貝原益軒や小野蘭山ら日本の本草学者たちと、ツュンベルクやシーボルトら欧州から来日した学者たち両者の記述を比較・検討し、江戸の日本人による植物研究の全体像に迫る。
高校2年生の安恭は、他人の体に触れるとその人の声が聞こえるという力を持つ。他人に興味を示さず、いつも一人でいる安恭に、編入生の和田貴嗣はいつの間にか惹かれ、次第に、二人は深い心の奥で結ばれていく。お互いの気持ちを知り、急速にその距離を縮めていたはずの二人だったが、さり気なく安恭は和田を避けるようになる。再び安恭のその力が戻りつつあるからだ。エスカレートする和田の気持ちに、安恭はおびえるようになり…。
庭いじりを楽しくするコツを詳解。130余種の樹木や下草の選び方から、地割り法、石や石灯篭の据え方、庭木の植え方、池・つくばい・のべ段のつくり方、芝生や生垣のつくり方、庭木の手入れ法やふやし方まで、庭つくりの手順を追って、だれにでもできるようにわかりやすく詳解しました。
本書は、ランドスケープコンストラクションに関する事例と論説により構成されている。事例は住宅庭園、都市公園、道路緑化、風景地の造園など多彩で、施工経験豊富な者が執筆した。
98年度版では、ロンドンの庭園200カ所、ロンドン郊外の庭園90カ所に加えて、ロンドンの王立公園11カ所や王立園芸協会主催のフラワーショーなども紹介。初めての旅行者でも迷わない、地下鉄の乗り方や地図の見方もわかりやすく解説。ロンドンの庭園には、イギリスのどの書店でも手に入る「A-Zマップ」のページとセクション番号が入り、庭園の場所が簡単に見つけられます。イギリスの庭園写真家の最高峰アンドリュー・ローソンやジェリー・ハーパーなどの写真もふんだんに盛り込まれ、見るだけでも楽しいガイドブックです。
ホメーロスからゲーテ、そしてベンヤミンまで西欧文化2000年の庭園憧憬。庭園を読むとは、それを生み出した国・時代・人々の美意識や価値観=文化の本質を読むこと。庭園をキーワードに、香り高いアンソロジーによる西欧文化史の一断面。各作品には簡潔な解題を、巻末には解説として庭園史概略、関連年譜を付す。
発見!生活に密着した空間はいかにして創られるのか。
もっと素敵にガーデニング。花とハーブのプロフィールを織り交ぜながら英国流コッテージライフの楽しみ方を紹介。
たたずまいに秘められた美の文化。静かな美しさをたたえる庭園・公園にも、その背後には語り尽くせぬ歴史がある。日本とヨーロッパ、対照的に見えるふたつの流れから、21世紀の景観デザインを示唆。
本書は、1995年1月2日に逝去された浜口隆一氏への追悼の意をこめて、その生涯を通じてかきつづけられた建築・デザイン評論のなかから、その時々の代表的な論文をえらびだし、解説・注・年譜・著作目録をくわえることによって、その全体像のおおよそを、時代の流れの中で理解できるように編集したものである。