金融危機は何を意味するのか?経済は成長し続けなければならないのか?なぜ専門家ほど事態を見誤ったのか?何が商の倫理を蒸発させたのか?ビジネスの現場と思想を往還しながら私たちの思考に取り憑いた病と真摯に向き合う。
人権を守るための所得保障を!無条件ですべての人に所得を保障するベーシック・インカムの役割を詳解。話題の書『ベーシック・インカム』に続く第2弾。
円安が国を破綻させる、輸出産業だけを優遇しても、国は栄えない、じつは内需が大きく、外需依存が小さな日本などなど、「日本経済破綻」論のデタラメが今、暴かれる。
既存の理論ではなぜ経済の変動を読めないのか。ケインズの知恵と行動経済学の成果を組み合わせて資本主義をもっと深く理解する。行動経済学という新興分野を活用して、経済の本当の仕組みを記述。人々が本当に人間であり、あまりに人間的なアニマルスピリットに囚われているとき、経済がどう機能するかを説明している。経済の本当の仕組みについての無知によって、資本市場の崩壊からいまや実体経済崩壊まで視野に入ってきた世界経済の現状がもたらされたことも説明した。
金融危機の今、企業価値創造のためのあるべき姿を提示。実務家による、実務家のための実践的な財務戦略を事例を交えて解説。
途上国支援の理念をはじめ、ODAの基本的仕組み・全体像をバランス良く記述した、好評テキストを全面的に刷新。途上国のニーズの変化、国際援助社会の潮流の変化、援助の担い手の動向などの新しい見取り図を描き直す。
最新の成果を集大成。理論の核心がよくわかる本格テキスト。
精緻な実践論を展開。スキル・アップを図る戦略テキスト。
市場経済はいかにして驚異的な経済成長を可能にするのか。そうして社会が豊かになっても貧富の格差が拡大するのはなぜだろうか。また、資本主義が不可避的にバブルや不況を繰り返す原因はどこにあるのかー。スミス、マルクスから、ケインズ、ハイエクを経てセンまで、本書は厳選された30冊の核心を明快に解きほぐすブックガイドである。それぞれの時代の経済問題に真っ直ぐ対峙することで生まれた古典は、私たちが直面する現下の危機を考えるうえで豊穣な知見に満ちていよう。
自然には何一つ無駄なものはない。私は自然が喜ぶようにお世話をしているだけですー。絶対不可能と言われたリンゴの無農薬・無肥料栽培を成功させ、一躍時の人になった農業家が、「奇跡のリンゴ」が実るまでの苦難の歴史、独自の自然観、コメや野菜への展開を語るとともに、農薬と肥料に依存する農のあり方に警鐘を鳴らす。
今や経済学にとどまらず社会学・生物学など様々な分野において、現象の分析や意思決定の方法論として応用されるようになったゲーム理論。その歴史は本書をもって始まった。複雑な人間行動を厳密かつ数学的に記述する新たな可能性を開き、後世に絶大な影響を与えた記念碑的著作。本巻は“戦略ゲーム”の形式的記述、およびゼロ和2人ゲームの理論と実例について論じる。
現代の企業社会のキャリア発達は、研修やOJT等による、在籍している組織における発達がその中心である。つまり、組織を抜きにしてキャリアの問題を語ることはできない。組織を渡り歩いてでもキャリア発達を図ろうとする従業員と、従業員を引き留め(リテンション)、業績をあげ続けてもらおうとする組織は、いわば合わせ鏡の関係にある。本書では、組織の側に軸足を置き、高業績人材のマネジメントの観点から、多くの企業の現代的課題であるリテンションの問題を体系的に論じる。
金融危機と世界同時不況。今日の世界経済は第2次大戦後最大の危機に瀕している。こうなったのはどうしてか。資本主義経済のどこにその原因があるのか。その答えを求めて、いまマルクスの『資本論』が再読されている。本書は、マルクスの説く、商品・貨幣と資本の関係、労働力と賃金、剰余価値の生産など、資本主義の考え方と仕組み、資本主義社会の矛盾などを平易に解説。今日的な視点で読み直すとよくわかる「資本論」入門。
未来予測を切って捨て、経済学とファイナンス理論を根底から揺さぶり、ベル型カーブでは扱えない不確実性の核心に迫る。
歴史、哲学、心理学、経済学、数学の世界を自由自在に駆けめぐり、人間の頭脳と思考の限界と、その根本的な欠陥を解き明かす超話題作。
「ケース面接」を擬似体験、模擬解答例から現役コンサルタントの思考プロセスが学べる。
不況、賃金カット、ワーキングプア、派遣切り…資本主義の現在と未来を読み解くカギが見えてくる。
22万人を超える読者の支持を受ける合格請け負い講師・石川秀樹先生が、君たちを強力にサポート。わかりやすいと評判の石川先生の講義を読むだけで、単位なんか簡単に取れる。日常の数学で解説するから、数学が苦手でも安心。