEME ACCESSORY
10、THEME SHOES
江戸庶民の暮らしのすべてがわかる決定版
「サライの江戸」シリーズ第2弾は、庶民・職人の長屋から、湯屋、高級料亭まで、落語や歴史小説でおなじみの空間を完全CG再現。
江戸一番の活気と人出を誇った大江戸日本橋の風景をはじめ、江戸の花形職業「大工」や、内職といえばおなじみの「傘張り職人」といった職人の長屋内部、そして呉服店・三井越後屋など江戸時代随一の大店がリアルな3DCGで甦る。
さらには、将軍より庶民の方が豊かだったともいわれる食生活にフォーカスした庶民の食事処大図鑑や、あらゆるものの値段を現代の価値に換算する物価・収入チェック、また町全体が巨大テーマパークともいえる江戸の娯楽大解剖などのコンテンツも掲載。これ1冊で江戸庶民の暮らしのすべてがわかる決定版となっている。
綴じ込み付録には、蕎麦・すし・天ぷらなど、江戸で流行していた名物を描いた歌川芳艶作「新版御府内流行名物案内双六」を収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
「サライの江戸」シリーズの目玉はなんといってもリアルなCG。特に今回の巻頭企画で紹介する「大江戸日本橋の風景」の美しさは必見で、人々が往来する日本橋と、その遙か向こうに浮かび上がる富士山の姿は、まさに江戸時代にタイムスリップしたかのようです。また、特別付録の「新版御府内流行名物案内双六」は、歌川芳艶によって嘉永年間(1848〜1854)頃に描かれたもので、蕎麦・すし・天ぷらなど、江戸で流行していた名物が具体的な店名とともに描かれています。裏面には現代字訳と解説を掲載していますので、これとあわせて絵柄を見れば、当時の風俗をより深く理解できます。
満足夫人の時代は終った。個性的な人生の創造をめざして、仕事・家庭・社会活動と女性の三立時代が始まろうとしている。
昭和60年、男女雇用機会均等法は成立した。その誕生に至るみちは決して平坦だったわけではなく、生れ出た法律は理想の姿とはいい難い。しかしながらいま、この法律の制定を機に婦人労働は大きく変化しつつある。現実の変化が制度的改善をもたらしたが、制度はまた、現実を変ぼうさせるテコとなっている。大きな変革の時期である。この婦人労働の変化の姿を記録に残しておきたいというのが本書の発刊を思いたった理由である。
攻撃性とは生まれた時から誰にも備わっているもので、それが子供の活力を高め、個性化を促し、自分の限界を定める能力を発達させる作用ももつのだ。しかし、その攻撃性の心的消化、現わし方が男女によって異なる。そして、それは正に教育、社会化のあり方によって起こるのだ…。このように説く著者は、現在の男女間の葛藤、さらには人間同士の間の諸問題をいかに解きほぐすかは、ひとえに女性の自立、歴史的に培われてきた男性賛美をやめ,男性よりも理性的で客観的な物の見方をこれまで以上に生かせるか否かにかかっていると、女性たちに呼びかける。
現代産業社会の要請する男らしさ・女らしさ、日本文化固有の「男」「女」の世界、そして諸個人の人間としての個性。この複相的な様態は、現在どのように編制され、かつての歴史の中での「男・女」と、どのように同質でかつ違っているのだろうか。複雑で多様なジェンダー研究に心的世界からせまり、実際生活と学問的認識のありかたに重大な再考をうながす。
女性社員に期待する企業、整えられる制度、変わる環境、そして戸惑う男たち…。今、ビジネスシーンの現実をふまえ、いかなる未来像を目指すべきなのか。定評ある研究集団が、“21世紀型組織づくり”の基本コンセプトを、鮮やかに提示する。